Atelier mauve✿

 ~モーヴの花日記~

冬のヘルシンキ日記 10 ~最終回~

2020-11-09 | フィンランド
サウナ発祥の地、フィンランド。
来たからにはぜひとも体験したい!!

と夏にも思いつつ
水着で入れるのか、とか
混浴はちょっと、とか
なんか勇気が、とか、とか、、

いろいろ考えてしまい二の足を踏んでいました。

でも最後に10日間ほど遊びに来てたMayumiちゃんに日本から水着を持ってきてもらい、「ロウリュ」というサウナへ行きました。

海に入れる梯子付いたサウナ。
ドキドキでしたが、熱くて冷たくて気持ち良くて面白くて…
ふたりで子供のようにはしゃぎながらのスペシャルな体験でした。


そこで今回は、勇気を出して
チャレンジ!チャレンジ!
3ヵ所のサウナを体験してきました。


ひとつめは、オーナーさんの奥様が日本人という「クルットゥーリサウナ」へ
 


ハカニエミマーケットから歩いて10分くらい。
 



 



入口を入ると靴が沢山並んでいて、とても賑わっていました。
受付にいた小柄な奥様が
日本語で説明してくださいました。

ちなみにこの旅ではもう一度だけ、日本語を話す機会がありました。
その相手は、日本に荷物を送るため郵便局で箱詰めしていた時に話しかけてくれた、ご主人がフィンランド人という赤ちゃんを連れた若い女性でした。
ちょっとだけしかお話しなかったけれど、本当はもっと話したかったな~

このサウナは海に囲まれていて、サウナ室の中の細長い窓から、泊まっていたアパートのあるカタヤノッカの夜景がとても綺麗でした。 
ここも海にドボン出来るのですが、
水着が無かったので外には出ませんでした。

外の気温は0~5℃くらいだったかな?




帰りはもう真っ暗。
 


綺麗だなー

 


 




 
二件目は、

あそこあそこ。
 


じゃーん!!

1928年に設立された、ヘルシンキ最古のサウナ「コティハルユサウナ」
 
夏には外のベンチに裸のおじさん達が座ってビールを飲みながらおしゃべりしていました。
 
その様子は、、


観光名所のようですw
 
夏に滞在していた2件目のアパートメントは、このすぐ近く。

 

ここここ。
木に隠れて見えないけれど、あの入口の右手にとても美味しいパン屋さんがある。
 
ここにもまたいつかかならず。




受付のお兄さんに
「I try to sauna.」←あっているのかは知らない
と言って無事通過。

脱衣所の中はこんな感じ。ロッカーも木で、昭和チックな銭湯のよう。
 



最後は、帰る日の朝に行った
ここも有名な観光名所のひとつ
「アッラスシープール」
中にサウナがあります。


誰も泳いでません。
 



ここのサウナ室も細長い窓があり、海と朝陽がよく見えました。

水着がなかったけれど、人が少なく目立たない場所があったのでタオルを巻いて外に出て涼みました。
気持ちよかった~~
 


夏にいた白鳥さんは何処へ…
 
 


真冬のフィンランド。
雪はなかったけれど、
夏のような賑わいはなかったけれど、
「生活する」というのが目的の旅行なので、じゅうにぶんに満喫出来ました。

そこに居るだけで幸せって。
すごいね。
 
なんかの勘違い?
そのうち飽きる恋愛みたいなもん?

うーん。
謎。

いや、ほんとはわかっている。
 
〆の言葉がみつからないけれど、
とりあえず
冬のヘルシンキ日記、これにて終了。
 
次回はいつになるのかな?

また行ける日が来るまで、空想の中で旅を続けたいと思います。
 

おわり





 



冬のヘルシンキ日記 9

2020-11-07 | フィンランド

異国情緒気分が遠のかないうちに、さっさと旅の続きをいきましょう


このゆるい坂を抜けると港の景色が広がり、さらに右に少し歩くとアパートメントがあります。

何度も何度も歩いた通り。

今年はフィンランド人もびっくり!雪のない冬で、

もし例年通りだったら、トラムから降りてこの道を大きなスーツケースといっしょに歩くのは難儀だったろうな。



坂の下にある、可愛い屋根のおとぎの国風アパート。



なにかのストーリーがありそうな…

フクロウ達が守っているのかな。

魔除け的な??


