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米国に住む我が家の日々の生活と、娘たちの成長日記  By あきこ

First English Word

2007年01月27日 | 日本語&英語 同時習得状況
記念すべきちゃっぷのFirst English Wordは“Hello”
最初の外国語としてはあまりに月並みすぎる単語だが、やはり挨拶は基本だ。
そして、昨日あたりから電話を耳にあてて、
アロー♪」
私が電話に出るのを聞いて覚えたみたい。
親ばかながら、皆に聞かせてあげたいぐらいかわいい。

プレスクールに行き始めて面白いなあと思うのが、毎回家に帰ったとたん急にちゃっぷの日本語が饒舌?になること。
まだまだ口に出る言葉は少ないものの、最近はこちらの言うことをびっくりするほど理解している。
つまり喋れなくともちゃっぷの思考回路は日本語で動作しているのだ。
「どうせ日本語も喋れないんだから、英語の中に入っても問題なかろう」と思っていたが、
彼女なりに英語がわからない、自分の言葉を理解してもらえないストレスを感じているらしい。
だから、家に帰ったとたん水を得た魚のように饒舌になるのか。
といっても、ごくごく限られたボキャブラリー(30語ぐらい?)を駆使しての「饒舌」だ。
目に付いたもの、思いついたことを片っ端から喋りまくる。
「あ、赤!青!あ~お!」「かーちゃん」「え~ん(し)たね~」「(人形の目を指して)めめ!」「かーちゃーん」「ブッブーね~。ねっね~?」「かーちゃん♪」「ハイど~じょ。あ~と。」
てな感じで前後の脈絡も何もない。
何度も確認するように「かーちゃん」が合間に入るのが意地らしい。

そういえば、今日「マミー」と言い始めた。
私は教えてないから、プレスクールで覚えてきたのか?

涙涙の一週間

2007年01月27日 | 育児

今週からちゃっぷのDay-care通いが始まった。

まず初日の月曜日。
前日の夜から私がドキドキそわそわ。
「この子は私から離れた事がないので、きっとしばらく泣くと思います」
と校長先生や担任の先生に話していたものの、裏を返せば私だってちゃっぷから離れるのはこれが初めて。
(もちろんダンナや実家に数回預けたことはあるが)
ちゃっぷの心配をする前に私が泣いたりして・・・と不安になるほど。
一方ちゃっぷはもうすぐ辛い別れがあるとは露知らず朝から上機嫌。
行きの車の中では「かーちゃん♪」「かーちゃん♪」と大サービス。
呼ばれる度に胸が痛む母。

しかしDay-careの建物の中に入ると、何か嫌な雰囲気を察知したらしく
私にしがみついて離れない。
ちゃっぷが入るのは2歳児クラス。
遅めに登園したので、すでに10人くらいのクラスメイトが遊んでいる。
太って貫禄のあるMiss Robinとひょろっと背の高いMiss Tanyaが担任の先生。
ちょうど今からGym(体育館)へ行く時間だというので、一緒に移動。
みんながボールで遊んでいるのに、ちゃっぷは私にべったり抱きついてシクシク。
"Why don't you play with your friends?"とか言ってみたものの離れる気配なし。
するとMiss Robinが"It's easier"と、おもむろにちゃっぷを自分の手に抱き上げ私には帰るように言った。
お母さんが傍にいるといつまでも泣くから、さっさと離した方がうまくいくということだろう。
名残惜しむ間もなくちゃっぷは私の手から奪われ、先生に抱かれて泣きながら遠ざかって行ってしまった。
もう少し様子を見ていたいが、先生に迷惑をかけてもいけないと思い、後ろ髪を引かれる思いでその場を立ち去った。

帰りの車の中でも家に帰っても、真っ赤な顔で私の方に両手を差し出して泣いているちゃっぷの顔が頭から離れない。
でも、ちゃっぷが居ると引越の片付けがはかどらないから預けたのだ。
ちゃっぷも頑張っているのだから、心を切り替えて片付けに専念しよう!と作業開始。

