ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

小さなフランスパン店「コメット」@麻布十番

2017-01-18 16:52:08 | パン
次のアポまで時間が少しできたので、パンに詳しいHさんから教えてもらったフランスパンの店に行ってきました。

最寄り駅は、地下鉄の麻布十番駅、もしくは都営大江戸線の赤羽橋駅。
私は麻布十番から向かいましたが、予想していたよりも近い!

店名は「comète」(コメット)

夕方の16:30頃でしたが、パンがもうほとんど残っていなくて残念…。
悩みましたが、ドライフルーツの入ったこちらを買ってきました。


ブドウとくるみのパン  352円(税抜)

長さ約13cmの小ぶりのパンです。



皮がむっちりとして噛みごたえがあり、レーズンの甘さとクルミの香ばしさがいいバランスで、これはどんどん食べたくなるパンです。
ワインにも合わせなくちゃ





対面式で買います  カウンターの奥が厨房になっています

この店は昨年オープンしたばかりで、ご夫婦でやっています。
ご主人はパリのブーランジェリー 「デュ・パン・エ・デジデ (Du pain et Des Idées) 」で修行されたようです。
「デュ・パン・エ・デジデ」のオーナーはクリストフ・ヴァスール氏で、以前、クリストフ氏が東京に出店した「リチュエル」を何度も紹介していますが、なにかご縁を感じます。

奥様がHさんの元同僚で、Hさんいわく、「美味しいケーキ屋さんとパン屋さんの近くに住みたいとずっと言っていたら、パン職人と結婚した」だそうです(笑)

Hさんのことを話すと、「ちょっと待っていてください」と言って、「店で並べられない崩れた商品なんですけど」と、ビスコッティをくださいました。
わあ、嬉しい


ビスコッティ

アーモンドが入った堅焼きのビスケットです。
歯が折れるほどカッチカッチではなく、齧ると、ザックリ崩れます。
甘さは控えめで、全体的にやさしいビスコッティでした。

私が伺った時間帯は、いつもならまだパンは残っているそうですが、この日に限って売れ行きが良かったそうです。お店としてはいいことですよね。

でも、私がガッカリしていた様子を気にされたのでしょうか。また、Hさんの知り合いということもあってか、非売品のビスコッティをくださいました。
奥様にも、教えてくれたHさんにも感謝です

他のパンも食べてみたいので、また行かねば!




comète コメット
東京都港区三田1-6-6
営業時間 10:00~19:00
定休日 日曜・月曜


【参考】
パリの人気店が世界初のヴィエノワズリー専門店を東京にオープン!
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/4c42a755bb65a4011b970d69b9988d49

パリで人気のブーランジェのヴィエノワズリー専門店が表参道にオープン!
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/309206fcf2e1b1313d4126dac54ff794

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レオヴィル・ポワフェレの片鱗を見せるか?ACボルドー

2017-01-17 10:00:00 | ワイン&酒
先週末、家で飲んだ赤ワインがこちら。

エチケットを見て、あ、これは!とピンと来た方もいるのでは?


Cuvelier Rouge 2012 (AC Bordeaux) 

ボルドー・メドック格付け2級、「Chateau Leoville Poyferre ―レオヴィル・ポワフェレ」(サン・ジュリアン)を率いるディディエとオリヴィエ・キュヴリエ兄弟のキュヴリエ家が手掛けるネゴシアンワインです。
エチケットデザインが「レオヴィル・ポワフェレ」とよく似ていて、キュヴリエ家の紋章も付いています。

メルロー40%、カベルネ・ソーヴィニョン30%、カベルネ・フラン30%の構成で、格付けは“ACボルドー”にしていますが、実のところは、“プルミエ・コート・ド・ブライエ”100%のブドウを格下げしているとか。
ネゴシアンワインですが、オーナー兄弟と、ポワフェレのエノロゴが試飲をしてつくっているので、ワインのクオリティに抜かりはありません。



家で3日間かけて飲みましたが、先週末は極寒だったこともあり、温度が上がらず、なかなか開いてくれませんでした。
半分を過ぎて、ようやく姿が見えてきました。

果実味ドーン!というタイプではなく、タンニンのキメが細かく、繊細さがあり、上品かつ知的に仕上げています。アルコール度数は12.5%。
バランスを重視したクラシカルなタイプで、テクスチャーがしなやかなので、食事と合わせやすいと思います。

