杉ミキのちょっといいハナシ、ミキすぎっ

食べて飲んで踊って、時々語るブログ

週末の食卓「牛肉のワイン煮」

2007-09-30 | Weblog
週末には、飲み残しのワインを思いっきり使って「牛肉の赤ワイン煮」を作りました~
使うのは料理用のワインでもいいし、お安いワインでもいいし、飲み残して何日も経ってしまったワインでも何でも結構です。

■牛肉の赤ワイン煮

ビーフシチューのような、うまみがギュッ!と詰まった味の秋にぴったりの料理です

最初だけひと手間かかってしまいますが、それ以外は煮込むだけ。以前、何かの本で見た料理ですが、何度か作っているうちに私流のカンタンレシピになってしまいました~

〔材料〕4人分
 牛肉カレー・シチュー煮込み用 600g
 にんじん1本
 セロリ2本
 玉ねぎ1個
 赤ワイン3/4~1本
 固形スープの素1個
 塩・コショウ少々
 小麦粉・バター・油適量

〔作り方〕
一口大に切った牛肉、にんじん(乱切り)、セロリ(乱切り)、玉ねぎ(くし型切り)をボールに入れ、赤ワインをひたひたになるまで注ぐ。空気に触れないようにぴったりラップをして冷蔵庫で一晩(5-6時間以上)寝かせる。
①を、牛肉、野菜、ワインの3つに分ける。
②の牛肉に塩・コショウをして小麦粉をまぶす。
②の野菜を、大きめの鍋にバター(または油)を入れて中火で5分以上炒める。赤ワインと野菜の香りが立ち上がってきます。
③の肉を、油をひいたフライパンで強火でさっと周りの色が変わるまで炒め、④に加える。②のワインと、固形スープの素も加える。
フタをせずに中火で15分煮てアルコール分を飛ばし、あとはフタをして弱火で45分煮込む。焦げ付かないように最後は時々かき混ぜる。
最後に塩・コショウをして味を調えてできあがり~
赤ワインの量は適当で。多くても問題ないので、豪快に1本くらい使ってしまうのがいいと思います。また、ローリエの葉があれば、①から煮込むところまで、1枚入れておくといい香りが付きますよ。
そして!味のしみた翌日は、もっとおいしく食べられます。写真は翌日のもの。にんじんがまっ茶色になってます。
では、今週もしっかり食べて毎日楽しく過ごしましょ~

9月の自分で勝手にブランプリ

2007-09-30 | Weblog
9月のグランプリの発表です。

なんですがー、9月のグランプリは、該当なし今月は何となくイマイチだったかな?と思っておりますです。しゅん杉ミキ、調子わるっ

ただ、ブログを書くこと、に関して2つの話を書いた9月の第一週は、「ミキすぎっ」を立ち上げて以来の最高のアクセス数となりました。
そこで特別賞として私がブログを書く理由」「私にとってブログとはの2つを挙げたいと思います。

ではその他の今月の振り返りでえす。
9/15 今週の気になるニュース「柔道世界選手権」ほか
  世界の中の日本、を考えさせられました。
9/18 大学生に語る、コンサルタントのK村氏
  大学生に対して、これから社会に出るにあたって語られた言葉は、社会人にとっても心にに響くものでした。
  また、この日も世界の中の日本について考えさせられました。
9/28 丸の内キャリア塾にて
  偶然の出会いが人を変える。実際に仕事をしてみなければ自分に何が合うのかわからない。
  コンサルタントK村氏の言葉とも重なるところがありました。

9/22 感動的なフレンチレストラン
  たまにはこんなこともいいよね。
9/26 おかみ大好き。銀座の家庭料理の店
  たまにはこんなのもいいよね。

今週の気になるニュース「自分の脂肪でケータイ充電」?!

2007-09-29 | Weblog
急に涼しくなってきました。いよいよ本格的な秋がやってきましたね。食欲の秋ですのでメタボ対策もお忘れなく~。

今週の気になるニュースは夕刊フジの記事からです。

■イヴのみる夢 自分の脂肪でケータイ充電 飽食時代の新たなエネルギー源 ソニーが夢の技術〔9/29夕刊フジ〕

「自分の体に入り込んでしまった余計な栄養分を、電気エネルギーに変換して蓄えておく。そんな夢のバイオ電池がいつか登場するかも知れない。今年8月、ソニーはブドウ糖の溶液から電気を生み出す電池を試作・発表した。」


このソニーのバイオ電池は、ブドウ糖の液を酵素で分解し、電気エネルギーに変えることができるんだそうです。飽食の時代、捨てられてしまう食べ物も電気になって再利用ができるといいます。さらに、技術が進めばこんなこと↓も可能になるかもとありました。
「出先でケータイの電池が切れた。しかしあなたは少しも慌てず、ケータイのコードを手首に刺す。するとたちまちケータイは充電を終え、しかもあなたの血糖値は少しばかり下がる。」

うおおおお!そんなことになったらすごい~自分の血中の糖で発電だあメタボな人はお得な世の中になるじゃん。すごいすごい。

そんなことになったら、「自家発電」の「電気」を売って儲かったりするかな?「献血」に加えて「献電」ができたりして。あ、災害などで電気が止まった時に、メタボな人が誘拐されて発電機代わりにされたりとか。さらに技術が進んでカンタンに人体から電気が取れるようになったら、満員電車の中でメタボの人の体からケータイに充電する「電気スリ」が現れたりとか?
など、いろいろ想像をめぐらせていたら段々コワくなってきました。カロリーの高いものをどんどん食べて発電する人々・・・。
人間は何のために食べていて、何のために自分の体内にエネルギーをためるのか、そもそも何のために生きているのかわけがわからなくなって、体が、人間が、おかしくなりそう~みなさんはどう思いますか~?


