杉ミキのちょっといいハナシ、ミキすぎっ

食べて飲んで踊って、時々語るブログ

いなずま?いなづま?日本語はおもしろい

2007-05-31 | Weblog
東京は夕方から雷と激しい雨。東京南部では1時間に90ミリという記録的な雨だったところとかひょうが降ったところもあるらしいですね。最近へんなお天気~。

雷=稲妻に関するちょっとためになって笑える下らない話。

あのね、「稲妻」って「いねのつま」って書くのに、パソコンで「いなま」って入力しても変換ができず、「いなま」だと一発で変換ができるんです。不思議だと思いませんか?そもそも「稲の妻」ってなに?単なる当て字?

実は漢字が当て字なのではなく、稲妻の語源はやはり「稲の妻」だとわかりました。6年前、それを教えてくれた人がいます。

その頃私は、社内のいくつかのシステム開発に関わっていました。一緒に仕事をしていたシステムエンジニア(SE)、プログラマーの方々は社外のシステム会社の方々。それがまた、揃いも揃ってみなウィット溢れる人達でしたので、残業が続く厳しい環境でありながら、結構楽しく仕事をしてました。

ある時、「稲妻」の漢字変換の不思議について私が話をしたところ、SEの一人から、さっそく翌日「昨日の件の報告書」がメールで届きました。彼はSEかつプロボクサー。性格はおだやかでいつもニコニコ、何か言えばひとひねりしてパンチを返して笑わせてくれる、面白い人でした。世の中、いろんな人がいるもんだ

その「報告書」が退職する時パソコンからでてきましたのでそのままご紹介します。これを読むと可笑しいやらなつかしいやらで、当時のことを思い出します。この人、今頃どうしてるのかなあー。まだボクシング続けているのかな
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【報告書】
<其の壱 ”妻の事なら妻に聞け”>
というわけで、現在私の左斜め後ろの席で作業しております”人妻”に意見を聞いてみる事にしました。(自分の妻では、冷え切った関係上、答えが帰ってこない恐れがある為、他人の人妻にしてみました)

その結果、「当て字じゃないの?」という答えがまさに”稲妻”のような電光石火の速さで帰ってまいりました。というよりも、ほとんど相手にされていなかったようです。
”人妻”恐るべし。

<其の弐 ”金田一親子”>
そこで、私の所有する最も古い国語辞書(金田一京助/金田一春彦 編集)を紐解く事にいたしました。

いなずま【稲妻】 -ヅマ
(名)雲と雲、雲と地上(にあるもの)との間に電気が流れたときに、すじのように見える強い光。 「-が走る」

もう一歩というところですね。しかし、”イナヅマ”とも書くことがわかりました。
”金田一親子”はツメが甘い。

<其の参 goo大辞林>
最後の頼みでインターネットの辞書で引いてみる事にしました。

いなずま ―づま 【稲妻・電】
〔「いなづま」とも書く〕
(1)〔「稲の夫(つま)」の意。古代、稲は稲妻をうけて結実すると信じられたことから〕雷雲の間、あるいは雷雲と地面との間に起こる放電現象によりひらめく火花。稲光。稲魂(いなたま)。稲交接(いなつるび)。[季]秋。《―やきのふは東けふは西/其角》
(2)動きの素早いたとえ。「―のように名案がひらめく」

ということで、漢字が当て字だったのではなく、仮名のほうがもともとは”イナヅマ”だったと考えたほうがよいでしょう。

<其の他 稲妻の使用者>
木村 健吾 (きむら けんご)
その昔、新日本プロレスであまり活躍しなかったプロレスラー。必殺技は”稲妻レッグラリアット”。この技をだす時には必ず「稲妻!!」と叫んでいた。きっと彼は「イナズマ!!」ではなく、「イナヅマ!!」と叫んでいたのだろう。

松本 匡史 (まつもと ただし)
10年以上前に読売ジャイアンツの外野手として活躍。セントラルリーグの盗塁王に輝いた彼は、いつも青い手袋をはめていた為、”青い稲妻”と呼ばれていた。
敵対する阪神タイガースの応援団から”青いゴキブリ”と呼ばれていたのはいうまでもない。

以上
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あはは。何度読んでもくだらなーい。
でもなぜ「いなずま」でしか変換できないのかは未だにわからないのですが。

ところで稲妻の多い今年は豊作かな

野村萬斎に学ぶ革新の心

2007-05-30 | Weblog
今日はちょっと趣向を変えて、お昼のテレビ番組のことから。

NHKのお昼の対談番組「スタジオパークからこんにちわ」をよく見ています。
毎日様々な世界で活躍中のゲストが登場し、ゲストの生い立ちや人生に影響を与えた人について聞いたり、視聴者からの質問へ答えてもらうなどいろんなコーナーがあり、ゲストの人となりがよくわかる良い番組。人生についても深く考えさせられます。
今日のゲストは狂言師、野村萬斎でした。
私、好きなんです、野村萬斎。
スっとした姿勢と通る声。体にも心にも軸がある人だと感じる一方で、狂言の世界にどんどん新しい風を吹き込み、柔軟性があってカッコいい

とはいえ、野村萬斎の舞台は一昨年一度見たきりなんですが・・・
それも純粋な狂言ではなく、中原敦の「山月記」「名人伝」を能・狂言を使って表現するというもの。斬新なアイディアをたくさん使った舞台で、映像を使ったり、衣装は「キャッツ」風だったりで、ミュージカルやコンテンポラリーダンスの舞台などいろんなものを見て勉強してるんだな、日本の伝統芸能に新しいものを取り入れようとしているんだな、ということがわかって、感動したものでした。
たとえば「名人伝」では、主人公が矢を放つしぐさをすると「矢」という文字がバックの白い幕に写しだされ右から左へ弧を描いて飛んでいく。矢がトンビにあたれば「鳶」という文字を書いた大きな紙がトンビさながらバサッと上から落ちてくる。
で、トンビってああいう漢字なんだって。なんかしゃれてるでしょう。
舞台上での野村萬斎も、大勢の人が舞台にいても、すぐどこにいるかわかるくらい、身のこなしと声の通りがひときわ素晴らしいのです

今日の番組でも、狂言でシェイクスピアをやってロンドンで大絶賛されたこと、舞台にCGや電光掲示板を使うなど革新的な取組みをたくさんやっていることなどが取り上げられていました。

新しい取組みといえば、野村萬斎はNHK教育テレビの子供向け番組「にほんごであそぼ」にも出演しています。
このことを知ったのは2週間ほど前。それも偶然にも3人の方からほぼ同時にこの番組の話を聞きました。