醬油で味付けした日本の料理にも合い、牡蠣鍋の牡蠣とも違和感ありませんでした。鶏の手羽先に合わせてみましたが、あっさりとした塩焼きではなく、タレをからめた味付けにすれば良かったかも。豚しゃぶを柚子ポン酢で食べてみましたが、やはり醤油が入っているとバランスがいいようです。




このワインのコンセプトは、“パリの高級レストランでも通用するハウスワイン”だとか。

私は、“家庭の普通の料理にも通用するボルドーワイン” でもあると思いました


※輸入元:株式会社ヴァンパッシオン、参考小売価格:2300円(税抜)



【参考】
オリヴィエ・キュヴリエ氏がメドック・クリュ・ブルジョワ連盟副会長として来日したときの記事
 → コチラ


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日本の冬のホットドリンク「甘酒」@会津

2017-01-16 18:23:33 | おいしい飲みもん
先週末からの寒波で、ガマンできないくらいの寒さに震えています。
こういうときは、アルコール、ではなく(笑)、甘酒


あまざけ (福島県喜多方市)

福島の叔母が昨年の夏頃に送ってくれた甘酒を見つけたので、温めて飲みました。

原材料は、国産のうるち米、もち米、種糀のみ。
お米を糀菌で発酵させ、デンプンが糖分に変わるので、甘~い
アルコールは入ってませんが、身体が温まります。

甘いお菓子のなかった昔は、こういう“あまざけ”が子供たちには嬉しい甘味だったんでしょうね。

今は、その栄養効果から、「飲む点滴」とも言われ、二日酔いにも効果的とか
夏に冷やして飲むのもおいしですよね。



先日、会津の小法師(こぼし)のオーナメントクッキーと十日市(1月10日に会津で開催される初市)のことを紹介しましたが、母から聞いた昔の十日市の話 が面白かったので紹介します。



会津の十日市では、母が子供の頃は、積もった雪を道の中央に寄せていたそうです。

昔は道路の幅はそれほど広くはなく、雪かきした雪は、人が道路脇の店に入れるよう、道の脇ではなく中央に寄せるのが当たり前だったとか。今だったら、そんな雪の処理をしたら車が走れないですけれど、昔は車なんて通らなかったそうですから。

しかも、両脇の店に入るには、雪の階段が数段造られ、階段を下りて買い物をしたようです。
雪深い会津ならではの昔話ですね(笑)

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世界の機内食案内[23] Turkish Airlines イスタンブール~東京

2017-01-15 12:32:29 | 機内食
機内食ファンの皆さん、お待たせしました

&GP「世界の機内食案内[23] Turkish Airlines イスタンブール~東京」 がアップされました。

イスタンブールから戻りのトルコ航空の機内食です。
食事の内容はまずまずでしたが、なにぶん真夜中の便ゆえ、眠気との戦いでした(笑)

世界の機内食案内[23] Turkish Airlines イスタンブール~東京





記事リンク
https://www.goodspress.jp/reports/77882/

&GP
https://www.goodspress.jp/



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福島の叔母から届いたイチゴ「ふくはる香」

2017-01-14 14:50:23 | おいしい食べもん
甘~い

今週、福島の叔母が イチゴ を送ってきてくれました。


ふくはる香  いがらし農園(福島県)

大粒で、つやっつや
果肉は赤く、なめらかで、とっても甘くておいしい

果肉感がしっかりあり、食べた!という気にさせてくれるボリューム感があります。



叔母にお礼の電話をすると、生産者の農園まで出向き、採れたてを送ってくれたそうで、「誰にあげても、おいしい、って喜ばれる」ですって。

「ふくはる香 ― ふくはるか」福島で生まれたイチゴで、両親は「章姫」と「さちのか」
「章姫」は甘みが強くて酸味が少なく、「さちのか」は実がしっかりして日持ちがする、という特徴があるそうです。

名前の由来は、 
「ふくしまの春の息吹と甘い香りをいち早く消費者に届け、幸福感をともに味わいたい」から。

4パック届き、1パックはお隣へお裾分けしました。
こんなイチゴがお裾分けでもらえたら、私ならスキップしたくなります(笑)

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ドイツワインの動き@日本

2017-01-13 17:32:37 | ワイン&酒
Sopexa(ソペクサ。フランス食品振興会)が2016年の年末に発表した
「2016 WINE TRADE MONITOR」の調査結果の中に、気になる内容がありました。

