memo

東京の看護師。
日常のメモ。
泣いたり笑ったりしている。

I can sleep

2010-05-27 23:11:25 | Weblog
そうだ、ブックオフに行こう。と思って59番目にプロポーズとキースジャレットのCDあったやつ買った。
CD聴きながら本読んでたら、5年前の気持ちがよみがえった。

働き始めて、自由に使えるお金ができて、それで孤独だった。働いたことはよく覚えていない。
夜は家にいるとすごく長かった。だから街に出た。

その当時の背景にいつもあったのは、孤独である、という前提だった。
今は一見その支配から間逃れられているように見える。
一見あっち側とこっち側が違うように見える。だけど。

今も不安は絶えない。

今夜も不満は絶えない。

Tが私のことをどう思っているのかわからない。私の身体がどうかしているから。ということにしておこう。
わたしは自分の身体の中の行き止まりをおもった。いつでも立ちはだかる高くて分厚い壁のようなものだ。
いまは全て薬が管理している。わたしの排卵システムを。
きっと明日から注射だ。そしてまたあの悲しい思い出に残るまぐわい(まぐわいっていうことにしたの)をリピートするしかない。
3月に出産した幼馴染に未だちゃんとおめでとうといえていない。
仕事からは逃げたい。

5年なんてあっという間だった。
6年過ごしたあの土地で唯一又行きたいと思えるバーがあって明日行ってもいいかなとおもったけど、もうあそこを離れて何年もたつからまだあるかわからないのと、なにより自分がすごく太ったので恥ずかしいから行かない。

しなやかな身体

2010-05-21 13:28:47 | Weblog
結局初回の治療は失敗のおしらせが、私自身から赤い信号で寄せられた。
40日間という人工的な周期のせいか、2日目3日目の昨日今日は類い稀なひどい目にあっている。
現実はいつもいつもグロテスクだけど、却って理想化しすぎているのかも。
それで前回はホルモン的にはうまくいっていたので、同じメニューでやるそうだ。
どうにかなるというわけではないのに、注射やなんですよー、なんて泣きごといってみたけど、むなしく響いた。
なんで言ってしまうんだろう。
目標へ向かってストイックになるべきなのだ。
なのにわたしったらグズだし、無駄が多すぎる。
だいたい食欲がとまらないの。

Tは最近アンダーグラウンドをよんでオウム真理教を調査している。


わたしはなんとこの期に及んで未だ世界選手権のYOUTUBEを毎日10回位みている。毎日2時間以上やってる。
なんか今となってすごく感動している。
感動?心が揺り動かされて響いているのだけど、それはとても言葉であらわせられるようなものではない。
こんなにトレーニングされて、身体という限られた物でここまで表現できるのならば、ほんとうに生まれた価値があると自信をもっていえるだろう。

人生

2010-05-11 00:19:53 | Weblog
ここ10日でたどる2つの道がある。
A生理がくる
B生理がこない
c…
あなたの落としてる斧は何色ですか?



について、またぐだぐ記録しようとと思ったけど、もうずっとこんなトーンで書いているから書いている本人すらうんざり。
本当にやりたいことだけやることにする。

今日はとにかく明けで病院で3時間かかった(数分のお話と採血)。
その間惰性で読んでたダンスダンスダンスのおかげでハワイに行きたくなった。
だから仕事もなにも放り出して明日からハワイに行ってくる。


といえるような人生を送ってみたい。

CATCH

2010-05-07 20:08:49 | Weblog
3日勤の2日目。仕事はまあまあきつめ。季節の変わり目、低気圧。
今日は仕事中に下腹部が痛くなった。どおして痛くなることがあるんだろう。

このまえスポーツで記憶史上初、トランポリンをやっている。本来子ども用らしいが、やっていいといわれた。やった。
跳ねるって・・・快感。

そのあと子どもがきて、なんとかひねり的技を組み入れて軽い身体で高く跳んでいた。
きっとわたしの不器用な卵子たちもスーパーボールみたいにとびはねながら自体(それは生物?、無生物?、事象?)のおとしどころを待っているのだろう。
大切なのは着地点。結果もわかりやすい。
わたしも待っている。期待しすぎないで待ってる。

CHANCE

2010-05-03 21:29:51 | Weblog
医師の指示は、2日にチャンスもってくださいね。ということだった。
もしだめだった時も悲しみすぎないでね、っていった。それはわたしのことだった。

こういう時にすごく喧嘩した。まるでそうあるように仕向けたみたいだ。
夜風にあたるのにはとてもいい季節。

ABC

2010-05-02 03:10:22 | Weblog
薬にたたかれた挙句3つの卵胞が素直に大きくなっていた。
めいっぱいの気持ち的にはアメリカのハリケーンに倣ってそれぞれに名前をつけてあげたい。

そして昨日受診時に一両日中に排卵する薬を注射した。
だから是非明日チャンス、をもってくださいといわれた。
そんな指摘あり。
その所為。今は両側の下腹部が張って変な時間に目が覚めてしまった。
変な夢もみた。

今きっと、先日撮影してはっきりと認めた、あの浮かび上がる卵管から子宮への道を通過していくのだろうと考えたら俄然入眠困難となった。

たとえばオートマティック車がご親切にしかるべき時にしかるべきギア操作をやっているような、女性として卵胞の成熟や排卵の機能が備わってなかったことも、それが一応、ある薬のある量でまかなってできていることも、現実。
それ以上でもそれ以下でもありはしない。
ただいささか翻弄はされて、すこしの痛みや出費にくよくよしているだけの話だ。
(ほぼ週1の内診などもう慣れた)。
そして今回、現時点でちゃんと反応を示せている卵胞ABCにはどういう着地点をみるのだろうか。とにかく人事を尽くして(まじめにチャンスをもって)その後は固唾をのんで見守るしかない。そしてまた一喜一憂するのだ。
(なにせWikiによるとかつてある年のハリケーンの数は有効なアルファベット使い果たしてAlph,Beta,Zetaまでもいったこともあるらしいのだから。)

この先も同じ様な、もっとカトリーナ的破壊力をもつような、中には納得しようもないような現実はきっと起こるのだろうよ。生きている限り。