ミノムシ便り

「次はそうきたかぁ」と日々楽しみながら

総走行距離4599.9マイル

2007-10-06 | fromTX toCA

遅ればせながらの旅日記も、最終日を迎えました。
次回からは、通常ブログに戻りまーす(多分)。

 ◆第十五日目(8月31日)、Solvang→Pasadena(CA)
ミノムシ♀、起きぬけから、なぜかとても緊張気味。出発前に何度も何度もおトイレに。全然落ち着かない。
ホテルの朝食開始時間より前に出発。これから生活をはじめる町Pasadenaに初めて踏み入れるのだ。あぁぁ、どんな町なんだろう、ドキドキ

朝日が直接眼に入ってきて、眩しい。信号や道路の中央線も見えずらい。でも、私達は朝日に向かって、ぐいぐい車を前進させるのです。

Los Angelesダウンタウンの朝のラッシュをうまく切り抜けて、10時前にPasadena到着。

無事到着しました!!

早速、新居の下見(実は、この時点でまだ実物を見ていなかったのです。私達、メールのやり取りと写真だけで物件を決めました)と大家さんへのご挨拶。
地図を見ながら探して、おっと、ありました!家の前の通りの街路樹が青々としていて、環境良さそうなところに。

不動産は明日からの契約なので、今日は新居を外から眺めるだけ(前の住人の方がまだいらっしゃるので)。なんだか可愛らしい家だ。写真で見た時は、大きさを測る対象物が無かったので気付かなかったけど、普通「アメリカの家」って聞いて想像するサイズより一回り?二回り?いやもう少し小さいかな?全体が縮小して作ってあるって感じ。ホワイト基調で柱や窓枠は水色をペインティングしてある。絵本に出てくるようなSweetな外観。中も楽しみだわ。
     
       ※ちょっとだけ、家の写真載せます。

大家さんの奥様とお会いし、明日の契約時間を約束し、一旦退散。

この後、日本食レストランに行って幕の内弁当を食べて感激の涙を流し、日系スーパーに行って日本のビールと日本のカップメンを買い、まだ午後3時だけどホテルにチェックインして、旅の疲れを癒すことにした。

少しお昼寝をして身体を休め、夕刻、ホテルのコーヒーメーカでお湯を沸かしてカップメンを作った。こんなにカップメンが美味しいと思ったことはなかったな。美味いよぉ。冷やしておいた缶ビールも「プシュッ」と開けてと。
事故もなく、車のクラッシュもなく、そして何より笑顔でいい
旅が出来たことに乾杯!

明日は、朝、不動産の契約を締結して、その後、荷物の運び入れと足りないものの買出し。いよいよ生活が始まるのですね。

最終日(8月31日)までの走行距離4599.9マイル
テキサス州→ニューメキシコ州→アリゾナ州→ユタ州→ネバダ州と経由してここカリフォルニア州パサディナまで。
キロメートル換算すると、約7402.8キロメートルのようです。
地球一周が40000キロメートルってことを思うと、いやー走りました。
アメリカはやっぱりデカイわ。そして、ミノムシ♂ドライバー、ありがとーぉー


人魚姫に出会う

2007-10-05 | fromTX toCA

そうそう、Pasadena到着の前日、この引越旅の最後の日に、私達、魔法をかけられてしまったことを思い出しました。
少し長くなりますが、読んでネ。今回は写真もいっぱいです。

 ◆第十四日目(8月30日)、San Rafael→Solvang(CA)
この日は、サンフランシスコの街の中を突っ切り、太平洋沿いをずーっとずーっと南下の予定。
サンフランシスコは、ミノムシ♀にとってほんのり甘酸っぱい想い出の地でもあり(全くの私事ですが、、、)、せっかくなので車で想い出の場所をぐるっと一回りしてから、次の目的地に向かいました。

南下しはじめて一時間強。Santa Cruzという町でちょっと休憩。読みの音が「サンタクロース」に似ていて気になるなぁと思って車を降りてみたけど、特段、サンタさんと関係のありそうなものは見当たりませんでした。

     

でも、海が素晴らしく美しい!風もキリリと冷たくて、波もザブンと男前!
海を挟んだ向こう岸は、わが愛する日本。三陸海岸あたりが見えるんじゃないかと視力1.2の眼をじーっと細めてみたけれど、見えんかったデス。

でも、なんだかお気に入りの場所になりそう。(ここでおトイレにさえ行きたくならなかったら、もう少し波の音きいていたかったのだけど。冷たい風に当たったら、ついつい・・・そのくらいひんやりとしてました)

今日は、まだまだ南下します。

目的地に極々近くなってきた頃、急に町の雰囲気が違ってきました。
     
   ※なんかアメリカ的でない雰囲気

その後まもなく、目的地に。

     
     