「2016 WINE TRADE MONITOR」は、世界の7つのキー市場(アメリカ、カナダ、ロシア、中国、香港、日本、韓国)のワイン輸入、卸、小売りなど、1100の業界関係者に対し、ワインに関するこの先2年の予測調査を行なったものです。
ワインは、スティルワインだけでなく、スパークリングワイン、酒精強化ワイン、スピリッツも含みます。

日本市場に関する結果で、私が非常に気になったのが、ドイツワインへの評価です。

ドイツワインについて、日本の業界関係者は、2011年の77ポイントから2016年の57ポイントへ、20ポイントも評価を下げています。
理由は書かれていません。

7つの市場での総合評価の上位を見ると、トップはフランスの94%で、イタリア80%、スペイン76%と続きます。

4位以降は明らかにされていませんが、日本市場におけるドイツワイン衰退は、他と比べて大きく目立った変化だったのでしょう。



ドイツワイン は、もう何年も前から、日本市場では微妙な位置にありました。

以前あったドイツワイン基金日本事務所が2009年に閉鎖され、ドイツワインインスティテュート(DWI)の日本での出先機関がなくなりました。
それが、ちょうど1年前の2016年の年初に、「Wines of Germany」日本事務所として復活しました。

ドイツワインの輸出先で見ると、1位アメリカ、2位オランダ、3位イギリス、4位ノルウェー、5位スエーデン、6位カナダの後、7位が日本となり、8位に中国が来ます。※2013年のデータ(DWI)

ドイツワインにとっては、いまだ日本は重要な輸出市場のひとつに違いないのでしょうが、日本の売り手側の意識の方は、この5年でガクッと下がってしまった、というのが、この調査結果でしょう。

販売側の意識が下がったということは、扱いをやめたり、店の棚のスペースが小さくなったり…ということが起きている、ということ。
発信が少なくなり、消費者の意識にも届きにくくなり、まさに負のスパイラル。。。




Rhingau地方“Steinberger”畑 ―美しかった…


ドイツワイン法の格付けの定義は近年よく変わり、昔ながらの甘口ワインの基準もある上、ドイツ語の発音は難しく、文字も読みにくく、頭で覚えようとすると、はあ~、とため息が出そう。

知的なのはわかるけれど、飲む前から難解で、取っ付きにくい、重い、暗い?(笑)

華やかなイメージのフランスワイン、明るくスタイリッシュなイタリアワイン、陽気で親しみやすいスペインワインに比べたら、やっぱり、ドイツワインって近寄りにくいイメージでしょうか?

何度もドイツワインのことを取り上げてきましたが、現代のドイツワインは、若手生産者の勢いが非常にあります。
彼らは、大学や醸造学校で最先端の知識を学び、国外のワイナリーで修行経験を積んでいます。
ただ、彼らの舞台が“ドイツ”なだけです。




ラインガウ訪問時に会った若手生産者 「Rheingauer Leichtsinn at Eltvinum」のナイスガイたち



カジュアルに楽しめる彼らのラインガウのリースリングワイン



明るいし、カッコいいし、スタイリッシュ!(笑)

間違いなく、“先入観” なんです。
まずは、プロフェッショナルに気付いてほしいと思っています。




この時は、彼らのほかのワインも色々と楽しみました。



ラインガウは赤ワインもあります。
右はメルロ。エチケットがユニーク!

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京都に新しいワインショップOPEN!

2017-01-12 16:46:54 | ワイン&酒
数年前に知り合いになり、その後も何度かお会いしている京都の吉田さんから、彼女が店長を務める 新しいワインショップが京都の出町柳にオープンする、というご案内をいただきました

オープン日は 2017年1月15日(日)で、開店当日は11:30~20:00までオープニングイベントを開催するとのこと。

京都周辺の方だけでなく、観光などで京都にお出かけになる方は、チェックしてみてはいかが?



