韓国のテジョンで開催されたAsia Wine Trophy 2015(8/29-9/1)に引き続き、9月3~6日に Daejeon International Wine & Spirits Fair が開催され、初日を少しだけ見てきました。
今回のAsia Wine Trophyでは、審査員で一緒だったオーストラリアの著名ワインライターDenis Gastin(デニス・ギャステンン)氏と仲良くなったことは、私にとって嬉しいことでした。
ワインフェアの中のブースのひとつに Asian WINE PRODUCERS ASSOCIATION があり、そこをデニスさんが取り仕切っており、色々と紹介してくれました。
その中に、素晴らしい!と思った生産者がありました。
デニスさんもイチオシというタイのワイナリーです。
GranMonte Asoke Valley Winery (Thailand, Asoke Valley)
GranMonte グランモンテ は2009年1月に操業を開始したばかりの家族経営のワイナリーです。
家業としては20年前からやっていたようですが、娘さんの Nikki Lohitnavyさんがオーストラリアのアデレード大学でワインづくりを学び、8年前に卒業しました。
このニッキさんがエノロジスト、ワインメーカーとして中心になり、グランモンテが誕生しました。
デニスさんが勧める白ワイン「GranMonte Viognier 2013」を口にした時、思わず目が輝きました
果実味がキレイに凝縮され、スーッとピュアに入ってきます。
タイのワインはこれまでにも何回か飲んでいますが、もっと素朴でザックリした感じなんです。しかし、このヴィオニエは透明感があり、洗練され、非常にエレガント。素晴らしいクオリティです。
デニスさんによると、グランモンテのワインは国際コンクールでも高い評価を得ているそうです。
醸造設備は、フランス、ドイツ、イタリア、オーストラリアから輸入しているということですが、成功している一番の要因は、確実にニッキさんにあると思います。
いち早くスクリューキャップを取り入れていますし、この点もデニスさんが推す理由のようです。
畑は、標高350mに自社畑15haを所有し、白ブドウはヴィオニエ、シュナン・ブラン、セミヨン、ヴェルデホ、Durifを、黒ブドウはシラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、グルナッシュを栽培しています。
Kaoyai Region(カオヤイ)と呼ばれる地域で、タイのほぼ中央部、カオヤイ国立公園に隣接した高原地帯です。昼夜の寒暖差があり、水はけがよく、ブドウ栽培に適した土地のようです。
「Sakuna Rose 2014」は、シラーとグルナッシュからのロゼワイン。
サクナとは、ニッキさんの母の名前です。
果実味豊かな、滋味でやさしいワインでした。栓はスクリューキャップ。
日本の桜Sakuraと似た名前といい、美しいバラ色といい、日本人にはちょっと嬉しくなるロゼワインでは?
赤ワインの「Heritage Syrah Viognier」を飲んだ時も驚かされました!
シラーにヴィオニエをブレンドしたフランスのローヌスタイル?
いや、オーストラリアスタイル、とデニスさん。
確かに!
エレガントな果実味にデリケートな酸が乗り、とても優雅なシラー&ヴィオニエ。丸みがあり、おいしい。
こんなに素晴らしいワインが、タイでも誕生しているということに驚きですし、感動です。
最初の方の画像の真ん中のボルドー型ボトルは「The Orient Syrah 2012」
収量制限をしたブドウからつくったワインで、こちらもエレガントスタイル。
どのワインもバランスがいいなぁと思います。
「ニッキには情熱がある」とデニスさん
GranMonteの年間生産量は12万本。
ここのワインを楽しむには、現地に行くのが良さそうです。
ワイナリーには7部屋を持つゲストハウスがあり、宿泊可能です。
また、レストランも併設され、ケータリングも可能です。
セラードアでは、ワインはもちろん、ブドウジュース、フルーツジャム、ワインジェリー、サラダドレッシング、パスタソースといったホームメード製品も購入できます。
タイに旅行するなら、グランモンテでワインリゾートをゆったり楽しむのもいいですね。
私もここはぜひ訪問したくなりました
なお、調べてみると、日本へは株式会社リラックスが輸入しているようです。
どのアイテムがあるかわかりませんが、いくつかは虎ノ門のカーブ・ド・リラックスで見つけられるかもしれません。
Asian WINE PRODUCERS ASSOCIATIONのブースでは、デニスさんが他の国のワインも色々と紹介してくれましたが、また改めてリポートします。
