ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

飲み放題ワイン検証

2017-02-20 15:21:51 | ワイン&酒
週末は、学生時代のサークル仲間たちと10年ぶりの同窓会でした。
バンケットを貸切で、アルコール飲み放題というプランなのですが、飲み放題ワインが思っていたよりちゃんとしていたので、紹介します。


Marqués del Turia Blanco / Marqués del Turia Tinto Gandia
(Spain, DO Valencia)

「マルケス・デ・トゥーリア」スペインのワインで、産地はバレンシア。ちゃんとDOも付いています。
白はヴィウラとソーヴィニヨン・ブランのブレンド、赤はボバルとシラーズのブレンドで、どちらも地元品種と国際品種のブレンドになっています。

は軽やかで、クセがなく、スッキリ、サッパリ。
シーフードとかサラダとか、あっさりした料理全般に、マリアージュ云々を気にする必要もなく合わせられます。

は果実味がまろやかで、酸味も渋みも押さえられているため、なめらかに入り、とても飲みやすいです。
ほどよい果肉のコクがあるので、飲み放題ワインにしては意外とおいしい。



輸入元のサイトで調べると、参考小売価格は900円(750ml、税抜)でした。

飲み放題プランのワインというと、398円で売られているようなワインとか、激安チリワインなどが多い気がしますが、さすがに安い居酒屋の飲み放題とは一線を画した、というところなのでしょうか。

スクリューキャップなので扱いやすく、特に赤ワインはアウトドアBBQなどに使えそうな気がしました。

輸入元:サッポロビール

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ドイツパンの大きなブロート&ドイツワイン会のお知らせ

2017-02-19 10:00:00 | パン
昨日はドイツの揚げパン「ベルリーナ」を紹介しましたが、同じ店「タンネ」で買ってきた別のパンも紹介しますね。



名前は忘れましたが、重量約500gの大きなパンです。 
価格は、630円だったか、630円だったか…?



スライスすると、穀類の粒々が見えます。

私は軽くトーストするのが好きなので、トースターで外側をカリッと焼いてから食べました。



外はカリッとしていながら皮がむちっと弾力があり、皮好きにはたまりません。
生地は意外と塩気があります。
穀類の粒々の食感がいい感じでした



大きなパンは真ん中あたりをカットし、左右両側のパンの切り口を合わせて保管するようにしています。



この「タンネ」さんのパン(どれになるかわかりませんが)で作ったサンドイッチケーキをメインに、ドイツパンとドイツワインを楽しむイベントを3月15日に都内で開催します。
20歳以上の方ならどなたでもご参加いただけます。
Facebookでイベントを作成しましたので、ご興味のある方はFacebookの方でご確認ください。

Facebook イベント 「第3回 ドイツパンでドイツワインが飲みたい♪」
https://www.facebook.com/events/1256368501078505/


ドイツパンの店タンネ
東京都中央区日本橋浜町2-1-5

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ドイツのジャム入り揚げパン「ベルリーナ」@タンネ

2017-02-18 11:25:44 | パン
久しぶりに、ドイツパンの名店「タンネ」へ。
食事用のブロートの他に、おやつ用にこちらを買ってみました。


ベルリーナ ジャム入り 180円 「タンネ」(東京都日本橋浜町)

ベルリーナは、名前からわかるように、ドイツのベルリン発祥の揚げパンで、正式名称は「Berliner Pfannkuchen」(ベルリーナ・プファンクーヘン)といいます。




外側には粉砂糖がまぶされていますが、時間が経つと表面になじんでしまいます。
パン生地も硬くなるので、買ったらすぐに食べるのが、おいしく食べるコツです。



タンネのベルリーナには“ラズベリージャム”が入っていました。

ドイツでは、店によっても、地方によっても、さまざまなジャムが入れられるようです。
ドライフルーツ(干しブドウなど)や、チョコレートクリームを入れる場合もあるとか。
某ドーナツチェーンのバラエティ豊かな丸いドーナツの原型なのかも?(笑)

「タンネ」では、ジャムなしのベルリーナも売っていました。
自分で好きなジャムを入れられるように、でしょうか?



