ホントは誰のもの？

さて～

久しく元彼達のネタを書いていなかったのでここらで1つ。

彼らと付き合って思ったのが、

 

男のくせにあきらめが悪い。

 

キム君の例を1つ。

私はカジノが大好きで、オーストラリアではかなりの回数行ってたんですが、

ま、ほとんどの場合勝てませんよね、カジノなんて。

そういえばタスマニアの人参工場のボスに言われたことあります。

「ミナ、よく考えてごらん。なぜカジノの建物があんなに豪華なのか…」

はい、そうですよね。吸い取られてますよね

が、私はカジノで遊ぶのが好きなのだ！ＴＤＬへ行くのと同じ！

負け分はこの夢の空間を味うために払った入場料だと思えばいいのだ！

…という信念（自分をごまかしているともいう）のもと、

キム君やリー君とも何度も通いました。

ある日、私はスロットゲームやってたんですね。で、50ドルほど負け、

本日の入場料はココまで、と自主的に止めたわけです。

そこにオーストラリア人の白髪の可愛いおばあちゃんがやってきて、

「ここいいかしら？」ときいてきたので、私は

「どうぞ」と、マシンを譲ったわけです。

そしたらお約束、おばあちゃんはすぐにリーチとなってコインじゃらじゃら（笑）。

大喜びのおばあちゃん。椅子からお尻を何度も浮かしてワタワタ。

あらー、もうちょっとやとけば良かった！と思いつつ、まぁこれも運だよねと思い、

私は「you did it!（やったね！）」と、おばあちゃんを笑顔で祝福しました。

しかし横でスロット打ってたキム君はブッチョーズラ。明らかに不機嫌。

おばあちゃんのいないところへ移動すると、すかさず

「あれは本当は全部ミナのものだったのに!何を笑ってるんだ！」

ハイキマシター！

「いや、そりゃ残念だけど、私自分の意志で止めたんだし」

「ミナがあそこまで打ったから出たんだ！本当はミナのものだよ！」

「いやいや、それ言ったら私の前にも何人もお金つぎこんでるでしょ！」

「何言ってるんだ、ミナが止めた後、すぐに出たんだよ！？」

「まぁいいじゃんか、おばあちゃんスゴイ喜んでたし」

「あのおばあちゃん全然お金使ってないのに！ズルいじゃないか！」

…え、ズルい？

私も正直心の中でもったいなかったとは思っていたものの、

そのおばあちゃんがズルいという発想はまるでなかったのでびっくりというか、

嫌な考え方だな～と思った。

運が良かっただけで何も悪いことしてないおばあちゃんをまるで泥棒のように…

往生際が悪いっていうか、カジノの美学が分かってないっていうか、

意地汚いっていうか。

まー、私のために憤ってくれたのかもしれませんが、何一つ私を幸せにしない言い分。

次回はリー君のエピソードでいきます。

 

 

 

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