夏にいろんな建物の写真を載せたので、今回はあまり撮ってきませんでしたが、

重厚感に富む建築物、でも所々にユーモアだったり可愛らしい彫刻が施されていて、そんな景色を眺めながら歩くのは本当に楽しい。

民泊サイトのエアビーさんとホストさんのお陰で、こんな素敵なところにちょこっと訪れ数日でも暮らせることに、感動&感謝です。




小学校のようです。

どんなカリキュラムでどんな生活なのか、興味深いな。

でもちょっとまだ突撃取材する勇気はありませんw



宇宙人かな?w (失礼)

楽しいね🎵




前回発見した好きポイントへ向かってお散歩します。


ムーミンに出てきそうな木が。












ガイドブックには載ってない、大きな公園を抜けると、そこに秘密の絶景ポイントがあります。






ここです。

写真では伝わらないけど、海がパノラマで開けてて超気持ちいいのです。



夏に友人たちとエストニアのタリンへ行った時に乗ったフェリー🚢


ワンちゃんを連れたおじさまと思わず目があい、

「It's beautiful day!」

ほんとうに







 



倒れてもなお、へこたれない木。

また会えたね。

 


お気に入りの教会

聖ヨハネスさんの中。

ここも私のパワースポット。



こちらはデザイン博物館。

夏の終わりにちょうどイベント中だったので、無料で見学出来ました。

フィンランドデザインに関する展示物が満載で楽しかったですよ。



なんでもない写真も絵になるのはなぜ?

石畳のせい?

あ、右の青いトラック、ISUZUかな??




さてさて、次回はやっと、最終回。

気になっていたあのサウナに挑戦の巻!

お楽しみに♨️








 


冬のヘルシンキ日記 8

2020-11-06 | フィンランド

とぎれとぎれのヘルシンキ日記。

前回は9月1日でした。。

ずっと気にはなっていたんですが、

またこのまんまスウェーデンの時のようにフェードアウトしないように…

頑張ってやりま~す

よし!終わらせるぞ。

 

2月に10日間ほど滞在したヘルシンキ。

夏と同じ(3件泊まったうちの2件目)、カタヤノッカ港のすぐ目の前に、100年以上建っている素敵なアパートメント。

このモノトーンのお部屋に合うブーケを買いに行こうと計画。

街じゅうを練り歩き、何軒か目をつけたあと

徒歩20分くらいのところにあるお花屋さんに狙いをさだめ、いざ!

勇気を出して入ってみました!!(めっちゃ緊張)

 

あ、これはちがうお花屋さんだw

 

私が選んだのは、Mariankatu(マリアン通り)13, Kruununhaka

「Kukkakauppa La Rein」さん







 


相変わらずの出川英語を駆使して、、

花選びをして、ブーケにしていただきました💐

なんと生け花(たしか草月だったかな?)をちょっと習われたことがあるそうです。

優しい方でした。

名刺(ショップカード)をいただきFacebookを交換。

 



 




ひきつる精一杯の笑顔w

 

 


外でも撮ってもらいました。

 

やったー!ミッション達成!!⭐

わたし、今度東京で草月習いに行くことにしました。

また来ます。

 



ナチュラル~~

合うね~~

 




 

 

 

 


↑インテリアデザイナーのホストさんと、このお部屋が載ってる雑誌。

 

 



   

 



日本では見たことがないカッコいいカーネーション!

ラナンキュラスも、チューリップも、ちょっと日本のとちがうの。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


あ~~~

楽し~~~~

がよみがえる。

こみあげる。

 

はぁ…

また行きたいです。。

 

つづく…

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


冬のヘルシンキ日記 7

2020-09-01 | フィンランド


ヘルシンキ中央駅







シベリウス公園
フィンランドを代表する作曲家、ジャン・シベリウスの功績を記念して作られた公園。

パイプオルガンをイメージしたこのモニュメントは、フィンランド人彫刻家「エイラ・ヒルトゥネン」による作品。


下から空を見上げるとこんなかんじ。



右の方に苦虫を噛み潰したようなお顔が鎮座しています。

普段ならきっとバスで大勢見学にやって来るはずの観光客も少なく、のんびりできました。


海沿いの通りがすごくいいんです。
夕日が美しい場所として有名のようです。







Japaneseレストラン
たまに見かけるけど、日本人が経営してい
るとは限らないらしく、
この看板もちょっと不思議?!



