乱文御免!映画とドラマの感想を書いていくブログ

子供が生まれてからはなかなか更新出来ていない上に、子供向けコンテンツの鑑賞の機会が増えました。

「好きだ、」が好きだ。

2006-03-01 23:51:19 | Weblog
予告通り(?)観た。

宮崎あおいちゃんの17年後→永作博美ちゃんて合ってる合ってる。二人供、童顔だし、イメージがイノセンス。その永作ちゃんの相手役がこれまた、童顔でイノセンスな西島秀俊。西島さんの少年時代は(あおいちゃんの方の相手役)えーた君。これもまたなかなか合ってる。

映画はお互いに気持ちを言えなかった高校生の男女が17年後に再会して……な、途中、事件はいろいろあるものの、淡々とした作風の繊細な作品。一言で言うと「主観的」。登場人物の心情がすべてな作品。画としてはやたらと横顔が多かった。

特に、宮崎あおいちゃんが心バラバラで泣きながら下校するシーンと、永作ちゃんが西島君に抱きしめられるときの息づかいに胸がきゅーん。

劇場で観るべき作品ていうと、ハリウッド超大作ばりの金かかってます。大画面かも~んな作品が定番だけど、この手の地味な作品こそ、是非とも映画館で!て気がした。
劇場で観る方が集中して観られるし、何と言っても、他のお客さんと静かに共感し合えるその感動が大事だよ~♪

ちなみに冬の公園のベンチに腰掛けるとふと西島さんのことを思うことが。

よれよれのサラリーマン風の西島さんが隣に腰掛けて缶コーヒーのプルダブをぷしゅっと開けて、たばこの煙を吐くみたいなため息をつく。
それを横で見ていると、缶コーヒーに口をつけようとした西島さんが動きを止めて、急にこっちを見て目が合う。
そこからドラマが始まる予感……。

みたいな光景を妄想したくなる俳優さん。