8月5日(火)、下関市民会館において、
全国コミュニティスクール研究大会が開催されました。
学校運営協議会26年度会長の古賀です。
明倫小学校は鹿島市で唯一、コミュニティスクールを推進しています。
簡単に言えば、地域の皆さんとともに学校の応援団になろうという取組です。
研究大会の参加者は、5名です。
左より、副会長の池田さん、私、学校事務の森さん、運営委員の小田さん、小野さん。
ロビーには、たくさんの学校の取組が紹介されていました。
多少の違いはありますが、明倫小学校も負けていませんよ!
特に、コミュニティスクールをする以前から各地区で取り組まれています伝承芸能は、
全国に誇るべきものだと思います。
さて、10時より開会式。
文部科学省の中尾様がスピーチなさった言葉の中に、
「チームとしての学校づくりを推進してほしい」という件があり、
藤戸校長先生が提唱なさいます「チーム明倫」そのままじゃん!と思いました。
サプライズで、安倍首相からビデオレターがありましたょ。
基調講演は 金子みすゞ記念館館長 矢崎 節夫氏。
「みすゞさんのまなざし~地域が育てるやさしい心~」
矢崎氏は、金子みすゞの遺稿512編を発見し、それを全集として世の中に送り出された方です。
金子みすゞは、鯨やイワシの目線になって詩を書ける稀有な存在であるとお話なさいました。
その延長として、私たちが考えなければならないこと。
それは。
子供が生まれることで、私たちは「親」にしてもらったんだ、ということです。
親子ではなくて、子と親。
あなたがいてくれて、私が存在できるということ。
深いですねぇ。
矢崎氏がおっしゃいました。
保護者に一番してほしいこと。
子供たちに、「あなたが宝よ。」と口に出して言って下さい。
大切なことは、キチンと伝えないとわからない。
そして、それを聞いた子供が、「お母さん、あなたが私の宝よ。」と、
こだまして返せるようになってほしい。
昼食をはさんで、午後からアトラクション、本村小学校の平家踊り。
そのあと、奈良市立三笠中学校と光市浅江中学校と下関市立豊浦(とよら)小学校3校の実践報告です。
それぞれの学校に特色があり、
また、同じような取り組みもあり、上手に取捨選択を行うべきであると思います。
三笠中学校のすごい所は、コーディネーターの会議が年に27回もあることです。
4部会に分かれていますが、それでも1部会7回になります。
どういう内容の会議か、部会のリーダーは誰がするのか伺いたかったのですが、
質疑応答がありませんでした。
浅江中学校は、全職員が運営部会に参加していらっしゃいます。
先生の負担にはならないのでしょうかねぇ?
豊浦小学校は、PTAのOB・OGが参加しているとのことで、
どのくらいの人数で、どのような活動に参加していらっしゃるか。
卒業直前のOBなのか、子育てが終わったOBなのか。
いろいろ伺いたかったです。
明倫小学校も、もう少しPTAのOB・OGを引き込めないかなぁと思います。
明倫小学校の取組も負けず劣らず、
答え合わせができた研究大会でした。
余談ですが。。。
「明倫小 古賀」と書いた封筒を持っていたところ、
お隣の席の女性が声をかけて下さいました。
「私も明倫小学校卒業です。」
おろっ!
よくお話しをしましたら、「萩」の明倫小学校とのことでした。
明倫のご縁でしたねぇ。