○×のいびつな三角形

つれづれなる○×氏の日記

『対岸の彼女』

2010年04月25日 16時07分05秒 | 読了
 角田光代著『対岸の彼女』を読む。

 最近十余年ぶりに市の図書館を利用するようになったのだが、以前と違い貸出の予約が簡単に(携帯から)できるようになったのでこの本を試しに予約してみた。

 この本で著者は数年前に直木賞を取ったが、そのときから拙は一度読もうと思っていた。
 当時は「勝ち犬」「負け犬」論が喧しく、この本の紹介でもそれが使われていたと思ったが、別に主人公の二人はどちらも勝っているわけではない。二人とも屈託を抱えて生きている。

 小夜子の屈託は現在の、葵の屈託は過去のそれで互いに交差しつつ物語は進む。特に葵とナナコの交流は純粋で切ない。

 現在では自由人が如く生きている葵の言葉、「ナナコはどこへ行ったの?」
 この言葉は切ない。

 物語の最後に小夜子は葵に向けたナナコの手紙を見る。そしてイメージする景色。切なくもあるが爽やかでもある。

 女同士の友情もいいものですナ、と思わせる本でありました。

2010年04月19日の食事

2010年04月20日 12時05分04秒 | ○×流クッキング
19日の夕食でございます。

アスパラガスの豚肉巻き
焼き鳥(市販のもの)
キャベツとワカメのキムチスープ
昆布の佃煮(市販のもの)

 まともに作ったものは肉巻きだけです。味の絡めはまたしてもめんつゆという手抜きぶりです。
 キムチ味のスープはウマいです。ただキャベツがもう少し柔らかくなるまで煮ればよかったかな。

小田原へ行く

2010年04月06日 21時19分44秒 | どうでもいい話
 28日の日曜日に小田原城に行ったのでございます。モチロン花見でございます。

 その前の日曜日もそうでしたが、非常に寒く、お花見にはちょっと厳しかったです。とは言っても小田原城公園の桜はナカナカ見事で、行ってよかったノォという感じでした。

 小田原城は明治維新、廃藩置県後、破却され、売却されたりしていたようですが、戦後天守閣を復元し、かろうじて残っていたお堀を整備し、銅門や常盤木門といった門も復元されナカナカに楽しめる城址公園となっておりました。

 天守閣は博物館となっており、最上階へ行くと遙か伊豆半島も望め、小田原城侮れんぞという感想を持ちました。

 こういうところで花見もいいですナ。

 が、非常にバテてしまい、一緒に行った親友氏と最後の飲みができなかったのが残念でございます。○×一生の不覚…

ヤレヤレ

2010年04月02日 19時05分31秒 | どうでもいい話
 今日はすごい風だったなあ。

 ヤワなビニール傘を持って出たら、トットと折れてしまった。最近はすぐにこういう大風になって閉口する。

 ところでひさびさにバスに乗ったのだが、料金前払いとの表示。横浜市バスのように定額でないのにどうやって支払うのか?...

 乗車時に運転手に行き先を申告して精算機にお金を入れるのであった。昔のようにぴったりの小銭を用意せねばならないというワケでなく、釣り銭も出る。よく見たら Suica も使えるではないか。

 恥ずかしながら面食らってしまったのでございます。

2010年3月23日の食事

2010年04月01日 20時19分49秒 | ○×流クッキング
23日の夕食でございます。

 鶏もも肉の味噌焼き
 昆布の佃煮
 切り干し大根の煮物
 鶏皮とキュウリ、エノキダケのポン酢サラダ(先日の残り)
 梅干し
 ミミガー
 エノキダケと油揚げの味噌汁

 ミミガーはうまくできました。近くのスーパーで買ってきた冷凍の豚耳を2度茹でこぼしたあと、長ネギの青いところと生姜をたたいたものと一緒に茹でたのです。うまく臭みが取れ、柔らかくなったのでナカナカよろしかったです。
 と、オットこれは副菜でした。

 切り干し大根は手を抜いてめんつゆで煮ましたが、やはり「さしすせそ」の順番で煮つけたほうがおいしいですナ。
 と、またこれも副菜でした。

 主菜に関しては… ウーン、言うことがない。