一人は5月15日の日記に書いたN教授。教育テレビの番組がいかにレベルが高いか、という話になって、齋藤孝・野村萬斎が監修しているというこの番組が非常によくできている、とお聞きしました。

あとの二人は子育て中の知り合い。N教授の話を聞いた直後にそれぞれご自宅を訪問した時に実際にこの番組を「拝見」し、話を聞きました。
まさに「拝見」って感じで、1歳になる子供も3歳の子供も画面で繰り広げられる野村萬斎ワールドに釘付けになってましたし、親である友人や訪問した私までも釘付け状態。

番組は不思議な非日常的な雰囲気の中、進行していきます。
どん、と太鼓がなって、子供たちの声。
「ぎおんしょうじゃのかねのこえ!」
どん、
「しょぎょうむじょーのひびきあり!」
どどん。

「じゅげむじゅげむ・・・」「筆舌に尽くしがたし!」
などの古い言葉遊びとか慣用句、なつかしい早口言葉をやったりします。
そして野村萬斎と子供たちが出てきて、言葉遊びをしながら狂言風の動きをして遊ぶ。その衣装や大道具なども日本風で懐かしい感じなんだけれども新しいセンスに溢れ、見ていて心が静かになります
知的好奇心もくすぐられるし、これなら親も一緒になって安心して子供と見られる番組です

ところで、野村萬斎は、あるインタビューの中でこう言っています。
「基礎がないと、表現しようと思うことも出来ない」
面白いこと、斬新なことにどんどん挑戦し革新し続ける人も「基礎」が大事だと。私のやってるフラメンコもそうだよなあ。舞台に立つ人全て、体を使うアスリートもそうだし、もっといえば頭を使う仕事にも、経営者にもきっとあてはまることなんじゃないかな。

そしてその基礎の「型」をデジタルに例えています。型の一つ一つは、デジタルのデータみたいなもの。このデータをアナログな人間が組み合わせることで、作品を作り出すのだと言います。

さらにこの発想は子育てや教育にも通じるのだと。
礼儀作法や人との接し方などを「正しくプログラミングして、正しく機能するようにしてあげて世の中に出してあげる。表現方法を知らない子供にいきなり個性と言っても始まらない」

異論とか「そうは言っても・・・」とかあるかも知れませんが、あの教育テレビの番組を見れば、深く考えされられる言葉です。

今日の番組の中で、視聴者からこんな質問がありました。
「野村萬斎さんがいつまでも若くいられる秘訣はなんですか?」
野村萬斎の答え。
「時には分別くさくなく、おばかなこともやってみるということです。」

伝統の「型」を習得し、その上でいろんなセンスを磨いた人だからこそ「おばかなこと」をやることに意味があるのだと私は思いました。
これが革新を起こし続ける人なんだろうな

よく会社などでも「若い人の自由な発想で」「斬新なアイディアを」とか言われることは多いものだけど、きちんとした教育とか軸が会社の中になければ単なる「とっぴな」アイディアになるんだろう、などと思ったり。

野村萬斎は、高校まで私と同じ学校の先輩だと聞いています。
なんでこんなに私と違うのかな?と思うと、狂言風に「はーっ、はーっ、はーっ、はーっ」と笑いたくなります。

また舞台見にいこっと。

呑みすぎっ、にはならなかった和食の会

2007-05-29 | Weblog
今日もまた、会社の同期など、付き合いの長い人たち3人と一緒にお食事。
昨日の日記の書き込みで「ミキすぎっ、でも出かけ過ぎっ、でもなくて呑み過ぎっ、ではないか」というご意見をいただきましたので一応言っておきますと、今日は呑みより食べ中心。呑みすぎることなく和食をゆっくりいただきました。
場所は西麻布の「いなにわ」。
こちらは昨日のトレンディー系(死語か?)なお店とはうって変わって、しっぽりできる「和」なお店です。西麻布の裏通りにひっそりたたずむ店でした。
イケブクラー(池袋拠点的人生)な私はこの辺りはよくわからず、少々迷ってしまいました(たいていどこでも迷うのですが)

今日ご一緒したKちゃんもまた、良いお店をたっくさん知っている人。
「行きたいお店があったら言ってね~」といつも言われるのですが、結局思い浮かばず、毎回彼女にお任せになります。だってその方が自分の知らないよいお店に行けるんだもーん

通された席は一番奥のお座敷。ほぅ、落ち着きますねえ・・・
2色のざる豆腐、お刺身の盛り合わせ、新じゃがの揚げ煮、お豆腐のコロッケ、豚しゃぶ・・・ひとつひとつ美しい器に盛られた季節感いっぱいの料理の写真を全部取ろうと思ったのですが、結局最初と最後だけ。途中は撮影を忘れて楽しく食べていました。(これもいつものことですが)
写真は、お刺身の盛り合わせ、2色のざる豆腐、最後の豚しゃぶ。うつくしい写真を見ると思い出します、昨日の味。
  

でね、よく考えてみると、頼んだメニューは実は昨日と少しかぶっているんです。お刺身でしょ、それから豚しゃぶ。でも、お店の雰囲気や味付けが違うと全く違うものを食べたような気持ちになるから不思議ですなあ

例えば、豚しゃぶ。
昨日の「さくら」では、豆乳ベースのお出汁でしゃぶしゃぶし、胡麻油の入ったタレをつけて。こちらはとろんととろける感じでした。
今日の「いなにわ」では(豆乳ベースもメニューにありましたが)普通のお出汁でしゃぶしゃぶして、薬味を入れたポン酢タレでさっぱりと。野菜もたっぷりで体に沁みる味でした。

今日一番ウマいっ!と思ったもの。
それは、豚しゃぶのあとの稲庭うどんです。
肉と野菜のいいお出汁がでていてとっても美味。豚の三枚肉とバラ肉を入れたのに全く脂っぽくなく上品な味です。

うどんは2人前注文。おいしかったので「もうちょっと食べたいなあ・・・」って心の中で思っていたのです。
そしたら、食べ終わった頃にお店のおばちゃんがやってきて、「はい、2人前ね」と言ってまたうどん二人前をお鍋にざざっと入れて行きました。
誰か頼んだ?
そしたらすぐおじちゃんがやってきて「それ、間違えてしまったんですけど、良かったらどうぞ!」
ラッキー 今日もついてるぞ