伝統的には、大晦日、春の謝肉祭(カーニバル)の時 に食べられるものらしいです。
謝肉祭は、イースターに向けての断食期間の直前に行なわれるお祭りなので、だいたい2月中旬から3月初旬くらいにやってきます。
2017年は、2月28日が謝肉祭の最終日になります。



ちなみに、ドイツパンで「ベルリーナ」というと、「ベルリーナ・ラントブロート」という大きなパンもあります。
以前、紹介したことがありますので、コチラ もご覧ください。


ドイツパンの店タンネ
東京都中央区日本橋浜町2-1-5

※2014年9月にリニューアル → リポート


コメント
この記事をはてなブックマークに追加

春はロワールワインの季節です―その2

2017-02-17 16:10:40 | ワイン&酒
今日は本当に春のような暖かさですね~
桜も開花しそうな雰囲気です。

そこで、先日に引き続きフランスのロワール地方のワインを取り上げます。




一度見たら忘れられない個性的なキャラクターのこの方をご存知の人も多いでしょうか。

ロワール川の河口に近いミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌのワイン生産者
「Domaine Landron -ドメーヌ・ランドロン」から、ジョー・ランドロンさんが今週 来日しました。

彼が手にしているのは、“Omnibulles Brut Nature NV”(オムニビュール ブリュット・ナチュール )というスパークリングワインです。ドサージュゼロ。
ブドウ品種はグロ・プラン(フォル・ブランシュ)80%、ピノ・ノワール20%で、栽培はビオディナミ。原産地呼称でいうとヴァン・ムスー・ド・カリテになります。



うまみたっぷりの味わいはもちろん、人気の画家ミッシェル・トロメが描くエチケットが神秘的で気に入っているのですが、このデザインが近く変わるとのこと。
新しいデザインを見せてもらいましたが、私は今のデザインがいいかなぁ~

いつから新ラベルになるのか輸入元に尋ねると、まだ今年いっぱいくらいは現在のラベルだそうです。

このデザインボトルを手にしたジョーさんを写真に収めるのも、日本ではこれが最後?

このデザインを気に入っている方は、今のうちに入手しておくことをオススメします

(輸入元:木下インターナショナル、参考小売価格:2,900円)

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

Riesling Ring 新年会を開催しました

2017-02-16 17:30:27 | ワイン&酒
2008年の設立当初から関わっており、現在は執行委員を務める「Riesling Ring」の新年会が、2月15日に東京・神楽坂のアグネスホテルにて開催されました。

リースリング・リングでは、毎年春に、リースリングワインだけの大試飲会「Riesling Ring Tasting」を開催するほか、夏には料飲店向けのリースリングワインのバイザグラスキャンペーンの開催などの活動を行なっています。

業界関係者にお集まりいただく新年会では、各社にご持参いただいたリースリングワインを飲みながら、アグネスホテルのおいしい料理を堪能する、というのが恒例になっています。



今回は、ドイツ、フランス、オーストリア、ハンガリー、モルドバ、イスラエル、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド9か国のリースリングワインが集まりました。




私が持参したのは、「ヤルデン」の銘柄で有名なイスラエルのゴランハイツワイナリーの“2014 gamla White Riesling 2014 Golan Heights Winery”(左)です。
モルドバ“2014 KVINT Late Harvest Riesling”(右)もユニーク。

リースリングというひとつの品種が世界のあちこちで栽培され、ワインがつくられているのは興味深いものがありますよね。

世界のリースリングの造り手、輸入販売者、小売店、レストラン、ワインの飲み手をつなぐのがリースリング・リングです。



Heppenheimer Schlossberg Kabinett feinherb 2012 Bergstrasse Winzer eG

リースリングの母国はドイツですが、ヘシッシェ・ベルクシュトラセは、ワインのプロでもなかなか飲んだことがないマイナー産地でしょうか。




料理がおいしいアグネスホテル  写真はほんの一部です


仏アルザスの郷土料理シュークルート





新年会の前半は、2016年の活動報告と、2017年の活動予定を説明いたしました。

今年の大試飲会「第9回 Riesling Ring Tasting」は 2017年4月28日(金) パレスホテル東京(大手町) にて開催いたします。

第一部は業界関係者対象ですが、夜の第二部は一般消費者の方もご参加いただけます。

皆さん、今からスケジュール表に書き込んでおいてくださいね



新年会にご参加くださった皆様、ありがとうございました。
RR執行委員の皆さん、お疲れさまでした!



