ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ライ麦15%パン@シェ カザマ

2016-06-28 15:31:38 | パン
カンパーニュやライ系のパンがほしい、と思い、半蔵門の人気パン店 「シェ カザマ」へ。

ここは、大きなパンをくりぬいたサンドイッチ“パン・ド・リオレ”が有名ですが、今回は家で食べるシンプルなパンがほしいので、こちらを選んでみました。


ライバタール(?)  400円(税込) シェ カザマ

バタール(350円)とどちらを買うか悩んだのですが、ライ麦15%と書かれていたので、全長34cmのこちらの長いパンを買ってみました。重さは270gありました。


バタールにしては表面がツヤッツヤ!


キャラウェイシードが入っています



皮はむちっとやわらかく、中の生地はもっちりソフト。
バタールにしては皮がフランスパンぽくありません。
店のホームページに載っていた「ライバタール」の写真とも姿が違うので、もしや、これは別物なのでは?

全体的にむちっとして噛みごたえがあり、おいしいパンなので文句はありませんが、このパンの正体が気になっています


シェ カザマ
東京都千代田区一番町10 一番町ウエストビル1F

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

白ワインSOAVEの夏!

2016-06-27 17:54:32 | ワイン&酒
今年で4年めを迎える ソアーヴェワイン保護協会主催プロモーション「ソアーヴェ・スタイル」のプログラムのひとつ「エデュケーショナル・デイ」(テイスティングセミナー&ウォークアラウンド方式試飲会)が、大阪(6月22日)と福岡(6月23日)で開催されました。

東京でのイベント開催はありませんでしたが、ソアーヴェワインの日本市場への普及に尽力している輸入元に対し、ソアーヴェワイン保護協会から記念品の贈呈式が都内で6月24日に開催され、取材に行ってきました。




ソアーヴェは、イタリア北部ヴェネト州でつくられる白ワインです。
生産地はヴェローナの東30kmに位置し、ガルガーネガ種とトレッヴィアーノ・ディ・ソアーヴェ種のブドウから、フレッシュで爽やかなタイプから、樽を使った厚みのあるもまで、さまざまなタイプのワインが生産されています。


ソアーヴェワイン保護協会 アルトゥーロ・ストケッティ会長

授与式の舞台となったのは、東京の下町・深川から出航する屋形船!



ソアーヴェワイン保護協会か来日した生産者、ストケッティ会長、イタリア大使館関係者らが臨席し、輸入元各社に、ソアーヴェの土壌から出土した4万年前の化石で作った記念品が贈られました。



ストケッティ会長は「Cantina del Castello」という生産者でもあります。
このワインの輸入元である大榮産業さんにも記念品が授与されました。

魚の化石は、大昔にソアーヴェが海の底だったことを証明しており、ソアーヴェワインをつくるガルガーネガとトレッビアーノ・ディ・ソアーヴェはこの化石が埋まる火山性土壌の丘で栽培されています。


Soave Classico CArmigna 2013 Cantina del Castello  会長の娘のジュリアさん


贈呈式の後は、東京湾に出航し、天ぷらをはじめとした和食とさまざまなソアーヴェワインを合わせながら、楽しみました。


屋形船の畳の座敷でSOAVEで乾杯!



酸味がしっかりとあるソアーヴェは、天ぷらにも枝豆にも、アサリの佃煮にもよく合います。



日本の食に白ワインが合いやすい ことは以前から何度もお伝えしてきました。
とりわけ、樽の風味がコッテリしていない、スッキリとしてキレイなスタイルの白ワインがよく合います。
ソアーヴェは、この条件にピッタリの白ワインです。


ソロイタリア代表 林茂さん

「ソアーヴェは和食に合うワイン。ミネラル感があるガルガーネガは塩に合う。
和食とソアーヴェ、塩とソアーヴェ、両方入るこの組み合わせがいい」と林さん。

たしかに、天ぷらを塩で、海老の塩焼き、塩の焼鳥など、塩で食べる和食はソアーヴェによく合い、ワインも食もどんどん進みます。




ソアーヴェは、生産者のスタイル、土壌の違い、ブドウの比率などによって、それぞれ個性のあるワインになります。




例えば、ジュリアさんがワインメーカーを務める「Franchetto」は、桃の風味のする、ふわりとしたタッチが可愛らしいソアーヴェでした。ソアーヴェの東側、赤土の土壌の畑だそうです。こちらは未輸入。ぜひどこかの輸入元に入れてほしいですね。


PAGANI社 マルタさん  女性ワインメーカーで2代目


Villa Erbice社 ルカさん  バリックで6カ月熟成させた厚みのあるソアーヴェ


Cantina di Soave社  マッシミリアーノさん  ソアーヴェ最大のカンティーナ




ストケッティ会長、イタリア大使館 貿易促進部 アリスティディ・マルテリーニ代表(右)、ありがとうございました!


