メカロクの写真日記 2

草花のマクロ写真など いわゆる ネイチャーフォトを 中心に据えた 写真日記です

110309_横浜・舞岡公園/110310/11_多摩地区某所-0(速報)

2011年03月12日 | 予告/速報/案内
3月9日(水)には、昨年の12月15日の「道端自然観察会」のとき以来約3ヶ月ぶりに、舞岡公園に行って来ました。
今回のメインターゲットは、「道端自然観察会」のときに、他のカメラマンが大勢集まっていて、「なんだ、噂の主はここ居たのか!?」と気づかされたものの、観察会の途中だったために諦めた、「白いジョウビタキ」でした。

そして、翌10日(木)には、2月3日に訪れたものの鳥さんに嫌われ、「速報」のみで「本番」はパスした、多摩地区某所に、前々回と前回のリベンジ、かつ、この冬最後の心算で出掛けました。

到着したのは 8:40 頃で、この頃には未だ閉まっていることが多い駐車場(公式開場時刻は 9:00)が開いていて、いつもなら一番乗りなのに、既に4~5台も駐まっていました。

「へぇ~! 珍しいな!」とは思ったものの、鈍い私は、それ以上のことには考えが及ばず、一昨年も昨年も、行くたびにルリビタキのオスが相手をして呉れた場所で暫く粘りましたが、ヤマガラやシジュウカラなどだけで、今回も、ルリビタキは全く姿を見せて呉れませんでした。
今シーズンは、昨シーズンまでは撮っているキジ/ソウシチョウ/ノスリ/アオゲラなども全く見掛けず、「私にとって外れシーズンだったなぁ~!」と思ったとき、ふと気づきました。
「いつもは一番乗りなのに、今回は同じ頃に来て5~6番手ということは、何か、珍しい鳥さんでも出ているのではないか!?」と(遅!)

そこで、思いついた場所に行ってみたものの誰も居なかったので、もう少し先まで歩いて行くと・・・数十門の大砲が並んでいました!
  この日に同時に並んでいたカメラは、最大のときで多分50~60台くらい。
  中にはレンズだけで百数十万円、カメラや三脚などを含めると2百万円を超える
  ものもあると考えられるので、平均 50 万円で 50 台としても 2500 万分円もの
  機材が並んでいたことになります(驚)
聞くと、「レンジャクが居る」とのこと。
指差された方を見ると、確かに、今まで直接見たことのない鳥さんが留まっていたので、取り敢えず数枚撮ってから落ち着き先を探しているとき、行く前から「木曜日だから、もしかしたら!」と期待していたアビーさんご夫妻を見掛け、ご一緒させて頂くことにしました。

それから約4時間半の間、レンジャクだけで 900 枚ほど撮りましたが、帰ってチェックすると・・・ピンぼけ写真の山また山(汗)
おまけに、「もしかしたら手ブレもあるのかな?」と思える写真も多数あり、「1000mm 相当の手持ち撮影でも、SS 1/100 が切れれば大丈夫!」と自負していただけに、ガックリ!

非常に綺麗な鳥さんだったので嵌ってしまって長時間粘り、PC で細かい模様なども見て更に惚れ直しただけに、上手く撮れていなかったことが余計に悔しく、アビーさんご夫妻に、
 「今日でここは終わりです! 今度は裏高尾でお逢いしましょう!」
と宣言したのに、翌日の11日(金)にも、ここを訪れてしまいました(笑)
なお、11日は、レンジャクだけに的を絞って、カメラは E-5 だけ、レンズは BORG 77EDII だけ持ち出し、滞在時間は約4時間、撮影枚数は約 700 枚でした。

今日は速報のため、例によって、JPG ファイルを単純縮小した画像(RAW 画像を現像時に調整して自分好みに仕上げることを宗とするメカロクにとっては、いわば未完成写真)ですので、いつもよりも小さく、かつ、クリックしても大きな画像は開きません。