さて、ワインショップの詳細ですが、店名は 「Moe’s Fine Wines Japan」といいます。



カリフォルニア(ブレントウッド)にあるワインショップの姉妹店としてオープンするので、カリフォルニアワインが常時100種類以上置かれており、マニア垂涎の稀少ワインもあるとか。

大正町家を改装した店舗は、一見ワインショップに見えませんが、京都らしい落ち着きのある佇まいと、カリフォルニアらしい開放的な雰囲気を醸し出す天窓から差し込む光が溶け合い、居心地のいい空間をつくり出しているそうです。




天井まで高く伸びたワインラックがお店のシンボルだそうです。なんとも静謐で優美な空間ですね。
ワインセラーでは、徹底した温度、湿度管理を行なっています。




場所もとても便利そう。
京都に行く楽しみがひとつ増えました


Moe's Fine Wines Japan
住所:〒606-8204 京都府京都市左京区田中下柳町9−3
営業時間:11:30~20:00
定休日:月曜日

※インターネットショップも同時オープン!
http://www.moesfinewines.jp/


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ドイツ系パン屋の「ビスコッティ」@ベッカライサカツジ

2017-01-11 15:55:51 | 甘いもん
昨日紹介した、新三郷のドイツ系パン屋 「ベッカライサカツジ」では、ビスコッティも買ってきました。


Biscotti ビスコッティ (Bäckerei Sakatsuji -ベッカライ サカツジ)埼玉県三郷市

ビスコッティはイタリアのお菓子です。
一度焼いたお菓子を切り分け、さらにもう一度焼き、水分を完全に飛ばします。
Bisが“アンコール(もう一度)”、cottiが“調理済み”という意味なので、“二度焼きした”ということですね。



アーモンドとレーズンが入っていました。
二度焼きしているので、カリッカリにドライな状態です。
生地の硬さ加減が半端なく、カッチカチで、ガリッと噛み砕く感じ。
あごが疲れますし、歯が弱い人は食べられないでしょう(笑)

とーっても硬いビスコッティは、イタリアではコーヒーに浸して食べるといいます。
私もコーヒー(毎朝ハンドドリップで淹れるのが私のこだわり)とともに。
ちょっと浸してみましたが、硬いのをガリガリするのが好きなので、ほんのちょっとだけ(笑)





以前、イタリアのトスカーナを訪問した時は、あちこちのワイナリーで、甘口ワインのヴィンサントにビスコッティを添えて出してくれました。



ビスコッティをヴィンサントに浸して



イタリアで食べたビスコッティは、比較的小ぶりなものが多かったです。



あるワイナリーでは、ビスコッティ類がてんこ盛り♪
食事でお腹がふくれていても、甘いものは別腹で入りました(笑)



「ベッカライサカツジ」 はドイツ系のパン屋さんですが、フランス系のバゲット、カンパーニュなどもあり、スイーツ系もバラエティ豊かなので、何かしらお気に入りのものが見つかるように思います。



※お店情報は下記の参考記事をご覧ください

【参考】 ツオップ仕込みのパン屋「ベッカライサカツジ」 → コチラ


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ツオップ仕込みのパン屋「ベッカライサカツジ」

2017-01-10 17:02:24 | パン
超人気のドイツパン店「ZOPF」(ツオップ)で6年修行後、ドイツで1年経験を積んだ方がオープンしたというパン屋 を偶然ネットで見つけました。

その名は 「Bäckerei Sakatsuji -ベッカライ サカツジ」

“ベッカライ”はドイツ語でパン屋の意味ですから、ドイツ系パンの店ですね。
ドイツパンの店は少ないので、これは嬉しい!
場所は三郷市だし、車で行けそう。

ということで、いくつか買ってきました。


手前から時計回りに
ホシノ酵母バケット(小)、カンパーニュ、ビスコッティ、フィグ&くるみパン




袋がカワイイ

早速ランチにいただきました。



カンパーニュ は中がふわっふわで、スライスするのが大変。
皮はむちっとしていますが、しなやかなタイプ。直径約15cm。
中がソフトでむちっとしているので、やわらかい中身が好きな人向けですね。




フィグ&くるみ は、ドライのいちじくとクルミ入りのハードパンです。
皮はゴツゴツ硬く、中身もザックリしています。
スライスしてそのまま食べましたが、軽くトーストする方が甘みが増しそうですし、歯ごたえも良くなりそうな気がします。




ホシノ酵母バケット は、ハーフサイズがあったので、ハーフを買ってみました。長さ約20cm。
皮はパリッと硬く、生地のキメが細かく、パン自体がおいしい。これは一番気に入りました。
低温熟成バゲット、玄米バゲットもあったので、次回にまたチャレンジしてみようと思います。

パンの食べ比べでお腹いっぱいになったので、ビスコッティはまた明日(笑)



