このブログを訪れて下さる皆様、明けましておめでとうございます。皆様お健やかに新春をお迎えのことお喜び申し上げます。
大晦日は遅く寝たので新年の目覚めは7時前だった。外に目をやると白銀の世界だ。何センチかな、10cmには届かないかも。気温はー4℃。そう寒くはないなあという感じ。正月はやっぱし雪でないと。良いスタートになった。
8時過ぎに八坂神社へと足を運ぶともう20~30人程が焚き火を囲んでおられた。実は今年まではこの神社にはお参りしたものの新年祭には参加していなかった。昨年我が甥の正和君の勧めもあり、この神社の当番を務めることにして頂いた。神社の当番を勤めることは行事のお手伝いをすることであり、我が生活する地の氏神さまの氏子として皆と一緒に参加するようにと誘って頂いたことになる。
八坂神社方面・真ん中大きな木の下辺りの鳥居が見えるかしら
新年の神事が始まり細かい雪が降る中行事に参加させて貰った。神殿の外に立っていたのだが外気の寒さはどうってことないが、長靴から伝わる足の寒さにはこたえた。神事が終わると思わず焚き火のところに行き長靴を火にかざした。その後きれいな社務所に上がり、宮司さんや総代さんの挨拶を聞き、全員お神酒で乾杯。今年は例年になく多くの人が参拝されたとのことだった。おせち風のお弁当も出、熱燗も頂きながら暫く歓談の時を過ごす。
この八坂神社は井崎・塩田・五本松の地区の氏神さまである。五本松は前の周山町で井崎・塩田が旧弓削村であり、私も最初はあれちょっと珍しいなあと感じたが、これは井崎・塩田が昔は縄の村(周山)であったことによるらしい。
続いて公民館へ移り区の皆さんと新年の挨拶を交わした。しばし歓談後皆さんは永林寺へと向われたが、檀家ではない私はここで別れて帰宅したのであるが、その頃には空は晴れてきて道の雪はほとんど溶けていた。
塩田の永林寺方面を望む
我が家方面
今年も宿題が多く圧し掛かってきそうだ。3月には西の鯖街道のシンポジウムが佛教大学の四条センターで開催される。その準備も大変だ。また職場の西の鯖街道講座の準備も割りと時間がとられるし、京都一周トレイル・京北コースの案内も既に4月に予約が入っている。6月には北海道の知床の番屋行き。近場の山では頭巾山や棚野坂方面へ。それに街道歩き。7月と10月には八坂神社のお祭。職場の友の会では2月には「懐かしの昔展」があり準備が大変だ。それに春と秋、2回の歴史探訪、友の会だよりの編集発行、職場の秋のもみじ遊山。こういったことを一つ一つカレンダーに入れていくと意外とスケジュールが硬直化してしまう。あちこち徘徊ドライブを月例としたいのだが。まず手始めに今月は坂越の牡蠣でも食しに出かけるとするか。出来れば歴史探訪の候補地の一つ龍野も下見しておかないと。
大晦日は遅く寝たので新年の目覚めは7時前だった。外に目をやると白銀の世界だ。何センチかな、10cmには届かないかも。気温はー4℃。そう寒くはないなあという感じ。正月はやっぱし雪でないと。良いスタートになった。
8時過ぎに八坂神社へと足を運ぶともう20~30人程が焚き火を囲んでおられた。実は今年まではこの神社にはお参りしたものの新年祭には参加していなかった。昨年我が甥の正和君の勧めもあり、この神社の当番を務めることにして頂いた。神社の当番を勤めることは行事のお手伝いをすることであり、我が生活する地の氏神さまの氏子として皆と一緒に参加するようにと誘って頂いたことになる。
八坂神社方面・真ん中大きな木の下辺りの鳥居が見えるかしら
新年の神事が始まり細かい雪が降る中行事に参加させて貰った。神殿の外に立っていたのだが外気の寒さはどうってことないが、長靴から伝わる足の寒さにはこたえた。神事が終わると思わず焚き火のところに行き長靴を火にかざした。その後きれいな社務所に上がり、宮司さんや総代さんの挨拶を聞き、全員お神酒で乾杯。今年は例年になく多くの人が参拝されたとのことだった。おせち風のお弁当も出、熱燗も頂きながら暫く歓談の時を過ごす。
この八坂神社は井崎・塩田・五本松の地区の氏神さまである。五本松は前の周山町で井崎・塩田が旧弓削村であり、私も最初はあれちょっと珍しいなあと感じたが、これは井崎・塩田が昔は縄の村(周山)であったことによるらしい。
続いて公民館へ移り区の皆さんと新年の挨拶を交わした。しばし歓談後皆さんは永林寺へと向われたが、檀家ではない私はここで別れて帰宅したのであるが、その頃には空は晴れてきて道の雪はほとんど溶けていた。
塩田の永林寺方面を望む
我が家方面