今日の宿泊地Solvangです。この町、なんだろう。アメリカの雰囲気全く無しって言っても過言ではないくらい。何かのテーマパークに迷い込んだみたいに、整備・統一された町並み。こじんまりとして可愛らしい建物ばかり。ミノムシ♀、何故だか行ったこともないのに、オランダかデンマークっぽいって思った。
     
よくよく見るとデンマークの国旗と似たデザインの旗が掛ってたり、レストランにDanishって書いてあったりするから、デンマークの方が正しいんだね。

ここデンマークと何か関係あるの?姉妹都市?
その辺りのことは分からないけど、この町がワインの産地であることは、事前にちゃっかり調べがついている。テイスティングなどさせてくれる店はないか、ホテルに車を止めて町を散策しに出掛けた。

程無く、こ洒落たお店を発見。
     
   ※外観はかわいい雰囲気だけど、内装はぐっと大人な感じでした。
    店内には他のお客様もいらしたので、写真は遠慮しました。

20ドル以下で、お手頃なのからお高いのまで5種類ものワインをテイスティングさせてくれる。早速、見学に(いや味見に)入りました。私はシャンパン&スパークリングワインを、ミノムシ♂は赤ワインを。飲み比べの結果、ミノムシ♀の舌は、庶民的なのが好みだってことが判明しました。(なぜだか、ちょっとくやしい気分)
本来は、テイスティングの後、気に入ったものを購入もしくは、グラスでもう一杯いただくらしいけど、いい感じでほろ酔いだったので、「no thank you」でお店を出ました。

食前酒は済んだので、次は、この旅最後の晩餐にふさわしい美味しいレストラン探し。っても、平日は閉まるのが早いのか良さそうなところは1軒しか開いておらず、デンマーク料理と看板の出ているお店に入った。
     
    ※外観は↑
     
    ※店内もなかなかいい感じでしょ

ここで人魚姫に遭遇!
     
(だましてゴメンナサイ)ランチョンマットに描いてある・・・んだけど。町のどこかに人魚姫の像もあるらしい。
この町と人魚姫の関係を、あれこれ詮索しつつ待ってて、出てきたお料理がこれ!

     
     
日本のロールキャベツとトンカツにそっくりです。
付け合わせの紅いの。なんて言うんだっけ?これも、見かけ・味ともに赤カブの漬け物(富山の特産品です!)にソックリ。お味はどれもGooooodでした。懐かしいやら、嬉しいやらで、「お味はどうですか?」と尋ねてきたおっかさん風の店の女主人をつかまえて、「日本の味とそっくり!美味しい!!美味しい!!」と大興奮してきました。

旅の最終日、大満足のdinner。そして、どっかの魔女に魔法をかけられて、ちょっとアンデルセン童話の世界に入ってきてしまったような、そんな夜でした。

「デンマーク」「アンデルセン童話」、一体この町とどんな関係なの?結局分からずじまい。

明日はいよいよPasadenaです。Los Angelesの朝の渋滞に巻き込まれないよう、早起きして向かいます。

第十四日目(8月30日)までの走行距離4444マイル


世界遺産で記念植樹

2007-10-03 | fromTX toCA

ここPasadenaも、朝晩、ちょっと冷えるようになってきました。
でも昼間は相変わらずの快晴!
今日も最高気温31度の予報です。カラッと晴れて洗濯日和。

 ◆第十三日目(8月29日)、Yosemite National Park→San Rafael(CA)
昨晩はヨセミテ国立公園の敷地を少し出たところで泊まったので、朝から再び公園入りして、公園内を見学することにした。
巨大なセコイアの木があるらしいと知って、早速それを見に行くことに。

看板を辿りつつ、林の中へ。途中から車を降りて、歩いて林の奥に入っていった。
あぁ、気持ちいい。森林浴ってやつだね。

世界中から観光客が集まってきていて、さすがは世界遺産って感じです。
話してる言語毎にリズムも音も違ってて聞いてて面白い。何を話しているかは全く分からないけど。

小一時間、ゆるい登り坂を歩いたところに、
ありました、巨大セコイア。

        
    ※デカイ!大きすぎて木のてっぺんが見えない(^_^;)

直径10メートル、高さ100メートルといわれていて、樹齢はどのくらいなんだろう。
1000年は軽く生きちゃってるんだろうなぁ。
これと比べると、人間の時間の尺って・・・。

この林には、これから長ーく育っていくであろう、まさに植樹されたてホヤホヤといった木々も。
普通は、「記念する事柄があって→植樹する」んだろうけど、「植樹があって→何かを記念する」、って逆パターンもいいのではないだろうか!
せっかく、植樹したてホヤホヤの木があるんだし、この際、勝手に私の何かの記念植樹ってことにさせていただこう。
んんん~?何の記念にしようか?
今回の旅は、楽しいながらも長期間でなかなかハード。人と人は支え合わなければ生きていけないということをしみじみ感じてるこの旅の終盤戦、ってことで、「周りの人とこれからも力を合わせて生活をしていく誓い」記念の植樹ってことに勝手にさせていただいた。(おいおい、世界遺産で勝手に記念植樹?)