最寄駅はJR武蔵野線の新三郷駅で、google mapのルート検索によると、駅から1.3kmあり、徒歩で16分。
車だと、IKEA新三郷、コストコ新三郷に近く、IKEAからは4分。



新三郷駅方面から来ると、左手に看板が見えます。
すぐ手前に小島進学セミナーがあるので、それを目印に。



到着!
この看板の手前に車が3台置ける駐車スペースがあります。




看板がないと、パン屋だとわからないかもしれません。

木の扉を開けると、畳6帖ほどの売り場スペースがあります。
広くはありませんが、パンの種類は豊富。
スイーツ系のパンもおいしそうでした。


ベッカライ サカツジ -Bäckerei Sakatsuji
埼玉県三郷市彦成3-392-2
営業時間  7:00~17:00
定休日  水曜
http://www.backerei-sakatsuji.co.jp/index.html

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やっぱり最高!地元ワイン会(笑)

2017-01-09 17:34:10 | ワイン&酒
地元のワイン仲間との年末持ち寄りワイン会 の備忘録。
面白いワインも出てきます



地元といっても、参加メンバーの半分以上がワインと関係が深いプロフェッショナルなので、何が出てくるか、毎回楽しみです。
今回は、9人で13本。アルコールNGな人もいたので、実質7.5人かな。




まずはシャンパーニュからスタート。
Pierre Callot Blanc de Blancs NVと Nathalie Falmet Tentation Rose 2010の贅沢な飲み比べ。
ロゼがまったり&ほっこり。




Chateau Mercian 長野メルロー Blanc de Noir 1996 は、黒ブドウであるメルロの白ワイン仕立てという珍品。しかも1996年ですから、20年が経過しています。
飲んでみると、かなりシャルドネ的。でも、酸はしっかり残っていました。




Pouilly-Fuissé 1998 hateau de Fuisse も20年近いですが、エステル香があり、シャルドネなのにどこかリースリング的なニュアンス。ツルツルなめらか。



Tokaji SZAMORODONI Dry 2011 Tokaji Breidenbach Winery (500ml)

こちらはブラインド。白なのにタンニンが舌に残ります。
シュナン・ブラン的にも感じましたが、正体は、ハンガリーのトカイ・サモロドニの貴腐の辛口で、ブドウ品種はフルミント。産膜酵母(フロール)が張ったつくりなので、どこかシェリーにも似たようなニュアンス。アルコール14%。



サモロドニを関東炊きに合わせてみましたが、ワインにコクがあるので、料理に負けていません。和食との組み合わせは、しっかりいけそうですね。
ハンガリーでは、チーズやフォアグラなどに合わせることが多いようです。



チーズとももちろんバッチリ!



ATTILA PINCE Pinot Noir Szaraz Vorosbor Dry Red Wine 2008

こちらもブラインド。フレッシュ感がある赤ワインで、ピノ・ノワールまではわかりますが、産地が不明。
開けてみると、これもハンガリーのワインでした。
イタリアのスーパータスカン“オルネッライア”にいた人が手掛けているそうで、生産本数は年間1400本。

ハンガリーワインも、極甘口のトカイや赤ワインのエグリ・ピカヴェールの時代からずいぶんと変化しているんですね。
ハンガリーワインについては、近々まとめて飲む機会がありそうなので、また後日リポートしたいと思います。




先日取り上げたアルメニアの ARMAS Areni 2012 Golden Grape ArmAs もここで登場します。
※以前の記事をご覧ください → コチラ



アレニとドライフルーツ、ナッツとの組み合わせがいい感じでした。




随機 ZUIKI 2012 TERROIR AL LIMIT

ワイナリー和泉屋の和泉屋90周年(1922年)を記念し、スペインのテロワール・アル・リミットに醸造を依頼した特別なワインです。ガルナッチャ100%。

わかっていて飲みましたけれど、ブラインドで出されたら、おそらく何者かわかりません。非常に丁寧につくられた赤ワインで、濃密でなめらかで、酸が上品。今からでも飲めますが、まだまだ若さがあるので、同じワインを持っている方は、もうしばらく置いておくといいでしょう。




日本の山ソーヴィニヨン、マスカット・ベリーAの赤ワイン、仏ローヌのCornas 2005 など、続々登場しますが、だんだんと血中アルコール濃度が高くなってきている気が…




私は、ギリシャで入手したレッツィーナ(写真左端)、やはり現地調達した黒海周辺のまだ発酵途中の赤ワイン(抜栓時に吹きました)を持参。
松脂で風味付けしたレッツィーナは、ビオの認証を取得しているワインですが、やはり独特のクセがあります。



現地ではシーフードと合わせて飲みましたが、ブリのたたきと合わせてバッチリ!