スパークリングのソアーヴェもあります

キリリと冷やして楽しめるソアーヴェは、暑い季節には本当にうってつけのワインです。
家でも、枝豆、焼き鳥、冷奴を塩とオリーブオイルで、etc...と、色々楽しめそう






ちょうど、2016年7月1日(金)から 「ソアーヴェ by the glassキャンペーン2016」が、日本全国約250軒の料飲店で始まります。

いろいろなソアーヴェを楽しみたい方にはうってつけのキャンペーンですね
※キャンペーンは2016年8月16日(火)まで

参加レストラン、参加ワイナリー情報は、SOAVE STYLEの公式ホームページで紹介されます。

SOAVE STYLE
http://www.soavestyle.jp/



コメント
この記事をはてなブックマークに追加

世界の機内食案内[13] デルタ航空  アトランタ〜東京

2016-06-26 14:45:01 | お出かけ&旅行
&GP「世界の機内食案内[13] デルタ航空  アトランタ〜東京」 がアップされました。

南米からの戻りで、アメリカのアトランタ経由で帰国した際のデルタ航空のエコノミーの機内食です。

この時は、行きもトラブルがありましたが、帰国でもまた色々とトラブル発生…

世界の機内食案内[13] デルタ航空  アトランタ〜東京






記事リンク
https://www.goodspress.jp/reports/42504/

&GP
https://www.goodspress.jp/



コメント
この記事をはてなブックマークに追加

トルコのスイーツ@アタテュルク空港

2016-06-25 16:44:07 | お出かけ&旅行
先月、ギリシャに行く際に、トルコはイスタンブールのアタテュルク空港で乗り継いだのですが、乗り継ぎに時間があったので、免税店を見て回ったりしていました。

その中で気になったのが、アイスクリームスタンド。
トルコのアイスといえば、びよ~んと伸びる 「Dondurma(ドンドルマ)」があります。



店員さんはドンドルマ用の長い棒を持っているし、本場の伸び~るアイスが見られるかも!



そう期待しましたが、客のおじさんが選んだのは普通のアイス。
残念!(笑)
まあ、帰りもここを通りますので、その時には見られるかも。



Lokum  -Turkish Delight- (Turky)

もうひとつ、トルコを代表するスイーツとして 「Lokum(ロクム)」 があります。
英名では“ Turkish Delight(ターキッシュ・ディライト)”―トルコのよろこび
まだ旅は始まったばかりですが、250gのコンパクトサイズのパックを見つけたので、一箱買うことにしました。



原料は砂糖、コーンスターチ、ナッツ。
求肥のようにやわらかで、そして激甘! 外側にまぶされているのは粉砂糖ですから…
100gあたり388.6kcal、このパックは250gなので、完食したら971.5kcal!

このロクムはピスタチオ入りでしたが、アーモンドやクルミなどを入れたり、生地にフレーバーを加えたり、着色したり、と、さまざまな種類がありました。
荷物にもなるので、とりあえず一箱のみ確保。

しかし、この時の判断は正しかったのです。
帰国の際、アテネからトルコへのフライトが遅れ、アタテュルク空港で待ち受けていただ航空会社のスタッフに走るように急かされました。
例のアイスクリームスタンドを横目に見ながら通り過ぎ、買いたかったチーズも、夢のまた夢…



行くときに、アタテュルク空港内の売店で売っていた大きなパンにも興味があり、帰りに1個買ってみようかな、と思っていましたが、こちらも当然無理でした。


超ビッグなパン!


生ものは無理にしても、海外では、ほしいと思ったら、出合った時に買っておくべし!

さまざまな体験からの教訓です、はい

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ドイツワインのトレンドは白が鍵

2016-06-24 13:00:19 | ワイン&酒
ドイツを訪問してワイナリーの若いスタッフに話を聞いたり、また、先週出かけた台北のGlobal Wine Meetingに出展していたドイツのワイナリーのワインを飲むにつけ、感じることがあります。

それは、日本の食卓では ドイツワインはブルグンダー系を飲むべし ということ。
特に白ワインによく当てはまります。

ブルグンダー系とは、白ワインだとヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダーで、一般的に知られた名称だと、前者はピノ・ブラン、後者はピノ・グリです。



赤はシュペートプルグンダーで、グローバルな名称はピノ・ノワールになります。

ドイツの白ワインというとリースリングが有名で、世界一の栽培面積を誇りますが、ドイツのピノ・ブランの栽培面積は世界1位で、ピノ・グリは2位。どちらも年々栽培面積が増えています。
ドイツ国内では、ピノ・グリは白ワインの3位、ピノ・ブランは5位になります。