またまたお腹いっぱいで上機嫌で家路に着く私。
六本木駅から東京メトロの回数券を使って、JRを使わず節約モードで地下鉄を2回乗り継いで遠回りをして家に着いたら、家の前で、ちょうど帰ったばかりのダンナがノラ猫3匹と遊んでいました。
私が近寄ると、みんなしらーっとした様子で離れていき、3匹とも私から2-3mのところに座ってそっぽを向いています。何度も声をかけたら塀や草花、車の陰に入ってしまいました。姿は見えてるのにいくら声をかけても寄って来ません

「杉ミキ、毎日食べすぎなんだよ。たまには俺達にもエサくれよ。」ってご機嫌を損ねてるのかも。悪いわね。
マジでしらーっとそっぽ向くチビ子パパ。





ミキすぎっじゃなくて出かけ過ぎっ?!今日はワインを飲みに

2007-05-28 | Weblog
先日、姉からメールが来ました。
件名「タイトル変えろ!」で、何かと思えば「毎日ブログ読んでるけど忙しそうだね。ミキすぎっ、じゃなくて、出かけ過ぎっ、じゃねーの?(笑)
私もいい加減にブログに書くのが恥ずかしいくらいになってきましたが、送別の集まりも今月いっぱいでほぼ終わるので、来月からはもう少し落ち着いた内容になってくるんじゃないか、と思われます(たぶん)。

で、今日のおでかけの話。
今日は、明治神宮前駅から歩いて3分くらいのところにある「さくら」というお店に行ってきました。
一緒に行ったのは、以前一緒のチームで仕事をしていた人、および、私の後任で新たに5月からチームに入った人、の4人。そのチーム主催の毎月の定例会議が今日あり、その反省会と私の送別と新チームの懇親を兼ねて、夜の会も開催となったのでありました。

お店はビルの5Fにありました。通された席はテラス席。幻想的な照明の灯るテラスに出ると、カマクラのような、屋根のついた小屋があり、その中の薄暗い席に既に4人の顔がありました。
これは・・・、おデートにはうってつけのお店ですわね

「わあ、杉ミキさん、お久しぶりですぅ。あれ、なんかかわいらしくなりましたねえ!」
と言ったのは、最若手、社会人2年目のA子ちゃん。もう会社に着て行ってたような洋服は着てないから若く見えたのかな。ちょっとうれぴ
あ、でも似合ってなかったら後でこっそり教えてね、A子ちゃん。

ビールでかんぱーい、の後、さっそく私、
「ねね、今日の会議どうだった?」「資料は誰が作ったの?」「○○部長の反応は?」「あの仕事はその後うまくいってる?」
なんて、いっぱい質問しちゃいました。この1ヶ月、この仕事のことを思い出すことはなかったのに、わーっといろんなことが思い出されて急にいろいろと気になっちゃうから不思議でした。
でも、どうやらみんなで力を合わせてうまくやっているようだし、この話はやめて楽しく飲みますか

今日のメンバーの中で最年長のK課長は、いつもおしゃれなお店を教えてくれる人です。「この店、いいですねえ。」「ホント、おしゃれな店ご存知ですよねえ!」と私達。
K課長は、スラっとして長髪ぎみのカッコいい課長さん。ちょっとナルシーだけどそんなところもかなりおちゃめな人です。
そんなK課長は背が高くて髪の長い女性がお好き。あれ?その条件は私にぴったしなのでは?なのになんか扱いが違いませんか。
理由を問い詰めると、K課長は私が新入社員の時から一緒に仕事をしているので私のことはよーーーくご存知。なので「オシメを変えてやった姪っ子」のような感覚で
「ん~、たぶん好きなタイプに入ると思うんだけど(ほんとか?)、恋愛感情は沸かないんだよなあ・・・
だって。それは沸かなくていいんですけど~(笑)

さて、料理と酒のハナシ。今日はワインを中心に飲みました。
スペインの白ワイン「トーレス ヴィニャエスメラルダ」と日本の赤ワイン「サントリー登美の丘」。
トーレス社はバルセロナの会社で、一番有名な赤ワインは、あの牛のフィギュアがぶらさがっている赤ワイン「トーレス サングレ・デ・トロ(雄牛の血という意味)」です。スーパーにも売ってます。
トーレスのワインはどれもおいしいけれど、今日はフルーティーですっきりした酸味のある白の「ヴィニャエスメラルダ」を、刺身とともにいただきました。きゃっ、合うわあ。
 

それから豚トロ焼きと豚しゃぶに合わせて、「登美の丘」を。
 
豚トロって脂っこくて苦手でしたが、今日食べたものはしつこすぎず、ついついたくさん食べてしまいました。豚しゃぶもとろっとしていておいちい。
「登美の丘」は日本産でありながら香りが華やかでしっかりとした赤ワイン。豚料理にぴったりでした。

みんなの疲れが見えてきたところでお開きに。仕事も忙しいのに月曜日から集まっていただきありがとさんでした。
これからもみんなで力を合わせていい仕事をして下さいね

藤原ヒロユキさんのベルギービールイベントで幸せ気分に

2007-05-27 | Weblog
本日は、イラストレーターでビール愛好家で雑誌「Beer&Pub」編集長の藤原ヒロユキさんと、丸の内のベルギービールカフェ「アントワープセントラル」が主催する「旬の料理とベルギービールのマリアージュ」というイベントに参加してきました。(また飲みまーす!)

藤原ヒロユキさんは、シニア・ビアジャッジの資格を持つ夫の師匠でもあり、また私のマイミクでもあり、これまでもたびたび藤原さんのイベントにも足を運んでいます。
アントワープセントラルは、世界最大のビール酒造メーカー、インベブ社が展開する「スローフード、スローライフ」をコンセプトとするベルギービールカフェで世界で約60店展開しています。日本では丸の内と大阪・淀屋橋に店舗があります。

丸の内店はビジネス街の新しいビルの中にあって趣き漂う店。店内の装飾品は全てベルギーから持ってきたもの。小僧・小娘には決して似合わない店です。
    
この時もスノッブな人たちがゆっくりベルギービールを楽しんでいました。

爽やかな5月の日曜の昼下がり、夫と二人で、旬の料理とベルギービールの組み合わせを楽しんできました。しあわせ~

イベントの参加者は約60人。20代後半から30代の若い人達がほとんどで、女性も半分以上。ベルギービール広報センターの方がいらしていましたが、この盛況ぶりと若い人たちが多いことに驚いていらっしゃいました。