※レッツィーナの紹介記事 → コチラ




フランスのチーズ“テット・ド・モワンヌ”をジロールという専用器具で花びら状にカットしていただきました。



いろいろ飲み、食べ、途中まで書いていたメモも最後はデロデロ…(笑)





今回は、メンバーのHちゃんの結婚祝いもあり、ダンナさまもいらしてくれたので、ウエディングケーキの入刀を行ないました。
2016年の最後にシアワセのお裾分けをいただきました

皆さん、地元ワイン友の皆さん、今年もよろしくお願いします

いつもご自宅を開放してくださるWさん、今回もありがとうございました!

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ワインを注ぐ際のお役立ちグッズ

2017-01-08 14:15:19 | ワイン&酒


先日のワイン会でプチ抽選会の景品のひとつに、ワインを注ぐ際の液ダレを防ぐグッズ(ラップワインサーバー)を用意しました。

みんな知っているものかと思っていましたが、「これは何?」「どうやって使うの?」という質問が出ました。
ワイン関係者ならよく知るワイングッズですが、実はマイナーな存在?

「Drop Stop」(ドロップストップ)という登録商標が有名です。
ホイルやプラスティックの薄いフィルム状で、円形が多いですが、独自の形状のものもあり、色や絵柄も多彩です。



カラフルな面を外側に、無地の面を内側にし、くるりと丸めてボトルの口に差し込むだけ。
超カンタン!



実際にセットしたところ。
私も家で使っていますが、使用後はサッと洗うだけ。
何度でも繰り返して使えます。



ワイングッズとして、ワインショップやネットなどでは、1枚300円から500円前後で売られています。

私はワイナリーでもらったり、イベントの際にもらったりで、かなり枚数を持っていますので、お仕事で必要そうな方に差し上げたりしていますが、今回は抽選会のプチ景品にしてみました


【参考】これ便利!ワインパーティにあると大活躍のグッズ5選 → コチラ


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新年の縁起物スイーツ♪

2017-01-07 17:53:28 | 甘いもん
新年初となったボルドーワイン会では、参加者の皆さんにプチお年玉 的なものを用意しました。



買い物に出かけた先で発見した 招き猫



袋の中には小さな招き猫が入っていました。
その正体はチョコレートボールをシュガーコーティングしたもの。つまり、食べられる招き猫です。
裏には、「満願成就」「一攫千金」「億万長者」など、めでたい言葉が書かれています。

参加者にひとつずつ適当に取ってもらったところ、最強と思われる「億万長者」を引き当てたラッキーな人が出ましたが、さらにラッキーなことに、同じ人が1月6日の公現祭のお菓子「ガレット・デ・ロワ」の“フェーヴ”も引き当てました!



ガレット・デ・ロワ

イエス・キリストの顕現、洗礼を祝うキリスト教の記念日を祝うのが公現祭で、フランスではこの日にアーモンドクリーム入りのパイ菓子「ガレット・デ・ロワ」を食べる習慣があります。

この中に“フェーヴ”(豆という意味)と呼ばれる陶器製の小さな人形を入れ、それを引き当てた人が王様(ロワ)になり、この1年は良いことが続くといわれます。



王様用の冠(紙製)を付けて売られるガレット・デ・ロワが多いです

8等分して分けたので、当たる確率は1/8。
当たってほしい~!と願いながら食べましたが、招き猫で「億万長者」を引き当てたTさんがフェーヴを引き当て、ここでも王様となりました。

Tさんの今年の運勢は最強ですね!(笑)

ガレット・デ・ロワは、1月いっぱいは販売している菓子店も多いので、今年1年の運試しをしたい方は、こういう縁起物スイーツを用意すると、パーティーなどで盛り上がりそうですよ。

これから新年会がある方や、成人式のお祝いの席などにもオススメです


【参考】 パリで最高の「ガレット・デ・ロワ」が日本に初登場! → コチラ

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カジュアルに楽しむ ― 最旬ボルドー赤ワイン

2017-01-06 16:10:05 | ワイン&酒
昨夜は、昨年9月に取材で訪れたフランスのボルドーで入手したボルドーの赤ワインを飲む会を、こじんまりと開催しました。