コメント
この記事をはてなブックマークに追加

春はロワールワインの季節です

2017-02-15 15:17:03 | ワイン&酒
まだ寒い日が続きますが、暦の上では春なんですよね~
日没もずいぶんと遅くなってきましたし、どんどん春に近づいている感じはします。

そんな中、輸入元の試飲会で、私の大好きなフランスのロワール地方のおいしいワインを飲んできましたので、紹介したいと思います。

ロワール地方は、ロワール川の両岸にワイン産地が広がっています。
そこで、大西洋に注ぐ河口から上流に遡ってみましょう。


左)Muscadet Sèvre & Maine Expression d'Orthogneiss 2015 Domaine de l'Ecu
右)Muscadet Sèvre & Maine Cuvée Classique 2015 Domaine de l'Ecu

左のミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ エクスプレッション・ドルトネスの方が古くからある単一畑のキュヴェで、名前は“オルトネス(正片麻岩)”に由来しています。
右のキュヴェ・クラシックは、数年前くらいからつくられているようで、グネス(片岩)、オルトグネス、グラニト(花崗岩)の土壌のブドウを使っています。

いずれもブドウ品種はミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)で、栽培はビオディナミ

キュヴェ・クラシックは、シュル・リーを12~18カ月実施。
スッキリした口当たりで、シャープかつ繊細なミネラル感があり、軽快に飲めます。
(参考小売価格:2400円)




ドルトネスの方は、シュル・リー18カ月。
クラシックに比べてミネラルのふくらみ、厚みがあり、飲みごたえがあります。
余韻も長く、あ~、旨い!
さすがに、定評あるキュヴェなだけあります。これは好きです
(参考小売価格:3000円)



ドメーヌ・ド・レキュ は1972年からギー・ボサールがオーガニック栽培を始め、1992年にビオディナミに転換

2012年に入ったフレデリック・ニジエ・ヴァン・エルクが、ギーから完全に引き継いだのが2015年。
今回のヴィンテージは、その2015年です。
これまでのヴィンテージと比較して飲むと面白いかもしれません

コスパがいい、オススメの仏ロワールの生産者です。

※輸入元:木下インターナショナル

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

こってりイタリアンにギブアップ・・・

2017-02-14 10:00:00 | レストラン&店
先日、地元の古い友人たちと、予約でいっぱいの人気イタリアンへ。

のはずでしたが、週末の夜というのに、お店はガラーン...

体調がイマイチだったので、身体にやさしそうなトマト味のリゾットを頼んだのですが、オリーブオイルがふんだんにかかりすぎて、超オイリー!
野菜が多いのは嬉しいですが、途中でギブアップしてしまいました。



前菜盛り合わせ(サラダ風)はまだ良かったですが、シェアしようと頼んだメインの肉料理が、これまたオイリーでした。体調よくない時にはキツかったです。
以前はこんなにこってり系の味付けではなかったと思うのですが、う~ん、残念…





フレッシュトマトをたっぷり使ったパスタは、トマトの酸味と甘みがおいしかった!




フレッシュな苺とカスタードクリームの温かいデザートも美味でした

メニューの選び方もあったかもしれません。
でも、手をかけすぎない方がおいしい場合ってあるなぁ…と

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

バレンタインに何を贈る?

