宇多田ヒカルさんのツィートを見て。
ブルーギル(以下ギル):やあ、こんにちは。
ワニガメ(以下カメ):お久しぶりです。
ギル:なんで今回出てきてるの?
カメ:管理人が最近の熊森賛美で頭がヒットしちゃったから代理。ヒットした頭を冷やすべく管理人は渓流に出かけたらしいよ。
ギル:サワガニと戯れるんですねわかります。ま、ただの現実逃避だが。
カメ:さて、今回は・・・・・・。いや・・・、どうしてこうなったぁ~(;ω;)
ギル:haha、まさか宇多田ヒカルさんなんて大物が熊森に関わりだすなんて想定の範囲外だよ。
カメ:リツィートとか見てるとすかさず熊森が喰いつきに行ってますね。
ギル:先日の中日新聞といい・・・、管理人的にはスタンを取られて追撃の縦3コンボ×2でダメージが加速ですね。
カメ:だから、モンハンの例えはわかりにくいって。とはいえ、嘆いていても始まらない。
ギル:問題点を指摘していこうか。まず一つ目。熊森は専門家集団なのかと。
カメ:それについては去年あった乗鞍岳の事件を見てもらうのがわかりやすいでしょう。
ギル:事のあらましを説明すると、去年の9月に乗鞍岳畳平でクマが観光客と接触し、9人が重軽傷を負う事件がありました。
カメ:これに対しての熊森顧問の見解は、人の食べ物に引き寄せられたもので、クマに立ち向かうなど論外と言うものでした。熊森のHPにあったんですが、どういうわけか今は公開されていないようなので、web魚拓をどうぞ。
岐阜県高山市乗鞍山頂近く2700mでクマによる人身事故⇒クマ射殺 熊森見解2009、9、19
ギル:ところがどっこい。現地入りして調査した日本ツキノワグマ研究所の米田氏の報告書によれば、結果的に被害者を助けようとしてクマにかかっていったことが死者を出さなかったことがわかった。また、事件を起こしたクマの解剖の結果、ここ1,2年は残飯などを食べていた形跡もないことがわかっている。
畳平バスターミナルでのクマ襲撃事故の検証(11/5改訂版)
カメ:つまり、熊森顧問の見解は間違っていたわけですが、それに対する謝罪や訂正は今のところありません。管理人が9月に取材に行った時も熊森内ではこの顧問の見解が維持されているようでした。
ギル:さて、次はドングリ運びについて。
カメ:宇多田ヒカルさんのツィートを引用させてもらったうえで彼らの行為を見てみましょうか。
以下引用
奇をてらって周りと違うことして目立とうとしても、それは他の人たちに対するリアクションに過ぎない。本当の個性、オリジナリティーは、普遍性の中に見い出すものだと思う。RT @hiroham11: 極端の方が良いです。真ん中が人と同じなら違う道を走り、オリジナルを大切にしたい。
引用終わり
カメ:まさにこれを生態学でやってしまっているのが熊森。ドングリ運びのような餌やりというのは問題が多いことから今はほとんど推奨されないんですよ。
ギル:たとえば、動物が人慣れするとかね。観光地で食べ物目当てに人間を襲う猿とか十年前くらいにワイドショーでやってたね。
カメ:当然のように、現在餌やりを推奨する保全生態学や獣害の専門家は絶無です。
ギル:そういった専門家への対応として熊森が出したのがこれ↓。
ドングリ運びについての日本熊森協会の見解
ギル:これを現在(2010/10/19)も維持した状態。内容を3行でまとめると、
遺伝子攪乱?、人慣れ?こまけぇことはいいんだよ!
何にもしないよりはまし。
検証してるから問題ありません(キリッ
カメ:当然のことながら、これを疑問視して検証してみた専門家もいます↓。
野生グマに対する餌付け行為としてのドングリ散布の是非について
ギル:だけど、素人にこれを全部読めというのは無茶振り。3行でまとめて。
カメ:あれ、3行でまとめるの僕にはきついんですけどねぇ。とりあえず。
ドングリを水に漬けても病害虫は結構生きてる。
たとえクマの口に入っても良くておやつ程度の効果。
今まで専門家が積み重ねてきたことを無に帰す行為。
カメ:ここら辺が僕の限界ですね。興味をもたれた方は元論文を読んでください。用語がわからなければこっちでフォローしたいとも思いますし。
ギル:リツィートしたいとこだけど、管理人はツイッター使ってないんだよね。
カメ:あれは管理人向きじゃないですからね。まさかこんなことになるとは・・・。
ギル:あ、そうそう。熊森の検証については管理人のレポもあるので興味があれば見てやってください。
ブルーギル(以下ギル):やあ、こんにちは。
ワニガメ(以下カメ):お久しぶりです。
ギル:なんで今回出てきてるの?