左から)
Château de la Vieille Tour Bordeaux Rosé 2015 ※ロゼワイン(乾杯用)
Château de la Vieille Tour Bordeaux Supérieur Rouge 2014
Château de Castenet Bordeaux Supérieur Rouge 2012
Château Haut-Gaussens Bordeaux Supérieur 2012
Château Haut-Gaussens Bordeaux Supérieur 2011
Château le Sèpe Cuvée Initiale Bordeaux 2011




ボルドーの赤ワインというと、メドック地区の格付けシャトーがすぐに連想されますが、ボルドーワイン全体から見たら、それはほんの一握りにすぎません。
地元民だって、年に1、2回飲めるかどうか、です。




彼らが普段飲んでいるのは、若くてもおいしく飲める、AOCボルドーAOCボルドースペリュールクラスのワインです。

特別なキュヴェを除けば、価格も高くないので若い世代でも手軽に買え、毎日の食卓に普通に並びます。

若いうちから飲め、数年熟成させてももちろんおいしく、幅広い食事に合います。



今回のワイン会でも、さまざまなフードと合わせて楽しみました。

参加したメンバーは、皆ワイン好きですが、普段はあえてボルドーを選ばない、という面々。
でも、飲んでみて、「ボルドーワインの印象が変わった」という感想をいただきました。



1月6日の公現節のお菓子「ガレット・デ・ロワ」も登場♪

参加者の皆さん、ありがとうございました



AOCボルドーやAOCボルドースペリュールといってもピンキリで、大手ネゴシアンから家族だけの小さなワイナリーまであり、品質もさまざまです。

今回選んだのは、いずれも家族経営のワイナリーです。
すでに&GPの記事でも書いたので、そちらも参考にしてください。
 → 【ボルドー取材記】本場ボルドーワインの魅力的な生産者たち



せっかくなので、現地で撮った画像もいくつか付け加えますね。



Château de la Vieille Tour は、Vignobles BOISSONNEAU のPascalが2006年からオーガニック栽培に着手したワイン。





ワイナリーは丘の上にあり、沈む夕日がきれいでした。





Château de Castenet エレーヌさんとギヨームさん



建築中だったセラー



次に訪問する時は、新しいセラーが完成していることでしょう





Château Haut Gaussens デルフィーヌさんとステファンさん





ここも夫婦ふたりなので、ステファンさんが何でもやります





Château le Sèpe ドミニクさんとカトリーヌさん



窓の外はブドウ畑



ドミニクさんの愛猫



今回飲んだワインは、いずれも家族経営の生産者のものでした。

日本に入っているボルドーワインは、大手や中堅どころのものが多いように思いますが、生産者の顔が見える、こうした家族経営の小さなワイナリーのワインも良質なものが多く、しかも価格がお手頃です。

こうしたワインがもっと身近にあると、日本市場でのボルドーワインのイメージが、より良い方向に進むように思います。




[参考記事]

【ボルドー取材記】本場ボルドーワインの魅力的な生産者たち → コチラ

【ボルドー取材記】憧れのシャトーに泊まるのは意外とカンタン! → コチラ

【ボルドー取材記】ボルドーの街中でワイン体験&ワインショッピング! → コチラ

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ワイン発祥地アルメニアのワイン!

2017-01-05 10:00:00 | ワイン&酒
2017年のワイントレンド予測として、>ワイン発祥の地、黒海周辺のワインを挙げました。

中でも、ジョージア(旧国名グルジア)とアルメニアは、ワイン発祥エリアであるといわれています。

ジョージアについては、何度か取り上げてきましたが、アルメニアはなかなか出合いがありませんでした。

が、ちょうど年末に、アルメニアのワインを飲む機会があったので、今日はアルメニアのワインについて書いてみたいと思います。


ARMAS Areni 2012 Golden Grape ArmAs  (Republic of Armenia)

こちらが年末に飲んだアルメニアのワインで、品種はアレニ、赤ワインです。
やわらかなタッチで、スーッと入ってきます。
テイストは非常にナチュラル。タンニンが穏やかで、果実味と酸が品よくバランスを取ります。
アルコール13%。



