困ったときのマスタード・・・ではないけれど、
マスタードはとてもエライ香辛料だ。
とにかく何にでもよく合う八方美人。
だけど、粒、デジョン、イエロー、とき辛子とそれぞれ個性があって、
4種類そろえておけば、向うに敵なし、となる。
いとも簡単にソースができるのもエライ。
２つのボールにマヨネーズを入れ、そこに粒とイエローマスタードを別々に、
そしてレモン汁を加えれば、2種類のマスタードソースの出来上がり。
あとはメカジキを焼いて、このソースをかけるだけ。
マスタードは甘味と合うので、付け合わせには柿大根を。
これは柿と大根を細切りし、塩とレモン汁で和えた超簡単の1品。
ピンクペッパーをパラリと振りかければ、見栄えもひときわだ。
もうひとつ、エライ食材といえば豆腐。
煮ても焼いても蒸しても、もちろん生でもおいしい美人食材。
食べ友がひときわ好きなのがステーキとあって、
今回はニンニクたっぷりのバルサミコ醤油ダレ乗せに。
これも簡単。豆腐に小麦粉をまぶして、オリーブオイルを敷いたフライパンに入れ、
フタをして、表面がきれいなキツネ色になるまで両面を焼く。
付け合わせは、旬たけなわのほうれん草ときのこのニンニク炒め。
豆腐が焼けたら、この付け合わせの上に盛り、
同じフライパンに油をちょっと加えてニンニクを炒める。
カリッとしてきたらバルサミコ酢と醤油をジャっと加え、
少し煮詰めたら、アツアツのを豆腐にかける。
この豆腐ステーキ。ニンニク醤油だけでも十分おいしいが、
醤油と赤ワインの相性が悪いので、バルサミコをメインに、
お醤油ちょびっとと、という配分にした。
野菜食いの私としては、サラダもほしいので蓮根をメインに。
蓮根も何にでも使える美人野菜だが、
超薄切りして水にさらしたのを、パリパリと食べるのも大好き。
ドレッシングは、蓮根の甘味が楽しめるシーザーなどのクリーム系がオススメだ。
私の料理は短時間で出来るものが多いが、
今回のはとくに短い時間でパッパッとできる。
時間のない日に、お試しください。
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