いやぁ、はかどるの何のって、午前中の2時間だけでちゃっぷが居る場合の3日分くらいの仕事が終わった。
お昼頃一度様子伺いの電話を入れる。
「お母さんが帰ってしばらくは泣いていたけど、そのあとは大丈夫。今はお昼寝中です」とのこと。
ありゃりゃ、これは案ずるほどのこともないのか?
お昼寝の時間が終わっておやつを食べる頃に迎えに行ったら、私の顔を見るなり「うわ~ん!」
でも車に乗せたら泣き止み、家についたとたん何事もなかったかのように上機嫌で遊び始める。
夜泣きするんじゃないかと恐れていたが、夜もちゃんと寝てくれた。

水曜日、2回目の登園。
当然一昨日のことを覚えているので、教室に入ったとたんに大泣き。
またもや私から引き剥がされて先生が抱っこしている間に、母はそそくさと退散。
この日は迎えに行ったとき、教室のドアの窓からそっと様子を覗いてみた。
子どもたちは床に散らばったおもちゃを拾って箱の中へなおしている。
どうやらお片付けの時間のようだ。
しかし、皆が忙しく歩き回る中ちゃっぷは一人で部屋の真ん中に座り込んでもじもじしている。
家でも、日本で通っていたスイミングでも、言えばちゃんとお片付けができていたちゃっぷ。
思うに先生が英語で「お片付けしましょう」と言ったのが理解できたかったのでは?
もしくは、みんなの様子でお方付けだとは分かっても、出遅れてしまって動けなくなったのかも。
(きっとみんながてきぱき動いている中自分だけ取り残されてどうして良いのかわからないんだろうなぁ。がんばれ~!)
と見ている間に「うわ~ん!」と泣き出した。
大人だって、初めての場所で何をして良いのかわからないそんな状況は辛くて居心地が悪い。
変な言い方だが、こないだまで赤ちゃんだったのに、ちゃんとそんな複雑な心の変化もできるようになったんだなぁ、成長したなぁ。
と、私が妙な感慨にふけっていると、たまたま振り向いたちゃっぷとバッチリ目が合ってしまった。
もう少し観察していたかったが、泣きながら走ってくるちゃっぷを抱き上げ先生のところへ。
前回は最初と最後だけだったが、今日は何度も泣いていたらしい。
初日は訳が分からず戸惑っているだけだったが、2回目は自分のおかれている状況がわかっているだけに、
辛さも倍増したのだろう。
案外早く慣れてくれるかもと期待したが、そう簡単には行かないらしい。

そして今日、3回目の登園。
駐車場に車を止めた段階で半べそ状態。
抱っこで教室へ連れて行く間に既に大泣き。
それでも先生が両手を出すと、泣きながらも先生の方へ自分から抱かれに行った。
ここに来たらいくら泣いても絶対にお母さんは行ってしまうと観念しているのか。

今日も朝8時半から午後2時半まで、家事も買い物も感動的にはかどってお迎えに。
教室に近付くと外からもはっきりちゃっぷの泣き声が聞こえる。
「日に日に悪化しているわね・・・」というのが先生の報告。
ず~っと泣いていたらしい。
校長先生曰く、毎日来ていたら2週間ほどで慣れるけど、週3日なのでなかなかリズムがつきにくく
1日おきに環境が変化して戸惑うので慣れるのに時間がかかるらしい。
水曜にも同じことを言われていて、ダンナとも相談した。
早く慣れる方がちゃっぷにとって楽なのであれば、それまで毎日(月~金)のコースに変更しようか。
しかし確かに慣れるのは早いかもしれないが連日辛い思いをさせるのと、1日おきに心安らかな日をつくってあげてじっくり慣らしていくのと、結果的にちゃっぷの心の負担が少ないのはどっちなのか?
迷って答えが出せない。
今日もう一度担任の先生と校長先生と相談して、とりあえず来週は毎日コースにトライすることに決めた。

毎日、帰る時に日誌のようなものを先生からもらう。
といってもフリーコメントなどはなく、オムツを替えた時間、お昼のメニュー、そして“happy, friendly cooperate, curious, sleepy...”などと印刷してある中からその日の子供の状況に当てはまる様子にチェックがしてある簡単なもの。
“teary”の欄にチェックが入らなくなるのは、果たしていつになることやら。



 