ドイツワイン・インスティテュートが3月に出したレポートによると、この2つの白ブドウ品種は近年ドイツで人気で、よく飲まれています。

酸が比較的穏やかで、さまざまなタイプの料理に合いやすいこと、フルーティーに飲めるスタイルから樽で熟成させた複雑で厚みのあるスタイルまで、多様なワインをつくれることが人気の理由になっています。
手頃な価格のワインが多いことも、人気のひとつでしょう。



あるドイツのワイナリーの娘さんに好きなワインを尋ねると、「うちのママはヴァイスブルグンダーが大好き。普段の食卓の料理に合いやすいし、そのまま飲んでも口当たりがいいから。もちろん私もヴァイスブルグンダーよく飲むわ」と返ってきました。

ブルグンダー系の白ワインはアタックがソフトで、しっとりした質感のものが多いので、やわらかさと水分量が多い日本の食にもよくなじみます。

硬質的でカッチリ引き締まったリースリングよりも、輪郭がにじむようなやわらかさのあるブルグンダー系のワイン、特に、あまり手を掛け過ぎていない、シンプルでやさしいスタイルのものが日本の食に向いていると思います。
しかも、価格的にもリーズナブルと来れば、選ばない手はありません。

私は、リースリングワインを広めるRiesling Ringの執行委員をしていますけれど、こと日本の食卓での親和性においては、ブルグンダー系の白ワインたちに軍配を上げたいと思います。


でも、上で紹介したブルグンダー系だけでなく、ドイツには他にも魅力的な白ワインがたくさんあります。
時代の流れで、ドイツでもシャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどの国際品種の栽培が増え、元来のブドウ品種の栽培面積が減少してきていますが、Silvaner(ジルバーナ、シルバーナ)やScheurebe(ショイレーベ)といった伝統品種なども、日本の食卓で使いやすい白ワインといえます。

なお、ScheurebeはRieslingとSilvanerの交配品種で、1916年に誕生しました。


Georg Scheu博士がショイレーベの生みの親

ショイ博士のRebeレーベ(ブドウの意味)だから、ショイレーベなんですね。
2016年はショイレーベ誕生100年!



そんなことから、今年の4月にドイツワイン好きの仲間とショイレーベ会を開催しました。



ショイレーベはしっかりした酸が特徴で、長期熟成が期待できる品種。



やや甘さのあるタイプや、遅摘みで甘口をつくったりと、幅広いスタイルがあります。
日本の食卓なら、辛口(Trocken)や、やや甘さのあるファインヘルプ(feinherb)が良さそうです。



ファルツ、ナーエ、ラインヘッセンがショイレーベの主な産地  フランケンでもつくられています


野菜スティックやチーズなどをお供に楽しみました。



ドイツワイン・インスティテュートの6月のレポートでは、ドイツのブドウ栽培面積はわずかな減少が見られたものの、白ワイン用ブドウ品種に関しては前年より27,00ha増え、67,074 haになったと報告しています。




ピノ・グリ、ピノ・ブランの人気は相変わらずですが、ここ近年で特に注目されているのがソーヴィニヨン・ブランです。物珍しさもあるようですね。

赤ワイン用品種に関しては、2006年をピークに徐々に減少傾向となっています。

昨日のジャンシス・ロビンソン氏のリポートでも紹介しましたが、
今後は赤ワインが頭打ちになり、白ワインが増えていくのでは? というジャンシス氏の今後の予測は、ドイツに当てはまっていそう?



日本は赤ワインの消費比率が高い国です。
濃い赤ワインを飲むと、ワインを飲んだ!という気になる人が多いようです。

しかし、世界には白ワインもロゼワインもあります。
温暖化で平均気温が上がり、食の嗜好もヘルシーでライトな方向に進んでいます。

そんな中、白ワインの伝統国ドイツに目を向けるのは、なかなか賢い選択では?




私のイチオシは、前述したように、生産量が多くて手頃な価格の白のブルグンダー2種(ピノ・ブラン、ピノ・グリ)と、辛口のジルバーナ、ショイレーベです。

「ピノ・ブラン?飲まないよ。ドイツはリースリングに限るね」、というワイン通の方には、ぜひ現代のドイツのさまざまな白ワインを試してもらいたいものです。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ジャンシス・ロビンソン氏 来日セミナー

2016-06-23 16:15:51 | ワイン&酒
今年の3月の話で恐縮ですが、ワインにおける最高の資格であるマスターオブワイン(Master of Wine, MW)を持つイギリスのワインライター、ジャンシス・ロビンソン氏が来日し、都内でセミナーが開催されました。