・・・ところで、なぜ私が夕刊フジを読んでいるかというと・・・
とある本に、「日経と夕刊フジをあわせて読むと、バランスが取れてよい」とあったからです。同じ経済とか企業に関する記事でも、極めてまじめなトーンの日経と、タブロイド紙的な夕刊フジの両方の捉え方を見ておくと良いとありました。ほんとかどうかわからないけど、ただいま時々実践中なのであります~。

ではまた!

丸の内キャリア塾にて

2007-09-28 | Weblog
今日はまじめな話
水曜日の夜、日経新聞主催の女性向けのセミナー「NIKKEI丸の内キャリア塾」に出席してきました。新聞で見つけて申し込んだので~す

タイトルは「成功するキャリアづくりのキー・ファクター ~サラリーウーマンからの転身」
うっ、オオゲサだぁ・・・でも、講師の1人のある女性の講演タイトルにひかれました。
「キャリアづくりは偶然と興味・努力の積み重ね:自伝的偶キャリ論」

講師は、青山学院大学大学院の国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール)教授の須田敏子氏。日本能率協会で人材マネジメントに関する月刊誌の編集長をした後、より人材マネジメントの専門知識を学ぼうと30代後半でイギリスへ留学。修士号・博士号を取得して帰国し、現職に至るという方です。自身の経験を踏まえながら、どのように自分のキャリアを考えるべきか、を語られました。

そのお話の中で印象的だった言葉を以下に並べます

偶然の出会いが人生を変える。出会いによって自分の知らなかった強みを発見できる。
→イギリス留学をして始めて「あなたは論理的思考ができる」と言われて初めて自分の強みを知り、研究者の道を選んだ。
世界のどこかに自分を認める人、自分の知らない強みを評価し、サポートしてくれる人がいる!
→自分の場合はイギリスにいた!
実際に仕事をしてみないと、自分に何ができるか、何に興味があるか、また逆に何に興味がないかもわからない。だから何でもやっていることに価値はある。
→編集長時代に、人事マネジメントには興味があっても、自分自身がマネージャーになることには興味がないことを知る。
よって人生捨てたもんじゃない。楽観主義でいこう。

この方の話のもとになっているのは、今、キャリアについて研究している人たちの中で提唱されているこの考え方です。

■Planned happennstannce(計画された偶然)理論
キャリアは意図的に設計してできるものではなく、偶然遭遇したできごとや出会った人によって、自身の能力や興味が喚起され、次のキャリアにつながる場合が多い。だが、偶然と思える出会いも、それまで本人が特に意識しないで行ってきた経験やそれによって蓄積した知識・スキルによって生じる場合が多い。
これ、自分自身の人生を振り返った時に思い当たることがある人が多いのでは
これまでは、5年先、10年先の目標をなるべく明確に持つことが大事と言われてきました。でも実際に何かの世界で成功した人について調査を進めていった結果、長期的なビジョンを最初から持っていた人より、日々目の前のことをやって自分が興味のあることを見つけ、それを一生懸命やっていたら偶然の出会いがあり、その偶然をうまく活用した人が多いとわかったそうです。また、今のように変化の激しい時代には、長期的な目標を立てることはかえって不利になることもあるのだとか。

■キャリアトランジションとキャリアドリフト
人は常にキャリア形成を意識している必要はなく、通常は流れに流されて漂流(ドリフト)していてもいいが、重要な転機(トランジション)に際して、現時点が転機であることに気づき、適切に対応することが重要。そうしないとずっと漂流し続けることになる

自分の転機を捉えられるかどうか、が人生の分かれ目になるということ。
以上の考え方は、神戸大学の金井先生という方が「キャリアの常識と嘘」という本の中で書かれています。

実際に企業で働いていると、相変わらず「5年後・10年後の自分を考えろ!」といわれることが多いのでは?会社側が新しい考え方について勉強不足なのかも知れないし、これまでの考え方の方が社員を管理しやすいからかも知れません。会社が「通常は漂流していていもいいけど、転機はうまく捉えろ」だなんて、なかなか言えないことだと思うし!

だけど、今の時代、キャリア形成の考え方はこんな風に変わっているのだ、ということは心にとめておく必要があると思います。その方が気持ちも楽だし楽観的に生きられるから
かくいう私も漂流中。でも楽観主義で行こうっと

そして以下はおまけ
日本の働く女性へのエールとして、講師の須田氏が語っていたことです。

日本の社会は欧米に比べて「女はつらいよ」の世界。日本の女性は欧米の女性に比べてずっと多くのことが求められている。でもだからこそ、日本の女性のスキルは高い。もっと自信を持つべき!

