初めて英語の夢を見た。
夢の中でもなかなか通じず、身振り手振りで悪戦苦闘しているミノムシ♀(なんじゃ?現実と同じじゃないか)。
けど、相手の言っていることは、さすがに夢だけあって100%理解できたよ。
夢って、うまく出来てるね。
なぁ~んて寝起きに考えていたら、今日はちょうど渡米して10か月目でした。
カスピ海ヨーグルトを作り始めたってのは以前に書きましたね。
時々、種菌を冷凍して作るのをお休みしたりもするのですが、なにせ1回作ると結構な量のヨーグルトが出来るので、デザートにして食べるだけでなく、ドレッシングやカレー等に混ぜてみたり、ラッシー作ったり、クリームチーズ作ったり、漬物を作ってみたり、といろいろ試しています。
先日、ふと、お菓子に入れたらどうかしら?と思い立ち、クッキーに入れてみました。
材料は、いたってシンプル。小麦粉とバターと砂糖とヨーグルトだけ。卵も入れていません。試作品にしてはなかなかの出来栄え。ほんのりとかすかにヨーグルトの酸味が後味に残って、さわやかなクッキーになりました。
沢山出来たので(ミノムシ家のガスオーブンはアメリカサイズ。チキンの丸焼きが2つ位作れるサイズなのです。作ったことないけど)、休憩時間におやつに食べようと思って学校に持って行ったら、フランス人のお友達が「Good!材料もシンプルだし、甘すぎずヘルシーだから、私も作ってみたいわ!」と言ってくれたので、ミノムシ♀「いいわよ、今度、レシピ書いてくるね」と、ついうっかり安請け合いをしてしまいました。。。
いくら簡単なレシピっても、英語で書かないといけないことを、お返事したその瞬間は忘れていたのです。。。。つい、うっかり
約束は破ってはいけないのです。
明日までにレシピ書かなきゃ。思わぬ宿題を作ってしまったぞい
知人からロケーションフリーTVなる便利なものをお借りしていました。
これがあると日本のTV番組をインターネット経由でリアルタイムで見ることが出来ます。
ドイツから引っ越してきたばかりの知人(日本人)宅にインターネットの環境が整うまで貸して下さるとのことだったので、お言葉に甘えて家で日本のテレビ番組を楽しみました。
時差の関係で、ちょうど日本のお昼がミノムシ家の晩ご飯の時間帯にあたるので、何年振りだろう?「笑っていいとも」をここ2~3週間ほど楽しみました。
でも、もうその楽しみも終わり。今日、無事に知人宅にインターネット環境が整ったとの連絡が入り、先ほどお返ししました。
さようなら、「いいとも」。また逢う日まで。
Pasadenaは、'バラ'の街としても有名です。
市バスにバラの花があしらってあったり、
ローズボウル(Rose Bowl)という大きなスタジアムがあったり、
はたまた毎年元旦には、市内のメインストリートでローズパレード(Rose Parade)という伝統的なパレードがあったり。(この模様は、全米のみならず世界各国でも放映されているようです)
Pasadenaは気候がいいので、大体いつも何かしらの花は咲いているのですが、最近は特にバラが多く咲いています。
大家さんの育てているバラもこのところ次から次へと咲き始めました。
※赤の花言葉は「情熱」
※ピンクは「上品」「しとやかさ」
※黄色は。。。。。「嫉妬」
なんですって!!!
