パナソニックのホームベーカリーを買ってからそろそろ一か月になります。
今まで15斤ほどパンを焼いて食べましたが、その都度考えさせられるのが切れない包丁で切ると台無しになるという事です。
まあ一人暮らしなので別に切り分ける必要もないからちぎって食べたり、頭から丸かじりしても誰からも苦情は来ないんですけどね。
で、狸小路にある刃物の宮文に行ってパン切り用の包丁を買って来ました。(見出し画像)
木屋のパン切りナイフで税込3675円です。
木屋は日本橋(というか三越の向かい)にある有名な刃物やさんですが、私は15年ほど日本橋でサラリーマンやってて、あのエリアにあまりいい思い出がないのでどちらかというと木屋より菊一文字(小川町あたりにあった筈)の方が好きです。
とはいえ、店の人がこれが良いと勧めてくれたので素直にこれにしました。(でも宮文は刃物やなんだからパン切りナイフも自前で作れよという気もしたが)
で、さっそく切ってみたくなったのでパン焼きました。
今日もベーコンブレッドです。なんか偏ったふくらみ方してますね。ベーコンも下のほうに集中してるし。
切りました。得意の贅沢カットです。
パン自体にところどころ空洞が出来ていますが、切り口はまっすぐでなめらかです。
実際、専用の包丁じゃなくても、パンを少し冷ましてから切れば何とか切れることは切れます。
しかし、ホームベーカリーで焼いて食べるからには焼き立てほやほやを食べたいと言うのが人情です。
で、その焼き立てがいとも簡単にキレイに切れます。
はっきり言っていままでの苦労は何だったんだ?という位簡単に切れます。ガイドも使ってないのにまっすぐに切れます、押さえつける必要もないので力もいりません、パン屑もほんの少ししか出ません、もちろんパンがつぶれたりしません。
料理も、特に刺身なんかは包丁が変わると味も変わると言われていますが、パンはもう全然違っちゃいますね、味と言い見た目と言い、ほぼ価値が倍増したような感じです。
パンの味を左右するものは小麦粉とか酵母とか色々ありますが、何よりもまず最初にナイフをそろえるべきですね、必需品中の必需品です。(適当に切って食べてた今までの15斤がすごく勿体なく感じて来た・・)
問題は刃物なのでどのくらいこの切れ味が続くか?という事ですね。100斤かそこらでナマクラになるようではパンの1斤当たり単価に35円プラスしなくちゃいけなくなります。(それなら1000円のナイフを毎年買い替えた方が安上がり)
4,5年もつのであれば500斤位切る事になるので1斤当たり7円と無視出来る金額になりますが・・。
研ぎなおし10回以上できるみたいですよ^^