     
    ※証拠写真です。

ヨセミテの見どころは、他にも巨大滝などがあるらしいんだけど、雪解け水の少ない時期だったので、残念ながら迫力のある滝は見られなかった。

この公園、車用の道路よりもトレッキング用の歩道の方が多くあるらしいので、テントとか張って長期滞在しながら山を探索するとより魅力を感じられると思う。今回は、車で、しかもあまり時間を割かなかったので、ちょっと感動薄のミノムシ♀でした。

ヨセミテ国立公園を15時ごろ出発。今日の宿泊場所サンフランシスコ(の、ほんのちょっと北の町)を目指します。

3時間ほど車を走らせたところ、オークランドに入る少し手前あたりで、風力発電所を見かけました。ものすごい数の風車。行っても行ってもいーっても風車です。
この地帯、さすがに横風がすごくて、車あおられっぱなしでした。

     
    ※丘の上にズラリ。

オークランドの向こう岸San Rafaelという町が今日の宿泊地だが、丁度、夕方のラッシュ時刻なので、かの有名なGolden Gate Bridgeを避ける方法で向かおうと考えていたのに、High wayの分岐点で道を間違えて、期せずしてGolden Gate Bridgeを渡ることに。。。。
Golden Gate Bridgeは深い霧に包まれて、前方の車が見えないくらい。お陰でとても幻想的なドライブとなりました。まっ、ちょっと渋滞にははまったけど、良しとしようか。

        
    ※Golden Gate Bridge、こんな感じ

道を間違えたので、ほんの少し遠回りはしたけど、今日も無事にホテルに到着。
ようやく太平洋側に来たので、今日の晩御飯は、お刺身かお寿司にしよう!と思って、町に出たら、美味しそうな寿司屋さんはあったけど、お値段もとっても素敵だった。
なので、スーパーでお惣菜など買い込んでホテルで食べることに。

     
    ※この日の豪華メニュー!
      ハーブ入りクリームチーズのサーモン巻き
       ・・・なかなかヒットでした
      お寿司
       ・・・こちらは嬉しいお手頃価格。
          やはり、ご飯が外側です。
      
pico de gallo
       ・・・メキシコ料理の一つ。
          私はアメリカに来て初めて食べました。
          トマトや玉ねぎ、唐辛子、香草などのみじん切りが
          レモン汁で和えてあって、このままでも酸っぱ辛くて
          美味しいけど、コーンのスナックにのっけて食べると
          より美味しい。
      生野菜
      白ワイン

第十三日目(8月29日)までの走行距離4092マイル(4000マイル越え!)


カリフォルニア入りした日のこと

2007-09-29 | fromTX toCA

Pasadenaに遊びに来ていた友人が日本へ戻っていきました。出迎える時の喜び以上にお別れは寂しいです。また、必ず来てネ。
さて、旅日記と。。。

 ◆第十二日目(8月28日)、Reno→Yosemite National Park(CA)
今回のこの旅日記も終盤戦です(丁度、一か月遅れでブログアップ中です^_^;)
いよいよ最終目的地Pasadenaのあるカリフォルニア州(CA州)に入ります。シュワルツェネッガーさんが知事をしているアノ州です。
州の北側から入り、南下してPasadena市に入る予定だけど、今日はまず、世界遺産にも指定されているヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)を目指します。

約2週間にも及ぶ旅を経てようやく私達の新たな生活の地「カリフォルニア州」に入るんだから、ネバダ州からカリフォルニア州にまたぐ瞬間を記念にカメラにおさめよう!!と意気込んでいたのだけど、州境にこれといった目印がなく、「そろそろカリフォルニアかしらね?」と思って寄ったトイレ休憩のその建物に、何と!「County of Mono  CALIFORNIA」の文字が・・・。カリフォルニア州モノ郡・・・。
いつの間に・・・