1.横浜・舞岡公園往路 110309
  落花 <オウバイ>
民家の敷地から道路にはみ出し、今までに記憶がないほど沢山の花を付けていたオウレン。
見頃は過ぎていましたが、それだけに下の路面には落花が見事に敷き詰められていて、落花好きのメカロクには見逃せない場面でした(笑)


2.横浜・舞岡公園往路 110309
  ホトケノザ
公園の瓜久保側入口の少し手前の畑はホトケノザで覆い尽くされ、未だ朝露も残っていたので、暫くは丸ぼけ遊びに興じました。


3.横浜・舞岡公園 110309
  マンサク
瓜久保の家のカッパ池側にあったマンサク、逆光で撮るには絶好の位置でした。


4.横浜・舞岡公園 110309
  白いジョウビタキ(メス)
この日、水車小屋付近は3回通りましたが、数人居たカメラマンはみんな手持ち無沙汰の様子で、「シャッターを切るチャンスがないので、こんなものでも撮らなきゃ!」と、かなり遠くのアオジやシジュウカラに大砲を向けていました。
「白いジョウビタキは、未だ居ますか?」と尋ねると、「居るよ! さっきも4人ほど追い掛けていたよ!」と、「もう飽きたよ!」という口ぶりで教えて呉れました。
そのとき、場所は「狐久保の入口」と聞いたので、てっきり「狐久保の広場の入口」と思い込んで、「12月に人だかりができていたところとは違うなぁ~!」と感じたのですが、暫くして、「もしかして、幹線道路と狐久保に向かう道路との分岐点のことか?」と気づきました。
その狐久保に向かう道路で出会った人に尋ねると、「30分ほど前、この辺りでサービスして呉れたよ」とのこと。
取り敢えず狐久保まで行って見たものの何も居なかったので、「分岐点まで戻って暫く待つか!」と引き返していたところ、分岐点の手前で、ほんの 4~5m 先の杭に留まっているのに気づきました。 
ラッキー!


5.横浜・舞岡公園 110309
  白いジョウビタキ(メス)
暫く撮っていると、ご夫婦らしい二人が気づいて加わり、3人で 20~30 分くらいは撮ったでしょうか。
私の撮影枚数は、多分、200 枚くらいだと思います。
特に狙った訳でもないし、特別な撮り方をした心算もないのですが、帰って PC で確認すると、こんな感じの、ちょっと雰囲気のある写真が数枚連続していました(笑)


6.多摩地区某所 110310
  ヒレンジャク
初見初撮りのレンジャク類、目の辺りは少々憎らしげですが全体的には上品で、実に綺麗な鳥さんでした。
平日にも拘わらず、こんなに多くの人が撮りに来る理由が判るような気がします。
  帰りに駐車場を見渡すと、横浜ナンバーや練馬ナンバー、さらには千葉ナンバーの
  車までも並んでいました。
  インターネットの力って、恐ろしいものですねぇ~!
  でも、最初にこの場所を教えてくださった方との約束もあるので、
  私は、場所名も明らかにはしませんよ(笑)


7.多摩地区某所 110310
  キレンジャク
逆光気味に撮ると、透過した羽、特に冠羽が綺麗ですね。
もっと綺麗に透過していて、かつ、もっと大きく撮れているもあるのですが、残念ながらピントが・・・(汗)


8.多摩地区某所 110311
  ヒレンジャク
2日目は、前日より10分ほど早く出発して15分ほど早く到着したのですが、駐車場は定刻ちょっと前まで開かず、30分ほども待つ羽目になりました(涙)
・・・で、オープン後直ぐに駐車して、前日よりも手前に移動していた出没現場に着いてみると、既に20人くらいの人が撮影中でした。
こいうときは、公共交通機関で来るに限る・・・ということですかね(笑)


9.多摩地区某所 110311
  キレンジャク
1日目は ISO400 で撮って「もしかしたら手ブレもあるのかな?」だったので、この日は ISO800~1000 で撮りましたが、PC でチェックすると、今度も BORG らしい解像感のある画像は少なく、「前日分も、手ブレは殆どなく、やはりピンぼけだけのものが多かったのか!? これなら、ノイズが少ない ISO400 のままの方が良かったかな!?」(汗)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