Miho's Sweet & Bitter Days in London

甘く、時にビターな日々の雑記帳

ブログお引越のご報告

2008-11-13 | LDN日々雑感

霜降り落ち葉@湖水地方。ロンドンも今日は寒いなぁ。(膝が冷える…)


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さて、気付けばもう3年以上も続けているこのブログですが、この度お引越をすることにしました。gooのブログは使いやすいし、テンプレートは可愛いし、お気に入りのヒヨコの絵もあるしで気に入っていたのですが、画像のアップロードがちょっと面倒なんですよね(2段階に分けてアップしないといけない)。この一年は旅行に沢山行きそうな気配なので、旅が立て込んでくる前に思い切って引越すことにしました☆

住み慣れたこのgooの地を去るのは不安もありますが、移転先のexciteブログでもぽわぽわと日常のヒトリゴトを綴っていきたいと思います。…本当は「年が明けると共に」とか「ロンドンへの引越と共に」とか、何かきっかけに合わせて引っ越す方がキリがいいんでしょうけど、行き当たりバッタリな私はブログの移転も行き当たりバッタリです(笑)。

◆新しいブログはこちら◆

Miho's Sweet & Bitter Days (in London)


goo上で長らく読んでくださっていた皆さん、どうもありがとうございました!
そしてこれからもexcite上にてどうぞ宜しくお願いいたします(^^)。

…もしexciteが使いこなせなかったら戻ってくるかもしれませんが(笑)。。

Miho

ピアス作り

2008-11-12 | ジュエリー

日曜のお散歩。テムズ河をはさんでシティに初「こんにちは」をしました。
ロンドンでこんなにビルを見たのは初めてかも(笑)。


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さて、今週のロンドンは晴れ続き♪ それだけで何だかホッとしちゃうほど先週は雨ばかりでした。雨続きの間はお外に出る気もしなかったので、家にこもって手持ちの材料でピアスを作ってみました。



ピンクの淡水パールとシトリンのピアス。
こんな何でもないピアスでも、自分で長さを決めて作っていくのって思ったより大変!先生はすごいな~、と改めて感心しちゃいます。まだ不慣れなのもあり、「もうちょっと上かな?」とか、「チェーンの輪を一個だけ切ろうかな?」とか、あーだこーだと考えてたら時間がかかってしまいました。自分で素敵なものを作り出せるようになるにはまだまだ修行が必要そうです。


ロンドンでも天然石のビーズを扱っているお店を何軒か見つけたのですが、やっぱり品揃えはNYや日本が格段に良いと思います。しかもロンドンはお値段が高~い!NYでもう少し買いだめしておけば良かったなぁ・・・。更にロンドンではパーツやチェーンもあまり充実してません。特にゴールドフィルドのチェーンを売ってるお店は一軒しか見つけられず、しかもみんなとても太いものばかり。今回作ったピアスのチェーンもやや太くて、繊細さに欠けています。ちょっぴり残念。


でも何かが作れるのって楽しいなぁ♪

試作品がたまったらひっそりとフリマデビューでもしようかと思います(^▽^)。
…500円くらいだったら売れないかなぁ、いやいや、もうちょっと上手にならないとね!と1人で妄想中。



◆最後にちょこっとご紹介◆

ロンドンの天然石ビーズのお店

Buffy's Beads
カーナビーストリート近くのビーズ屋さん。雰囲気が落ち着いているし、ディスプレイもステキです。石も綺麗。チェーンは売っていないけど、ゴールドフィルドのピアスパーツはありました。

Bellore
ダイヤモンド店がずらりと並ぶエリアの奥にあるビーズ屋さん。チェーン・ワイヤー・メタルパーツが充実した、品揃えの豊富なお店です。でも雰囲気が落ち着かなくてゆっくりお買い物はしずらい感じ。石も沢山ありますが、うーん、高いかも。

Bead Aura
Neal's Yardの角にあるビーズ屋さん。地下のフロアに天然石も置いてありますが、種類は少ないし、うーん、あまり質が良くないかも。プラスチックやスワロフスキー系は沢山あるので、そういうのをお探しの方には楽しいところだと思います。何よりNeal's Yardが楽しいですものね♪ 

湖水地方旅行記~その3~

2008-11-10 | 旅行~イギリス国内~

湖水地方のヒツジさんたち。絵本の中に出てくるような、顔の黒いヒツジさんも沢山いました。


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湖水地方最終日の記録をかけあしで。

えーと。

Roa Island Guesthouse を出た我々が向かったのは、この地域の湖の中で最も水深が深いといわれているWast Lake。湖水地方の中心地はウィンダミア湖という大きな湖なのですが、ウィンダミアは「…芦ノ湖?」と思ってしまうくらい観光地として整備されちゃっています。それに比べてこのWast Lakeはまるで秘境のようでした。