ジャンシス氏は1950年にイギリスに生まれ、オックスフォード大学を卒業し、「ワイン&スピリッツ」誌を経て独立。
1984年にはジャーナリストとして初めてMWを取得。
多くの著書があり、公式サイトも持ち、世界のワイン界でも大きな影響力のある人物です。


Jancis Robinson's “Guide To Wine Grapes” 毎日のようにお世話になっています
(ウォンズ パプリッシング リミテッド刊)

日本に来るのは4回目という彼女の話を聴こうと、大きな会場に溢れんばかりの人の山!
セミナーの定員は700名だったはずですが、かなり会場を広げたようです。

「この10年のワイン産地の変化、この後10年の予想」が、今回のメインテーマ。
その中で出た話を、話題ごとにまとめて紹介していきます。


甲州ワイン
彼女がまず触れたのは、日本の“甲州ワイン”についてでした。
山梨のワイン生産者が2009年から始めた、日本の甲州ワインを世界にアピールするプロジェクト「KOJ」(Koshu of Japan)が、ロンドン市場を中心にプロモーション活動を行なってきたことで、イギリスのワインライターが甲州ワインへを理解するようになったといいます。
しかも、イギリスの有名小売業「マークス&スペンサー Marks & Spencer」が、甲州のPB商品をつくるまでになったとか。

調べてみると、「くらむぼんワイン」(山梨)の“Sol Lucet Koshu”という商品で、1本13ポンド(約2000円)でした。
※くらむぼんの当主の野沢さんに聞いたKOJに関するインタビュー記事(2014年4月)がありますので、そちらも参考にしてください → コチラ
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/5fcedde27fc1a24e33007f182d5a8379

甲州種は、2010年に国際ブドウ・ワイン機構(OIV)に日本のブドウ品種として初めて登録されました。
OIVのブドウ品種リストに登録されると、EU諸国へ輸出・販売するワインのラベルにブドウ品種名を表示することができます。
ここ数年、日本では日本ワインが大変なブームですが、KOJプロジェクトの成功やOIV品種登録など、国外からの影響も刺激となったように思います。
※甲州以外では、2013年にMuscat BaileyA がOIV にブドウ品種登録されています


急速な変化の10年

「ワインのことを書いてきた40年の中で、この10年は最も急速な動きがあった」、とジャンシス氏。

20世紀のワイン生産は“量”が大事、つまり、いかに効率よく大量のワインをつくれるか?
ヨーロッパの伝統産地に、チリ、ハンターヴァレーをはじめとしたニューワールドが加わり、オーク風味の強いものが出てきました。
評価方法にブラインドテイスティングが始まり ビッグで大柄なワインが高い評価を受けるようになってきました。
温暖化でブドウがよく熟すようになり、アルコールの高いワイン、より凝縮感があり、オークの風味があるワインが注目され、高い評価を受けるようになりました。

ひとつのアクションが目立つと、反対のリアクションが出てくる。
今、強いリアクション出てきた、とジャンシス氏は言います。


畑、自然への回帰
これまでは醸造テクニックが重視されてきました。
それが、畑に注目が集まるようになり、小さな産地でも畑に変化が起きています。

新しい世代の生産者は、父と違うものを目指すようになっています。
父の世代は、ケミカルなものをたくさん使ってきました。
その反動で、祖父の時代の自然なものを目指す若い世代が増え、特に畑にその傾向が見られます。
今後は、オーガニック、ビオディナミ、より一層ナチュラルなものに積極的に向かって行く。

こうした“自然への回帰”はほとんどの人が感じていると思う、と彼女が語っていましたが、

次の世代、そのまた次の世代…に今の美しい環境を残すために、地球にやさしいワインづくりをする生産者が増えてきているのを私も実感してます。

また、バラエタルよりも地理名、単一畑、シングルプロットという捉え方への変化がどんどん進み、畑の中のパーセルごとに仕込むなど、それらがハッキリとボトルに反映されているワインが増えてくる、といいます。

よって、アペレーションがより重要になってくるけれど、逆のこともある

例えば、フランスでは、特に若い人は、細かいアペレーションに従わず、違う方向に進むこともあります。DOCのルールに従わず、単なるVin de Franceだけれど高品質、というような。

この後、ジャンシス氏はさまざまな国の例を挙げられましたが、例が多いので細かい部分は割愛し、いくつかピックアップします。

仏ブルゴーニュ
涼しい村でも安定したワインができるようになっている。
サン・トーバン、サン・ロマン、ペルナン=ヴェルジュレスなど。

スペイン

人々は今までのDOに飽き飽きしている。
例えばカヴァなどは規制が緩いので、自分たちのルールでワインをつくるようになっている。

米ナパ・ヴァレー
変化していない。昔からいいワインがつくられ、リッチな人に販売されている地域。

英国
今、誇りを持って語れる。特にスパークリングワイン。
昨年、スパークリングのブラインド8つのうち上位2つが英国産だった。

中国
平均的な品質は高くないが、ワイン生産量がものすごく増えている。あと5~10年くらいでいいものが出てきて輸出されるだろう。30以上のボルドーのシャトーが中国を支配している。チャイニーズバブルは下火になってきたとはいえ、影響は続く。
消費国としても発展しており、特にギフト需要が多い。