2017-02-13 15:59:10 | 雑記
先日は、男性が自分用に買う「俺チョコ」を取り上げました。

バレンタインチョコも年々多様化していますが、古くからあるのが「義理チョコ」です。
本命の相手ではなく、とりあえずのお付き合いの意味で贈るチョコで、ちょっとしたプチプラ価格商品や、ウケを狙った商品が選ばれることが多いでしょうか。
職場の女子が合同で部署の男性に贈るパターンが多いと思います。
私も会社員時代は、職場でチョコ代の集金がありました(笑)



オフィスでは定番の義理チョコですが、今年は義理チョコ廃止、という職場も多い、というニュースがチラホラ…
義理チョコ費用を寄付に回したり、たしかに、その方が社会的には有効かもしれません。
たかがチョコレートですが、色々考えさせられます。



本命チョコは、告白のために渡す本気チョコもあれば、ステディな関係の相手に渡すものもあります。
後者だと、チョコ+プレゼントが定番でしょうか。

でも、バレンタインに女性からチョコやプレゼントを贈るのは、日本ならではで、欧米では、男女関係なく、大事な相手にプレゼントを贈り合います。

だから、男性の皆さん、バレンタインには大事な女性にも何かを贈ってみてはいかが?

なかなか手に入らない限定チョコはもちろんウエルカム!
ワイン好きなら、クラス感のあるボルドーの貴腐ワインや、ドイツの極上甘口などの上質な甘口ワインも嬉しいもの。

当然、ワイン好きな男性に贈っても喜んでもらえるはずです。



甘口ワインは
古いヴィンテージワインも見つかる可能性がありますし、ハーフボトルサイズも多く販売されているので、プレゼントに選びやすいのが嬉しいポイントです。

ネットで探せば、ギリギリ間に合いそう?!
週末デートを予定しているなら、まだまだ余裕ですね


[参考]
【ボルドー取材記】甘美なワインとロマンティックな物語
https://www.goodspress.jp/reports/81345/

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

「第6 回J.S.A.ソムリエ・スカラシップ」 優秀者

2017-02-12 11:34:02 | ワイン&酒
先日ここで中継しながら紹介した、「第6 回J.S.A.ソムリエ・スカラシップ」の優秀者が発表されています。

次世代を担う若手ソムリエの育成、輩出することを目的として開催されるもので、12名の選手が2月5日の決勝に進み、厳正な審査の結果、以下3選手“ソムリエ・スカラシップ”に選ばれました。 (順不同、敬称略)

八鍬俊介 (エノテカ株式会社)
田丸亮平 (ザ・リッツカールトン東京)
吉田雄太 (パレスホテル東京)




審査会場の外には途中経過の貼りだしもありました

サービス実技は、外国人客が5割の和食レストラン、という設定です。



今回のお客様のホスト役は、ソムリエ世界チャンピオンのひとり、パオロ・バッソ氏。
会話はすべて英語です。



本日のグラスワインリストのチェック(間違い探し、2分+2分)。
次に、男女2名のお客様にシャンパーニュ(すでに注文がされてる状況)をサービス。その後、白のグラスワインで品種はシャルドネを飲みたいというお客様のリクエストに対し、本日のグラスワインリストの中から提案を行ないます。
リストには、フランスのシャブリとニュージーランドのシャルドネがありますので、違いを説明しながらオーダーを取ります。
しかし、客の気が変わり、マルベックの赤ワインに変更します。
それをデキャンタしてサービスします。ここまで6分で終えねばなりませんが、時間切れの人がほとんどでした。




ブラインドテイスティングは、まずは1種類のワインを英語か日本語で詳しくコメント。
次に、5つのグラスのブラインドテイスティング(英語or日本語、2分)。
これはワインではなく、日本の酒やスピリッツ類が入っていたようでした。



ワインのエチケットを渡され、それに合う料理の提案(同3分)、逆に、和食のコース料理3皿に合わせたドリンクの提案(一皿ごと)などがありました。

ブラインドテイスティングのパートは日本語でOKですが、外国人客へのサービスが英語でしたので、会話に苦労している選手も多々見られました。
また、ワイン名の言い間違い(シャトーメルシャンの「甲州きいろ香」“きいろか”を“きいろこう”と読む人あり)は、勉強不足の感がありましした。

若い選手は、これから学ぶ時間がたくさんあるので、ぜひ、世界に向けた挑戦もできるよう頑張ってほしいものです。



なお、優秀者3名に贈られた「ソムリエ・スカラシップ」とは別に、
「ニュージーランド杯」田丸亮平選手(ザ・リッツカールトン東京)が、
「シャブリ杯」近藤佑哉選手(ホテルニューオータニ東京)が受賞しました。

若い選手の今後の活躍に期待します!