※こんなに柔らかく優しい表情してるのに、「嫉妬」とは。
美しさの陰には、チクンと棘があるのねん。
どれもほのかに甘く大人な香りをはなっています。
きっと大家さんも咲くのを楽しみにされていたと思うのだけど、所用で3週間ほどハワイに行ってくるとのことで、現在お留守。戻ってこられる頃にはこのバラも終わっているかなぁ。
代理と言っては誠に僭越なのですが、ミノムシ♀、存分に今年のバラを堪能させていただきました。あぁ、ウットリだわ。
大家さん帰ってきたら、この写真見せてあーげよっと。
2週間ほど前から、お稽古場で新しい曲に取り組んでいます。
「賤の苧環(しずのおだまき)」という長唄。
私は、新しい曲に入る際、稽古場でのお稽古と並行し、本やインターネットを利用して、その曲の背景となる物語やシーンについて調べたりします。
今回の曲は、静御前が主人公。有名な歴史上のシーンが土台になっていて、曲自体も有名なため、いろいろな方がこの曲についての持論を展開しており、それを読ませていただいて、とても役作りの参考になっています。
中でも、社会学者の鶴見和子さんがあるコラムでお書きになっていらっしゃった「静は、日本における非暴力抵抗の最初の見本」という考え方。なるほどこんな見方もあるのかと驚きと共に共感させていただきました。インドのガンジーよりも、もっともっともっと前の時代、12世紀に静は非暴力抵抗を自らをもって示したと。
この曲が表す場面には、異母弟の義経に暗殺者を送った鎌倉殿(頼朝)とその妻・北条政子なども登場します。
それらの人々の前で、義経を慕う歌を唄い舞う静御前。(この時に、頼朝を激怒させるのです)
長唄「賤の苧環」の踊りは、その時の静の毅然とした姿勢を表現しています。
頭の中で作り上げていくミノムシ♀風「静」像をどうやって身体で表現しようかなってことを考えながら、お稽古にむかうと、また楽しいんですよねぇ。
最近のミノムシ♀、何百年も前の女性に想いを重ねたりしています。
キッチンで片付けをしている時に、窓の外から「ネイバ~」「ネイバァ~」と何か人の声が聞こえた、ような気がした。
窓の外を覗いてみても、だぁれもいない。
「?」
ちょっと背筋に寒いものが走る、ミノムシ♀。
再び、「ネイバー」と、か弱い声ながらも今度ははっきり聞こえた。
相変わらず姿は見えない。
「ん?誰だ?」
次の瞬間。
おっ、「Neighbor(お隣さーん)」って呼んでるんだ!なんだか助けを求めている声のようにも聞こえ、ミノムシ♀「Where?」と大声で返事すると、「I'm here」と返事がかえってきた。
でも、やはり窓から身を乗り出して見てみても姿が見えない。
「ちょっと待って!」と叫んで、家の外に掛け出て声の聞こえたあたりを見渡すと、
あぁ!お隣のミャナお婆さんではないですか!
隣家との境のフェンスに隠れて、姿が見えませんでしたよ、ミャナさん。
ミノムシ♀:「こんにちは」
ミャナさん:(フェンスの陰で「例の」ビワを収穫しながら)
「Hi!
あなたも、これ食べていいのよ。
こんなにたっくさんなってるんだから。
あたしはね、これ、お友達に分けるのに今、収穫してるの。
みんな楽しみにしてくれててね。」
と、いきなりビワのネタ。
ミノムシ♀:(ギクッ!もしやミノムシ♀収穫しすぎで、お隣さんからクレーム??
ドッキンドッキン)
ミャナさん:「ねえ、ちょっとこの上の枝、引っ張ってくれないかしら?」
ミノムシ♀:(背伸びして、上の枝をグイグイと引っ張り、
フェンス越しに収穫のお手伝いをしながら)
「有難うございます!!私達これ大好きなんです。
遠慮なくいただきますねぇ」
どうやら、とり過ぎのクレームではなくて、お婆さん小柄だから、高いところの収穫を手伝ってほしかったようだ。
ホッ
ってなことで、無事、お隣さんの「正式な」ご了解も後付けではございますがいただきました。(「もう、しばらく前から美味しくいただいています」とは、さすがに言えなかったなぁ。。。。)
ところで、ビワがどのくらい実をつけているかのお尋ねを何件かいただきましたので、今朝のビワの様子をお届けしたいと思います。
写っているのは1本の木ですが、ちょっと不気味なくらいに実がついています。
何年くらい経った木なのかお隣さんにお尋ねしたところ、ミャナさんが引っ越してこられた25年前にはもう既にこの木は存在していたので、正確な樹齢は分かんないとのことでした。
それにしても、すんごい数なんです。
でも、もう下の部分の簡単に手が届くところのは、食べちゃいました。
誰かにハシゴ借りないとな。
Pasadenaから小一時間ほど高速を走ると太平洋に出ます。
いくつかのビーチが並んでいるんだけど、そのうちの一つレドンドビーチ。そこには、いつも混雑しているシーフードの市場兼レストランのようなお店があり、ミノムシ♀はロスに来たばかりの頃、一度だけ行ったことあるのですがとってもお気に入り。だけど、それからかれこれ半年以上経ってるけど、なかなか行く機会が出来なくて。。。
昨日、お友達も誘って車2台で行ってきましたーー。
ヽ(^o^)丿念願叶って、ひゃっほー
前回行った際の教訓から、ミノムシ♀、朝から用意周到です。
このご飯、さてどのように使うのでしょう?