アメリカ予防接種事情

2007年01月22日 | アメリカ生活

こちらでは、学校に入学する場合“ブルーフォーム”という予防接種の証明書を提出しなけらばならない。
そこで木曜にちゃっぷを連れて小児科へ。

アメリカの方が日本よりも受けなければならない種類が多い。
B型肝炎や水疱瘡、インフルエンザも毎年受ける必要がある。
また、日本では口から生ワクチンを接種するポリオだが、ドクター曰くそれは前時代的なやり方で
アメリカではとっくの昔に不活化ワクチンの注射になっているらしい。
「生ワクチンは危険を伴うのに、まだ日本ではオーラル(口から)なんて信じられない」
そんなこと私に言われたってね・・・。
それに日本では2回だがこっちでは4回も接種する。
だからポリオも再度受けることに。
また、日本で麻疹・風疹の2種混合だったが、こっちではそれにおたふくかぜも追加した3種混合。
おたふくかぜを摂取するため、既に接種済みの麻疹・風疹もまた入れることになる。
重複して接種して大丈夫なのか?と尋ねたが、どうやら問題ないらしい。

結局2歳までに接種する必要のあるもののうち、まだ6本も受けていないものがる。
あと2ヶ月で2歳なのに、どうするのか?と思っていたら、いきなりその日に3本の注射。

ちゃっぷは最初の身体測定の時点で怖がって暴れまくり、先生と看護婦さんと私の3人で押さえつけてようやく測定完了。
問診中に泣きつかれて私の腕の中で眠ってしまった。
なのにすぐに起こされて右足左足右手に注射。
ブルブル震えて、泣く元気もなくなっていた。
帰ってからも注射跡に貼ったバンドエイド?を見るだけでヒクヒクメソメソ。

大人でも1日3本の注射は辛い。
かわいそうになぁ。
でもお陰で無事入学できるのだ。

そうそう、身体測定の結果は身長87.8cm、体重11.5㎏。
10月の1歳半健診から4.8cm、1.3㎏大きくなった。
日本でも少し背が高めのちゃっぷだが、こちらの標準に照らしても大きめのようだ。
身体能力など発達段階も問題なく、一安心♪

次は6週間後、追加で3本の注射を受けに行かなければならない。
きっと病院に入るなり暴れ出すんだろうなぁ。


プレスクール入学

2007年01月21日 | 育児

この水曜に注文していた家具が届き、金曜に日本から船便で送った荷物が届いた。
これでようやく生活が落ち着くかと思いきや、その前にこの大量の荷物を開封し、整理しなければならない。
日本での引っ越し作業はいわゆる「おまかせパック」で、引越業者がパッキンングしてくれるタイプ。
業者のプロ5人と私たち夫婦で作業しても丸々2日かかった大仕事だ。
もちろんその間ちゃっぷは実家へ預けていた。
でもアメリカへ着いてからは荷物は搬入のみの契約。
大人7人でやった作業を私とダンナだけでしなければならない。
もちろんダンナは平日は仕事だし、おまけにちゃっぷ付き。
まだ一人遊びが長続きしないちゃぷがいると、普段の料理や掃除洗濯すらままならない状態。
 料理中:包丁の下に手を伸ばす。熱いオーブンや鍋を触ろうとする。
       遊んでくれと横で泣き喚く。
 掃除中:掃除機に乗ったりコードを持ってついてまわる。
      
コードをコンセントから抜いて、また挿そうとする。
 洗濯中:洗濯機から乾燥機に移し替え中何度もドアを閉めたり、入れた服をまた出したり。
       畳んだ服を片っ端から広げてまた畳もうとする。
どれもお手伝いしているつもりなんだろうし、あと数年したら本当に役立つようになるんだろうが、
今の時点では助けになるどころか通常の3倍は時間と気力を消耗する。
だから開封作業のことを考えると荷物が届く前から気が遠くなっていた。