水がすごく綺麗なWast Lake。


広い!秘境好きな夫は大喜び。

「ここもイギリス?」と思ってしまうような、手付かずの自然が残っている様子に心が洗われます。でもすごーく寒かったので、私は10分くらいで車に逃げ帰って暖をとっていました(笑)。

この後も秘境周辺をお散歩。


Wast Lakeのドライブ道をずーっと行った行き止まりのところにB&Bがありました。周りに民家がぽつぽつとあるくらいの、他になんにもないところ。キャンプ場もあったので、夏はみんな遊びに来るのでしょうね。この時期はさすがに寒いのでキャンパーはいませんでした。


午後にウィンダミアを訪れました。ちょっと可愛いお店などを見ているうちにすっかり夕暮れに。


夕暮れ時のウィンダミア湖。

そして帰路ロンドンに向かいましたとさ☆ 

湖水地方旅行記、おわり。


あ~駆け足だった(笑)。←なぜなら昨日コッツウォルズに行って疲れているから。。

※…実はここ湖水地方にはワーズワースが住んでいた家やビアトリクス・ポターの博物館があったりするのですが、全然足を運ぶ時間がありませんでした。それがちょっと残念だったので、もう一回来なければ!



湖水地方旅行記~その2~

2008-11-08 | 旅行~イギリス国内~

Roa Island Guesthouse からの眺め。

・・・ざっくり旅行記の続き・・・


さて、2泊目に泊まったRoa Island Guesthouseは湖水地方の半島の先っぽにあるわずか5部屋のB&Bです。湖水地方だからモチロン湖と山は見れると思っていたけど、まさか海まで堪能できるとは。夫セレクションに感謝です☆ ここはご夫婦(と可愛いEnglish Sheep Dog一匹)が経営しているお宿ですが、とても清潔でこざっぱりとして、それでいてご夫婦のお人柄がにじみ出る温かなおもてなしをしてくれるところでした。特に奥さまの物腰の柔らかさと品のいい語り口には心が和みます。

お夕飯は近くのホテルのレストランでとっても美味しいムール貝やお魚をいただきました。場所が場所だけにお客さんも少ないだろうに(観光エリアからはだいぶ遠い)、きちんと各テーブルに生花を飾るおもてなしっぷり。「なんかいいね、こういうのね」と言うと、夫は「これが紳士の国ですよ」とかちょっと誇らしげでした(笑)。そうだね、アメリカの田舎に行っちゃうとこんな細やかな心遣いは珍しいものね。でも私はアメリカが好きだぞ~。



このB&Bで記念すべき初めての「Full English Breakfast」を頂きました(上の写真ご参照)。イギリスではこの「朝食」が代表料理にあげられてしまうくらい伝統のあるメニューですが、もとは労働階級の人が昼食を食べなくてもすむくらい、しっかり腹ごしらえをするためのものだったそうです。卵、ソーセージ・ベーコン・トマト・ベークドビーンズ(インゲン豆のケチャップ煮。これもイギリスの代表料理で缶詰で売っている)、これに紅茶とカリカリの薄切りトースト。本当はこの前にシリアルかオートミールを食べるんですって。すごいボリュームでした!


あぁ、気持ちのよいステイだった。。

湖水地方で海も見たいという方、是非このゲストハウスをどうぞ(^^)。






「Yes, we can」

2008-11-07 | LDN日々雑感
時事ネタに踏み入らないようにしているこのヒトリゴトブログですが、オバマ大統領の誕生には何かを記さずにいられません。

こんなに人々に希望と勇気を与えてくれるニュースを久々に聞いた気がします。

こんなに希望と勇気に満ち溢れた政治家を久々に見た気がします。

この歴史的瞬間をNYで過ごしてみたかったけど、この時代に生きて立ち会えただけでも嬉しい。



険しい険しい道をどう進んでいくのか。

頑張ってほしいと誰もが思っているだろうけど、私もそう思います。


オバマさんのキャンペーン。

『Yes, we can』

…んー。

それはつまり、

Yes, I can.

では、

What can I do?