※審査結果の詳しい発表内容はJ.S.A.のホームページをご覧ください
https://www.sommelier.jp/topics/view/scholarship20170205

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

バレンタインに「俺チョコ」?

2017-02-11 16:39:02 | 甘いもん
バレンタインデーが近くなってきました。

友人にあげる「友チョコ」や、この時期にしか販売されないスペシャルな限定チョコを自分のためにオトナ買いする女性のことは認識されるようになってきましたが、つい先日、新しい言葉を耳にしました。

それは 「俺チョコ」
男性が、自分のために買うチョコレートだそうです。

チョコをもらえない男子がこっそり買うのか?
チョコ大好きのスイーツ男子が、自分用にオトナ買いする女子のように、ごっそり買うのか?(笑)

男性客を意識した売り場を設定しているデパートもあるようですね。

ほしいチョコは自分で買う、が、バレンタインの定番になってくるのかも?



私は、この時期に会う友人に「友チョコ」を渡したりして楽しんでいます。
友人からもらったりもしますが、こちらは、地元の古い友人から。


焼き菓子ショコラ・アソート  シェ松尾(東京都渋谷区)



フレンチの「シェ・松尾」の焼き菓子セットで、お馴染みの菓子が入っていましたが、どれもチョコレートフレーバーです。



マドレーヌ型のお菓子は、手前がミルクチョコ風味、奥が濃厚なチョコレート風味でした。

----------------------
(追記 2017.2.12)





こちらの中はチョコ味になっていました


コメント
この記事をはてなブックマークに追加

安定のおいしさ「HEDGES」@ワシントンワイン

2017-02-10 17:44:23 | ワイン&酒
オレゴン&ワシントンワイン試飲会 その3

ワシントン州のヘッジスは何度か飲んでいるお馴染みワイナリーですが、今回は、ヘッジスから2人のイケメン?が来日しているというので、彼らに会ってみました。


左がヘッジスの2代目の Christophe Hedges、右が Boo Walker


ヘッジス1987年創業のワイナリーで、今年でちょうど30周年。
創業者は、クリストフの父トムさんと、母アン・マリーさん。
アン・マリーさんはフランス出身なので、クリストフにはフランスの血が混じっているんですね。

未発売で参考商品という下記3本のワインにも、名前からして、フランスらしさが加わっています。



右端のワインは、クリストフが手掛ける「インディペンデント・プロデューサーズ」シリーズの“ラ・モード・カベルネ・ソーヴィニヨン”です。
AVAレッド・マウンテンのカベルネ・ソーヴィニヨン75%とシラー25%をブレンドしています。
レッド・マウンテンは、ボルドースタイルのワインの銘醸地といわれています。

“ドメーヌ・マグダレーナ”“ラ・オート・キュヴェ”は、どちらもフランス名で、カベルネ・ソーヴィニヨン100%。
どちらも素晴らしかった!入荷を期待したいところです。




ヘッジスでは2008年よりビオディナミを導入しており、デメターの認証を取得しています。





クリストフの「インディペンデント・プロデューサーズ」シリーズは、広告を出さず、専門誌の評価も気にしない!ということから、キャップの頭に100点を消したサインがありました。点数で判断してほしくないそうです。クリストフは一見、優男風ですが、気骨ありますね(笑)


すでに日本で発売中のワインの中での私のオススメは、下記の2本です。


左)HEDGES Red Mountain DLD Syrah 2012
右)HEDGES Red Mountain 2012 

右は、カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ26%、シラー8%、カベルネ・フラン4%、マルベック4%のブレンド赤ワインで、左はシラー100%の赤ワインです。
どちらも熟成5年目に入り、落ち着いたテクスチャーの中に、コク、うま味を感じます。
ブレンドの方がまったり系で、シラーの方がスパイシーです。どちらもおいしいです。

価格を見ると、ほお~、と納得。
覚えておくとお役立ちの赤ワインです。
(参考価格:ブレンドが4,400円、シラーが4,100円、税抜)