さて、藤原ヒロユキさんの軽妙なトークと、日本一のビール注ぎ名人という方の注ぎ方レクチャーをまじえながらイベントが始まりました。さっそく最初のビールとお料理です

①シメイ・ホワイト×シメイ・チーズを使ったキッシュ

シメイビールは、ベルギーの修道院で作られているビールのひとつ。その中でもシメイ・ホワイトは、ホップの香りが強く、しっかりした苦味があるのが特徴でアルコール度数8.0%のビールです。このビールを飲んだとたん、苦味に刺激されたのか、お腹がグルグルっと音を立てました。同じ修道院で作られるシメイ・チーズを使ったキッシュは、ふわふわで玉ねぎが利いていてこちらも食欲をそそる味。
よし、今日もがっつり食べるぞ~

このように郷土が同じ食材と酒は、いわば幼なじみ同士のようなもので当然相性は良くなります。ただし幼なじみの組み合わせなので、新鮮なオドロキとか刺激はないんだとか。それって恋愛と一緒???
ところでビールは時間が経つとバナナのような香りがしてきて、苦味が消えました。おもしろい!

食欲が出てきたところで次の料理へ。
②セゾン・レガル×ベルギー産生ハムガンダハムを使ったサラダ 柑橘系のドレッシングで

セゾン・レガルというビールを飲んだのは私は始めてでしたが、香りをかいでびっくり。ハーブ入りレモネードのようで、「こんなビールあるの」と驚きました。
セゾンなんとか、というビールは、ベルギーの農民が夏場の農作業中に飲むシーズンビールのことだそうです。「日本人だったらこれを飲んだら仕事にならないでしょうね」と藤原氏。
このビールに合わせるのはグレープフルーツをたっぷり使ったドレッシングをかけた生ハムとグリーンアスパラ&ホワイトアスパラのサラダ。ビールと同じ柑橘系の香りがするので、爽やかさがぴったり合っていました。

ちなみに私は大の生ハム好き。ベルギーにも生ハムってあったんだ、いやいや、ベルギーの生ハムがイタリアのパルマハムのお手本になっていたんだということを始めて知りました。

③レフ・ブラウン×ムール貝と本日入荷の旬な貝のベルギービール蒸し

ああ、貝がおいしい。それにいいだし汁がでてる~。
周りの目も気にせずに、お皿に口をつけてだし汁をいただきました!
貝類にビールを合わせると、普通は貝の苦味とか臭みが強調されてしまうものですが、レフ・ブラウンのように大麦を焙煎して作った香ばしいビールなら合うのだとか。
レフ・ブラウンは、それだけでも複雑な香りと深い味わいで楽しめるビールですが、このお料理と一緒だとお互いを高め合うようなカンジがするからほんとにふしぎです。まさに素晴らしいカップルのマリアージュですねえ。

いよいよ最後のデザートです。
④ヒューガルテン・ホワイト×ベルギービールを練りこんだベルギーワッフル

最後の最後になって私の大好きなビール、ベルギービールの定番中の定番、ヒューガルテン・ホワイトの登場です。しかも大好きなベルギーワッフルと一緒に。ヒューヒュー
5月2日の日記にも書きましたが、このビールは小麦を使ったビールで、コリアンダーやオレンジピールを使っているため、やわらかくて、フルーティーで爽やか、晴れた5月の昼下がりにぴったりのビールです。バナナのような香りもするので「ワッフルに合わないワケがない!」と藤原氏。さらに「普通なら一杯目に飲むことが多いけど、そんな当たり前のことはこのイベントではやりません」。
なあるほど。
既に一人3本もビールを飲んでいましたが、ワッフルと一緒にすすっと飲めてしまうのが不思議でした。ああ幸せ。

さて、今日は、何人かの方に例の名刺をお渡しし、ブログの宣伝をしてきました。
新潟で、ベルギービールを広めようとしている若い女性にも会いました。
「あのう・・・毎日昼から飲んだとかそんな話ばっかり書いてるブログなんですけど、良かったら・・・」と言ったらその女性、
「昼から飲むのって基本ですよねえ~」だって。
良かったあ

4時間の反省会付きゴルフ

2007-05-26 | Weblog
30度を超える暑さの中、もとの会社のもと上司たちとゴルフに行って来ました

私はこれまでゴルフはやらない、私は花よりダンスなのよ、と言ってました。それがふと、ひとつくらい周りの人一緒にできるスポーツをやってみよう、と思い立ち、昨年の夏からぼちぼち始めてみたのでした。
今日でコースに出るのはまだ2回目。いくらプライベートとはいえ、みなさんに迷惑をかけないように、と、ちょっぴり緊張をしておりました。

一緒に行ったのは、師匠Oさん、師匠Oさんに少しでも追いつこうと頑張るKさん、今はほとんどゴルフをやらなくなったSさんです。

強い日差しのもと、10時半にスタート。
Kさんは、前日の酒が抜けないと、6ホール目までぐったり。
「暑い~。早くビールが飲みたい!」という私に「オレはぜんぜん飲みたくない。」と言ってました。といいつつお昼には2杯飲んでましたが。
私は時たまドライバーが気持ちよーく飛んで「前より上手くなってるな!」といわれて上機嫌。ゴルフって楽し~い
でも・・・グリーンの近くまでいくと行ったり来たり・・・ううーん、次回はもう少しグリーン周りを良くしなきゃ。

こうやってみんなゴルフにはまっていくんだな、ってことがよくわかりました。

お昼にはビールを飲んだ上、お腹一杯食べてしまって少々やる気喪失。苦しいお腹を押さえながら必死の思いで集中して後半スタート。
その甲斐あって、いきなり3打目でグリーンに!そしてあと数十センチのところに寄せました。これは初パーかと思いきや、はずしてしまいましたああ残念

さて、私が自分のことで精一杯になっている頃、O氏とK氏は実は密かにバトル中
後半ハーフでは師匠O氏を2打ほど上回っていたK氏、なんとかO氏に気づかれずにこのまま逃げ切ろうとしていたらしいのですが・・・途中でハっとK氏のスコアに気づいたO氏、そこから師匠の底力を発揮し、見事1打の差で逆転したのでした。
O氏のスコアは「99」。もし3桁になっていたら、あとの反省会でひたすらK氏にバカにされる、と思って頑張ったのだそうです。
いろいろあるのねえ、ゴルフって。