シュワ州知事さん、州境に看板くらい立ててよーー。ブーブーブー。

ってな感じで、劇的な感動のシーンもなく、でも無事にCA州入りしました。

午後2時頃、ヨセミテ国立公園入り。白い岩盤の印象的な公園です。
     

かなりの登り坂。車のエンジンもウィンウィンうなっています。
途中、9538フィート(約2900メートル。富士山でいうと七合目と八合目の間くらいの高さかな?)地点で車を降りてみると、半袖シャツではいられないくらいの寒さ。空が曇ってて、雨もぱらついていたこともあって、なんだか、ちょっと怖いところに入ってきた感じがしました。思わず「Beautiful!」とため息が漏れてしまうような美しい景色は、残念ながらまだ見られません。
視界のずっと先には、雪。真夏に残ってるってことは、ひょっとすると万年雪かもしれませんね。(今日のは本物の雪でした。関連記事はコチラ)
更に登っていくと、、、気付いたら、私達の目線より下に雲が見え、足元には雪も。
     

更に、更に道を進めていくと、森の中にこんな宮崎駿さんの映画に出てきそうな池やなんかもありました。
         

けど、残念なことに、木が枯れて無残な景色になっているところも沢山ありました。
     
強引な道路の開発によって枯れたのではないかと、ミノムシ♀は推測します。

この日は、ヨセミテ国立公園内を車でざっと流し、早めにホテルに向かいました。
明日、ヨセミテのview pointをゆっくり見学したいと思います。


第十二日目(8月28日)までの走行距離3818マイル


あたり一面、真っ白

2007-09-22 | fromTX toCA

明日、大阪からPasadenaに友人が訪ねて来てくれます。すごく嬉しい!

 ◆第十一日目(8月27日)、Salt Lake City→Reno(NV)
たった一日だけのユタ州滞在、午後の早めの時刻にはネバダ州入りする予定。今日は、今回の旅で最も長距離移動になると思われる。
が、その前に何としてもGreat salt Lakeを味わわねば。

昨日のルームサービスで残ったパンを鞄に詰め、とにかく朝食も摂らず早くにホテルを出た。出発して、小一時間でうまいことGreat salt Lakeに到着。
最寄の駐車場に車をとめて、湖岸まで200メートルほど歩いた。

いよいよだ。朝食もとらずに味わいにきた(本当は時間が無かっただけだけどね)、湖。
もう、すぐ目の前!

だが、ちょっと臭うぞ。何の臭いだ?魚が腐食したようなにおい。まさか、こんなに濃度の高い水にお魚が住んでるはずもないだろうに。。。。
ワァーって湖に向かって駆け出したい勢いが、ちょっと削がれちゃった。。。で、恐る恐る、鼻をクンクンしながら、足元を妙に警戒しつつ湖に歩み寄る、ミノムシ♀。

湖の回りに澱んだ水たまり(塩水)があり、この中にプランクトンのようなちっさな生物がうじゃうじゃ発生していた。臭いの元はコレかな?
原因がわかったことで、ある意味スッキリし、あんなに臭っていたのも気にならなくなり、一気に湖に接近!この勢いで、指をズボッと湖につけ、ペロリ。

んんんんーーー、しょっぺ。

旨味の具合は・・・特段美味しいってほどでもなかった。
濃度は・・・ペッペしないと口の中しょっぱくて、いられないくらい。

お土産にしようと、湖の塩水にティッシュペーパーを浸してと。(これを乾かして、ソルトレイク味のテッィシュにします。何と安上がりなお土産!でも、どなたにあげようかしら?・・・本日現在も、このお土産は自宅にあります。大切に保管中)

臭いは48点、味は60点くらいだが、吹く風は90点!文句なしの合格点。ひんやりしてとっても気持ちがイイ

あれよあれよという間に予定の時間が過ぎ、私達が車に戻ろうとした時、同じ駐車場からこっちに向かってやって来た家族連れ。何故かやけに薄着、というか、ビキニだったりしている。
えっ!ここで海水浴しちゃうの???
傷口沁みるよ。目に入ったら痛いよ。寒いよ。などの私の独り言も空しく、ピチャピチャと迷いなく湖に入っていっちゃった。
そっか、いつか写真で見たことある死海みたいに、浮くんだね、ここ。
『臭いがなく』て、もうちょっと水が温かかったら、面白そうだから次回入ってみたいな。

ってなことで、Great salt Lakeとはお別れ、ネバダ州に向かいます。カジノが合法化されている州です。今夜はドカンといきますよー(うふふっ)。

ネバダ州に向かう途中、不思議な景色に出会った
今、8月なのに、いくら北に来たとはいえ、↓この景色。
    

ミノムシ♀、車中でうつらうつらとうたた寝をして起きたら、この景色。
「長いトンネルを抜けると・・・」の小説のワンシーンのよう、一瞬、夢かと。
これなんだと思います?