日本には「男はつらいよ」という映画があるけど、実は堂々とそう言えるだけ男は楽。欧米の男性は「男はつらいよ」なんて絶対言わない。それだけ欧米は女性が強い社会ということなのです。


男性の方は反論もあるかも知れませんが、ま、女性へのエールの言葉だったということで、大目に見てやってくださいまし

おかみ大好き。銀座の家庭料理の店

2007-09-26 | Weblog
昨日は、私の大好きな、銀座にある家庭料理のお店「菜庵(さいあん)」に行って参りました。一緒に行ったのは、以前勤務していた会社の元上司である招きネコ部長と、このブログにも時々登場するイケメンO部長。途中で、最近招きネコ部長の部下になったばかりのソソウ君を残業中にもかかわらず無理やり呼び出し、4人で盛り上がり、他のお客さんがいなくなるまで飲んでました

ところで、招きネコ部長は、甲高い声でびっくりするほどよくしゃべる人です。私も部下だった頃は、会議の途中から頭痛がしてきたことが何度かあります。頭の回転が素晴らしく速いからなのですが、一人でしゃべって一人でつっこんで一人で笑って頭痛に苦しむ私達をおいて展開トークを繰り広げます。その風貌から招きネコと呼ばれていますが、さて一緒にいて福が来るのやら・・・と思っていました。

この「菜庵」は、私が会社を辞める前に、送別会として招きネコ部長が連れて行ってくださったお店です。この時は、さすがの招きネコ部長も口数が少なく、比較的静かに話をしたのを覚えています。

そして、初めて行ったその日から、私はこの「菜庵」の大ファンになりました
まず、どの料理も女性らしいセンスに溢れていておいしい。全ておかみが自分で考えたもので、和を中心に、ハンバーグやグラタンなどの洋食もあります。
中でも特におすすめは、おかみの手作りの「ニジマスの燻製」スモーキーで味がしっかりしていて酒がすすみます。

平日に燻製にすると、周りの店から「煙い」「火事かと思った」と苦情がくるため、わざわざ休日にお店に来て作っているのだとか。この燻製とともにウイスキーを飲むのがツウだそうで、これを出し始めてからウイスキーの山崎が売れているんだそうです。

他にもこんなお料理が。左から、ぴりから黒こんにゃく、グラタン、豆腐と鳥のやわらかステーキ。最後のステーキは写真に撮るより前にガツガツ食べてしまいました


さらにさらに、料理以上にこの店のおかみの人柄が素晴らしい!
おかみは、実はつい数年前まで超有名商社に勤務し、営業をやっていらした方。ある日「会社を辞めます」と言ったら「予算を達成してからにしろ」と言われて一発奮起あっというまに売上予算を達成して堂々と退職。それから料理学校に通って腕を磨き、昨年銀座にお店を出したのだそうです。すごいパワフルだぁ!

そんなパワフルなお方でも、とっつきにくい感じは全くありません。明るくで気さくで笑顔のかわいい人で、少ない女性客である私の話も一生懸命聞いて下さいます。退職前に始めてお店に行った時は、ご自身の経験も踏まえ随分と励ましていただき、たくさんのパワーをもらいました。「大丈夫。これからも新しい世界でやっていけますよ!」って。途中から招きネコ部長をほったらかしにしておかみと話しこんでいました。でもこのタイミングで「おかみが面白い人だから」と私をこのお店に連れて行って下さった招きネコ部長にも感謝、感謝。やはり福は来るのですね

お店はとても繁盛されている様子でしたが、きっとみなさん、私と同じようにおいしい料理とおかみとの話からたくさんのエネルギーをもらっているんだろうなあ。

昨日も、私一人お店に早く着いてしまったので、遠慮なく先にビールをいただきながらおかみとしっぽり話ができました。(私はオヤジかっ

元気がない時も、元気な時も、ここに来てみたいと思う素敵なお店銀座でありながら敷居も高すぎないのも○。私のイチオシです。

ぬかづけ腐る

2007-09-25 | Weblog
二ヶ月近く前の「週末の食卓」で、ぬか漬けのことを書きました。
ぬか漬けの話の詳細はこちら。その中でこんなことを書きました。
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さて、私にとっての「ぬか漬けアドバイザー」は姉です。最初の頃は何かあると姉に電話してどうしたらいいか相談していました。
「なんか塩辛いんだけど・・・」「味がおいしくない気がするんだけど・・・」
というと
「山椒を入れろ」「からし粉をいれろ」「ああしろこうしろ」とアドバイスがもらえます。
・・・でもね、
「ぬか漬けのことで聞きたいんだけど」と私が言うとすかさず
腐った?腐った?腐った?」と聞き返されます。
いつ私がぬかを混ぜるのを怠り、腐らせてしまうか、楽しみにしている様子なのです
*********************
そしてついに・・・やってしまいました。無事に夏を乗り越えた!と思ったところで油断して、腐らせてしまいました・・・姉の笑う声が聞こえてきそうで悔しいよぉ
毎日かき混ぜるのが段々めんどくさくなって、「1日くらいかき混ぜなくても大丈夫じゃん」などと思って、間隔をあけていたのがマチガイのもと。そのうちすーっかりぬか漬けの存在を忘れてしまい、ハッとして昨日タッパーを開けてみたら、うっすら白いカビのようなものができていました
やはり、毎日やらなくてはだめなのだな、と実感し反省。