自分に出来ること。考え込んでしまう自分がいます。

進歩してないなぁ、ワタシ。





湖水地方旅行記~その1~

2008-11-06 | 旅行~イギリス国内~
湖水地方への旅行をざっくり記録。

【初日&2日目】

湖水地方はロンドンから北西に車で4~5時間走ったところにある風光明媚な観光スポット。イギリスの詩人ワーズワースや「ピーターラビット」の作者ビアトリクス・ポターが愛した土地としても有名で、ナショナルトラストにより豊かな自然が保護されています。11月の上旬が黄葉シーズンだと聞いたので、夫と二人で週末旅行に出かけました。

初日は夜7時頃出発。休憩ナシで4時間半ほど車を走らせて、湖水地方手前のランカスターの街のホテルまでたどり着きました。宿に近付くにつれて真っ暗で細い田舎道が続いたので(周りはひたすら牧場と畑)、到着したときは安堵!とても寒い夜でしたが、ホテルのロビーに暖炉の火が温かく燃えていたのと、深夜にも関わらずスタッフの方が親切だったのでホッとしました。温かいってステキです。


宿泊したThurnham Hallの正面☆
ここらへんで唯一(?)0時までチェックインを受け付けてくれる貴重なホテル(B&Bではないので朝食サービスなどはナシ)。中は長期滞在型のお部屋で、すご~く広かったです。建物は古いのにとても綺麗にしていて、完璧なシステムキッチン、可愛いベッドルーム、広いダイニングとリビング、快適なお風呂場などなど、居心地のよいホテルでした。


さて、翌朝から行動開始!少し車を走らせてHazelmere Cafeというカフェ&ベーカリーに朝食を食べに行きました。ここは小さいながらも、ティー・ギルドから「Top Tea Place」の賞を受賞しているカフェなのです。


こじんまりしていて可愛らしいカフェ。紅茶もスコーンも美味しかったです。スコーンは温めてくれればもっと良かったけど、小麦とレーズンの味がしっかりしていて◎。人気のお店ですが、すごーく素朴。素朴であたたか。窓の外を眺めながら、大きなポットの紅茶を何杯も飲んでゆっくりと過ごしました(お湯のリフィルを気前よく持ってきてくれるのでガブガブ飲んでました・笑)。ハイキングシーズンなのでお客さんも多かったのかな?ひっきりなしに人が訪れては朝食を楽しんでいました。

朝食後はSticky Toffee Puddingで有名なCartmel Village Shopでお買い物をし、ドライブ続行。この湖水地方は雨の多い地域だそうですが、お天気に恵まれ気持ちの良いドライブとなりました。


点々と見ゆるはヒツジさん。アメリカでは牛が多かったけど、イギリスは断然ヒツジです。「俺がヒツジだったらこういうとこで暮らしたい」とは夫のコメント。私もです(笑)。

 
狭いくねくね道もたくさんありました。


こんな峡谷も走りました。くねくねしてるのは川じゃなくて道です。対向車とすれ違うのに一苦労!


小さなハイキングコースも歩きました。



結構寒かったのでフード必須!


『湖水を眺めるおじさん』の図。(※夫ではありません)
他にもお弁当を食べる家族、走り回るコドモ、寝転がる夫、寒がるワタシ。みんな思い思いにときを過ごしていました。


…自然の眺めを満喫した後に軽い昼食を食べ、再びドライブ。夕方に二泊目のB&B、半島の先端にあるRoa Island Guest Houseに向かいました。


続く。

あぁ、旅行記ってうまく書けないなぁ。。







湖水地方旅行記~序~

2008-11-04 | 旅行~イギリス国内~



金曜の夜から2泊3日で湖水地方へ行ってきました

ここのところ「…もしかしてロンドン、しっくり来ないかも。。」と疲れ気味の日々を過ごしていましたが、「イギリスっていいな~」と思える楽しい旅になりました。自然のパワーを充電して、また毎日元気に過ごしていけそう。





明日からちょこちょこ旅行記をアップ予定です☆


湖水地方へ出発

2008-11-01 | 旅行~イギリス国内~

テムズ河の向こうに見える国会議事堂。うまく撮れないけど綺麗なのです。


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先日「冬かもしれない」と書いたのですが、完全に「冬である」と断定できそうなくらい寒いです(ちなみに先日ロンドン北部では雪が降りました。10月に雪が降るのは約70年ぶりだったとか。)…寒がりな私には冬が長いのはちょっと滅入ります。15時過ぎると空がたそがれてくるのにも慣れないといけません。

そんな冬の始まりですが。

が!

今夜から湖水地方へドライブ旅行なのです

今日は夜中まで車を走らせるので(←夫が・笑)、夜食用のおにぎりも準備しました。

…余談ですが、海外を車で旅行していると日本のコンビニってすごいな~と思います。どんな田舎に行っても必ずどこかにあるし(1時間走っても一軒もない、という事態はない)、日本全国どこで食べても同じ水準の食べ物が置いてあるし、バラエティ豊かだし。旅行者にとってコンビニは心強い存在であると思います。

