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Tシャツとサンダルの候

南の島を行く 4日目


5月11日


旅も中盤。

この日は西表島である。



所謂、観光会社が企画する周遊パックを楽しみたい。

この小さな船が、私達が乗り込む船だ。

天候は終日雨。

風はさほど強くは無いが・・・



外洋に出るとこの高波である。

船が大きく傾く度に、船内から悲鳴が上がる。


ダダダ、大丈夫か!




ただでさえ少なくなった髪が、更に150本ぐらい抜けた頃、何とか西表島到着。

すると、もっと小さな船に乗り換えろと言う。


ゴクリ

大丈夫か!


何て、

これから仲間川を遡上し、マングローブ見学ツアーなのだ。

もう、あんな大きな揺れはない。



おお!




水上に突き出ているのは、気根である。




数年前の大きな台風で、かなりの数のマングローブが流されたという。




因みに、マングローブとは、特定の種を指す言葉では無く、


「こんな汽水域で、群落を形成している木々の総称となっております。」(ガイド)



ダイサギ?

遠くてよくわからない。



台風で倒れたマングローブの後ろには、あたらしい新芽が沢山。


「傷ついたマングローブの森が、再生している姿です。」(ガイド)



この大きく横に伸びる根は、板根と言うらしい。


「あの木は、森の巨人たち百選に選ばれております。」(ガイド)








船から観光バスに乗り換えて次の目的地へ。



水牛車に乗り、由布島まで海の中を渡っていく。


大丈夫か!



無論、大丈夫である。

何しろ牛さんが、台車を引っ張りながらオシッコするくらいだ。

のんびりしたものである。






由布島到着と同時に、昼食が用意されていた。

よく見ると、あの邪悪なるカボチャが潜んでいるではないか。

私はカボチャなど、箸で触れるのさえ嫌である。


「すぐに俺の目の前から消してくれ。」(私)

「あー、せからしか。」(家内)



昼食の後は、出発時間まで自由行動。







この温室では、八重山固有の蝶が飼育されている。




この旅で初めて見る事が出来た、オオゴマダラや、




スジグロカバマダラ。


そしてそして、



「あ、リュウキュウアサギマダラいるよ。」(家内)

「ドヒャー!」(私)


パシャリ



竹富島では何度か遭遇するも、悉く撮影に失敗したリュウキュウアサギマダラである。


イエーイ (^-^)v


目標達成だ。



出発時間が迫ってきた。

最後にルイ君を撫で撫でしたら、



迎えに来ていた水牛車で、のんびり揺られて帰る。




西表島を離れ竹富島へ。

復路は高波も収まり、私の髪の毛がこれ以上抜ける事もなかった。



竹富島では、グラスボートで珊瑚礁見学である。






「世界の珊瑚の種類で、その約半数がこの海に生息していると言われております。」(船頭)

「へえー」(一同)





こんなパックも、たまにはいいもんだ。


コメント一覧

minou_yamatai
抜け毛がねえ。
マングローブの森のように、再生出来るといいんですけどね。
corgi_yume
しばらく、遠出してないので
旅気分味わえました

抜け毛増えませんように(^^)v
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