もう一度、仕切りなおして頑張ります。次はいつまで持つかな~

元気が出る真っ赤な自転車

2007-09-24 | Weblog
朝、義母より電話。体調があまり良くない様子で、話を聞いて私も気分がふさぎこんでしまいました

お昼頃になって、夫が「そういえば、駅の近くに自転車屋ができてたよ。自転車欲しいって言ってたよね。見に行かない?」
というので、気晴らしに行くことにしました。

うちの自転車はおんぼろ。パンクしてからは雨ざらしにしていてサビてしまい、いい加減に新しい自転車を買わなきゃな、と思っていたのです。自転車があれば、朝のヨガにも地下鉄を使わなくても行って帰って来られます。交通費削減+ヨガの準備運動として自転車はぴったりです
近所のスーパーでも自転車は売っているのですが、いかにも「ママちゃり」。無印良品にも行ってみたけど、本体・カゴ・荷台・ライトなど組み合わせていくと意外と高い。たかが普段使う自転車を買うのに遠くまで行く気もしないし、と伸ばし伸ばしにしていたところでした。

開店したばかりの自転車屋には、安くて、見た目もオシャレな自転車が並んでいました。スーパーの自転車とほぼ同じ値段で、デザインのかわいい自転車がたくさん。大きな道路に面しているのでお客さんもたくさん。
いくつか乗ってみて、この変速付の赤い自転車に決めました

色は赤にする気は全然なかったのですが、派手な方がかわいく思えてきました。荷台も赤で、デザインとしてかわいいだけでなく自転車置場においていてもすぐに見つけられます。わあい

自転車に乗って帰ってきて、家の前に来て思い出しました。うちは車も赤なのです。車は、以前、夫が労働環境のとても厳しい部署へ異動になった時に、「休みの日に車で外出して元気が取り戻せるように」と買ったもの。そこで色も元気が出る赤にしたのです。

今日は気持ちが沈んでたし、私も自然と元気が出る色の自転車を選んだのかも赤い自転車を見てたらすごく嬉しくなって、子供みたいにはしゃぎたくなってしまいました。
よし、明日からはこれに乗って颯爽と早朝ヨガに出かけるぞ自転車の名前は「レッド1号」だっ。

さっそく「レッド1号」に乗って近所のスーパーまで行ってみたら・・・自転車置場に「レッド2号」が~!よく見ると、さっきの自転車屋で売っていたのと同じ、オレンジや赤や青など新しい自転車が何台も止まっているではありませんか!がーん・・・

あの自転車屋、儲かってやがるな。


週末の食卓「煮物と炊き込みご飯」

2007-09-23 | Weblog
今週は、先週の予告通り、ワインを使った料理(もちろん洋食)にするはずでしたが、土曜日にフレンチを食べてしまいましたので和食に変更ところで秋になると、こっくりとした煮物と炊き込みご飯が食べたくなりませんかそこで「里芋と豚バラの煮物」と「しめじの炊き込みご飯」を作りました。

1.里芋と豚バラの煮物

里芋には脂の多い豚バラ肉がよく合いますお砂糖とお醤油でしっかり味つけをします。

〔作り方〕4人分
①豚バラ肉(300g)を油をひいた鍋で炒め、火が通ったら砂糖(大さじ3)を加えてあめ色になるまで炒める。
②①に水3カップ、醤油(大さじ3)、酒(大さじ3)を加えて煮立たせる。煮立ったら、長ねぎ(1本、乱切り)としょうが(1かけ、うす切り)を加える。
③皮をむいて食べやすい大きさにきった里芋(8個くらい)を、油をひいたフライパンで5分くらい焦げ目がつく位まで炒める。
④③を②に加えて20分煮込む。最後に水溶き片栗粉を加えてとろみをつけたらできあがり~。

最後にいんげんなど緑のものを「チン」して加えると見た目もきれいです
ボリュームもしっかりあってご飯もすすむ、日本の秋の味がするおかずですっ。4人分のこの分量で作りましたが、半分以上ダンナが食べてしまいました。嬉しいけど・・・またメタボ度が上がってしまいます~

2.しめじの炊き込みご飯

炊き込みご飯はめんどくさい!と思ってませんか。でも、出汁(ダシ)さえとってあれば材料を混ぜて電気釜のスイッチを押すだけでできちゃうのでカンタン。私は休みの日に出汁を大量に作って、タッパーに小分けして冷凍しています。
材料は何でもいいのですが、私は炊き込みご飯にはゴボウ&油揚げは欠かせないと思うのでこれだけは必ず入れます。

〔作り方〕4人分
①お米(3合)を洗って、電気釜に入れ、通常の水の分量よりちょっと少なめにダシを入れる。(無洗米ならちょうどの分量で良いです)
②ごぼう(1本、ささがき)、油揚げ(1枚、千切り)、しめじ(半パック、半分に切ったもの)、クコの実(適量、なくてもよい)、塩(小さじ1/2)、薄口醤油(小さじ2)を入れて30分くらい置く。
③電気釜のスイッチを入れればできあがり~。

クコの実はなくてもいいですが、入れると赤い実が秋らしくて気分が出ます。
しめじの変わりに水にもどしたポルチーニ茸を入れてもいいし(高いけど)、他のキノコ類でももちろん○。さらに鶏肉を入れると本格的になりまーす。こんにゃくやにんじんもいいですが、小さく切るのが大変なので、普段はあんまり入れません