※輸入元:三国ワイン株式会社

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ドルーアン・オレゴンから新しい畑「ローズロック」のワインが新発売

2017-02-09 15:52:48 | ワイン&酒
昨日出かけたオレゴン&ワシントンワイン試飲会では、ぜひ飲みたいワインがありました。
それは、ブルゴーニュのドルーアンがオレゴンで展開する「ドメーヌ・ドルーアン オレゴン」の新商品「ROSEROCK」(ローズロック)です。

前日にオレゴンのダヴィッド・ミルマン社長のセミナーを受ける予定でしたが、スケジュールの都合で叶わなかったので、まずは彼に話を聞かねば!


David Millman  Managing Director - Domaine Drouhin Oregon

ブルゴーニュのボーヌに本拠地を置くメゾン・ジョセフ・ドルーアンは、1987年にオレゴン州のウィラメット・ヴァレー「Domaine Drouhin Oregon」を設立します。

※2017年で創立30周年

今でこそ、オレゴン州のワイナリー数は700軒を超えていますが、当時は50軒ほどしかなく、ブルゴーニュからの進出もドルーアンが初でした。
ドルーアン・オレゴンについては、以前のリポートに詳しく書いていますので、コチラを参考にしてください。

ドルーアン・オレゴンでは、ウィラメット・ヴァレーダンディーヒルズで、シャルドネとピノ・ノワールのワインをつくり、高い評価を得てきました。

そのドルーアン・オレゴンが、2013年に新しい畑を取得し、新しいワインをリリースしました。
それが、ローズロックです。



ローズロックは、ワイナリーのあるウィラメット・ヴァレーから約40km南AVAエオラ・アミティ・ヒルズにあります。
エオラ・アミティ・ヒルズはウィラメット・ヴァレーよりも約4℃気温が低いエリアで、ブドウの収穫も1~2週間遅くなるといいます。



新規リリースされるのは3アイテムで、初ヴィンテージの2014年のものです。

ローズロック シャルドネ -Roserock Chardonnay 2014 (参考税抜価格5,500円)
ローズロック ピノ・ノワール -Roserock Pinot Noir 2014 (同5,500円)
ローズロック ゼフィリーヌ ピノ・ノワール -Roserock Zephirine Pinot Noir 2014(同7,500円) ※ゼフィリーヌは厳選キュヴェ

畑は標高550~750mにあり、総面積は279エーカー、ピノ・ノワール44.9ha(35ブロック)、シャルドネ4.45ha(3ブロック)を植えています。
花崗岩土壌で、サステイナブル(LIVE認証取得)な栽培を行なっています。
ブドウは100%自社畑です。



ウィラメット・ヴァレーの シャルドネ(アーサー)、ピノ・ノワール、ピノ・ノワール(ロレーヌ)と飲み比べてみると、はっきりと違いがわかります。

元々のウィラメットの方が果実味が濃く、ふっくらとした温かみ、果肉感、ボリュームがあります。

一方、ローズロックは、果実味が非常にデリケートで、ウィラメットと比べると線は細く感じますが、酸のキメが細かく、とても洗練されており、冷涼さを感じます。実は芯の強さがあると思います。
ワインを飲んできた上級者がお好きなワインではないでしょうか。

ブルゴーニュのアペラシオンで例えるなら、ウィラメットは、やはりボーヌ的な要素が強く、ジュヴレイ・シャンベルタン、ニュイサンジョルジュ、モレ・サン・ドニのニュアンスもあります。
ローズロックは、シャンボール・ミュジニーを思わせる繊細さがあるように思いました。

食べ物とのマッチングですが、ピノ・ノワールで見ると、ウィラメットならすき焼き、煮込み料理、ローズロックなら繊細なソースのローストビーフ、ヌーヴェルキュイジーヌ系の料理、が合いそうです。



同じ生産者で、醸造方法もまったく同じということですが、土地が違うだけで、これだけ違うキャラクターのワインになるのが面白いですね。
この2つの距離は40kmですが、ちょうどブルゴーニュのコート・ドールの南北の距離も50kmくらいですから、ワインの味わいが違ってくるのも当然と言えば当然です。