そして最近気になっているのがちゃっぷの日々の生活。
日本にいた頃は毎日のように同年代のお友だちと遊んだり、月に数回おじいちゃんやおばあちゃんに会ったり、出張がちで父不在であるものの毎日私以外の人とコミュニケーションすることができた。
そしてそういう外からの刺激で急に言葉が増えたり色んなことができるようになる。
でもこちらへ来てからは、たまに会社の日本人の方のお家に招かれる他は私と2人きり。
お父さんとは一緒に生活できるようになって、父娘のコミュニケーションは一気に増えたが、やはり刺激が少なすぎる。
毎日のように(日本語の)語彙が増えていくこの時期だが、ちゃっぷが耳にするのは私からの語りかけか、(乏しい)夫婦の会話か、DVDのみ。
もちろん買い物には毎日出かけるが、レジの人や通りすがりのおばさんに声をかけられるくらい。
近所に同年代の子をまだ見かけていないし、こちらは庭に遊具を置いているからか日本のように公園が出会いの場になったりもしにくい。
このままでは、1年経っても英語はおろか日本語すら話せるようにならないし、言葉以外の発達も遅れるんじゃないかと、この1ヵ月半ずっと気になっていた。

そして私たち夫婦が出した結論はプレスクールに入れること。
日本なら幼稚園入園は3年保育で来年の春。
早い子は今年からプレに入れたりするみたいだけど、ちゃっぷは3月生まれ。
日本にいたらきっと来春、もしくは再来春(こんな言葉ある?)まで幼稚園へは行かなかっただろう。
でも状況は変わった。
早くお友だちを作ってあげたいし、それに今ならクラスの他の子も片言の英語をしゃべるだけ。
英語ができないというハンディもほとんどないまま学校生活に馴染めるだろう。

そこで、善は急げと先々週からプレスクール巡り。
まずは他の日本人の子(4歳)が通っている学校2校を見学に行った。

1校目は“デイケア”いわゆる保育園で、平日朝6時から夕方6時までで好きな時間だけ預けられる。
カリキュラムは一応あるみたいだが、何となくみんなで遊んでいる感じ。
ランチとおやつ付き。

2校目は“プレスクール”で、週3回で9時~2時。
ダンスの時間、工作の時間、音楽の時間、お勉強の時間・・・と幼稚園のように時間割が組まれている。
お弁当持参。
夏休み(3ヶ月。長い!)や春休みあり。

どちらの学校も昼食後に“ナップタイム”お昼寝の時間がある。
1校目は$100/週、2校目は$110/月。
時間が長いから当然だけど月に$400も払えないし、預けるといっても週に2~3日で十分だ。
学費とスケジュールに関しては2校目が我が家の状況にぴったり。
それに校長先生の人柄や学校の雰囲気も2校目の方が気に入った。
しかし残念ながら新学期が始まる9月まで空きがない。
いつでも入れるという噂だった1校目も満員だった。

仕方なく他6校に当たってみたところ、1校だけ空きがあるとのことなので、早速見学へ。
教会に併設された学校で“デイケア”だが、一応週2回や3回のコースもある。
朝6時半から夕方6時までの好きな時間に連れて行き、また好きな時間に迎えに行ける。
雰囲気的には1校目と2校目の中間というイメージ。
昼食、おやつ付き。(7時半までに預けた場合朝食も!)
ちょうど今新校舎を改装中で、来週月曜から新しい校舎に移るらしい。
見せてもらったがとってもキレイ。
それに日本人の奥様たちが週1回のESLのクラス(無料)を受けているのもこの教会。
私も先週から行き始めたので少しは馴染みがあるし、それにもう選択の余地はない。
新学期からは1校目のプレスクールに移ることにして、それまではこのデイケアへ行く事に決めた。
値段は週2回コースが$50/週、3回コースが$80/週。
迷ったのだが、荷物の開封が終わるまでは忙しいし、最初慣れるのには間が空かない方がいいだろう、ということで週3回のコースに申し込んだ。
ちゃっぷが慣れた頃、週2回コースに変更する予定。
一昨日入学手続きを済ませ、明日が初登校だ。