その後は、最寄の駅近くの居酒屋でえんえん反省会。
主な話題はもちろんO氏VSK氏のバトルの話。
K氏「師匠、途中でスコアに気づいて全然教えてくれなくなったでしょ!いつもならもっとアドバイスしてくれるのに、冷たいねえ!」
O氏「当たり前やろお前~。ほんと危なかったわああ・・・あれで負けてたら今頃どれだけ笑われてることか!」
ってな感じで、4時間近く飲み続けてました。それって、プレー時間と同じじゃん。
それでも「反省会のないゴルフは考えられない」いやむしろ、「反省会のためにゴルフをやるんだ」そうですからアホですね、あはは。

さて、師匠O氏を目標とする(出し抜こうとする)K氏、K氏を目標とするS氏、120切ることを目標にする私、次回はどうなることやら。。。

30年間日本酒を注ぎ続ける人

2007-05-24 | Weblog
今日は、とあるセミナーに参加して少々お勉強をした後、同じセミナーに参加していた、元同じ会社の人々とご飯を食べに行きました。

一緒に行ったのは、江戸っ子でお江戸グルメに詳しいM部長とM部長率いる子分(?)たち、先輩S島さん、後輩S司くん、T原くん、K池さん、私の6人。
場所は銀座の焼鳥屋、「鳥繁」でございます。
ここは、M部長が子供の頃お父さんに連れていってもらってから30年以上も通い続ける店。さすが江戸っ子。粋ですなあ

店内は満席状態。20分ほど待って入ることができました。
店を入ったところに創業の頃に使われていた木製の古いレジが飾ってありました。渋い。

席について、焼き鳥のコースを注文してビールで乾杯
M部長よると、この店は焼き鳥がおいしいのはもちろん、他にも面白い特徴があるんだとか。

まず、シメにドライカレーが出てくるということ。これがウマい。

それから、お客様にお燗を注ぐ専門の人がいるということ。M部長がこの店に始めて来た頃からずぅーっと、30年以上ひたすらお燗を注ぎ続けているそうで、その人の技が味があって素晴らしいのだと。

そこで、ビールの後は日本酒の燗を注文。
すると、ぴかぴかに輝く銀色のやかんをもった、味のあるおじさんがやってきました。
コップをそれぞれの目の前に置くと、ニヤっと笑って酒を勢いよく注ぎ始めました。注ぎながらやかんを上に引き上げるので、日本酒はどぼどぼっと音を立てて空気と混ざります。
あ、あふれるぅ
と思ったところで手首をくいっっっと返します。酒は表面張力でコップの上に盛り上がった状態で、1滴もこぼれずに止まりました。同じことを繰り返すこと6回。

わー!!!名人芸!
この注ぎ方にヒミツがあるのか、あるいは、楽しい気分になるからか、その両方からか、酒(大関)は非常においしく感じられます。
このお燗注ぎ名人はほとんど言葉を発することなく、ジェスチャーと顔の表情で語り、のっぽさん風でした。
※なお、この技見たさにやたらと注文するとめちゃくちゃ酔っ払いますのでご注意下さい。

肝心の焼き鳥ですが、はっきりいって、ウマすぎます
鶏肉の味がしっかりするのにさっぱりしていて、いくらでも食べられる感じ。私は特に素朴な感じのつくねと皮が気に入りました。大根おろしも甘くてよろしい。
お腹いっぱい、といいながらシメのドライカレーもぺろっと食べてしまいました

さて、今日のメンバーですが、M部長以外、同じ部署になったことも、直接仕事で関係したこともほとんどないのに、ちょっとした相談ごとや宴会などで話すことがありそれぞれと意気投合。
みな熱くて前向きな気持ちを持っていて、有志で始めたプロジェクトに協力してくれたり、飲んで「会社はもっとこういうことをやらなきゃいけない!」とか言って語ったり、かと思えばおバカなこと言って笑ったりしました。
今日もそんな感じになって「私はほんとに会社を辞めたのだろうか?」と思っちゃいました
そしてまた来月会おうということで解散。

おいしくて楽しくて充実した気分で家に帰ったら・・・鳥のにおいをかぎつけたのか?かわいいノラ猫たちが次々と寄ってきました。今日は全部で5匹。
私が「にゃー」といえば、みんな「にゃー」といってゴロゴロのどを鳴らして、お腹を見せて転がります。
仕方ない、充実した気分をやつらにも分けてあげよう。

左から、一番人なつこいマル子、なでられるマル子、マル子のパパ、隙あらば家に入ろうとするウシ子。
   


東京METROの回数券は3種類ある

2007-05-23 | Weblog
昨日、大学時代のお友達T子ちゃんに会ってランチをしました(昨日の日記の名刺作成はその後にやったのです)。

T子ちゃんはとても賢い人
頭が良すぎて、たまに言ってることが私達には理解できない時があるので、そんな時には「T子ちゃんがまた宇宙人になっている!」とよく言ったものでした。外見は外国の映画に出てくる家庭教師のよう。長い黒髪が知的な人です。

T子ちゃんも現在私と同じくぷー状態。
私の家のすぐ近くに住んでいるので、地下鉄の最寄の駅で待ち合わせし、ちょっと先まで出てランチをしようということになったのでした。

「わあ、久しぶり!元気だった?」
と言いながら地下鉄の自動改札を入る時、彼女がさっと回数券を出し、私もささっと回数券を出しました。

今までは会社支給の定期券があったので休日も何も考えずに外出していましたが、今はそんなものはなく、交通費って本当にばかにならないな、と思う日々。
当然、10枚分の金額で11枚ついている回数券を使います。
160円、190円の2種類を常備。私って賢いわ~

「あやっぱり回数券使うよね~」という私に、
「うん、そうだよね~」と言いながらT子ちゃんが私に見せたものは・・・・
なななんと、160円の回数券3種類

①普通の回数券 ②時差回数券 ③土休日割引回数券

①はいつでも使える回数券で10枚分の値段で11枚
②は平日の10時から16時まで+土日祝年末年始の終日使用可能で同じ値段で12枚
③は土日祝年末年始の終日のみ使用可能で14枚

みなさんご存知でしたか
全て自動券売機で買えますが、そんな説明書いてないので気づきませんでした。
T子ちゃんは地下鉄に乗る日と時間帯でこの3種類を使い分けているのです。
さっすがT子ちゃん、賢すぎーっ

詳しくはこちら東京メトロのHPでどうぞ。

ちなみに彼女は190円の回数券は全く持ってなくて、190円の区間では①②③を使って30円不足料金を支払うそうです。230円はよく使うということで普通回数券のみ持っていました。
「計算したらこの買い方が一番お得なの~

と笑うT子ちゃんでしたが、回数券には使用期限があるため、種類を多くもってたからといってお得になるわけではので、私にはどう計算をしたらそういう答えが出るのか、よくわかりませんでした

それはおいといて「PASMOにも回数券の機能がついてたらいいのにね。」などと二人で話しながら目的地に向かいました。

さて、レストランに着いてメニューを見ていたら、T子ちゃん、
「あ、私は飲まないけど、ビール飲んでいいからね。」

さすがよく気が利くなあ・・・ブログ、ちゃんと読んでくれてたんだ。
大変ありがたいけど、休肝日のためガマンでーす


速く、安く、カンタンに美しい名刺が作れる時代

2007-05-22 | Weblog
本日、自分のパソコンで名刺を作成してみました
あさって、いろんな会社の方々が出席するセミナーの末席におジャマさせていただくことになり、いくらぷーでも、名刺くらいはないといけないと思い、慌ててやってみたのでありました。

いや~、今ってすごいんですね!