機会がありましたら、ぜひ飲み比べをしてみてください。



余談ですが、「ローズロック ゼフィリーヌ ピノ・ノワール」の名前の由来ですが、フランス原産のバラの品種名「ゼフィリーヌ・ドルーアン」というのが偶然あるそうです。
畑名がローズ・ロックですから、バラの名前と引っかけて、エチケットに「ゼフィリーヌ・ドルーアン」のデザインを採用しています。

※輸入元:三国ワイン株式会社

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

注目のオレゴン&ワシントン州のワイン

2017-02-08 17:23:46 | ワイン&酒
本日、都内で開催された、アメリカのオレゴン&ワシントン試飲会に行ってきました。

とても盛況で、色々と紹介したいものがありますが、まずは、こちらを紹介しなければなりません。
前回も取り上げた注目生産者で、日本上陸2年めになります。


Farmlands White 2011 Johan Vineyards (OR, Willamette Valley)

「酸の強さに特徴がある」という輸入元の説明を受け、一応は軽く身構えて口にしました。

たしかに、酸が強い!キレがあり、厚みがあります。
この酸がワインの骨格をしっかりとつくり、安定感を与えています。
ほんのりと塩味、セイヴォリーも感じます。
2011年で、これだけ酸がしっかり残っているのがスゴイです。

私は、なぜだか、じゃがいも料理を食べたくなりました(笑)。
外はカリッと、中はしっとりしているポテトです。
皮付きでザックリ揚げたフライドポテト、細切りポテトを大きく円盤状にカリッと焼いたガレットなんかもおいしそう。

ブドウ品種は、メインがシャルドネグリューナー・フェルトリーナーと、少々のピノ・グリ、ピノ・ノワールが加わったブレンドワインです。

酸のメリハリのしっかりとしたワインが好きな方にイチオシです。

輸入元:ヴィレッジ・セラーズ株式会社、参考小売価格:2600円



ヨハンが飾り気のない、素朴でザックリしたアメリカ男なら、こちらのワインは、カワイイ女子、きゃりーぱみゅぱみゅ的?(笑)


Eufloria Aromatic Blend 2014 (WA, Columbia Valley)

美しいエチケットに惹かれて飲んでみました。
ポートランドの女性デザイナーのFlora Bowleyのデザインで、ユーフローリアの味と香りを表現しているとか。

ブドウは、リースリング、マスカット、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネールのブレンド

香りがとてもアロマティックで、フラワリーなニュアンスたっぷり。飲んでみると、フルーツの豊かな風味が口の中に華やかに広がります。
残糖が少しあるようで、この甘みが、甘いアロマとともに、軽く、やさしくしみ込んできます。
軽い甘酸っぱさは、食前酒に良さそうです。

輸入元の女性担当者のオススメは、スクリューキャップで開けやすいので、女子会!
ベトナム料理、香草を使ったアジアン料理などにオススメで、キーンとよく冷やして飲んでください、とのことでした。なかなかよさそうですね~

輸入元:株式会社リエゾン 希望小売価格:2300円(税抜)




同じユーフローリアのロゼワインもありました。

これは参考商品で、未輸入。ブドウ品種は不明。
白ワインよりもアロマも甘みも少なく、酸がより充実しています。
果実味がジューシーで、これは普通においしい
こちらもぜひ輸入していただきたいです。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ソムリエも覚えたい日本酒―J.S.A.認定制度スタート

2017-02-07 10:00:00 | ワイン&酒
2月5日、(一社)日本ソムリエ協会(J.S.A.)の田崎真也会長による東京支部例会セミナーが都内で開催され、正会員である私も参加してきました。

テーマは 「ソムリエのための日本酒テイスティング」

近年は、世界のソムリエコンクールでも、日本の酒がごく当たり前に問題に出るようになってきています。

ソムリエは、ワインを扱うだけでなく、お客さまが求める飲み物全般に対応しなければなりません。
ブランデー、スピリッツ類、ノンアルコール飲料etc...と、知識として求められます。