ローカル品種への高まり
1995年、ジャンシス氏は、ブドウ品種はシャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンが主役と見做していました。
当時は、限られた有名国際品種が多かったが、消費者はだんだんとこれらに飽きるようになり、ローカル品種に注目するようになってきた、と言います。
彼女が2012年に出版したブドウ品種の本には1368種を載せていますが、今は1500種あるのでは?と言っていました。
※この本は来年日本語版でも出版されるそうです

例えば、オーストラリアでは、今まではカベルネ、シラーシャルドネといった品種が中心でしたが、今は、イタリア品種、スペイン品種、さらにはギリシャ品種、ポルトガル品種もすでに植えられるようになっています。

ローカルブドウ品種に関しては、私もまったく同感です。
世界各国、その土地のブドウ品種があるのに、日本のワイン売り場に並ぶのは、カベルネやシャルドネばかり。もっとその土地らしい、造り手の個性が表現されたワインが飲みたいのに、っていつも思います。


ワインの民主化
「すでにワインは限られたエリートのものだけでではない」とジャンシス氏。
世界の若者もワインを飲み始めています。
これにはソーシャルメディアの発展が大きく関わってきており、SNSで世界中の人と共感をシェアできるようになってきました。
彼らは友人から情報を得ることができ、すぐにアンサーバックもあります。
また、ワインのラベルを検索するツールも登場しました。
WSETのディプロマを取得して有頂天になった人が、今や時代に取り残されるほど、ワインの世界は毎日変化しています。
ブランドは、より重要性が低くなっています。

マーケットの細分化が進んできています。
ワイン文化は成熟していない時代は、よく知られたブランド名が信用を築いてきました。
現代人は好奇心が高く、知りたいと思ったら、尋ねることに迷いがありません。

生産の現場では、労働力は機械化が進み、望むような仕事をしてくれるツールもありますが、考え方としては、先述したような、祖父の時代の伝統への回帰が見られます。


これからの10年
赤ワインは頭打ちになり、白ワインが増えていくのではないか?
地球温暖化の影響で、気温が高くなると重たい赤ワインを飲みたくなくなるから。
また、トップレストランでフードペアリングをする際、色々な料理に合わせやすい白ワインが提供されることが多く、赤は少ない。中国でさえも白ワインの消費が増えている(中国のワイン消費の中心は赤)。

ロゼは英国では人気があり、特に辛口のプロヴァンススタイル。

サステナビリティ
地球全体としてワインを捉えるべき

アクセラレーション
すべてがどんどんスピードアップしている


といったことが語られました。
大きな流れについては、日頃から自分でも感じていることでしたので、驚きはありませんでしたが、世界のトップジャーナリストの考えを聞きながら、色々再認識できたいい機会となりました。




もう一度この本を読み直してみようかなと思っています。


コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ギリシャワイン試飲会&セミナー@東京

2016-06-22 19:04:26 | ワイン&酒
本日、ギリシャワイン 試飲会&セミナーが都内で開催されました。

ギリシャといえば、ちょうど1か月前に取材で出かけてきたばかり。
現地リポートについては別メディアにアップする予定になっていますので、今回はザクッとだけ紹介します。

この試飲会&セミナーは、エンタープライズ・ギリシャとギリシャ大使館の共催により、大阪(6/20)と東京(6/22)の2カ所で開催されました。

ギリシャで1週間一緒に回ったエンタープライズ・ギリシャのスタッフが来日して再会できたので、話を聞くと、今回は10日間の出張で、日本の前は韓国でもイベントをこなしたそうです。




ギリシャワイン マスタークラスセミナーは、マスターオブワインのコンスタンティノス・ラザラキスMWを講師に迎えて行なわれました。

ラザラキス氏には、現地アテネで、ギリシャの赤ワインについて話を伺っていましたが、今回はギリシャを代表する白品種からのワイン、実際に訪問したサントリーニ島の白ワイン、甘口ワインなどもまじえたテイスティングセミナーでしたので、いい復習になりました。

セミナーではラザラキス氏までの距離が非常に遠かったので、先月アテネでお目にかかった時の彼のスナップショットを紹介しますね


Konstantinos Lazarakis MW at Athens (May 2016)





