小林正観さん&眉間におひさま

【眉間におひさま】輝く愛とひかりの天使の舞台「あまエンジェルステージ」の奉公人”あまchan”ピカッと輝こうヒカリノオト

『生き様』   ありがとうのすごい秘密から

2016-11-04 13:09:00 | 小林正観さん「生き方のエキス」
『生き様』

すべてを肯定することを子どもに示す

ある人が、私の話を聞く前は、天気がよく晴れて青空のときは
「紫外線対策をしなくてはいけない」、天気が悪く雨が降っているときは
「洗濯物が乾かない、困ったな」と思っていたそうです

その人は私の話を聞いて、もののとらえ方を、明るい方向にしたほうがいいと
はじめて思いました 晴れた日は「洗濯物が乾くのでうれしい」、雨の日は
「紫外線対策をしないで済むのでうれしい」と思うようにしたのだそうです

晴れた日も雨の日も、事実は何も変わっていません しかし、とらえ方を変える前は、
両方とも否定的に、変えた後は両方とも肯定的にとらえるようになりました
現象は変わっていないのです もし子どもの前で晴れた日や雨の日のことを否定的に
言っていたとすると、子どもはいつも否定することを覚えてしまう

ですから親は、なんでも肯定するということを示していくほうがいい そうすると、
明るく楽しい子どもになります

例えば近所の人が家におしゃべりしに来たとします お茶やケーキでもてなして、
2時間ほど笑顔で談笑して帰りました 帰った途端に母親が子どもの前でひと言独り言のように
こう言ったとします 「長居して困るのよね」 それを子どもが近所の人が来たことに
対する反応として聞いてしまうと、近所の人が来たときには、にこやかに話をして、その人が
いなくなったら悪口を言うものであると学ぶのです

「学ぶ」の語源は「まねぶ」 特に母親の影響が大きいようですが、父親もそういう行動を
見せていると、子どもはやはりまねをします
親がちょっとしたことですぐ怒るとか、怒鳴るとか、日によってニコニコしていたり、
不機嫌になったり、感情がすごく上下するのを見せていると、子どもは自分も日によって
気分が上下していいものだと思い込んでしまいます
子どもというのは親の言葉によって育つのではなくて、その生き様をみて、
生き方をまなんでいきます


ありがとうのすごい秘密

小林正観 著    中経出版

未散(みちる)の閑話から転載


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