一面のお塩です。正真正銘の天然塩。行っても行っても真っ白。地図見てみたら、かなりの広範囲を示して「Great Salt Lake Desert」って書いてあった。
塩の砂漠。なんだかコワい。もしも、車の無い時代に、この砂漠に迷い込んじゃったら、あっという間に、枯れ枯れ(皺皺)になっちゃいそう。おぉ怖っ。

この砂漠を抜けたところで、ネバダ州に入りました!
今旅、5つ目の州です。

ネバダ州の東の端から入って、西の端っこRenoを目指すので、本日もまたかなり車内は日当たりいいです。あまりに暑く、日焼けも気になるお年頃なので、もうお洒落がどうとか言ってられません。

    
  ※ミノムシ♀の顔、初公開。こんな格好で失礼いたします。<(_ _)>
  本当は、もっとエレガントな姿で登場したかった。。。
  学生運動の人みたいです。

今日は、もくもく走り、途中、総走行距離3000マイルをマークしつつ、日が沈む頃、無事Renoに到着しました。

ついに来ましたよ!眠らないカジノの街。北のラスベガスと呼ばれている街です。

ホテルも難なく見つかり、チェックイン。部屋に荷物を入れ、まずは『戦い(?)』の前の腹ごしらえに。
「カジノのあるホテルのBuffet(ビュッフェ)は、客寄せのために、安くてものすごく美味しいところが多い」ってことをミノムシ♂に教えてもらい、迷わずホテル内のBuffetへ直行。

「ほんとだ。dinnerの時間帯に一人13ドルで食べ放題とは、お安い」早速、お代を支払い、席についた。カウンターにずらりと沢山の種類が並んでる。なんとkobe beefも!蟹も食べ放題だし、中華もあれば、お寿司もある。ラーメンだってあるじゃない!
私は席で待ってることにして、ミノムシ♂に持ってきてもらった。じゃんじゃん、じゃんじゃん、テーブルに並びます。席で待っている私の眼はキラッキラ。

      
  ※連日、夕食を掲載していますね。ネタ切れ気味かな?ハハハハ
  第一弾のBuffetです。

テーブルいっぱいに並んだところで、『いただきます!』
美味しぃぃぃ!安いだけじゃない。神戸牛なんて、日本じゃお目にかかれないけど、、、美味しいわ。蟹だって、タラバガニくらいの大きさなのに、ズワイガニのような味がするっ。ムール貝も身がしまっててプリプリ。中華も、春巻き、海老餃子、鶏肉とナッツの炒めもの、ゴマ団子に桃をかたどった餡まんまで美味いわ。ただし、握り寿司だけ、いまいちだったな。
一旦、テーブルを片付けてと、第二弾のデザート&フルーツも、きっちりいただきました。お腹いっぱい食べました。がっつり。旅の疲れもすっ飛ぶくらい。

お腹の皮が張ってきたら、急に眼の皮が弛んできてしまい。。。
食事の前に意気込んでいた『戦い』はどうでもよくなってしまったので、部屋に戻って休みました。せっかくカジノへ来たけど、余計な貯金はしなくて済みました。あぁよかった。(ほんとは私、賭けゴト苦手)


第十一日目(8月27日)までの走行距離3529マイル


≪業務連絡≫
もしも、これからRenoに行かれる方で、私達が行ったBuffetの美味しいホテルの名前を知りたい方は、遠慮なくメール下さい。


ソルトレイクは本当にしょっぱいの?

2007-09-22 | fromTX toCA

こうやって旅を回想しつつ書いていると、妙なことをふと思い出したり、
かと思えば、あんなに感激してたのに、なんだったっけ?と思うことがあったり、ヒトの記憶回路って不思議ですね。

 ◆今日でちょうど第十日目(8月26日)、Page→Salt Lake City(UT)
「Great salt Lakeは、どのくらいしょっぱいの?」
というミノムシ♀の疑問(愚問?)を検証するためだけに、Salt Lake Cityまで足を延ばすことに。冬季オリンピックの開催地でもあったので、街を見てみたいってのもあったけどね。
ひたすら北上。かなり長時間のドライブになりそう。
今まで西に向かって走ることが多かったから、毎日強い日差し浴びまくりで、車中でも日焼け&暑さ対策が大変だったけど、今日は、車のお尻から太陽を浴びる感じなので、少しホッとしてます。

予定には入れてなかったけど、途中、Zion National Parkの入口付近まで寄り道して、思いがけずバッファローの大群(中群かな?)を見かけたりしつつ、北へ北へと向かいました。
そう言えば、バッファローの迫力は想定内だったけど、あの匂いは想定外だったなぁ。ぷぅ~ん。しかし、バッファローって草を食べてる間、ずっとしっぽをプリップリッ振ってたけど、見てて落ち着かなかったなぁ。あれって、貧乏ゆすりしながらご飯食べてるような感じじゃないか?まっ、バッファローの勝手だからいいけどさ。

    
  ※本当はここで動画を挿もうかと思ったのだけど、やり方分からず
  断念です。
  バッファローのしっぽのフリと、その背景に風の音も入っていて
  
(匂いは入ってないのでご安心下さい)、
  臨場感あるイイ動画なんだけどなぁ。惜しい!