名刺作成用の専用の紙を買って、無料ソフトをダウンロードすればあっというまに名刺が作れちゃうんですから
それも、とても自宅のパソコンで作ったとは思えないようなデキバエ

この方法は、5月17日に明治製菓のチョコカフェに一緒に行った、現在、在宅でお仕事中の女性から教わったものです。まさにグッドタイミングでよいことを教えていただきました。ありがとうございました

まず、A-oneというメーカーの名刺作成用の紙を買います。
A4サイズで1枚につき10枚の名刺ができます。お値段はA4サイズ10枚入、つまり名刺100枚分で650円。
名刺サイズに手で切れるよう切り込みがついていて、最新のタイプのものだと本当にきれいに切り離せるようになってます。この技術、実はすごいかもです。

次に、A-oneのサイトにいってラベル作成用ソフトをダウンロード。
このソフトは、名刺だけでなく、宛名ラベル、CDラベル、グリーティングカードのデザインまでできちゃうソフトです。
コレ、かなり使えるソフトでは

ソフトを立ち上げて、自分が購入した紙の商品番号を入れると、その紙の仕様にあったテンプレートが表示されます。好きな絵柄や色を選び、名前やメルアドなど必要事項を書き込めばできあがり。
あとは印刷するだけです

自分で作成した画像や写真も入れられるし、二次元バーコードも簡単に作成して入れることができるので、ほとんどのタイプの名刺が作れます。

私はものの30分で、自分で作ったとは思えないような名刺50枚を作成しちゃいました。これはすごいぞ。

それにこの名刺があればぷーには見えないぞ(なわけないか)

それにしてもすごい時代になったもんだ、と、改めて感心
パソコンとプリンターがあって、インターネットができれば
良い名刺を、速く、安く、必要なだけ作れちゃうんだもん。
(なんだか以前の仕事でよく口にしていたようなフレーズ・・・)
でも印刷屋さんにとっては大変な時代だ。

ああ、早くこの名刺をみんなに配りたーい!!!

近々お会いする予定のある方々、お楽しみにぃ~!!!

恵比寿のティオダンジョウで語るしゃっくりの話

2007-05-21 | Weblog
本日は、前の会社で時々仕事を一緒にしていたH部長と後輩N子さんと一緒に、恵比寿の「ティオダンジョウ」に食事に行きました

ティオダンジョウはこじんまりとして素朴な感じのスペイン料理屋。
お料理はどれもおいしくてお値段もリーズナブルのため、女性に大人気のお店です。
なかなか予約が取れないのですが、月曜日は比較的取りやすく、この日は無事予約することができました

H部長は、とても物静かでまじめでジェントルマンで、仕事もきちんとこなす方。
一方で、驚くほど趣味が多くて、料理にもちょっとこだわりがある人。
それでご一緒させていただく時には、いつもリーズナブルかつちょっとコジャレた感じのお店を女性陣の方で選ぶのです(人徳だなあ・・・)。

H部長は私が退職後どんな生活をしているのか興味シンシン。
「これまでできなかったことがたくさんできて、今のところは毎日充実して楽しいです。あーだ、こーだ・・・」
と言ったら、
「わかる。よく、定年退職をしたら急に生き甲斐がなくなっちゃう人っているっていうけど、僕はそんなことにはならないと思う。絶対毎日いっぱいやることがあって楽しいと思う
とキッパリ。
そっかあ、多趣味なH部長だからやりたいこといっぱいあるんだろうな

で、ここからはもう、普段物静かなH部長トークが炸裂です。

まず、ウインドサーフィンの話
次に最近サーフィンを始めて苦労している話
そしてトートツにアンプを設計して自分で作った話(ぜんぜんわかりません)、
マニアックなミュージシャンの話(毎度のことながらぜんぜんわかりません)、スペイン旅行の話、その他海外旅行の話、海外で食べた料理の話、国内旅行の話、バレエの舞台の話、フラメンコダンサーホアキンコルテスの舞台の話・・・

話してくれたことがありすぎて、思い出せませんが・・・。
これだけいろんなことができて、いろんなことを知っていたら、ホント、定年後も飽きることはないんだろうなあ。

仕事も忙しいし、部長という立場で活躍していらっしゃるのに、なんでそんな時間が作れるんだろ
あ、それを聞かなきゃいけなかったわ・・・

あ、それから、話に夢中で料理の写真を取らなかったわ・・・

料理はぜーんぶおいしかったけど、スペイン料理では定番中の定番、
ぷりっぷり、あっつあつのエビが入っている「小エビのガーリック炒め」が一等賞でした。

それから、N子さんが最後に飲んだ食後酒「どんぐりリキュール」の濃厚なナッツの香りにウットリ

ところで。
「どんぐりを食べたらしゃっくりが出る」っていう話、知ってますか?
私は聞いたことないけど・・・
では、しゃっくりが出たら、コップの水を向こう側(顔と反対側の縁)に口をつけて、前屈して飲むと絶対止まるってのは?
H部長は、飲んだ帰り道にしゃっくりが止まらなくなって、電車の中でコップの水を前かがみになって反対から飲んだことがあるそうです。
おかしすぎ~っ!