今年も宿題が多く圧し掛かってきそうだ。3月には西の鯖街道のシンポジウムが佛教大学の四条センターで開催される。その準備も大変だ。また職場の西の鯖街道講座の準備も割りと時間がとられるし、京都一周トレイル・京北コースの案内も既に4月に予約が入っている。6月には北海道の知床の番屋行き。近場の山では頭巾山や棚野坂方面へ。それに街道歩き。7月と10月には八坂神社のお祭。職場の友の会では2月には「懐かしの昔展」があり準備が大変だ。それに春と秋、2回の歴史探訪、友の会だよりの編集発行、職場の秋のもみじ遊山。こういったことを一つ一つカレンダーに入れていくと意外とスケジュールが硬直化してしまう。あちこち徘徊ドライブを月例としたいのだが。まず手始めに今月は坂越の牡蠣でも食しに出かけるとするか。出来れば歴史探訪の候補地の一つ龍野も下見しておかないと。
改めまして新年のお祝いを申し上げます。八坂神社での初詣は雪の中。どんなに清らかな御心となられたことでありましょう。八坂神社の起源は牛頭天王と関わりが深く、流行したのは、氏神さまが衰退した後でした。代わって産土神として八坂神社が全国に機能していったと思われます。産土神ですから、地縁・血縁との結びつきが強く、地域を守る重大な神となっていったようです。戦国の世、織田信長筆頭に諸将から絶大な信仰を受けました。愛宕山も、この部類に入ってもいいのでしょう。
私たちに現在カレンダーがありますが、これは単なるカレンダーであり、天体・気象・風土を読み解くのに最も大切な暦と峻別すべきだと思っています。朝廷でも最も重視されたのが暦作りでありました。律令制下では中務(なかつかさ)省に陰陽(いんよう、おんみょう)寮が設けられ、そこに天文・暦・陰陽博士、陰陽師(おんみょうじ)なる職などがありました。陰陽師としての安倍清明などの名前はご存じの方も多いことでしょう。陰陽寮の職掌はそれらの職名が示す通りであるが、天文を中心に自然リズムの変異の徴候(日月食がその代表的なもの)を嗅ぎ取って、その意味(天意や何かの予兆)を解読し、密奏することであったのです。これに拠って、天皇は元号を改めたり、神仏への祈祷を命じました。そんな彼らの日常業務の一つが暦作りでありました。
その暦が正月さまのご招来や節分や祓えの各行事の中心をなした目安に他なりません。そして私たちは大事な時に「ふるさと回帰」します。私のように故郷がないものに故郷はないのかというと、私は激しく反論したくなります。私のような都会っ子にとっても故郷はあるのだと。茫漠として感じられるのです。それは母なる大地であり大自然なのです。生むのではなく産まされるのです。そして抱くのではなく抱かれるのです。個人的な感情から申し上げれば、母なる大地は過去形ですが、過去形がなかったら現在形がないわけで、日本人誰しもが持っている日本の原風景を母として共有しているのだと信じます。時折抱かれに行くのです。ですから言葉は悪いのですが、過去形のしっかりした母なる母胎をきっちりと意識しなかったら、それこそ日本人として全く損なことで、それに陥ったら単なる浮遊人でしかないでしょう。
本居宣長の「しきしまの やまとごころを 人問はば 朝日に匂ふ 山櫻花」こそ実は秘密がありまして、和事の「もののあはれ」だけを歌っただけではありませんでした。日本人として「心ばえ」をはっきりと歌ったものであります。又唯一短波放送を聴き、戦後を独りで決断なされた昭和天王の御歌に「天地(あまつち)の 神にぞいのる 朝なぎの うみの如くに 波たたぬ世を」という立派な御歌がありますが、更にもっと日本のことをよく知り、堂々と世界に「らしさ」発信して行く責務があるでしょう。和歌はそう容易く創れません。それには日本人として「ふるさと」に帰るためには修練が必要だと感じ入っています。産土神もそうですが、大和魂などと言った一時の不幸な勇ましいものでは絶対なく、「もものあはれ」を知り、「やまとごころ」を知るために、自らが故郷に向かってしっかりと修練して参りたいと存じあげます。天然自然の暦とともに生きながら。藤野さんの立ち位置が今最も大切なものだと信じて疑いませぬ。
これも、昨年のmfujinoさん善行の賜物のお陰と、古里から遠く離れた場所で、素晴らしい雪の画面を眺めながら謹んで献杯しております。
2日3日と我が家の周辺は快晴で、雪の気配はまるでありません。距離にすればそれ程のものでも無いのでしょうけど、また斯くあればこそ、懐かしき古里への思いも募ろうと言うものです。
昨年に引き続き、mfujinoさんには本年も公私共に充実した一年となることと存じます。御仕事の合間に、また我々老人共のお世話で多々ご迷惑をお掛けすることもあるやと思います。何分に後期(末期かも)高齢に近付きつつある者です。足手まといでしょうけど、介護新年と時々は面倒を見てやって下さい。
久々の休養日を美酒三昧でお過ごしのことと思います。坂越の牡蠣もさりながら、坂越の鯖は如何なものでしょうか。どうか、好き正月をお過ごしください。「雪三日畑もうもれて手作りの山の納豆食べてこもれる」桑舟。
