明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

国の機関中央労働委員会(厚生労働省外局の一つ)と司法の裁判官が「話合い解決」を会社明治に迫る

2017年09月15日 18時41分56秒 | お知らせ
東京地裁第3回「口頭弁論期日」(9月7日)の中で、次回(10月2日)「進行協議期日」とした裁判長の積極的な訴訟指揮が出されました。

会社明治は、裁判長の意に沿う解決姿勢を示せと1日目に引き続き2日目の天気は、朝から日中通して雨が降ったりやんだりの天候不純でしたが、実施時間は雨もやみ「虹」がきれいに東方天空に輝きました。

会社が「申入れ」を真摯に受けてくれるならば、直ちに「座り込み行動」を中止することを参加者一同確認の上、株式会社明治に「申入れ」を行いました。

申入れ報告 海老根さん

 会社明治は、担当者が不在ですいう不誠実な対応に徹する姿勢に、受付嬢に、この争議の解決は会社明治の態度一つで終了していく問題になっているので、その旨理解していただき然るべき担当者にお伝え下さいと切々とお話しをし、「申入書」を置いてきました。と申入れ責任者海老根さんから報告がありました。
 同時に、明治乳業の姿勢に対し、はこれまで労働委員会や裁判所からの和解勧告にも従わずして、これを一切拒否し続け未だに裁判を続けようとしています。いま行われている東京地裁も高等裁判所、最高裁判所ともなれば、あと5年、10年とかかってしまうわけです。何故に続けようとするのか私にはそれが全く理解できません。また会社は、中労委命令書のなかで認定している秘密文書に対し定かなものではないと難癖をつけていますが、違うというならば会社が事実関係なるものを出せばいいではないですか。そして、比較してここが違うと指摘すればいいではないですか、そのこともしないで命令書に難癖をつけているのであります。東京地裁の訴訟指揮を受け入れてこの争議の解決に向かうべきです。そのことをしっかり行うことを強く求めて報告とします。

主催挨拶;松本議長からありました。


連帯・激励挨拶に埼労連常任幹事;諸井さん

 会社明治は社会的に包囲されていると思っています。一つは、中労委命令には不当労働行為認定や差別もあったと断じられています。そして、この争議の解決には明治が先頭に立って解決しなければいけないと書かれて居るわけであります。そしてもう一点、この争議を支援する食品一般ユニオンがILOに申立てをして受理されたとしています。このことからしても世界的に包囲されていくことであります。埼玉でも、工場要請にいっても受け取らない、郵送で送りつけると突っ返してくるというように、まともな対応をしない異常な姿勢であります。襟を正して真摯に対応なされて争議解決に踏み出していただくことを強く求めておきたいと思います。

国公労連常任顧問;宮垣さん

 9月7日の第3回口頭弁論に傍聴させていただきました。春名茂裁判長が原告、中央労働委員会、会社の代理人を法廷の別室に呼んで、進行協議を行って、会社の代理人に15分にわたって和解するよう迫った訳であります。春名裁判長は民事19部の裁判長になる前は、最高裁人事局の給与課長を経由して民事19部の裁判長に就任をしています。いわば全国の裁判の中での最高裁の人事局の中枢にいた幹部であります。その裁判官が会社に和解を迫っているわけであります。
 日本は3権分立の国であります。法律を作る立法府の国会、行政をする行政機関、裁判をする司法機関があります。その3権の中の中央労働委員会という厚生労働省の外局の一つ行政委員会、そして司法の裁判官この二つが、会社の経営に対して話合いでの解決を迫っているわけであります。原告のみなさんも私たち支援するものも真摯に話合いのテーブルにつき真剣に話し合うならば、この座り込みを直ちに中止するとしています。
 映画「釣りばか日誌」の最終盤の鈴木社長の挨拶を紹介し・・・、明治の経営陣も是非とも鈴木社長を見習ってほしいと願いをこめました。

他に、挨拶をいただきました。
新宿区労連C&S;松竹さん


北区労連;野中常任幹事

食品一般ユニオン;佐藤書記長


お礼と決意を小関団長がおこないました。

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