街中の植え込みは手入れが行きとどいてておしゃれ。
枯れたり見苦しく伸びたり、雑草ボーボーのまま放置、などは見あたらないのがすごい。
寒いからってのもあるのかな?







ムーミンの著者の名前がつけられた、トーベヤンソン公園。小さな公園です。








ホストさんが飾ってくださっていた赤と黄色のチューリップが後半はピンクに変わりました、


もとはこれ↓






ずいぶん変容しましたね。









チューリップって、枯れても美しい花の第一位
  
だと思うわ。
 

新しいお花を買いに行きました。
 
つづく…
 



 









冬のヘルシンキ日記 6

2020-08-30 | フィンランド



映画『かもめ食堂』のロケ地にもなった書店『アカデミア』のムーミンコーナー。

ここ、とにかく癒されるから。
行ってみて。笑







カラフルな表紙が並ぶ、絵になる書店。



本は読めないけど、目の保養に来ました。








右がお借りしてたアパートメント

外へ出るとすぐ前が海。
朝の散歩コースもあります。






昇る朝日







バラの実






















































た、たまらん。

こりゃ~行くでしょ。

何度でも。。
 
ねぇ。
 

冬のヘルシンキ日記。
まだまだ続きます。。
 
 

 
 






冬のヘルシンキ日記 5

2020-08-29 | フィンランド


5月7日を最後に中断していた、2月のフィンランド ヘルシンキ日記をまた再び…

この写真はアパートメントでの食事のひとコマ。

フィンランドでよくいただくのは黒いライムギパン。
日本のようなふわふわのパンはあまりなく、かみごたえがあります。

スライスチーズも売っていますが、スライサーでスライスしてパンに乗せたりお料理に使ったり。

赤いパッケージのヨーグルト『VILLI』は、カスピ海ヨーグルト?のような、滑らかな粘りがあるヨーグルトで、酸味が少なく美味しい。
去年の夏に滞在した郊外の一軒家住む、マダムピーシに教えてもらいました。

ピーシさん、お元気かしら。。




カタヤノッカ地区の通りは、静かで古くて可愛い建築物が並び、とても落ち着きます。



通りを下ると有名な観光スポット、エテラ港が広がっています。

車止めの亀さんたち。



こちらも有名な『アッラスシープール』

向こうに見える大きなフェリーは、きっとスウェーデン行き。

夏にタリンへの日帰り旅行で間違えて行ってしまったターミナル。
びっくりして友人達とあたふたしたけど、無事にタクシーが来て連れていってくれた(^^;)(;^^)
どれもこれもいい想い出。



プールの他にもサウナがあって、今回挑戦した3つのサウナのうちのひとつ。

外気温は0~5℃くらいだったと思う。
涼み処が外にあったので出たり入ったり。
はじめは縮みあがるけど、回を重ねるごとに気持ちよくなります。
これこそがサウナの醍醐味なのだ!



このときはフィンランド国内に感染者はなかったけど、中国がたいへんだったので影響が出ていたと思います。



それでも何件かお店出てました。
でも普通はこの時期、雪が積もっているはずなので、例年と比べてどうだったのかは不明。




大好きなセントヨハネス教会の前に、なんと夏にカリオ地区で見つけて、また行こうと思っていたのとおんなじ雑貨屋さん『PaperKauppa Putinki』がありました☆

























ここで購入したムーミンの手帳やポストカードは完売してしまいました。

また行けたら仕入れてきますね。



ヘルシンキで行った中で、いちばん好きな教会♡



去年の8月の終わりから9月にかけて、黄葉が綺麗だったな。
今年は見れるかな。



中に入ってしばらく座ってきました。











冬のヘルシンキ日記 4

2020-05-07 | フィンランド
Instagramではリアルタイムで投稿していたのですが、こちらでは3月12日を最後に放置されてた2月末の10日間のフィンランド滞在記をぼちぼち再開したいと思います。