炊き込みご飯があると、おかずの品数が少なくても許される感じがするので、実は私にとっては手抜き料理のひとつになっています

ではまた~

感動的なフレンチレストラン

2007-09-22 | Weblog
今日は11回目の結婚記念日
私がだーいすきなフレンチレストラン目白の「ぎんきょう」へ行きました。

ここは住宅地の中にある一軒家のレストランで、見た目はレストランというよりは美術館のよう。ぎんきょうとは「銀杏(いちょう)」のことで、入り口の歩道脇に植えられています。

夜のコースは8,000円から15,000円まで。料理の味、サービスの質、店の雰囲気、使っている食器など全てが私好みで、「これだけ満足できるのならこの値段でも決して高くないと思います。

お料理は旬の新鮮な野菜や魚を使い、味も「うまみ」たっぷりで日本人に合うように工夫されています。コース料金にはチーズも含まれてますし、デザートはワゴンから選び放題。食後のコーヒーの代わりにハーブティーをお願いすると、たくさんのハーブを持ってきてくれて、いろいろと組合せを教えてくれます。ウェイターさんの感じもよく、銀座や六本木あたりの店なら、この倍くらいの値段になるのでは?と思います。

今日も、サンマの燻製、フォアグラ、に始まり、最後の牛バラの煮込みまで、料理は全て感動的な味でした。夫と2人「ああ、胃が喜んでいる・・・」「脳から何かが出ている・・・」とウットリ。料理の出てくるタイミングも早からず、遅からずで絶妙。余計なストレスなく、ゆっくり会話をしながらいただきました。

そして本日さらに感動する出来事が
ウェイターさんに「今日は11回目の結婚記念日なんです。」と始めに言っておいたところ、デザートの盛り付けをこんな風にしてくださいました。

ちょっと写真が見えにくいけど、ろうそくを立てて、お皿に「Bon Anniversair de Mariage!(結婚記念日おめでとう)」の文字。きゃー、きれい
でも、ここまでは実は想定の範囲内。本当に驚いたのは、その後にサっと11本のミニバラを手渡されたことです!これがそれ。

いやん、すてきすぎ~っ
以前、誕生日で来た時に「Happy Birthday to Miki」と皿に書いてくれたことがあったので「ミキさん」だと名前も覚えて下さっていました。あやうくウェイターさんを好きになるところでした(うそ)
素晴らしいお店っていうのは、こういう店のことを言うんですねえ・・・。そして、年齢を重ねたらこういういいお店の常連になるべきですね。今日はもう感動してしまって、バラが50本、60本になってもこの店に来たいと思いました。

ちなみにお昼のコースは3,500円から。興味のある方はまずはお昼に行ってみるのもいいかもです。
あ、ただし「こってり系フレンチ」がお好みの方は全体的に少し物足りないと思います。料理もデザートも基本的にはやさしい味なので、イタリアンや和食が好きな方、年配の方におすすめです

〔ぎんきょう関連のブログ〕
フレンチレストラン紹介のブログ「ALL ABOUT グルメ」
ぎんきょうの建物の紹介「泉幸甫建築研究所」

とんでもない教育ママ

2007-09-21 | Weblog
喫茶店でコーヒーを飲んでいたら、私と同い年くらいの、ブランドものを身につけた派手めな女性3人が私の目の前に座りました。何気なく会話を聞いていると、3人は子供が同じ幼稚園に通う母親同士らしく、話は小学校受験のことに。

「○○小学校はね・・・(そこから近くの国立大付属小学校のこと)」
「うちの子なんて全然だめ!」
ほんとにいるんだ、こういうお母さん達

「うちの子、こないだの塾の模擬試験でね、『カメさんが、お仕事をしています。さて、何のお仕事をしているでしょう?』と聞かれて、『カメさんは仕事なんてしません!』って答えたのよぉ~!

あはは。いいじゃんそういう子供。だいたい子供なんて大人が思うほど子供らしくないんだから。

「もう私びっくりして~、『○○ちゃん、試験官の先生の言うことは全部正しいの。だからそんなこと言っちゃだめなのよ。』って教えたわよぉ!もうたいへんよぉ。

ぎゃっ
こういう親に育てられた子供が日本の将来を担うの?!さぶっこんな親に育った子供は、社会に出て上司に白いものも黒だと言われれば「はい、黒です」と答えるに違いない

私はその子供に
「どうしてカメさんは仕事しないのかな?」と聞いてみたいです。どんな答えが飛び出してくるのか楽しみ。

「カメさんはのろまだから、仕事はできませんかな?