この日は、バッファローを見に車を降りたくらいで、あとは昼食も車中で済ませ、とにかくSalt Lake Cityを目指しました。生憎の天候で、雨も降ったりしてたので、観光メインの日でなく移動日で、かえってラッキーだったかな。

ダウンタウンに入るところで夕方のラッシュにあったり(やっぱり、Salt Lake Cityは大きな街でした)しつつも、延々走り抜け、夜の8時33分にホテルに無事到着。

部屋に荷物を運び入れ、夕食のレストランを探しに車で出たはいいけど、大きな街にしては、夜が早い!!なんで、レストラン開いて無いの?(T_T)
セブンイレブンのコンビニは見つけたけど、ジャンキーな食事ってのも味気ないし、、、ホテルに戻ってルームサービス頼もうか?今日はMotelでなくちゃんとしたHotelだし、ってことになり、ホテルに戻ったのでした。

実は、今回の旅で初めての、っていうかミノムシ♀にとってはルームサービスで夕ご飯をオーダーするなんてのは生まれて初めての経験!とてもリッチな気分

部屋に戻ってメニューを見たら、注文締切時刻の7分前ではないですか!セーフ、私達ついてる!!
急いで、メニューを決め、内線電話。ぎりぎりで間に合い、無事オーダー完了。
「20分程お待ちください」という電話口の声にワクワクしつつ→(20分経過)→もう少しだわ(^^)→(35分経過)→ちょっとイライラしつつ、待ちました。私達の首が長ーく伸びた頃、ボーイさんが運び込んでくれたメニューはどれも出来たてで、湯気が。美味しそう。
待った甲斐があった。

    
  ※今夜も、パスタにしてしまった。実はメン喰いです、ミノムシ♀は。
  ちなみに、昨日のパスタはこちらからご覧になれます。

一口、パクッ。

「美味い。けど、すっごいしょっぱいよぉ!!」
さすがは、Salt Lake City!だからどうかは分からないけど、思いっきり塩入ってる。
味はすごくいいのに・・・。
観光アピールを舌に印象付けるとは、やるなぁSalt Lake City!
とか何とか言いつつも、お腹ペコペコだったので、楽しくお皿きれいに最後までいただきました。
ごちそう様でした。

この旅が終わってから、知ったんだけど、Salt Lake Cityは飲酒を禁忌とするモルモン教の聖地とのこと。だから、夜の街も早かったのかもしれないね。こういうことも、事前にちゃんと調べていけばよかった。少々反省。

明日は、Great Salt Lakeを『(文字どおり)味わいに』行きます。


第十日目(8月26日)までの走行距離2950マイル
(約4747キロメートル。おぉぉぉ)


パトカー、追っ掛けてくる

2007-09-21 | fromTX toCA

昨日のつづきです。

 ◆≪続≫第九日目(8月25日)、Grand Canyon→Page (AZ)
朝、ホテルのチェックアウトをした後、みたびGrand Canyon国立公園に入り、まだ見ていない方角のキャニオンなど見つつ、広大な公園内で16時頃までゆぅっくり過ごし、次の町Pageに向かった。

途中、ピカッピカッピカッと稲妻が光り、前方が全く見えなくなるような土砂降りにあったり(高速道路での土砂降り、結構コワいです)、
岩山をズボッと切り裂いた↓のような、
       
「崩れてきたらどうするの?」ってな道も通りつつ、日が沈む前には無事Pageに到着。
ユタ州との州境のとても物静かな町です。

Lake Pawellというおおぉきな湖がありました。ボートを牽いた車を多く見かけたのは、きっとこの湖で遊ぶためなんだろうな。

ホテルにチェックインして、シャワーを浴び、日本の家族に「トラブルもなく移動中です。こちら元気だよ」の電話をし、晩御飯に出掛けた。

「この町は夜が早いね、真っ暗。どこ食べに行こう?」と、あてもなく、とりあえず町の中、車を走らせた。
 だんだん、民家っぽいところに入ってきてしまったので、Uターンして、もと来た道を戻ろうとしたソノ時。