過去の投稿は↓






ホストのシルパさんは前回もリビングやバスルームにお花を飾ってくださっていました。
今回はチューリップ



もし疲れていなければ車でマリメッコ本社に案内しましょうか?とご提案くださったのですが、さすがに長旅で疲れていたので断念。


赤ちゃんをおんぶしているインディアン(?)の女の子のクッション。
向こうには舞子さんのphotograph。



このチューリップの滞在中の色変わりが美しかった。

 

スーパーで買った食材。
ナッツ、チーズ、ピクルス、ニンニク、マカロニ、バジル、玉ねぎ、スープの粉、ヨーグルト


そして、どこのスーパーにも売ってます。
懐かしのカレリアパイ
フィンランドの伝統的な郷土料理。
お米のお粥とライ麦の皮で出来てます。

バターをのせてオーブンで焼きました。
 
 

 
 
  




冬のヘルシンキ日記 3

2020-03-12 | フィンランド



おそらく築100年ちょっとの古いアパートメント。
でもオートロックで、部屋毎にインターホンがあり、ブー と鳴らすとホストのシルパさんがカチャッと鍵を開けてくれました。



お部屋の中


お寺の鐘のような照明


キッチンは電気のレンジ、オーブン、電子レンジ、コーヒーメーカーあり。

冷蔵庫にはオレンジジュースとバターが入ってました。

コーヒー、お茶、パスタ、オートミール、調味料等々が引き出しに入っています。
ありがたや~❤️


あとフルーツも。






舞子さんのポスター


娘のエミリアさんの作品「Physical mind」と、
シルパさん作のライト。
たぶんどちらも和紙が使われている。
ライトの脇には大きな木下駄が置かれています。

日本をこよなく愛してくださっているお二人なのです。


ピカピカバスルーム


Geishaチョコ❤️




テーブルの下のかごの中にインテリア雑誌が入っていたので、前回パラパラと見ていたら、、、





なんとなんと!!













シルパさんはインテリアデザイナーさんだったのでした。
納得。。

清潔で、洗練された素敵なインテリアに囲まれた静かなお部屋。

日本から遠く離れているのに、ここにいるとちっとも寂しくなく、
嫌いな(ごめん)はずの日本に愛を感じられる。
落ち着く空間。

このお部屋、夏にも予約していているのでルームシェアしませんか?
(コロ助の機嫌しだいですが…)
 
 
 

 
 


冬のヘルシンキ日記 2

2020-03-09 | フィンランド
空港から1時間くらいバスに乗り、駅から徒歩5分のトラムのバス停に歩きます。


違う日の写真ですが、これがヘルシンキ中央駅。



こんないいお天気に恵まれた日も何日かありました。




マリメッコの本店(たぶん)



老舗デバートストックマン。



大聖堂前広場




















空港からバスとトラムと徒歩合わせて、1時間半くらいで、アバートメントに着きます。

↓ここ





この右側です。

ヘルシンキで最もメジャーな観光エリア、エテラ港のカウッパトリ市場やヘルシンキ大聖堂まで歩いて10分くらいで行ける便利なロケーションです。

この写真を撮った道の背後には、マリーナの美しい景色が広がっています。


お部屋の模様はまた明日。。
 
 

冬のヘルシンキ日記 1

2020-03-08 | フィンランド
おはようこざいます。

今日は3月8日日曜日の朝。

お布団の中から投稿してまーす。

実は2月18日から10日間、フィンランドのヘルシンキに滞在してきました。

インスタグラムには写真をシェアしていたのですが、これから少しずつ、ブログの読者さんにもシェアしていきたいと思います
(^-^)/




ちょうど妹が北海道へ行くため、偶然成田へ来てました。




今回はフィンエアーの直行便で。








午後2時半頃に予定どおり到着。


バス停で、夏に何度も乗った615番のバスを待ちます。

今年は異例の雪のないヘルシンキ。

ホストさんにメールをしたら、プールから(なんとアラスサウナプールにいらっしゃった!)私の飛行機が見えたそうです




中央駅に着きました。
なんと駅前に仮設スケートリンクが出来ていました( ☆∀☆)












雪がなくてちょっと残念ですが、スーツケースを転がすには楽でした。

夏に2ヶ月半過ごしたヘルシンキの街。

帰ってきたよ~、と脳内で呟きながら、キョロキョロとトラムに乗りこみました。