私が試験官だったらこの子は合格にしたいです

のらネコをめぐる紛争

2007-09-19 | Weblog
久しぶりにネコの話。
うちの近所には、たくさんののらネコがいます。酔った帰り道などに、のらネコに「にゃー」と話しかけていたら彼らが寄って来るようになったので、よくナデナデしています。やつらはこんな風に寄って来ます。
ただしネコを嫌がる人もいるので、かわいそうだけどエサはやらないという、私にしては潔くない、中途半端な対応をしています。

のら達にエサをやっている家は、近所に何軒かあります。そういう家はだいたいが広い庭付きの一戸建。庭で奴らに「ほどこし」をしているのです。

エサをやっているあるお宅の奥さんは、
「ネコがかわいそうだからエサをやってるけど、子供を産んで増えちゃったら近所迷惑。だから獣医に連れてって全員去勢してるのよ
と得意げ。そこまでやるのは偉いなあ~、しかも金あるんだな~、と感心・・・でもそれ、飼ってるって言うんじゃないでしょうか

私に寄ってくるネコたちも、うちから3軒程先の庭付の家に住む、一人暮らしのおじいさんにエサをもらってました。「ました」と過去形なのは、最近そのおじいさんの家の庭にネコどもがいる姿を見なくなったと思ったら、向かいのアパートの住人にエサをもらっている様子。そっちのエサの方がおいしいのか、ネコたちがアパートの方に行ってしまったのです。かわいそう、おじいさんネコ、げんきん

そして一昨日、ついにのらネコを巡るちょっとした紛争が起こりました。
アパートの住人がエサを置いているアパート入り口の地面に、
ネコにエサをやるな!
と赤字で書いたA4くらいの大きさの紙が、ガムテープでしっかりと貼られていたのです

今まではひとり者のおじいさんがエサをあげていたし、ネコもその庭をメインに活動をしていたので誰も文句は言えませんでしたが、アパートの入り口にエサが置かれ、ネコ達がアパートの方をうろつきだしたのだから、そりゃネコが嫌いな人には迷惑な話でしょう

そして昨日。
なんと、その苦情の紙が八つ裂きにされているではありませんか!うわっ。やっば~のらネコ紛争勃発だっ
んが、おかしなことに、紙のはじっこはガムテープでアスファルトの地面に貼り付けられたまま。何か先の尖ったものを使って、ガムテープで地面に貼っている周りは残して、紙の真ん中だけを何回も切り裂いた様子なのです。この紙をみて怒った人がいたとしても、紙をガムテごと剥がすとか、剥がしてから破り捨てたりするのが普通。これはどういうこと?

・・・あの紙は長いツメでひっかいたように見えるけど、まさか・・・犯人はネコ?いつものエサのところにエサがなく、代わりに紙が貼ってあったから、ついツメを研いじゃったとか。外に置いたダンボールなどすぐにひっかかれてしまうから、この犯人はやはりネコでは?そうだ、ネコが「ネコにエサをやるな!」の紙をひっかいて破ったに違いありません杉ミキ、名探偵っ
そう考えたらおかしくておかしくて、一人で歩きながら笑ってしまいました

しかし事態はさらに悪化。この紙を貼った人は、犯人はエサをやっている住人だと思ったのでしょう。ますます怒った様子で、ワープロで「いかにのらネコの行動に困っているか」を書いて、今度はブロック塀のより目立つところに貼ってありました・・・。あちゃ~

どうなる、のらネコ紛争。何だかとっても不安です・・・




大学生に語る、コンサルタントのK村氏

2007-09-18 | Weblog
本日は、毎月第3火曜日に実施している「チュートリアル」の日。チュートリアルとは、大学生に対して、社会人が「社会ってこういうところだよ」と教える会のことで、私の大学時代のゼミの教授が始めたもの。卒業生の先輩達を集めて、それぞれが自由なテーマで、6-10名の学生を担当して月1回このチュートリアルを実施しています。前回のチュートリアルの内容はコチラ

今回は、前回のゲスト、SE(システムエンジニア)の菊治さんから、講師としてふさわしい人がいるというご紹介を受け、某コンサルティング会社の執行役員であるK村氏をゲストとしてお迎えしました。K村氏の「仕事の内容」「コンサルタントという仕事を選んだ理由」「今後の夢」「学生に伝えたいこと」などについてお話を伺いました。
前回同様、今回もワインを飲みながら、食べながらの会になりました。もちろん私が一番飲んで、そして22時をまわった頃には最初のまじめモードはどこへやら、雑談と笑いでいっぱいになってしまったのは言うまでもありません。
K村氏のお話の中には、学生にも、また、今の私にも心に響く言葉がたくさん出てきましたので、そのいくつかをご紹介します

社会人になって一番役に立ったのは部活の経験かも。仕事は一人ではできないもの。だから周りをサポートする、リードする、というのは結構なスキルなのである。それを最初に学んだのは部活だったと思う

学生のうちにやりたいことが見つかる、自分にピッタリくる会社を見つける、なんてことはまずない。それよりも何かの縁で入った会社で、目の前の仕事に全力を尽くすことが大切。すぐに結果は出なくてもいづれ必ずチャンスは訪れる。

これは3年以内に辞めたりしないで頑張って欲しいというメッセージ。「目の前のことに立ち向かうことが、一見流されているようで実は自分を大事に、自分をしっかり持っているということなんじゃないか。」とおっしゃっていました。「すぐあきらめない。逃げない。石の上にも3年とは、昔の人はよく言ったものだ」とも。

一方で、プライベートの時間や自分の健康にも気を配って欲しい。自分自身も業務に忙殺されて体を壊したことがある。会社に入って忙しい時にはぜひ思い出して。

仕事のことでの悩みは多い。でも、よく考えるとその大抵のことは大したことない。余計なストレスをためないために、受け流せるようになることも大切。

私は、それを、左へ、受け流す~これは、学生達にはまだわからないと思うのですが、私も納得でした。

そして、今の私に一番グっと響いたのが以下の言葉でした。
世界の中のアジア、アジアの中の日本、その中の会社と自分を常に意識すること。

以前このブログで「自分のお財布と社会とのつながり」を書いたことがあります。今私は、世界で起こっている様々なことが、どんな風に関係しているのか、そのことが日本に、また自分の生活にどう影響してくるものなのか、ということを毎日少しは考えるようにしています。
在職中は確かに目の前の仕事は必死でやっていたけれど、そんなことはあまり考えたことはなかったので、今は「あ!これってこういうことか」と日々発見があります。