ミノムシ♂:
  「後ろ、パトカーついて来てるよ。スピード出しすぎたかな?
    さっき、一時停止の場所だった?Uターン禁止だった?
    黄色で渡っちゃって、信号無視と思われた?」
ミノムシ♀:
  「たぁまたま、パトカーも同じ道なんじゃないのぉ?」
♂:
  「いや、パトカーのランプ、回ってる。
   (日本だと、ピーポーピーポーと回るあのランプのことです)
   こういう時は、とにかく止まるに限る」
♀:
  「身に覚えないんだから、
   パトカーに追い越してもらうまで徐行でいっちゃえー!
   いっちゃえー!」

こういう時、人は性格が出るんだなぁ。お恥ずかしい。。。。
ミノムシ♂はエライです。すぐに近くのガススタンドの敷地内に入り、車を止めました。
そして、「どうか、パトカーが通り過ぎていってくれますように」というミノムシ♀の祈りも空しく、パトカーも同じ敷地内に入ってきてしまい、程無く≪がたいのいい≫ポリスマンが近寄ってきました。コンコンとノックされたので、窓を開けて、とりあえず免許証を見せて、話を聞くと・・・。
どうやら、ブレーキランプ(車の後ろについていて、ブレーキを踏むとつく赤いランプ)がついていなかったとのこと。
ミノムシ♂が車を降りて、ポリスさんと一緒にランプをチェックしに行ったところ、
???あれっ?問題ないようだぞ。
(ひょっとして、ポリスさんの見間違え?)
そのうち、ポリスさん、段々、言ってたことがウヤムヤになっていったんだけど、最後に「早めに整備工場に行って、チェックするように!」ってなことを言って、パトカーに戻って行っちゃった。

(結局、9割方、ポリスさんの見間違えだったのだと思うけど)もし本当にブレーキランプが切れていたら、危ないし大変!注意を促してくれたという意味で「(ポリスさん)Thank you!」と私達は口を揃えて大きな声で言い、パトカーを見送った。勿論、ピーポーピーポーのランプはもう消えていた。

ほんの数分の間に、脇の下にぐっしょり嫌な汗をかいて、ぐったり。

今朝の教訓が、ここでも活かされるかな?
「人のご厚意は、素直に有り難く受け取ろう。万一、それが間違っていてもいいじゃないか!温かい気持ち、それが真実」
だた、今回のはちょっと違ってたな。多分、あんまりご厚意ではなく、ポリスさんの「お仕事」だったみたい。

でも、今回の長旅、車にも随分無理をさせているから、整備工場で見てもらった方がいいのは確か。こんな緊迫した状況での指摘でもいただかない限り、旅中は、先を急いでばかりで、整備工場などに寄り道しようという気にならない。
ご指摘アリガトウ、ポリスさん。

そんなこんなで、夕食が遅くなっちゃったけど、この後、見つけたレストランがとても美味しかったので、結果、大満足。
しかも店員さんもかっこいいー。ブラッド・ピットに似てる!(写真は無いけどネ)

 
      
   ※ここの盛り付けは、斬新。
    下の写真、よぉ~く見てみて下さい。
    パンにナイフが突き刺さって出てきました。ドッキリ


明日26日は、ユタ州に入り、かつて冬季オリンピックのあったSalt Lake Cityを目指します。

第九日目(8月25日)までの走行距離2492マイル


ところで、旅のこと

2007-09-20 | fromTX toCA

テキサスからパサデナへの旅行記、第八日目でストップしていました。
旅の想い出を反芻しながら少しずつ書き進めます。読んでやって下さい。

 ◆第九日目(8月25日)、Grand Canyon→Page (AZ)
前日(24日)、ホテルにチェックインした際、スタッフの方が「明日のグランドキャニオンの日の出は、7時14分よ!」と教えてくれた。
「さすが観光地のホテルスタッフだね。観光客の聞きたいこと、質問する前にもう教えてくれた」とミノムシ♂と感心していた。

で、翌朝5時半に目覚め、まだ少し早いなぁとベッドの中でゴロゴロしていたら、早朝散歩に出掛けようと扉を開けたミノムシ♂が「ミノムシ♀!夜が明けちゃうよ!東の空、日昇りそう!」っと。

まどろんでいた私は、一気に目覚め、「なんで?なんで?なんで?まだ日の出時間まで一時間以上あるのに。海辺と違ってグランドキャニオンの山高いから、明るくなっても、山の間からお日様見るには時間がかかるんじゃない?」と寝ぼけウンチクをあれこれ並べつつ、それでも現実問題、カーテンの外はすっかり明るくなっており。。。とにかくパジャマを着替えて、車に飛び乗った。(この時刻、5時55分)

もしや、ホテルの部屋の時計が1時間ずれていたのか・・・とか、昨日、聞き間違えたのか(いや、ホテルの人がくれたメモには、7:14と走り書きしてあるなぁ・・)とか、昨日のsedonaの時から時計の針かえてないけど、ひょっとして同じアリゾナ州の中でも時差あるとか?とかとか、グランドキャニオンの展望台に向かう車中で、いろいろなケースを想定してみた。