試飲会では、未輸入ワインが大半で、37アイテムが紹介されました。
中には、ギリシャならではのレッツィーナワインも。


5月のギリシャ現地リポートがアップされましたら、また改めてご案内しますので、しばしお待ちください。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2本め-西友直輸入ビール2本300円

2016-06-21 10:00:00 | ワイン&酒
よりどり2本300円(税抜)の西友直輸入ビール 、2本めを飲みました。


GOLDEN ALE Premiun Ale (UK) 330ml

昨日のメインブレイスIPAに比べて、ゴールデンエールの方が色調がやや赤っぽく見えます。
シトラスフレーバーが感じられる、と裏ラベルにありますが、フローラルなニュアンスもあり、上品。



こちらもアルコール4.5%で、ほどよい飲みごたえ。
鶏むね肉を軽くソテーし、柚子ポン酢を少々振り掛けたものに合わせてみました。
重たすぎない料理で、かつ柚子の風味がうまくマッチしたように思います。

このビールも、幅広い料理に合わせやすそう。



さて、メインブレイスIPAとどちらをリピートしようか、悩むところです(笑)

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2本300円の西友直輸入ビールを飲む!

2016-06-20 18:34:37 | ワイン&酒
こうなったら、立て続けに西友直輸入ビールの話題を(笑)

昨日までは、2本400円(税抜)の西友直輸入ビールを紹介してきました。

今日は、もっと手軽な 2本 300円 の直輸入ビール (税抜) です

西友のビール売り場で、1本198円の直輸入ビールが よりどり2本で300円。
そりゃあ、2本買いますよね(笑)
※この価格は期間限定かもしれません


MAINBRACE IPA Beer 330ml  (UK)

メインブレイスIPA(INDIA PALE ALE)は以前に詳しく紹介しました → コチラ
その時は500mlボトルでしたが、今は飲みきりサイズの330mlになっています。

アルコール4.5%。
フルーティーで軽やかな口当たりですが、ほどよいコクのあるボディです。
飲み終わった後に満足感があるので、ガブガブ飲むタイプのビールではありません。

私は、おから入りのハンバーグに合わせてみましたが、気取らない肉系料理との相性はいいと思います。





さて、今夜はもう1本の Golden Ale を飲んでみますか

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2本め-西友直輸入ビール2本400円

2016-06-19 17:06:22 | ワイン&酒
昨日の “西友直輸入ビールが2本400円”の続きで、2本めを飲みましたので、リポートします。


Old Crafty Hen Superior Fine Ale  Morland Brewery(UK) 355ml

オールドクラフティヘンは、昨日の“Old Speckled Hen”と、伝説となったOld 5Xというビールをブレンドし、ブルワリーのマスターブレンダーがヴィンテージ物のオーク樽熟成のビールで仕込んだものだとか。



“Old Speckled Hen”よりもグレードが高そうです



深みのあるダークな色調で、アルコール6.5%と高め。
ガツンとしたビールなんだろうなぁ…と身構えましたが、飲んでみると、意外にもエレガント。
キメ細かく、密度感もあり、しなやかさがあり、香ばしいコクがあります。

食中酒として飲んでもいいと思いますが、ブルワリーは、熟成した力強いチーズやフルーツケーキをお供に勧めています。

家に熟成チーズがなかったので、カマンベール入りのプロセスチーズで試してみましたが、まったりクリーミーなチーズといい感じでした。

フルーツケーキの代わりとして、ドライフルーツを合わせてみました。
ちょうど、4月の台北で買ってきたキンカン、5月のギリシャで買ってきたイチジクのドライフルーツがあったので、これならどう?



左)台湾のキンカン                 右)ギリシャのイチジク



結果、どちらもバッチリよく合いました
キンカンのビターな皮のニュアンスが爽やかに合いましたし、イチジクのむちっとした甘さともいいマリアージュです。



このOld Crafty Henなら、ティータイムにも良さそうですね。

2本400円(税抜)はgood priceかも。
リピートしてもいいかな、という気になっています

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

西友直輸入ビールが2本400円

2016-06-18 18:30:01 | ワイン&酒
西友が新発売したチリワインを店舗に見に行った際、2本よりどり400円の直輸入ビールを買ってきました。
※この価格は期間限定かもしれません


Old Speckled Hen English Fine Ale  Morland Brewery(UK) 355ml

イギリス直輸入のエールビールです。

オールドスペクルドヘンは、このブルワリーを代表するブランドで、1979年に誕生したとか。
ブルワリー自体は、1711年からの歴史があるようです。
西友の店頭には、このファインエールの他に同シリーズのビールが2種類ほど並んでいました。



色は赤みを帯びています。
パッケージのカラーは、ビールの色調に合わせたのかも?

