ならなしとり

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。

そんなドングリ運びで大丈夫なわけあるか

2011-01-11 21:54:55 | 熊森
 前回、他者危害と指摘した熊森のドングリ運びですが、適当にもほどがあります。

熊森のドングリを、クマが毎日バケツ1杯ずつ食べていく

以下引用
冬篭り前の食い込み期、クマは朝から晩まで飢餓状態となって食べ続けながら、フンもするのです。地元の方に聞くと、1日にバケツ1杯ずつクマが食べるので、毎日その分、熊森ドングリを補給してくださっているということです。このドングリがある限り、クマは人のところに出て行きません。
このクマを捕る為に、近くで、行政がクマ捕獲罠をかけてありました
引用終わり

バケツ一杯って全然定量化された数字じゃない。子供が使う500mlしか入らないようなバケツでも、5,6ℓは入る大きなバケツでもバケツ一杯に変わりはありませんからね。こんないい加減な表記で効果がありますと言われても苦笑いしか出ません。小学生の夏休みの自由研究じゃないんだから。好意的に解釈すればクマは1kg前後はドングリを食べていったのでしょう。毎日食べてるということは、そのクマは人の匂いに慣れているということです。事実、人慣れしたクマのようで、行政が捕獲を試みているとあります。熊森さん、あなたたち奥山にドングリをまくとか言ってたけどどうしたの?全然、奥山じゃないよね。

10月30日 やっとクマが、くまもりのドングリを見つけてくれた!

以下引用
やきもきしながら10月30日に再びドングリを持っていくと、なんと、ドングリの山が消えています。横には大きなクマのウンチが。ヤッター!クマがドングリを見つけてくれた!参加者一同、思わず、歓声をあげました。だんだん、どういうところに置けばいいのかわかってきました。
引用終わり

ドングリをまいて数日かかってやっとクマが食べたようですが、その間にどんな動物がドングリを食べに来たんでしょうねぇ。カケスにシカにイノシシ、ネズミといろいろな動物が来たことは想像に難くありませんが。さらに、数日間クマが来なかったということは、当初は人間の匂いを警戒していたかもしれず、そのうえで食べたとすれば、それはクマが人慣れしつつあるということですよね。それに加えて、長いことドングリ運びを熊森はやっていますが、ノウハウの共有化が出来てないんじゃないですか。やるんなら効率化も念頭に入れましょうよ。たったこれだけの文章でこれほど問題点が出るってすごいですね。
ドングリを運んでクマが食べたというところで思考が止まって、どういう影響があるのか、効果がどれくらいあったのかにまで頭を巡らせないようではね。


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2 コメント

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熊森 (さんたろう)
2011-01-11 23:24:36
こんばんは。
また、投稿させていただきました。
熊森会員の方のブログを、拝見させてもらいました。
森山会長は、どんぐりを散布するために、生態系を壊さないように充分な配慮をしているとのことです。
何故、HP上に 根拠やデータを開示しないのか?との反論にこの会員は、「科学的根拠より、私は愛をとります」???反論にもなっていませんね。正直、意味不明。
愛だの、神だの思いやりなんて言葉の羅列に気味悪ささえ感じてしまいます。
別のブログにも、北海道当幌川の人身事故に対して、鮭の密漁者が被害にあったのは、自業自得、今やるべきことは、捕殺された熊に謝罪し、喪に服すること!
熊がすべて悪い訳ではなく、人間にも問題はあったでしょう。しかし、これはあまりにメチャクチャな考え方で、遺族にも、同じことが言えるんでしょうか?
私も、熊の保護は必要だと思っています。
しかし、熊森の考え方には絶対に賛同できません。
この人達のやるどんぐりの散布です。適当なのは、当然だと思います。
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長野でも (クマクマ)
2011-01-14 00:01:16
小学校に現れたくまが殺されたとき『あんたんとこの子どものせいで熊がころされたんだ』とバカみたいに言っていただいたみたいですね。
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