水筒、キッチンペーパー、ハシ、醤油、わさび、皿、コップ、クーラーボックス等もろもろの小道具を携えて、いざ出発。
出掛けは曇っていて、少し肌寒かったのだけど、ビーチについたら青空も広がっていて気持ちよかったです。
ビーチ到着後、早速、目的のシーフードのお店に。
店内は魚市場のように、活きた貝や獲れたての魚がずらり。
※活き蟹
※うに
このお店のシステムは、食べたいものを売り場で買って、外のベンチで自由に食べるというもの。15分ほど待てば蒸したり簡単な調理もしてくれます。
男性陣が注文に行ってくれている間、私は陣取ったテーブルに新聞を敷いたり、皿を用意したり。
(テーブルに新聞を敷いて、ダイナミックに食べるのが、この店の流儀!)
キマシタぁーー
※活きウニ
前回ウニを食べてた時は、
ウニを食べる習慣のない西洋のマッチョなおじさん達に、
’エイリアンを喰らう女’ってな風にジロジロ横目で見られたっけ…。
そう言えば、この形、怖いね。しかも棘もまだ動いてるし。
※さっき、目の前で殻を割ってもらった牡蠣。
つるんと一口で食べちゃえます。
※蒸したての貝々
※ジューシー
※万歳をする蒸したての蟹(ついさっきまでは活き蟹でした)
※カニ味噌いっぱい
そう、もうおわかりですね。
冒頭のすし飯は、お手製軍艦巻きにしたかったから。
海苔の切り幅を間違えて、随分ぶっとい海苔になったのだけど、そこからもウニが覗くくらいてんこもりにして、お醤油を少したらして、パクッ。
勿論、「うっまい!」です。すし飯持って来て正解。大正解でした。
お腹一杯いただいた後は、桟橋をぐるりと散歩して、帰り際に自宅用のお魚をクラーボックスにいっぱい買って、帰ってきました。
そう言えばねぇ、最近、撮ってきた写真を見て思うことがあります。
笑ってる写真が増えたなぁって。
自分の笑っている顔が好きじゃなくて、10代、20代の頃は、ニヤリとはにかんで曲がったりゆがんだりした顔のが多かったんだけど、30代も半ばを過ぎた最近は笑っている写真が増えたような気がしています。私、こんな愉快な顔して笑ってるんだ、と写った自分の表情見て驚いたり。
このところ、自分の笑った顔が、ようやくほんの少し好きになってきました。
今日、びっくりしたこと。
友人のお父様に、私が学生の時、教わってた!
今日昼間、ひょんなことからお友達の家族写真を見せていただいたら、
「えっ!この方、お父様??私、教養部時代に先生の授業出てたーー!」
ということが分かり、ものすごい驚きました。
彼女の故郷は、私が学生時代を過ごした東北の街で、お父様のご職業も私の通っていた大学の教授だということまでは、知っていた。
だけど、私は理系、お父様は文系。
今まで接点が無かったと思っていたけど、大学の1・2年の教養部の頃に選択していた中国語文学で彼女のお父様に私が習っていた事が判明!
ここ日本じゃなくてロサンゼルスだよ。私の通っていた大学だって先生たっくさんいるよ。
なのに、その娘さんと親しくしていたなんて!びっくりだよー。
すごい偶然に、しばらく興奮してどっきんどっきんが止まらなかった。
家族写真で拝見した先生は、20年近くたった今もその時と全く変わらないお顔でお元気そうでした。
いやー、なんという偶然。
おもしろいね、出会いって。ほんとうに
今週一週間は、学校がSpring Break(春休み)。
最近、英会話は耳と口の慣れなんだなぁとつくづく思う。
一日置きに学校に通っているけど、休講で抜けたりすると次の回に授業に行った時、まず言葉のスピードに耳がついていかない。
春休み明けが怖いなぁ。
振り出しに戻って、なぁんにも聞き取れなくなった自分がキョトーンと教室に座っているのを想像すると。
本日の最高気温35℃。
2日連続で最高気温30℃を越えました。特に、夕方4時以降の西日がギンギンとすごくアツいです。打ち水しても、あっという間に乾いてしまいます。
昨日はあまりの暑さに朦朧としながら、巨大扇風機とアイスクリームを買いに行きました。
この暑さ、明日まで続く予定で、明後日はまた最高気温20℃をきるくらいまで涼しくなる模様。
今日は朝方の最低気温が10℃ちょっとだったから、一日のうちで20℃も温度差があることになりますね。
うひょー