K村氏の会社は1年に10%成長しているそうです。これだけでも「すごい!」と思うのに「10%成長では、アジアで、世界で戦っていけない」とのこと。厳しい~でも世界に目を向けるというのはこういうことなんですね。
そして今のK村氏の夢は
「周りのメンバーとともに、クライアントとともに自分も成長し、会社も成長させること


今日は、前回のゲストスピーカー、菊治さんもいらしてくださいました
これからもK村さん・菊治さんともに時間が許せばぜひチュートリアルにご参加いただき最終回の3月は、社会人ゲスト全員が参加してくれて、学生とわいわい話ができたら、また社会人同士もネットワークを広げられたらいいなと思っています。
これがぷー杉ミキの今のささやかな夢であります







週末の食卓「スペアリブの赤ワイン煮」

2007-09-16 | Weblog
ワインのおいしい季節になってきました~そこで、週末はワインを使った料理を作ってみました。

・・・って、ワインを使った料理を作るほんとの理由は、ダンナが、日本ソムリエ協会が認定するワインアドバイザー試験に挑戦中で、テイスティング試験用にワインをたくさん買ってきて、それが余ってこまっているから。もったいないので一生懸命料理に使っています。でも季節的にちょうどいいのでご紹介。ワインは、料理用でもいいし、飲み残しのワインでも何でも結構です。

■スペアリブの赤ワイン煮

作り置きができるので4人分の分量としておきます。
<作り方>4人分
①スペアリブ1kgを、2-3カップの沸騰したお湯にさっとくぐさせ、色が変わったらすぐ取り出す。
②鍋に、スペアリブ、赤ワイン2カップ、酢(ワインビネガーがベター)1カップ、固形スープの素1個、黒コショウの粒10個を入れて、肉がかぶるくらいに①の肉を湯がいたお湯を足して、ふたをして1時間くらい煮る。
③肉を取り出して皿に盛る。
④鍋に残った煮汁を火にかけ、塩を少々振って味を調え、水で溶いた片栗粉を適量入れてとろみをつけて③の肉にかける。できあがり~
1時間煮ればできてしまうカンタンで豪快な料理。お客様が来た時などにもとても良いのです付け合せの野菜は、全てチン!して火を通し、肉汁をかけただけのものです。

土曜日はこのスペアリブの赤ワイン煮を作り、日曜日は、ダンナのワインアドバイザー試験の前日のため縁起をかついで「とんかつ」を作りました。試験勉強で最近全然運動していない夫は、5キロ太ってしまったのに、ますますメタボにしてしまいました~
来週も、引き続きワインを使った料理になってしまうと思います。ではまた~



今週の気になるニュース「柔道世界選手権」ほか

2007-09-15 | Weblog
連休をいかがお過ごしでしょうか。今週は、週半ばから安倍辞任表明の話一色になっていましたね。このことに対しても考えることがたくさんありましたが、その話以外で、気になった話題を2つ取り上げてみます。

■柔道世界選手権、井上・鈴木まさかの2回戦敗退〔9/13(水)各紙〕
井上康生、鈴木桂治の2人が微妙な判定で破れました。このことにガッカリした人も判定に憤りを感じた人も多かったのではないでしょうか。

2人とも、技が決まったと思った瞬間に相手選手に逆にひっくり返されまさかの敗退。会場はブーイングの嵐。「審判に負けた」「こんなの柔道じゃない」と語る関係者。「海外では柔道をやったことのない人が多く審判になっている。技をかけることの難しさを理解していない。」という意見もありました。
これに対して、あるテレビ番組で古賀稔彦が語っていたことに私はへ~っと思いました。

「いまや柔道はヨーロッパでも大変に盛んなスポーツ。日本の柔道は、そのヨーロッパの柔道のやり方についていっていないのが現状。ヨーロッパの選手は練習であっても「絶対勝ってやる」という貪欲な姿勢で向かってきて、技をかけられても返し技で最後まで勝とうとしてくる。その戦い方がいまや主流になってきた。
日本の選手は、練習だと相手が技を決めやすいように考えて戦っていたり、技が決まればそれで終わり、と思っている。日本の選手も、世界の戦い方を身につける必要がある。


「こんなの柔道じゃない、という人もいるが?」というコメンテーターの疑問に対して古賀は「柔道が世界に広まり進化したということ。日本の選手もこの流れについていかなければならない。」と発言しました。

様々なご意見もあるかと思いますが、私はここから3つのことを感じました。
1つは、ありきたりですが、最後まで勝ちに行く、という姿勢の大切さ。
2つめは、ルールや常識は変わる、戦い方も変わるのだということ。
3つめは、たとえ日本発のものであっても、国内だけでなく世界の流れを見てなければいけないということ。

これが唯一のルールだ、と思っていると、いつのまにか世界には通用しなくなっているということにもなりかねないということです。今の日本の置かれている状況と重ね合わせて考えると身にしみるものがありました。