飲んでみると、クセはなく、キメ細かく、まろやかで、するする飲めます。
アルコール5%と、ほどよいコク、ボディがあり、軽くもなく、重くもない飲み心地。
フードとの相性も、あまり難しく考えなくていいと思います。



1本245円(税抜)でしたが、よりどり2本で400円(税抜)なら、2本買わねば(笑)

ということで、もう1本は別のフレーバーを買ってきました。

今夜にでも飲んでみようと思います  
 → コチラ



コメント
この記事をはてなブックマークに追加

大人のためのフレンチ小料理ワインBarへ@赤坂

2016-06-17 16:08:54 | レストラン&店
転勤される先輩の壮行会で、大人のためのフレンチ小料理ワインBar 「オー・ヴェロルージュ」へ。

先日、たまたまオーナーと試飲会でバッタリ会いましたが、お店に伺うのは久しぶりのこと。
奇しくも、オー・ヴェロルージュの前身の店でも集った顔ぶれが揃い、ワインを飲み、食べてきました。

まずは、グラスシャンパーニュで乾杯し、フードを色々と。



自家製田舎風パテ


ゆで有機野菜野の盛合せ


タルトフランベ


タンポポサラダ

ゆで野菜があり、タルトフランベがあり、タンポポサラダ(初体験!)があるなら、ワインはアルザスにしてみましょう。


Alsace Muscat 2010 Domaine Fleith (France, Alsace)

アルザスのミュスカで、ヴィンテージ2010年だなんて、なかなか面白い!
店にワインリストはありますが、オーナーのオススメを4本ほど並べてもらった中から、このワインにしてみました。
タンポポの絵柄のエチケットとタンポポサラダもシンクロしていますしね。



色はやや濃いめのイエロー。
2010年ですから、少し熟成が進んできています。
ミュスカの華やかなアロマが匂い立ち、口にすると、マスカット風味とハチミツ的な要素が上品に広がります。テクスチャーは非常になめらかで、艶やかな厚みがありますが、酸がきちんと残っています。

ゆで野菜はアルザスの郷土料理タルトフランベはもちろん、苦みのあるタンポポサラダとも素敵なマリアージュでした。



ビオの生産者で、デメターやABの認証を取得しています。
アルコール14%と、意外と高め。 (輸入元:カーヴかないや)





メインは牛ハラミを塊でローストしてもらうことにして、さて、次のワインはどうしましょうか。
さっきと同様、赤ワインの候補を4本ほど並べていただきました。


vindemio regain Rouge 2011 Domaine MAROT et Fils (France, AOC Ventoux)

選んだのは南仏ローヌのAOCヴァントゥーの赤ワインで、グルナッシュとシラーのブレンド
タンニンはしなやかに溶けこみ、比較的軽やか。するする飲めます。



ここもビオロジックやビオディナミに取り組む生産者。
アルコール14.5%。(輸入元:出水商事)



ワインがスパイシーだったので、黒胡椒やマスタードを使った比較的シンプルな肉料理と、品のいい組み合わせとなったと思います。



3人でグラスワイン1杯ずつにボトル2本、お料理をいただき、ワリカンで一人7000円台。
今回もお世話になりました


Tonton-Pierre au Velo Rouge オー・ヴェロルージュ
東京都港区赤坂3-6-14 赤坂楓庵ビルB1F
tel/fax : 03-5545-5979
http://www.velorouge.info/

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

TV廃棄&車のタイヤ交換

2016-06-16 17:31:30 | 雑記
今週は、平日に仕事とは関係ない雑務がもろもろありました。

まずは、古いテレビの廃棄
部屋の片隅に置いていましたが、母が「捨てたい」と言うので、家電リサイクルで処分することに。

軽トラで回ってくる業者に渡す方法も考えましたが、業者によっては不法投棄される可能性もあること、軽トラが来る日が予測できないこと、軽トラが来ても、なかなか捉まえられないこと、などから、自分で持ち込んで処分する方法にしました。