私達が昇りの車線を走りはじめて20分くらいした頃、おそらく日の出を見てきたらしき人達の車がくだってきて、「あぁこれはもう、完璧に出遅れてしまった・・・」と半ば落胆。しかし、この眼で朝日を確認するまでは、ひょっとして岩に隠れてまだお日様見えてないかもしれないと、自分に言い聞かせ(しつこいぞ!ミノムシ♀。)

がしかし、針葉樹の隙間から、あぁぁ見てしまった。朝日ぃぃ!!!
もう、これは否定しがたい。あぁぁ、キャニオンの日の出見そびれちゃっよぅ。

その後程無く展望台に到着した私達、少々昇ってしまった朝日を拝んだ。そうは言っても、やはりグランドキャニオンだ!朝日に照らされてそれはそれは美しい陰影を映し出していた。昼間と違いまだ観光客の殆どいない静まり返った展望台。空気が冷え冷えしていて、とっても気持ち良かった。お日様登場シーンは見そびれたけど、まっ、これはこれで良しとしよう。

一旦、ホテルに戻り、朝食を済ませ、宿泊費を精算してホテルを出た。(私達、大人だわ。昨日、誤りを教えてくれたスタッフの方に、「なぜ?」と尋ねることもなく、ホテルを後にしました・・・なので、結局、なぜなのか不明のままです。)


今日の教訓(?)
「人のご厚意は、素直に有り難く受け取ろう。万一、それが間違っていてもいいじゃないか!温かい気持ち、それが真実」
なんかそういう気分。

なぁんてことを思っていたこの日の晩に、私達が次の町で、現地のパトカーに追いかけられることになろうとは、誰が想像したでしょう!!      ≪つづく≫


Pasadena(CA)、無事到着

2007-09-02 | fromTX toCA

昨日(31日)の午前中にPasadenaに到着しました。

ハリウッドもロス市街地もすぐ近く。
正直、このような土地に住むとは、一年前には思ってもみなかったです。
人生、いつ何が起こるかわかりませんね^_^;
(だから、楽しいぃ!)
緑(木も草花も)がとても多く、閑静な住宅が並ぶ町です。
この町でしばらく暮らします。

今日は、引っ越し荷物の運び入れと片付け。
どんな生活空間にデザインしていこうかな?




※写真は、昨日お昼ごはんを食べた近所の和食屋さん
入口を入ると、ドンドンドンドーンと和太鼓を打ってくれる。

そして、ミノムシ♀がオーダーしたのはMAKUNOUCHI(幕の内弁当)。
久しぶりのサバの塩焼き、まぐろのお刺身、てんぷら、涙ウルウルさせながらガッツリ完食しました。
ん、美味かった。


Brownsville(テキサス州)には日本人がいなかったけど、ここは日本人も多いので、日本食材のスーパーもある。
あぁ、日本食LOVE.


速報2

2007-08-31 | fromTX toCA

第十三日目(8月29日)、Yosemite National Park→San Rafae(CA)
第十四日目(8月30日)、San Rafae→Solvang(CA)

昨日の午前は、一昨日に引き続きヨセミテ国立公園(世界遺産)の中をまわり、午後からはサンフランシスコを目指してひたすら西に車を走らせ、夕刻に太平洋側に出ました!この海の向こうは日本です!!!目を凝らして、じーーーっと海の向こうを見てみました。

サンフランシスコを通ってGolden Gate Bridgeをわたり、この日はその少し先のSan Rafaeという町で宿泊。
Golden Gate Bridgeでは、前を行く車が見えなくなるくらいの深い深い霧に包まれ、お陰でとても幻想的なサンフランシスコの町並みを見ることができました。

30日の今日は、太平洋側をひたすら南下。
途中、Santa Cruzという海沿いの街で砂浜に降りてみました。寒流の影響か、日差しはとても強いのに海風は冷たく、ひんやりしていて気持ち良かったです。
更に南下。
今夜は、Solvangというワインの産地に宿泊しています。夕陽の沈む前に町に着いたので、散策。小さな町ですが、オランダやデンマークを思わせるような(実は両方とも行ったことありませんが。。。^^;)こじんまりとした美しい町です。ちょっと隠れ家的。
ワインのテイスティングするお店やなんかもあって、ちょっと立ち寄ってみたり。

明日には、最終目的地Pasadenaに到着予定です。
そして、明日(この旅の最終日)は新生活の第一日目でもあり、ミノムシ♀にとってはちょっと緊張の日です。

Pasadenaに着いたら、ずぼらした分の旅行記をアップします!