以前に好評を博していたテレビ番組「プロジェクト X」が復活した。
NHK:どんな時代にも挑戦者は必ずいる。人に讃えられなくても、光が当たらなくても、ひたむきな仕事がある。情熱と勇気をまっすぐに届ける群像ドキュメンタリーです。
関西の電気需要に応えるべく黒部川にダムを建設することになったが、多くの犠牲者が出る難工事だった。
まず資材を運ぶのに難儀する。険しい黒部峡谷を数十センチ幅の木道で岸壁に這いつくばって荷物を運んでいく。
昭和31年の冬、マイナス20度にもなる酷寒の山奥で50人もの作業員が泊まり込む。
結婚したての若い医師が家族を犠牲にして数か月一緒する。
遅れてた作業工程はダイナマイトの爆破で何とかこぎつける。
その時の関係者の感激は いかばかりだったろうか。
そして昭和38年6月に黒四ダムは完成する。
多くの犠牲者を出した難工事を成し遂げた名もない「地上の星」達を讃えたい。
エンディングテーマの「ヘッドライト・テールライト」もジッと心にしみる。