きっと大泣き、そして帰ってからも大荒れするだろうちゃっぷの様子は随時報告致します。

ちなみに・・・
昼食付きといっても、日本のような栄養バランスを考えた給食をイメージしてはいけないっ!
「フライドポテトとフルーツ」「マカロニチーズとチップス」など、毎日食べさせるのはかなり抵抗がある内容。
1校目のお弁当は、ちょうど見学に行ったのがお昼時だったので見せてもらったら、予想通り「イチゴジャムとピーナツバターを塗っただけのサンドイッチ」「市販のカップケーキとバナナ」などこちらもいたって貧相いや、シンプルな内容。
そして手づかみ食べができるものばかり。
もちろんライスボール(おにぎり)や日本式のお弁当箱を持っていっても良い。
実際4歳の日本の男の子が一人通っているのだが、「お箸をつかってジャパニーズランチボックスのお弁当を上手に食べるのよ~」と校長先生が感心していた。
半年後ちゃっぷが上手にお弁当箱の蓋を開けたり、小さいお弁当箱の中のものをフォークで食べたりできるようになるかどうか・・・。
9月になったら、しばらくお弁当作りで頭を悩ますことになりそうだ。


「かーちゃん」「ハ~イ♪」

2007年01月10日 | 育児

先週あたりから、ようやく「かーちゃん」と呼んでくれるようになった。

「パパ」「ママ」ではなく敢えて最初から「お父さん」「お母さん」(たまに「お父ちゃん」「お母ちゃん」)
にしていたため、随分時間がかかってしまった。
早い子は10ヶ月頃から「ママ」と言い始めたりしているのを見ると
(やっぱりうちもパパママにするべきだったかな~)と羨ましく思いつつも、
今更呼び方を変えるのも抵抗がある。
そして圧倒的に接する時間は少ないのに「お父さん」の方が発音しやすいようで、
「たーたん」は何ヶ月も前に言えるようになった。

いつになったら呼んでくれるのかと待ちわびて、ようやく出た「かーちゃん」の一言。
呼ばれるたびにキューンとしてしまう。
ちゃっぷも言えるようになったことがうれしいらしく、連呼する。
「かーちゃん!」「ハイ!」「かーちゃん♪」「ハ~イ♪」と今日も何回繰り返したかなぁ。


あけましておめでとうございます

2007年01月05日 | アメリカ生活
あけましておめでとうございます。

これはそう、おせち料理です。
作ったのかって?まさか!
ディケーターには日本のスーパーもアジアンスーパーもないので、
月に1回アトランタから日本食材のデリバリーがあります。
生協のように1週間前に注文し翌週届くのだが、これはそのデリバリーの
臨時便で31日に届いたもの。
アトランタの日本料理屋が作ったおせちで、レトルトパックかと思いきや
ちゃんと3段のお重(プラスティック製)に入って届いた。
右上のお刺身と合わせて$110。
高いのか安いのか。
時と場所を考えると、妥当な値段か。
関東風の味付けでちょっと濃い目だったが、これにお雑煮をつけて
味気ないこちらのニューイヤーが少しお正月らしくなったかな。
だけど、おばあちゃんが毎年作ってくれた「棒ダラ」や「鯛の子」が恋しい・・・。

ちゃっぷが気に入ったのは「なます」「ごまめ」「黒豆」「数の子」「イクラ」。
子供が好きそうな栗の甘露煮や甘い卵焼きには目もくれず、なますなんてほとんど1人で平らげた。

おせちは食べたし衛星放送で紅白も見たけど、年賀状もなく親戚めぐりもなく、
ダンナは1月2日から通常出勤。
どうも年が明けた気がしません。

年が明けてすることはクリスマス用品の片付け。
ツリーを買って以来ちゃっぷは毎朝起きたらまず点灯するようねだり、
一日何度もオーナメントを外しては付け、すっかりツリーの下がお気に入りの場所に。
私が飾りを箱に詰め始めると最初は喜んで手伝っていたものの、
最後のサンタの置物を紙で包んで箱に入れようとするとぐずりだした。
この一週間で「タンタン(サンタさん)」と言えるようになったし、どうやらサンタがプレゼントをくれる人
だということも理解したようだ。
「来年のクリスマスまでサンタさんにバイバイね」と言っても
「タンタン、とっとぉ(もっと)」と何度も箱から出してくる。
別れを惜しんで「ギュ~」と言いながら抱きしめたりチューしたり。
 
だけどこのサンタ、この味のある風貌が気に入って買ったのだが、
よくある太ったサンタのように可愛げはない。
少なくともディープなチューをしたい相手ではない。
おせちの好みにしろ、男性の好みにしろ、かなり渋目のちゃっぷである。