おしゃれなお店でおしゃれに食後酒を飲みながらの最後の話題がこれ。
大笑いしながら帰ったけど、やっぱりH部長、いくらいろんなこと知ってるからって、ヘンですよ~っ




高円寺で友人のフラメンコライブを見る

2007-05-19 | フラメンコ
今日の夜は、高円寺にある老舗フラメンコライブハウスに、友人K子ちゃんのフラメンコライブを見に行きました。

K子ちゃんは、「派遣の品格」の大前春子さながら、派遣の仕事をしながら今年の夏のフラメンコ新人公演への出場を目指して練習中の、きりっとクールな美人さんです
そんなK子ちゃん、会社ではやっぱり春子さんと呼ばれているのですが、春子さんとは違ってみんなの人気者のようで、ライブをやるたびに会社の上司や同僚たちがわんさか見に来て声援を送っています

私はK子ちゃんのフラメンコに対する姿勢にはいつも感心させられてます。
いつも聞いている曲はフラメンコの曲、家では日本人・スペイン人のフラメンコのDVDとか、自分の舞台のDVDを見て日夜研究。
なので、当然ですがどんどんうまくなっていきます。

今日のライブで踊っていた演目は、彼女がこれまで何度も何度も踊って練習を重ねてきた曲。私と一緒のライブでも踊っていたし、今度の新人公演でも踊る曲です

最初、彼女のこの踊りを見たときは、一生懸命踊っている感じだったのですが(でもそれでもすごくうまいのですよ)、今回は、もう完全にK子ちゃんの踊りになっていて、余裕と貫禄が出て、K子ちゃんのクールに見えて実は熱い気持ちを持っているという個性が充分に発揮されていました。

やっぱり努力する人は違う。

そして思いました。
私もまた踊ろう舞台に立とう

舞台に立つって、すごく勉強になります。
仕事にも、役立つことたくさん。

基礎となる体づくり、ひたすら続けなければならない基礎練習、それに加えて表現力や人間としての魅力や素養、人の心をつかむ力、本番直前の心と体の調整、などなど・・・

人生は舞台、仕事も舞台

であると思います。

あ、ところで今日のK子ちゃんが踊っている姿、写真に取り忘れました
クールビューティーなK子ちゃんを見たかった人たち、ごめんなさいです。

新丸ビル訪問で気になる昭和のスナック発見

2007-05-18 | Weblog
本日は、新丸ビルに行ってきました。

一緒に行ったのは小学校以来30年近くのお付き合いになる友人、Y子ちゃん。
Y子ちゃんと私は、性格は全く違えど(私はO型のおおざっぱテキトー人間、Y子ちゃんはA型のきっちり人間)、昔からセンスが合う人。
ついこの間も、同じイラストレーターが好きだということがわかったばかりです。

同じセンスのY子ちゃんと一緒だったからかも知れないけど、新丸ビル、かなり楽しめました。
地下1Fのスイーツ・パンを中心としたフロアから、服飾・雑貨のフロア、最上階のレストランフロアまで、「おいしそ~」「たっかー」「これかわい~」「これ欲しい~」「微妙・・・」「(変なものを見つけて)これ買ったるわ~!」とか言いながら周りました。

さすが新丸ビル、話題のものとか最近聞く店などいろいろありました。
私のお気に入りのブランドもいくつかあって品揃えもなかなか良かったので、またゆっくり買い物モードで来ようっと、とは思いましたが、テイストの違う店が並んでいるので、「こんな感じのカバンが欲しい」とかいうのだったら、デパートのほうが圧倒的に探しやすいです。

観光で来ている方々はおみやげで買えるものがないらしく、どーでもいい雑貨屋のどーでもいいボールペンに年配女性が群がってました。

飲食店はたくさん入ってて充実。でも高い・・
朝4時までやっているレストランが多いので(蕎麦屋も4時までやっている!)この付近で働く人は残業の時とか遊びたい時に便利だわあ。
でも~、4時までやるんだったら始発電車が動くまでやってもいいんじゃなあい?
・・・って、人間の欲は深いのね。

通路には休憩できるスペースがたくさん。飲食店で買ったもを食べられるところもあるし、7Fバーエリアにはグラス片手に立ち飲みできるおっしゃれ~なスペースが。ここで飲んでみたあい

14時過ぎてお腹が空いたので、5Fにあるドイツビールのカフェ「Franz Club」でランチ&ビール(毎度すんません)ここは、5月14日のブログに書いた「ジャーマン・ファーム・グリル渋谷店」の姉妹店です。
左はお店全体、右は昼から飲む私。
 
でも~、プレッツェルがジャーマン・ファーム・グリルのものと違ってしょぼかった。残念・・・

その後は7Fのテラスに出て、東京駅と周りのビルと、ビルの中で働く人々を見ながら、気持ちいい風に吹かれながら、久しぶりにY子ちゃんとお互いの近況についておしゃべりしました。

今回で新丸ビルの全体がわかったので、今度は欲しいものをよく考えてから来たいです。
それから・・・今度行ってみようかな、っていう気になる店がもうひとつ・・・。
7Fに、明らかに周りの雰囲気にそぐわない昭和風スナック「来夢来人(ライムライト)」って店があるんですが、この店、いかにもあやし~い光を放っています。

「男子禁制。都心で働く女性の癒しの場、スーツ姿のボーイが応対します。」

なにっ


こ、これは、、、古くて新しいコンセプト!
私、いまは働いてないんですけど、癒されてもいいでしょうか。


明治製菓の100%チョコレートカフェ

2007-05-17 | Weblog
本日は、京橋の明治製菓本社1Fにある「100% Chocolate Cafe」に行ってきました。
(まーた食ってんのかよ~。)
明治製菓:100%チョコレートカフェ
(ちなみにこれオフィシャルリンクアイコンはブログ等で使ってよいとHPにありました。クリックするとHPにいきます。)
ここは、チョコレートのおいしさと楽しさを伝えるというコンセプトの明治製菓のアンテナショップ。それだけに、新鮮なチョコを提供することにこだわっているそうです。ちっちゃい店ですが中はこんな感じ。


日本橋という土地柄もありますが、チョコレートなのに子供向けじゃなく大人向けなところがカッコいい。
店に入ったのは14時でしたが15時には満席状態。
それも、驚くことにサラリーマンが多い!チョコが好きな男性、実は多いっていうけどほんとなんですねえ。
この辺りに勤務する会社員?それとも明治製菓社員と取引先とのちょっとした打ち合わせに使われているのかも。
だけどこんなカフェが会社にあったら商談もうまく進みそう・・・なんて

メニューにはなかなかの工夫がされています。
例えばパン類。数種類のパン(それも軽井沢の浅野屋のパン)やラスク、ブッセなどに自分の好きな生チョコクリームを選んで塗って食べることができます。

私はフルーツタルトを食べました。チョコ生地の上にフルーツがのっていて、こちらも間にはさむチョコクリームを選ぶことができます。
サイズは思ったより小さめでしたが、サックサクの生地の上のこってり生チョコとフルーツのハーモニーがなかなかよろしい。余計な味がしないというか、素材が良い、という感じがしました

