一昨日の夕方より 岡山のMホテルで 兄が長年勤務した中学校教諭のかたわら
好きな考古学の研究をまとめた著作集
日本原人 -その石器と骨角器ー が出版され
そのレセプションに 私達4姉妹も参加させていただきました。
元同僚の方 教え子さん その奥さん 考古学を通じた方々
兄の息子娘 そして私達4姉妹 ごく身近で親しい人たち20名くらいが出席
教え子さんと言っても10才位しか違わない方々に
出版に際して大変なご努力をしていただき
また不思議なご縁で知り合い 本の編集をしてくださった北海道大学で
文化財関係のO先生も 北海道から飛行機を乗り継いで駆けつけてくださいました。
さすが元社会科の先生方のお話は 声もでっかく面白く
時間が経つのを忘れてしまうほどでした。
O先生からは編集の過程や
またこの会に家族が出席していることに感激され胸が熱くなられたと・・・
特筆すべきは兄がある中学校で 当時生徒が大暴れしていた時期
(そうそう 息子の中学時代 学校中のガラスがすべて割られたことを聞きましたっけ)
共に指導に当たった先生達との絆は特別深いものがあったようです。
兄が 退職後結成された会はその時の先生方で 20年後の今も続いているとか・・・
何より二度の脳梗塞 胃がん全摘後も 皆さまのサポートで旅行にも参加
その様子をDVDで見せていただいたとき 私達姉妹はうるうる
私は考古学のことは何の知識もありませんが・・・
出版に当たって著作集刊行会一同さま
編集していただいたO先生 他ご協力いただいたたくさんの方々
本当に有難うございました 心よりお礼申し上げます。
また 文中にもありますが
「学問の世界では仮設を立て それを検証することによって 事実が証明されます。
日本原人(北京原人の仲間)の場合 仮説は成立し
検証部分で石器は出土しましたが 人骨の出ないことが欠如
瀬戸内海からナウマン象などの骨はたくさんあがっていますので・・・・
やがて前期旧石器時代の全貌が解明される時がきっと来ると~~~」
兄の後を引き継いでくださる方々がいてくださることを 私はとても誇りに思います。
上の姉がお礼の言葉の後に一句 「教職のえにしの深さ身にしみぬ」
おかげさまで先月に続いて 今回は4姉妹揃って参加、
一泊して新たな思い出作りが出来たことを嬉しく感謝しております