日本にも海外からのインバウンド観光客が増え、2016年は過去最高を記録しました。
2020年の東京オリンピックを控え、インバウンド客は、益々増えるでしょう。
彼らが日本で楽しみにしているもののトップが、日本の食べ物です。今や、寿司は全世界に広まり、ラーメンもブレイクしています。

日本酒も海外で知名度が高まり、日本人も顔負けのディープな日本酒ファンの外国人もいます。

日本のソムリエも、「日本の酒はわからない」とは言っていられない状況になってきました。



そこで、J.S.A.では2017年度から
日本酒に特化した認定制度「J.S.A. SAKE DIPLOMA認定試験を実施することになりました。

それに伴い、全国で日本酒セミナーを開催し、田崎真也会長による今回のセミナーは、その第一弾ということです。

ワインはブドウを、日本酒は米を発酵させたアルコール飲料です。
ブドウ同様、米にも醸造に適した品種があります。
そこに麹が加えられ、ワインとは異なる醸造方法で仕込まれ、さまざまなタイプの日本酒ができます。




今回のセミナーでは、6種類の異なるタイプの日本酒をテイスティングしました。
要領はワインと似ています。
色を見て、香りを嗅ぎ、味をみます。

ただし、アルコール度数が15~16度と、ワインより高いものが多いので、口に含む量は、ワインの時よりもやや少なめ(ティースプーン1杯分くらい)にするのが良いそうです。

ワインと違い、日本酒は水のように透明なものがあります。
これを表現するには、「クリスタル」という言葉が最適だそうです。そこに、プラチナ、シルバー、青みや緑の色調、黄色とオレンジの中間色、といったニュアンスが入ってくることがあります。
ふむふむ、クリスタルをベースとすると、わかりやすいですね。

香りもまた、ワインと同じように多彩です。
花、果物、植物、穀類、と言ったものから、キノコ、土、ハーブ、スパイス、タバコ、カラメル、と、ワインの香りの表現を多く知っている方なら、日本酒の香りも上手く取れそうでしょうか。

日本酒は味わいも多彩です。
私たちがわかりやすいのは、フルーティーな吟醸香が華やかな大吟醸でしょうか?




スパークリングのにごり酒(左)は、乾杯用などで近年人気です。
独特な風味の古酒もあり、右は3年熟成で、色も琥珀色をしています。

日本酒は、米の精米歩合や酵母も絡みますし、かなり奥が深いと思いました。
ワインに加え、日本酒を極めるのは、大変ですね・・・

日本酒の知識は、ソムリエはもちろん、販売店のスタッフ、バイヤーも、より一層求められてきます。

よし!と思い立った方は、J.S.A.のSAkEディプロマ取得を目指すもよし。
とりあえず、試験は置いといて、自分のペースでコツコツ勉強を始めるもよし。

J.S.A.の日本酒テキストは、2月10日からネットで発売されますが(5700円)、SAKEディプロマ試験に申し込むと、このテキストが付いてきますので、受験される方は、試験申し込みが始まる2017年3月1日まで買うのを待つ方がいいかもしれません。

テキストだけ欲しい方は、ネットからどうぞ。


★2017年度 J.S.A. SAKE DIPLOMA認定試験の詳細は 同協会のHPをご覧ください。

https://www.sommelier.jp/exam/sakewebapp.html




田崎会長による第一回東京支部セミナーには770名が参加!

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【ボルドー取材記】甘美なワインとロマンティックな物語

2017-02-06 10:00:00 | ワイン&酒
&GP【ボルドー取材記】甘美なワインとロマンティックな物語 がアップされました。

昨年9月のボルドー取材リポート第4弾になります。

今回は、ボルドーならではの甘~いワインを紹介いたします


【ボルドー取材記】甘美なワインとロマンティックな物語




あの有名な若手の新婚女優さんが訪問したシャトーにも、偶然訪れ、アツアツ甘々なストーリーを聞いてきました

ボルドーならではのスイーツも紹介しています。


記事リンク
https://www.goodspress.jp/reports/81345/

&GP
https://www.goodspress.jp/





コメント
この記事をはてなブックマークに追加

Global Wine Meetings in Taipei (2016.4.19-20)