海外にいると「とりあえず出発して、適当にコンビニで食糧調達しよう」というようなことは出来ません。アメリカの田舎なんて本当~に本当~~に何もなく、高速のサービスエリアでもろくなものはなかったもんなぁ。夏のアメリカ横断旅行のときも、マクドナルドかバーガーキングがあれば「とりあえず食いっぱぐれなくて良かった」と安堵し、ケンタがあれば「今日はラッキーかも!」と喜び、サブウェイなんて見つけた日には「やった~!健康的なものが食べられる!」とみんなですごい盛り上がってました。サブウェイに後光が差して見えることなんて日本ではあまりなさそうだけど(笑)。。

イギリスのドライブはどんな感じなのかな~。
まぁでも、街に着くまではあまり期待はできないのでオニギリを用意しました。


今回は湖水地方で自然を満喫し、紅葉を楽しみ、憧れだった「B&Bでイングリッシュ・ブレックファスト」を体験する予定です。シーフードも美味しいみたいだし、ジンジャーブレッドやSticky Toffee Puddingというイギリスの甘~いお菓子発祥の地として有名みたいだし、イギリスっぽい雰囲気を味わってきたいと思います。


ロンドンは寒い寒いと書いていますが、今年はNYも冬が早くて寒いみたいですね(あまり気温がこちらと変わらないみたい)。日本も肌寒いみたいだし、皆さんあったか~くしてごお過ごしください(^^)。


行ってきま~す☆

日帰り旅行(ストーンヘンジ・バース等)

2008-10-31 | 旅行~イギリス国内~

美しいBathの街を流れる運河。右の細長いボートはNarrow Boat といって、船上住居です。おうち。


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ロンドンに来て間もなくの頃参加した、日帰り旅行の備忘録を

ロンドンからは日帰りで郊外の観光名所に行くバスツアーが幾つかあり、私たちもこちらに来てから2つほどこの日帰りツアーに参加しました。本当は自分たちで計画をたてて行った方がゆっくりできるのですが、列車の接続やら料金やらを考えると意外とこのツアーがお得だったりしたのです。

まず最初に参加したのはストーンヘンジ・ソールズベリ大聖堂・バースの3箇所を巡るバスツアー。お天気にも恵まれ、清々しい青空のもとでの旅行となりました。


まずは謎の巨岩が並べられたストーンヘンジへ。



謎の岩々とワタシ。
去年の旅行はモンベルばかり着ていましたが、今年の旅行はこのAEパーカーばかり着ています。旅行の年度が分かって良いかも。

ストーンヘンジは未だその謎が解明されておらず神秘的な雰囲気が漂います。…が、何というか、ここだけなんです。「あ、岩だ!・・・あとは草とヒツジと青い空と・・・。」という感じ。なので一日の目的をここだけに絞ってはるばると訪ねてくるよりは、こうしてツアーでささっと見るのも大いにアリだと思います。


次に訪ねるのはソールズベリ大聖堂。遠くからでも見える高い高い尖塔がとても有名な教会です。13世紀に建立されたこの大聖堂にはなんとマグナ・カルタ(1215年)の原本の一つが良好な状態で保存されているそうです(でも残念ながら公開はしていない)。青い空に映える建物がとても美しかったです。


イギリスの教会はとても綺麗ですが、必要以上に華美な装飾に走らず落ち着いているように思えます。この奥にある青いステンドグラス「良心の囚人」はよーく見ると人間の顔が沢山描かれていて印象深かったです。この日は日曜だったので、礼拝後に退出する牧師さんたちや聖歌隊も目撃。思いがけず聖歌隊の練習風景も見ることができました。



3つ目に訪ねるのは街自体が世界遺産に登録されているバース(Bath)の街です。ここは本当に素晴らしく、イギリスに来る皆さんにオススメしたいところ。まるで印象派の絵画のような美しい風景が広がっていました。



Bathという街の名前からも分かるように、この街はローマ帝国時代に温泉リゾート地として栄えていたそうです(伝説ではリヤ王の父親が豚飼いをしていたときに発見したとされている)。Roman Bathsと呼ばれる大浴場の跡が残されており、当時築かれた神殿や浴場なども見ることが出来ます。


ここがかつての浴場。青緑色のお湯が湧いています。今はこの中に手を漬けることもできないのが残念です。でもローマ人って風流だったんだなぁ。1世紀にこんなスパ施設を作るなんて。。

他にもこの街は歩いてるだけでとても気持ちがよく、またゆっくり泊りがけで遊びに来たい場所となりました。バースだけだったらロンドン市内からバスで3時間くらい。列車だと1時間半で行けるのでそんなに遠くないものね。


今週末は湖水地方へ紅葉観察旅行です!



冬かもしれない

2008-10-29 | LDN日々雑感

「Love」。国や言葉が違っても。どこにいても。何をしてても。



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今日、お散歩をしてたら綺麗な紅葉に遭遇。




「秋だわ~」としみじみしていたのですが…。

今夜のロンドン、しんしんと冷えます。

外の気温は-1度。氷点下です。

もう冬?