永六輔さんが尺貫法を見直そうと言っておられた様に記憶しています。尺貫法は自分の足元をしっかり見つめた上に出来上がったスタンダードだと思っています。その合理性はもっと学ぶべきではないかと。我々が何故キリスト教思想に基づく西暦で生きなければならないのか、メートル法で生きなければならないのか、というところに行き着くのでしょう。メートル法はまあ宇宙船からの発想で、地球的スタンダードという面で優れていると思います。ただ色々な国に暮らしている人間にとってはそれぞれの地域に生活している人達が作り上げた基準は叡智の塊でありとても重宝なものだと考えています。山や海に生きる人達の自然を見る目など最たるものでしょう。自分が生活するにはどちらが便利かという問題とそれを世界の人と共有するか、という視点だと思います。
24節季など日本で生活するに便利な基準も学びたいと思っています。自分の世界を大切にする行き方、これが他の地域で生きる人の生活を尊重することなのではということではないかという考えです。
コメントを読ませていただきこんなことを考えてました。
龍野・赤穂方面へ行き穏やかな瀬戸内の海の景色も楽しんできました。
一つ報告ですが、馬が背~柏原を通って行ったのですが、雪の写真は撮れませんでした。雪は殆どなかったのです。一昨日の上弓削方面では田圃にもまだ雪は少し残っていて、ここ井崎では田圃の雪は無し、我が家の様な山裾の家の屋根にはまだ残っていたのですが、さすが宇津では陽の当たりにくい屋根などにほんの少し残っている程度でした。宇津峡~日吉ダムへと大堰川を下るほど雪の世界は無し、という状況でした。次の機会をお待ちくださいませ、
道草さまと雪の佐々里へ行って雪合戦が出来るこの冬でありますように祈っております。
この景色、富士山も江ノ島も私が子供の頃と少しも変わりは無いのですが、ヨットハーバーが出来、車が多くなり、海に浮かぶ船が沢山になり、派手な家が立ち並び、松の木が切られ、変わり行く海岸線の姿です。
mfujinoさんのお住まいのところは雪化粧で年が明けたとは羨ましい事です。雪景色というのは何と言うことはないのですが、ロマンチックな気分にさせてくれるものです。
久し振りにパソコン時間を取りました。今は自宅改装のために部屋の移動があったり、家の中25メートルほどを段差をなくし自由に移動できるようにするため、家具を動かさなければならなかったり、増えて捨てられない服や道具に毎日悩まされています。
外に目をやりますと、鎌倉というところは袋小路に家が建っているところが多く、我が家もご多分に漏れず、道路から60メートルくらい玄関まで舗装しなければならず、ため息ばかり出ている毎日です。
美山や京北のように美しい景観の広々とした地に移りたいと思っても、車の運転をする人が居ないのでそれは絶対に無理ですし、都会の集合住宅に移るという方法もあるのですが、30坪くらいの住宅ですと今の家よりかなり手狭ですし、部屋の片づけをしながらどの選択肢が良いのか考えあぐねています。
あ! 愚痴ばかり書いてしまいました。mfujinoさんは何でも受け入れてくれそうで、頼ってしまいます。
今年もお世話になります。よろしくお願いいたします。
新しい年の初めにまず愛宕山を仰ぎましたら雪雲が被っていて頂は見えません。次に連なる山波を北に移すと神吉京北の辺りも白く続いていました。
そうですか、新雪のお正月だったのですね、羨ましいかぎりです。今日も府北部に雪マークが出ています。ほほほ、、週末の体験行事はもしやしてとっぷり雪の中でって、ことがあるかも^^ギザギザの一杯ある長靴が出番を待っています。あした、明後日、明々後日になりました。
今年もお世話かけますが宜しくお願いいたします。
3日は愛宕神社に参拝しましたが、神社直前になるまでアイゼンは不要でした。神社では、神聖の樽酒が振る舞われていますが、神前でいただく酒はまた格別ですね。裏側に回っても雪は殆ど無く、アイゼンには落ち葉ばかりがからみつく有様で、50センチの積雪の中を地蔵へと歩いた十数年前が懐かしいです。
新年から色々と大変ですね。大阪でも北畠や帝塚山などは道が昔のままで迷路の世界に入り込んだ様な気分になってしまいます。旧家の街はそれはそれなりに大変なのですね。雪景色を見たければ寒いなど全て良いことなんてないものだと思わないといけないのでしょう。
30坪と言えば約100平方メートルですよね。マンションとすれば大きな部類になるのでしょう。まあ田舎ではどうってことない広さですが。でも歳をとってから大きな家に住むと色々と手入れが大変ですね。全て世の中一長一短というところでしょうか。
鎌倉街道さまもある意味贅沢な悩みかも知れませんよ~(^_')
今夜はまた降り始めております。明日は銀世界でしょう。気温は今-1℃と暖かいです。
ところで今Googleの日本語入力システムで書いておりますが、これはなかなかのものですね。気に入りましたね。もう使っておられますか?