この場合、郵便局で家電リサイクルの振込用紙をもらい、必要事項を記入して振込します

ATM振込の方が、窓口振込よりも手数料が安いです。
ATM振込の場合は、振り込み後、窓口で振り込み用紙の半券に確認印をもらいます。

支払う金額は、家電メーカーによって、処分する家電のサイズによって異なるので、まず家電リサイクル券センターのホームページで自分で金額を調べておきます。

地元の指定取引場所(廃棄業者)もホームページで調べ、電話で持ち込みの予約を入れました。
私は、家から車で30分ほどの業者に、車で持ち込みました。

指定取引場所に持ち込む以外の方法として、販売店での処理(有料)などもあります。

家電リサイクル券センター  ホームページ
http://www.rkc.aeha.or.jp/index.html



もうひとつは、車のタイヤ交換

ディーラーから、すでに半年前にタイヤ交換を勧められていましたが、先日の定期点検で見積りをもらいました。
う~ん、けっこうなお値段です。タイヤって高いですよね。

6年前にも交換していますが、その際、タイヤは業者からネット購入し、交換作業を地元の自動車整備会社にお願いしました。
今回もこの方法にしました。

タイヤ費用、取り付け作業費用、バルブ交換など、トータルでもディーラーの半額以下
しかも、作業時間がとても速くてビックリ!
古いタイヤも処分してもらいました。

ディーラーにおまかせは楽ですが、ネットで調べ、ネットで購入、ネットで交換の予約ができたので、これもある意味便利。



さて、タイヤが新しくなったので、どこかにドライブでも行きたいところですが…

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

辛口ランブルスコとメンチカツ

2016-06-15 11:15:57 | ワイン&酒
こちらも、満杯セラーのスペースを作るため、家ゴハンの晩酌で。



TORCULARIA Lambrusco 2014 Carra di Casatico(Italy, Emilia-Romagna)

イタリアはエミリア・ロマーニャ州の “トルクラリア・ランブルスコ” です。

カッラ・ディ・カサティコ社は、ケミカルなものを使わないワインづくりを行なっているワイナリーで、国内外ともに高い評価を得ています。

ブドウ品種は、黒ブドウのランブルス・コマエストリ100%
低温で2日間マセラシオンを行なった後、アルコール発酵の途中で密閉し、発生する炭酸ガスをタンク内に閉じ込めます。

ということで、見た目は赤ワインで、泡があります



カテゴリとしては、Vino Frizzante(軽い泡)で、アルコールは11.5%。
栓は王冠でした。

ランブルスコというと、甘目のものを想像しがちですが、こちらはフルーティで、ふっくらジューシーな辛口
紫がかった赤ワインの外観で、キメの細かいやさしい泡があります。



イタリアでは、ランブルスコには生ハムを合わせるのが定番ですが、あいにく家には生ハムがないので、ビーフメンチカツと合わせてみました。
ソースはトマトケチャップで。

メンチカツの肉のうまみ&ケチャップの酸味とジューシーなランブルスコがよく合い、ワインが進む、進む~  ハンバーグもいいかも?

以前、ランブルスコはパルミジャーノ・レッジャーノチーズにも合うことを紹介しましたが、メンチカツのような家ゴハンでも気軽に合わせられるのはいいですね。


エチケットには月の満ち欠けが描かれています


そういえば、“イタリアの赤発泡酒ランブルスコが来る!?”という記事を、ちょうど7年前の6月に書いていました。

アルコールも低く、やさしくジューシーなランブルスコは、今年こそブレイクしても良さそう?(笑)

(輸入元:光が丘興産株式会社)



コメント
この記事をはてなブックマークに追加

南仏白ワインと地ハマグリの白ワイン蒸しで晩酌

2016-06-14 16:17:29 | ワイン&酒
家のセラーが満杯で、もう1本も余裕がありません。
ちょうど、小振りではあるものの、千葉産の地ハマグリを入手したので、これを白ワイン蒸しにすることにして、合うワインを開けることにしましょう。

これこれ!2月に南仏モンペリエのスーパーで買ってきた ピクプール・ド・ピネ


Picpoul de Pinet Les Roches des Saintes 2015 Les Vignerons de Schistes (France, Languedoc)

産地は南フランスのラングドックで、まさにモンペリエは地元。

ブドウ品種は Picpoul ピクプール
Picpoulには“突き刺す”という意味がありますが、その意味通り、キレのある酸味がシャキッとしている白ワインです。
ライムのような爽やかさがあり、地元では牡蠣に合わせて飲むのが定番。

私もモンペリエの街中のレストランで、ピクプール・ド・ピネ&牡蠣のマリアージュを楽しみました。



今回は 地ハマグリの白ワイン蒸し



フライパンでニンニクの香りをオリーブオイルに移し、ハマグリを加えて軽く熱を通したら、ピクプールを振りかけて蒸し煮にします。
塩は加えませんでしたが、ハマグリはしっかり塩味が付いていました。
味わいは濃厚で、身はプリップリ~



ハマグリ自体がおいしい上に、キーンと冷えたピクプールを飲み、大満足。
アルコール12.5%という軽さもいいですね。

酸味好きな白ワイン好きの人には、ピクプール・ド・ピネは超ストライクなワインです。

しかもお値段はとてもお手頃
私はモンペリエのスーパーで破格値で買いましたが、日本に輸入されているピクプール・ド・ピネも、1500円前後からアンダー2000円で買えるものが多いと思います。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

Global Wine Meetings in Taipei (2016.4.19-20)