カメ:管理人が最近の熊森賛美で頭がヒットしちゃったから代理。ヒットした頭を冷やすべく管理人は渓流に出かけたらしいよ。
ギル:サワガニと戯れるんですねわかります。ま、ただの現実逃避だが。
カメ:さて、今回は・・・・・・。いや・・・、どうしてこうなったぁ~(;ω;)
ギル:haha、まさか宇多田ヒカルさんなんて大物が熊森に関わりだすなんて想定の範囲外だよ。
カメ:リツィートとか見てるとすかさず熊森が喰いつきに行ってますね。
ギル:先日の中日新聞といい・・・、管理人的にはスタンを取られて追撃の縦3コンボ×2でダメージが加速ですね。
カメ:だから、モンハンの例えはわかりにくいって。とはいえ、嘆いていても始まらない。
ギル:問題点を指摘していこうか。まず一つ目。熊森は専門家集団なのかと。
カメ:それについては去年あった乗鞍岳の事件を見てもらうのがわかりやすいでしょう。
ギル:事のあらましを説明すると、去年の9月に乗鞍岳畳平でクマが観光客と接触し、9人が重軽傷を負う事件がありました。
カメ:これに対しての熊森顧問の見解は、人の食べ物に引き寄せられたもので、クマに立ち向かうなど論外と言うものでした。熊森のHPにあったんですが、どういうわけか今は公開されていないようなので、web魚拓をどうぞ。
岐阜県高山市乗鞍山頂近く2700mでクマによる人身事故⇒クマ射殺 熊森見解2009、9、19
ギル:ところがどっこい。現地入りして調査した日本ツキノワグマ研究所の米田氏の報告書によれば、結果的に被害者を助けようとしてクマにかかっていったことが死者を出さなかったことがわかった。また、事件を起こしたクマの解剖の結果、ここ1,2年は残飯などを食べていた形跡もないことがわかっている。
畳平バスターミナルでのクマ襲撃事故の検証(11/5改訂版)
カメ:つまり、熊森顧問の見解は間違っていたわけですが、それに対する謝罪や訂正は今のところありません。管理人が9月に取材に行った時も熊森内ではこの顧問の見解が維持されているようでした。
ギル:さて、次はドングリ運びについて。
カメ:宇多田ヒカルさんのツィートを引用させてもらったうえで彼らの行為を見てみましょうか。
以下引用
奇をてらって周りと違うことして目立とうとしても、それは他の人たちに対するリアクションに過ぎない。本当の個性、オリジナリティーは、普遍性の中に見い出すものだと思う。RT @hiroham11: 極端の方が良いです。真ん中が人と同じなら違う道を走り、オリジナルを大切にしたい。
引用終わり
カメ:まさにこれを生態学でやってしまっているのが熊森。ドングリ運びのような餌やりというのは問題が多いことから今はほとんど推奨されないんですよ。
ギル:たとえば、動物が人慣れするとかね。観光地で食べ物目当てに人間を襲う猿とか十年前くらいにワイドショーでやってたね。
カメ:当然のように、現在餌やりを推奨する保全生態学や獣害の専門家は絶無です。
ギル:そういった専門家への対応として熊森が出したのがこれ↓。
ドングリ運びについての日本熊森協会の見解
ギル:これを現在(2010/10/19)も維持した状態。内容を3行でまとめると、
遺伝子攪乱?、人慣れ?こまけぇことはいいんだよ!
何にもしないよりはまし。
検証してるから問題ありません(キリッ
カメ:当然のことながら、これを疑問視して検証してみた専門家もいます↓。
野生グマに対する餌付け行為としてのドングリ散布の是非について
ギル:だけど、素人にこれを全部読めというのは無茶振り。3行でまとめて。
カメ:あれ、3行でまとめるの僕にはきついんですけどねぇ。とりあえず。
ドングリを水に漬けても病害虫は結構生きてる。
たとえクマの口に入っても良くておやつ程度の効果。
今まで専門家が積み重ねてきたことを無に帰す行為。
カメ:ここら辺が僕の限界ですね。興味をもたれた方は元論文を読んでください。用語がわからなければこっちでフォローしたいとも思いますし。
ギル:リツィートしたいとこだけど、管理人はツイッター使ってないんだよね。
カメ:あれは管理人向きじゃないですからね。まさかこんなことになるとは・・・。
ギル:あ、そうそう。熊森の検証については管理人のレポもあるので興味があれば見てやってください。
ご紹介の写真ですが、・・・・・・これは。
彼ら奥山どころか人里近くでまいてる可能性すら出てきましたね。積極的にクマを絶滅させたいんじゃないか。
ありがとうございます。現在構想中の熊森批判で使おうと思います。
http://kumamori.org/news/blog/2010/10/22/recent-act/1067/
の記事を見ている限り絶対認めないでしょうけど。宮崎学さんの説得力のある写真にまさる目視力の持ち主だそうですから。
こっちは堅果類の全国的な割合のデータが一つしかなくて頭を抱えております(笑)
データを探そうにも見つからない。どうすりゃいいんだ。
アサイさんのブログからお邪魔しました。
過去の記事もじっくり読ませていただきます。
●熊森が厳重抗議 「対策不十分」と担当者も認めながら、1回の放獣もせずツキノワグマを捕殺 長野県軽井沢町とピッキオ(2007.9.7)
http://homepage2.nifty.com/kumamori/karuizawa.htm
1回の放獣もせず捕殺したことを批判していますが、乗鞍岳の事故の場合でもそうですが、どのような場合でも一切の駆除・捕殺を認めない原理主義的な考えにはさすがに疑問を感じます。熊森自身はツキノワグマの個体識別・行動調査・学習放獣などを行っているのでしょうか?
同じ件についてのピッキオからの発表
・2007年9月5日に捕獲された個体の駆除について
http://npo.picchio.jp/events/070905.html
・ピッキオからのお知らせ
http://npo.picchio.jp/events/index.html
僕が知る限りでは、基本的に植樹やナショナルトラスト、環境教育が主で、そういったことをしているとは聞いていません。やってるんならデータまとめて出せよって感じですが。
それと、同内容の文章を別々の記事にコメントするのは紛らわしいのでやめてもらえませんか?後で一方は削除します。