頑張って欲しいです、日本の柔道

■伊勢丹の実力 新宿本店の限界 高まる敷居、客離れも〔9/14(金)日経MJ〕
先日、改装した伊勢丹新宿本店の食品売り場を見に行きました。主に菓子売場を見たのですが、美しく高級なお菓子が並び目の保養にはなるものの「これでこの値段?じゃ、いいや」と思ってしまって、なかなか買いたくなるものがありませんでした。これがデパートなのかな?という感じ。

記事によると、昨夏から婦人靴、食料品と改装を行い、今後は主力の婦人服の改装に着手。だが、メンズ館の成功を踏襲して高級路線にいきすぎ、これまで利用していた顧客の中に「買うものがなくなった」と違和感を感じる人が増えているとのことでした。ああ、やっぱり
また高効率を極めた店であるゆえに、いつ行っても混んでいてゆっくり買い物ができない、という不満も出ている様子。私も、婦人服売場で所狭しと並ぶ商品と人ごみとで気分が悪くなったことがあります。

本当は増床のため休業して再開発をしたいのだが、伊勢丹は新宿本店1店の売上・利益に依存しているため現状ではほぼ不可能。三越との統合によりその限界を超えられるのではないか、まずは伊勢丹本店のすぐ前にある三越アルコットとの連携が考えられる、とありました。

「全国の百貨店で最も売る店」と言われ絶好調に見える伊勢丹本店にも、様々な課題があるのだなあと実感しました。

今週は以上でーす。





ハローワークの帰り道で

2007-09-14 | Weblog
本日、ハローワークに行ってきました。ぷーの身なので失業保険を受けるためです。失業保険を受ける資格があるかどうか厳しく審査されるため、その相談に行ってきたのです。

ほんの少し前まで、失業保険は「会社を辞めても次の仕事を探す気のない人」にも比較的簡単におりるようになっていました。が、本来失業保険は「次の仕事を真剣に探している人」かつ「今すぐにでも就労できる環境にある人(学業に専念しているとか、親の介護が必要で仕事ができない人はダメ)」に出るもの。よって、当然のことですが、失業保険の給付期間は、まじめに職を探して活動しているということを常に証明しなければならないのです。
以前は、ハローワーク内に設置されているパソコンで求人情報の検索をした、というだけで「就職活動の実績」として認められていたため、私の周りでも多くの人が簡単に失業保険を手にしていました。今はその基準がどんどん厳しくなり、ハローワークで就職のための相談をした、各種就職セミナーに参加した、企業の求人に応募した、実際に面接を受けた、などの活動を1ヶ月に2回以上行わなければ、その間の失業保険は出さないよということになっています。

本当に働きたいと思っている人にしか失業保険を給付しない、というのは正しいことだと思いますが、納得ができないことがあります。
私は、次の仕事をするにあたって、自分に足りないスキルを補おうと、自己啓発のためのセミナーを受けたり、勉強をしたりしています。ところが、これが国や都など公共機関が実施しているセミナーではなく、直接の就職活動にもあたらないため、活動の実績として認められそうにないというのです。
ハローワークが実施しているセミナーもありますが「選考書類の書き方」「模擬面接」が主。実際に働くにあたって自分にとってあまり必要なものというのがないのが実態です。
本日はその相談に行ったわけですが、やはり「恐らくこれは活動として認められないだろう」とのことうーん、そうかあ。私は私なりに考えて行動しているのだけど、自分で考えるよりも国や地方が定めた通りに活動しなければ給付対象にならない、ということなのです。

これからの日本は、世界を相手に厳しい競争に勝ち抜くためにもこれまでの「護送船団方式」をやめなければなりません。
これまで、のべつくまなく行われていた各種の社会保険給付が、本当に頑張っている人や本当の弱者に絞られるのは当然の動き。ではどうやって「本当に頑張っている人」「本当の弱者」を見極めるのか。この点の考え方がまだまだ未熟であることを実感しました。見極めは難しいことではあるけれど、考えなければならない課題だと思いました。

んで、結局私の失業保険は認められなかったかというと、「ハローワークに相談に来た」ということで「就職活動の実績」として認められ、無事、今月の失業保険が給付されることになりましたこれまたふっしっぎ~。

帰り道、ふしぎな気持ちでぼけーっと近くの繁華街を通り、ティッシュやチラシを配っている人の間を歩いていたら、ギャル向けの雑誌を手渡されました。なんだろ?と思ってみたら「女性のためのキャリアアップマガジン」とあります。表紙にはギャルの姿が。これがキャリアアップの雑誌?ちょっとあやしくない?

家に帰って雑誌を開くと、案の定、あやしげな店の求人情報が並んでいました。なのにとってもフレンドリーに、まるでファッション雑誌のような書き方。これで騙される若い子は多いことでしょう。そしてこの雑誌を見たダンナが大笑いして言いました。
「キャリアアップってどんなキャリアだよ。お前もこれでキャリアアップしてみたら?
あはは、ひどすぎ~。そして笑いながらも目はしっかりお店のチェックをしている様子。もうっ

そんなダンナを横目に、こんな求人情報でも、応募したり、面接を受けたりしたら「就職活動の記録」として認められるのだろうか?などとアホなことを考える私でありました。