ブースには日本の 「シャトー・メルシャン」 の3アイテムも並んでいました
今回のAsia Wine Trophyでは、審査員で一緒だったオーストラリアの著名ワインライターDenis Gastin(デニス・ギャステンン)氏と仲良くなったことは、私にとって嬉しいことでした。
ワインフェアの中のブースのひとつに Asian WINE PRODUCERS ASSOCIATION があり、そこをデニスさんが取り仕切っており、色々と紹介してくれました。
その中に、素晴らしい!と思った生産者がありました。
デニスさんもイチオシというタイのワイナリーです。
GranMonte Asoke Valley Winery (Thailand, Asoke Valley)
GranMonte グランモンテ は2009年1月に操業を開始したばかりの家族経営のワイナリーです。
家業としては20年前からやっていたようですが、娘さんの Nikki Lohitnavyさんがオーストラリアのアデレード大学でワインづくりを学び、8年前に卒業しました。
このニッキさんがエノロジスト、ワインメーカーとして中心になり、グランモンテが誕生しました。
デニスさんが勧める白ワイン「GranMonte Viognier 2013」を口にした時、思わず目が輝きました
果実味がキレイに凝縮され、スーッとピュアに入ってきます。
タイのワインはこれまでにも何回か飲んでいますが、もっと素朴でザックリした感じなんです。しかし、このヴィオニエは透明感があり、洗練され、非常にエレガント。素晴らしいクオリティです。
デニスさんによると、グランモンテのワインは国際コンクールでも高い評価を得ているそうです。
醸造設備は、フランス、ドイツ、イタリア、オーストラリアから輸入しているということですが、成功している一番の要因は、確実にニッキさんにあると思います。
いち早くスクリューキャップを取り入れていますし、この点もデニスさんが推す理由のようです。
畑は、標高350mに自社畑15haを所有し、白ブドウはヴィオニエ、シュナン・ブラン、セミヨン、ヴェルデホ、Durifを、黒ブドウはシラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、グルナッシュを栽培しています。
Kaoyai Region(カオヤイ)と呼ばれる地域で、タイのほぼ中央部、カオヤイ国立公園に隣接した高原地帯です。昼夜の寒暖差があり、水はけがよく、ブドウ栽培に適した土地のようです。
「Sakuna Rose 2014」は、シラーとグルナッシュからのロゼワイン。
サクナとは、ニッキさんの母の名前です。
果実味豊かな、滋味でやさしいワインでした。栓はスクリューキャップ。
日本の桜Sakuraと似た名前といい、美しいバラ色といい、日本人にはちょっと嬉しくなるロゼワインでは?
赤ワインの「Heritage Syrah Viognier」を飲んだ時も驚かされました!
シラーにヴィオニエをブレンドしたフランスのローヌスタイル?
いや、オーストラリアスタイル、とデニスさん。
確かに!
エレガントな果実味にデリケートな酸が乗り、とても優雅なシラー&ヴィオニエ。丸みがあり、おいしい。
こんなに素晴らしいワインが、タイでも誕生しているということに驚きですし、感動です。
最初の方の画像の真ん中のボルドー型ボトルは「The Orient Syrah 2012」
収量制限をしたブドウからつくったワインで、こちらもエレガントスタイル。
どのワインもバランスがいいなぁと思います。
「ニッキには情熱がある」とデニスさん
GranMonteの年間生産量は12万本。
ここのワインを楽しむには、現地に行くのが良さそうです。
ワイナリーには7部屋を持つゲストハウスがあり、宿泊可能です。
また、レストランも併設され、ケータリングも可能です。
セラードアでは、ワインはもちろん、ブドウジュース、フルーツジャム、ワインジェリー、サラダドレッシング、パスタソースといったホームメード製品も購入できます。
タイに旅行するなら、グランモンテでワインリゾートをゆったり楽しむのもいいですね。
私もここはぜひ訪問したくなりました
なお、調べてみると、日本へは株式会社リラックスが輸入しているようです。
どのアイテムがあるかわかりませんが、いくつかは虎ノ門のカーブ・ド・リラックスで見つけられるかもしれません。
Asian WINE PRODUCERS ASSOCIATIONのブースでは、デニスさんが他の国のワインも色々と紹介してくれましたが、また改めてリポートします。
ブースには日本の 「シャトー・メルシャン」 の3アイテムも並んでいました
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