ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

はじめての、ふたりだけの本格旅行『フランス・オウラス編』

2015年07月13日 | 友達とわたし
7月2日

さあ、リヨンから今度はニーム経由で、南フランスのオウラスという、もうほんとに古い集落のうちのひとつに住む、友人ジルを訪ねる旅に出発!

朝、少し時間があるので、暑さにめげてやってなかった散歩に出かける。

スパイス屋さん


牛の心臓という名前トマト


やっぱり結局叶わなかったポールさんのレストランを、ホテルの外側からこっそりと。


バスの中から、バイバイリヨン。


駅だってもうカンカン照りでめちゃくちゃ暑い!


ジルの家がある村までは、電車でニームまで行き、そこからバスに乗り換える。


やっぱりここでも、ひまわり畑がずっと続いた。今度は少し速度が遅かったからか、少しはひまわりっぽく写せたかも。


ニームのバスの停留所。くどいと言われようが、もうほんとに暑いったらない。




ボクも行きたいから、早よ戻ってきてという声を後に、トイレに急ぐ。


急いでるわりには写真を撮ったりしてるじゃないかと言われそうだけど、日頃から待つのが嫌いな夫のおかげで、歩きながらチャッチャと撮ることができるので、時間的には変わらない(はず)。


公衆といれは有料。70セント。でも、最初に入ったトイレには紙が無かった…。


ありがたいことに、バスにはうっすらと冷房がかかっていた。
ありがたやありがたや~と気分良く揺られていたら、突如全員降りろと言われて外に出た。
冷房の効いているバスは空っぽのまま、エンジンをつけて休憩中。
かんかん照りの空の下、タバコ休憩の運転手と共に20分ほど待つと、やたらと陽気な運転手の乗り換えバスがやって来た。



ラベンダーがミドルネームのジルが、一目見てここだと決めた家。






山からのお水がすこぶる美味い!日本の調味料満載の台所。


牛の心臓トマトをくり抜いて、美味しい手料理を作ってくれた。


漆塗りの箪笥に籐籠、そして藍染や古い家具や道具。
建築家から音楽家の発掘まで、様々な趣味や仕事を通じて集めた、そして20年暮らした日本からの思い出がいっぱい。














いろんな国を旅行して集めた小物たち。




我々のためのゲストルーム。




夜になると、フランスに来て初めて、涼しい…という気温に出会えた。
もうそれだけでありがたくてありがたくて、骨まで熱せられていた体が、ホッと一息ついた気がした。



7月3日

涼しい風が心地よいベランダ。


すぐ下の美しい川の水を使ったプール。


洗濯干し場。


ジルがとても気に入っている、適当に種まきして作った花畑。






本格的コンポスト。


そのすぐ横には、元気が野菜が並ぶ畑。




ここにはほんとに、いろーんな蝶々が飛んでいる。






庭から。








家のすぐ下を流れる、亡くなったご主人とそしてもちろんジルが愛してやまない川。








トンボとミズスマシ。












なに話してるの?


いろんなものが石で作られている。


やけにカラフルなカメムシ。


大文字焼き?


くるみ割り夫婦。


ランチ。


すぐそばのプランターで、わたしをじぃ~っと見つめていた。



車で30分ぐらいの所にある湖ハイキング。


湖の周りを一回り。














地面のちっちゃな花に群がるちっちゃな蝶々。




幹がバラバラに生えているのに、


遠くから見るとこんなふうに見える木。


あの建物はなんだ?と、ズームで撮った写真を見て妄想に耽る大人トリオ。(かなりズームしています)


椅子?


ここにも蝶々。


毒があって食べられないらしい…。


久しぶりに見たてんとう虫。


どこにでも咲いてた花。



こんなに高くて狭い(2台の小型車がギリギリすれ違えるほどの狭さ!)道なのに、基本的にフェンスが無い?!


すごくヤバそうな所だけ、こんなふうに低い石垣があるけれど、役に立つかなあ…。


どこもかしこも崖っぷちなのに‼︎?


カーブだってハンパない。っつか、いっぺんでは曲がれない。


ジルんちから歩いて来られる近くの村。








ネコちゃんたち。






昔は絹産業が盛んで、この大きな建物全体が使われていた。


右側下の通路に、ポツンと置かれていた糸巻き。


どうしよう…写真をついつい撮りたくなってしまいまくり…。






















今も使われている共同洗濯場。




市役所兼小学校。


馬の水飲み場。




倒れそうになった木の補修。なんと、石やらなんやら、詰められそうなものをガンガン詰めておしまい!すごい!


こんなにちっちゃな、それも基本的に観光客を受け入れない方針を守っている村に、美味しいフレンチレストランがある。




フランスのレストランは、基本的に午後2時から7時半までは店を閉める。
夕飯をできるだけ早く食べて、お腹をしっかりと休ませてから眠りたい夫にとっては、ちょいとばかり困った習慣である。
しかも、ほんとはパンもパスタもチーズもだぁ~い好きなのに、健康のためにグルテンと乳製品をやめている夫には、パンとクリームが主流のフレンチ料理は目の毒…。
気の毒としか言いようがないけれど、だからといって食べ控えるようなわたしではない。
ガンガンいただき、ガンガン楽しんだ。
ごめんね。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しい写真ですね (魚ずみちえこ)
2015-07-25 06:34:00
原爆の写真と動画 ジョー・オダネルさんのをみて
Facebookでshareしていたら
他の旅行の写真があまりに素敵なのでみいってしまいました。
日本で、被曝労働者の真実を撮影して50年近くになるフォトジャーナリスト樋口健二さんのagentを、しています。
私もフランス 娘と行ったことがあるので
写真がワクワクしました。
返信する
もし宜しければ (魚ずみちえこ)
2015-07-25 06:35:48
活動しているHP観てください。
happymamademo.jimdo.com

kenjihiguchi.jimdo.com
返信する
ちえこさんへ (まうみ)
2015-07-25 13:07:51
ついつい撮ってしまって気がついたらとんでもない数の写真が…のまま、ダラダラと載っけたような日記ですが、楽しんでいただけたようでとても嬉しいです。

樋口健二さんの生き様、そして貴重な取材などを、この拙ブログの中でも紹介させていただいたことがあります。
なので、agentをされていると知り、胸がわーっと踊りました。
さっそくHPを見させていただきました。
毒の島のお話は、以前沖縄の問題で調べた際に読んだ覚えがあり、とても興味深く読ませていただきました。
本当に、世の中は、こんな酷いことが平然と行われてきたのだと、今更ながら呆然としています。

ちえこさんの活動は多岐にわたっているので、大変な思いをされているかとは思いますが、同時にとても貴重なものだと思います。
もしよければ、樋口さんと神田さんのコラボなどのお知らせを、こちらでもさせていただきたいのですが、よろしいですか?
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