これぞ、コーヒーの似合う音楽。
60'sアンダーグラウンド・フォーク・シーンのヒーロー、フレッド・ニールのソロ第1作『Bleecker & MacDougal』(1965)。
若き日のボブ・ディランやスティーブン・スティルス、ティム・バックリーなどなどを憧れさせるのに充分だったと言う、グリニッチ・ヴィレッジのコーヒーハウスでの、彼の伝説的なライブの日々。
前回の記事であるドノヴァンの1stと同じく65年の作品ということで、この彼のコーヒーハウス伝説に比べて、ちょい遅めのソロ・デビューですね。
(この盤の前、64年にヴィンス・マーティンとの共同名義盤アリ)
この盤、ブルース・ハープでジョン・セバスチャン、ベースでフェリックス・パパラルディ、チップ・ダグラスなど、ニールのフォロワーたちがバックを努めているんですって。
多分嬉々としてってカンジでしょうね。
演奏からも嬉しさが伝わってくるようで、ヨイ演奏ですよ。
そして内容はというと、フォークとも言い切れず、ブルースとも言いきれず、そのどちらの成分をもフレッド・ニール味で処理したという、どのカテゴリーにも属さない、いつの時代でも新しさを感じられる、そういう類いの独特の深みやグルーヴがあります。
一言で言えば「めちゃカッコイー」です。
当時のブルース・リヴァイバルやフォーク・リヴァイバルの先陣を切っていて、さらにそこをも飛び越していって、来る70’s初頭のSSWシーンの1つのひな形となったヒップスターならでは、というカンジですね。推測ですケド。
“Mississippi Train“ や “Candy Man“(ジョン・セバスチャンのハープ最高!) などのノリノリ・グルーヴ系の曲も大変ヨイですが、 “Little Bit of Rain“ や “The Water Is Wide“ などのしっとり系の曲がこれまた、沁みます。
フレッド・ニールの声って低いんです。深くて苦い。
ドノヴァンは顔も声もあまーいカンジですが、この人はその逆ですね。
顔も声も、そして存在自体でさえも、しぶーい。
日に日に寒くなってきたこの季節には、そんな彼の渋さも、丁度ヨイ具合に染みわたってくるようです。
コーヒー飲みたい。
グリニッチ・ヴィレッジの一角に、フレッド・ニールがよくライブをしていたというコーヒーハウスが密集した地域がありますが、このジャケットはまさにその中心となるブリーカー通りとマクドゥガル通りの交差点の真ん中でパシャっと撮ったものです。
タイトル通りのジャケということです。
孤独だけれども魅惑的、といったような都会の夜の雰囲気がとてもよく出ている、大好きなジャケットです。
そいで、私も撮りましたよ、パシャッと。
え?何をって?
マネして。この交差点の真ん中に立って。
前にN.Y.を訪れた際にね ヾ(- -;)ぉぃぉぃ
60'sアンダーグラウンド・フォーク・シーンのヒーロー、フレッド・ニールのソロ第1作『Bleecker & MacDougal』(1965)。
若き日のボブ・ディランやスティーブン・スティルス、ティム・バックリーなどなどを憧れさせるのに充分だったと言う、グリニッチ・ヴィレッジのコーヒーハウスでの、彼の伝説的なライブの日々。
前回の記事であるドノヴァンの1stと同じく65年の作品ということで、この彼のコーヒーハウス伝説に比べて、ちょい遅めのソロ・デビューですね。
(この盤の前、64年にヴィンス・マーティンとの共同名義盤アリ)
この盤、ブルース・ハープでジョン・セバスチャン、ベースでフェリックス・パパラルディ、チップ・ダグラスなど、ニールのフォロワーたちがバックを努めているんですって。
多分嬉々としてってカンジでしょうね。
演奏からも嬉しさが伝わってくるようで、ヨイ演奏ですよ。
そして内容はというと、フォークとも言い切れず、ブルースとも言いきれず、そのどちらの成分をもフレッド・ニール味で処理したという、どのカテゴリーにも属さない、いつの時代でも新しさを感じられる、そういう類いの独特の深みやグルーヴがあります。
一言で言えば「めちゃカッコイー」です。
当時のブルース・リヴァイバルやフォーク・リヴァイバルの先陣を切っていて、さらにそこをも飛び越していって、来る70’s初頭のSSWシーンの1つのひな形となったヒップスターならでは、というカンジですね。推測ですケド。
“Mississippi Train“ や “Candy Man“(ジョン・セバスチャンのハープ最高!) などのノリノリ・グルーヴ系の曲も大変ヨイですが、 “Little Bit of Rain“ や “The Water Is Wide“ などのしっとり系の曲がこれまた、沁みます。
フレッド・ニールの声って低いんです。深くて苦い。
ドノヴァンは顔も声もあまーいカンジですが、この人はその逆ですね。
顔も声も、そして存在自体でさえも、しぶーい。
日に日に寒くなってきたこの季節には、そんな彼の渋さも、丁度ヨイ具合に染みわたってくるようです。
コーヒー飲みたい。
グリニッチ・ヴィレッジの一角に、フレッド・ニールがよくライブをしていたというコーヒーハウスが密集した地域がありますが、このジャケットはまさにその中心となるブリーカー通りとマクドゥガル通りの交差点の真ん中でパシャっと撮ったものです。
タイトル通りのジャケということです。
孤独だけれども魅惑的、といったような都会の夜の雰囲気がとてもよく出ている、大好きなジャケットです。
そいで、私も撮りましたよ、パシャッと。
え?何をって?
マネして。この交差点の真ん中に立って。
前にN.Y.を訪れた際にね ヾ(- -;)ぉぃぉぃ