ドリンクは、迷いましたが、せっかくだからと思ってチョコレートドリンク「ショコラエスニック」をチョイス
ミルクティーをベースにチョコレートとミントを加えてあり、ショコラなのに夏っぽいサラリとした味。タルトと一緒でもいける感じで、頑張ってるなあって思いました。ま、でも、正直コーヒーの方が合うかな・・・。

左はフルーツタルトとショコラエスニック、右はチョコクリームの乗ったラスク
 

そうだ、飲み物だけ注文した場合でも「365日のチョコレート」といって、その日のチョコ(説明付き)を一枚もらえるので、それだけでもいいかも知れないです

ところで、この店にどなたと一緒に行ったか、というと・・・
とあるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス。MIXIみたいなやつ。)で知り合い、普段から様々な世の中の動きについて情報交換させていただいている方々二人です。
そのSNSの日記上でこの店が話題になったので「じゃ、行って見ましょう」と。
一人は、お子さんが二人いらっしゃって今は在宅で仕事をされている女性、もう一人は広告関係の営業の男性です(あれ?仕事は?)。

この店でたくさんお話させていただき、世の中いろんな仕事があっていろんな人がいていろんな店があるんだな
と思った一日でした。

明日は友人と新丸ビルに行きます。(また食っちゃうのかよ~)




タイ産マンゴーはかなりうまい

2007-05-16 | Weblog
5月6日の日記に書いたK森夫婦から、あれから3日ほどしてタイ産マンゴーが届きました。
箱を開けてみてびっくり~。
黄色くてとっても美しいマンゴーが10個以上も入っている。ヤッホー
さっそく姉と母を呼んで3人で分けました。

これはダイヤモンドカットにされて私に食べられるのを待つマンゴーくんです。

そして・・・お行儀悪いですがこのままかぶりついちゃいました
がぶっ。う、うまい!!!

今まで自分で買って食べていたマンゴーは香りとクセが強くて、ちょっと食べるとすぐ飽きてしまってましたが、これは香りが上品でクセがなく、甘くて、実がしっかりしていて、あっというまに1個ぺろっと食べちゃいました。もっと食べたい!
こ、これは、いくらでも食べられます



姉からも「おいし~。冷凍してもおいしいかも!」というメールが
さすが私以上に食べることが好きな姉、ナイスアイディアなので「それはうまいで賞」を差し上げます。

K森妻によりますと、今のこの時期にしか食べられないタイ産マンゴーが、マンゴーの中では最もおいしいのだそうです。
カットして冷凍して、ジューサーでスムージー状にしてもおいしいんだって。
そ、それはもう考えただけでも興奮
最後の一個はそうやって食べようと思い冷凍庫へ。

最近マンゴーは大人気ですよね。
マンゴープリン、ドライマンゴーなども・・・
そして、近所のスーパーでも「タイ産マンゴー」、少しだけでしたが売ってました!ちょっと形は悪かったけど・・・。

マンゴーにもいろいろあるみたいですので、みなさんも見つけたら食べてみて下さ~い!!!

神泉のジャーマン・ファーム・グリル

2007-05-15 | Weblog
昨日14(月)は、在職中にお世話になりっぱなしだった、大学教授兼、某研究所理事でいらっしゃるN氏、同じく某研究所の主任研究員A子さんと一緒にお食事に行きました

連れて行っていただいたのは、N氏オススメの神泉にあるビアレストラン「ジャーマン・ファーム・グリル」


またビールかよっ、また飲んでるのかよっ
ってツッコミが聞こえるようですが、、、、いいんです、飲んでるんです文句あっか

本日のテーマは「世界のビールと杉ミキさんの将来を語る会」。(でしたっけ?!)
そして、ビール好きで、日本で数少ない(ってか相当マイナーな)「シニア・ビア・ジャッジ」なる資格を持つ我が夫も特別講師として(?)ご招待いただいてしまいました。

N氏は「日本のビールはもっと面白くなるべき!」と常日頃主張されているお方。私もN氏とビアジャッジの夫に最近洗脳されつつあります。

ええっと、みなさん、ビールってどんな飲み物ですか?と聞かれたら、なんと答えます?

「黄色い液体で、注ぐと白い泡が出て、ちょっと苦くて、冷やしてググっと飲むもので・・・」

というようなビールは、世界ではほんの一部。世界には、赤いビールも、泡が出ないビールも、すっぱいビールも甘いビールも、ゆっくり飲むのに適したビールもあります。

あー前にも書きましたねえ、同じようなこと
そういう語りはおいといて、このビアレストランの話。

ドイツのビアレストラン、と聞いて、私は大きなビアホールで、がやがやした雰囲気の店を想像していたのですが、ここは、こじんまりとして、落ち着く店でした。
食べ物はソーセージくらいしかないのかな、と思っていたら、ムール貝のビール煮込みとか、アスパラガスのサラダとか結構いろいろなものがあって、どれも大満足

そんな中で私とA子さん一番のお気に入りは、プレッツェル~
プレッツェルといってもスナック菓子ではなく、手のひらサイズのパンのようなもの。焼きたてで香ばしく、中はふかふかで、塩味がきいててビールに合うのです。
最初に食べて気に入ったので、また最後に2コも注文しちゃいました。

ビールは小麦のビールがお気に入り。バナナとかオレンジみたいな香りがして、時間がたって温度が上がるとよりいい香りに
お酒の苦手なA子さんも、「おいし~、飲みやす~い」といって、ちょっとずつ飲んでました。
ゆっくり飲んだ方が味や香りの変化がわかるので、お酒が苦手な人でも楽しめるようです。

写真はプレッツェル(左)と小麦のビール(右)
 

あ、そうそう、もうひとつのテーマである「杉ミキの将来」については・・・
「こんな仕事面白いと思うよ」「こんな道もあるよ!」とN氏よりいろいろアドバイスを受け、
「なるほどなぁ・・・(やりたいことリストにメモメモ!)」と思ったのでした。・・・単に飲んでるだけじゃないのですよ、私

肝心の本人がぼーっとしているのに周りの方が考えて下さるとは・・・持つべきものは友(といっては失礼で「師」というべきだ)なのですね。

私はこれから、世界のビールに喩えたらどんな人になるのかな。
ちょっと個性的で、一度飲んだら忘れられない、時間が経ってますます味わいの深まる、そんなビールになりたいんだけど。