バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

サンタは来ない

2008年12月18日 | アメリカ生活
来週のクリスマスにあわせて、今週の金曜日の午後から
クリスマス休暇になる人がたくさんいる。

同僚のマリーもその一人だ。

彼女は私よりもずっと年上で、孫が何人かいる。
その孫に会いに、今年もイリノイ州でクリスマスを過ごす。

そんな彼女と孫の一人、エリアナの話をしていた。

エリアナは、マリーの娘夫婦がある程度年をとってからやっと授かった
大切な大切な一人娘で、その結果溺愛されて育っているので
かなり我がままで性格が曲がっていると、マリーが言う。

こないだも電話で話すのに、

「エリアナ。そんな悪いこと言ったらサンタさんが家に来なくなるよ。」

と、クリスマスプレゼントを夢見る子供を戒めるには
絶好のセリフを言ってみた。

ところが、エリアナの口から飛び出た言葉に、マリーは仰天した。

「サンタは来ないよ。だってこないだ死んだんだから。」

4歳の子供が言うにはあまりに衝撃的だったので、
すぐに彼女の父親(マリーの息子)に代わるように言った。

「ちょっと!サンタがこないだ死んだってどういうことよ!」

息子は「困ったな」というようなため息を吐き出し、こう言った。

「プレゼントは俺達両親がするもので、いつまでも
サンタを期待させとくのも不自然だと思う。
だからこないだ、サンタは車に轢かれたって言った。」

それを聞いてますます激怒するマリー。

「どうしてあんな嘘っぱちを言うのよ!」

それに対抗する息子。

「サンタ自体が、最初から嘘じゃないか。」


その成り行きを語ってくれたマリーはなんだか淋しそうだった。
私が傍でゲラゲラと笑っていたのが申し訳なかった。


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さてそんな中、今日は職場でささやかなクリスマスパーティーが
あって、みんなでオリーブガーデンから注文したランチを食べながら
プレゼント交換をした。

今年もシークレットサンタ式のプレゼント交換だった。
今年のプレゼントのテーマは『オーナメント』クリスマスツリーに下げる
飾りだった。

シークレットサンタとは、同僚の名前をくじ引き形式で引き、
その名前を引いた人がその人のシークレットサンタになり、
プレゼントを用意するというものだ。

今年はアメリカは大不況で、余計な出費を嫌う人もたくさんいるので
予算は5ドルで、それプラス、自分が引いた人の好きなスナック菓子やら
チョコレートをプレゼントするというルールがあった。

私はデビーのシークレットサンタで、ガラスで出来たキラキラの
サンタのオーナメントと、彼女が好きなキャラメルをたくさん買って
バッグに入れた。もちろん予算は大きくオーバーしていたが、
デビーはいつもとても親切なので、それは気にしない。

実際、とてもよろこんでくれた。

さて、誰が私のシークレットサンタだったかというと、
それは私の休暇中に仕事をしてくれる、ルイスだった。

これが彼から貰ったもの。
    ↓




私はホワイトチョコが好きで、ハーシーズの
「Cookies N' Cream」(ホワイトチョコの中にクッキーが入っている)
が大好きだ。

オーナメントもカワイイ。

しかもバッグもカワイイではないか。
男が選ぶにしては上出来だぜ、ルイス。

みんなで大騒ぎしながら楽しくランチをして
パーティーは終わった。

楽しかったなあ。

ランチで、信じられないぐらい食べてしまったので
さすがに夕食をどうしようかと思ったが、
食べないというのもつまんないので、レンジでチンの
ピザにした。


いつもお世話になります。 Lean Cuisine...

出来上がりはこんな感じ。



量も少なすぎず多すぎず、スナック程度にはちょうど良いデス。

今夜きっと寝るごろに空腹になることだろう。

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サンタさん、信じてました?私は存在すら知りませんでした。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。



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