Areni-アレニはアルメニアの土着ブドウ品種で、Black Areni、Areni Noirとも呼ばれます。
つまり、“黒いアレニ”ということです。

アレニは、アルメニア南西部のVayotsDzor(ヴァヨッツゾール)(“悲しみの谷”という意味。というのも、この地域は地震に見舞われることが歴史を繰り返してきたから)地方で発見された古いブドウ品種で、その名前はヴァヨッツゾールの西に位置するアレニ村に由来しています。

アレニ村にあるアレニ1洞窟遺跡では、21世紀に入ってから、世界最古(BC4200年頃)と推測される醸造設備が見つかり、ニュースにもなりました。



アレニの特徴は、病気に強く、強い日射や1日の急な温度変化にも耐え、自根で育ちます。

色は濃く、フレッシュで心地よい香りがあり、黒コショウ、紅茶、チェリーのフレーバーがあって、ビロードを思わせる特徴がある、といわれています。

アルメニアのブドウ畑の中で最も標高が高い場所にあるのがヴァヨッツゾール地方だそうで、アレニは、標高1500mくらいの場所まで栽培可能な品種です。
ちなみに、ヴァヨッツゾールは、アルメニアで最も人口密度が低い地方だとか。



そもそも、アルメニアってどこにあるの? というのが、私たちの第一の疑問でしょうか(笑)

北はジョージア、南はイラン、東はアゼルバイジャン、西はトルコに囲まれ、カスピ海と黒海の間に位置する、旧ソ連邦の国のひとつです(1991年9月独立)。
面積は日本の1/13で、旧ソ連邦の中で最小。総人口は300万人。

数字を見ると、本当に小さな国ですが、現在のトルコの東側(アナトリア東部)には、かつてはアルメニア人が古くから居住していました。しかし、トルコとの対立が激化し、その土地を離れざるを得ない状況になりました。

アナトリア東部には、標高5000mを超えるアララト山があります。
アララト山は、アルメニア人が居住してきた地域の中心にあり、彼らのシンボルでした。

アララト山は、旧約聖書の「創世記」で綴られている“ノアの箱舟”が大洪水で40日間漂流した後に辿り着いた場所とされています。
創世記によると、「初めてワインをつくったのがノア」ということだそうですから、アララト山周辺もワイン発祥の地のひとつと考えられています。

いろいろ調べてみると、メゾポタミアの大都市バビロンにワインを運んでいたのはアルメニア人だったとか(ユーフラテス川で樽に詰めたワインを輸送)、「アルメニア」は、ワインの歴史の随所に出てきます。



現代のアルメニアワインを見てみると、山がちで、標高が高い土地が多い国ですが、土着品種としては、Areniのほか、白ブドウのKangun(カングン:病気やカビに強い晩熟品種)、Voskehat(ヴォスケハット:アルメニアのブドウの女王と呼ばれる品種)などがあり、ピノ・ノワールやピノ・ブラン、アリゴテといった品種もつくられているようです。

造り手の方は、古い生産者もいますが、2000年に入ってからの新しい生産者も多く見られ、また、世界の名だたるプロデューサーの進出もあり、ワインの国際的評価が非常に高まっています。また、国際コンクールでの受賞も多くなってきています。



私は上記の1本を飲んだのみで、アルメニアワインのことはまだまだよくわかりませんが、21世紀に入り、大きな、新しい流れがアルメニアワインに起きているのは間違いありません。

アルメニアワインは、今や目を離せない存在 になってきました。

上で紹介したワインの輸入元「The Ancient World」の田村公佑さんは、昨年末からアルメニアワインの輸入を始めたばかりですが、中近東のワインにフォーカスし、いずれも魅力的なワインばかりを扱っています。
アルメニアワインも、想像していたよりも多彩なアイテムがありそうなので、色々飲んでみたいなぁと思っています。


※輸入元:The Ancient World  http://ancient-w.com/

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新連載スタート!【世界の空港ラウンジ】

2017-01-04 10:00:00 | 空港ラウンジ


&GPで新連載を始めました

タイトルは、【世界の空港ラウンジ】です。

これまで、世界の航空会社の機内食を連載してきましたが、これからは空港施設にも目を向けてみようかと思います。

空港のラウンジには縁がなかった私ですが、利用できる方法を探してみました。

まず第一弾は、空港ラウンジを利用するための方法を紹介します。


世界の空港ラウンジ[01] 世界1000カ所で利用できるプライオリティパスとは







第一弾でちらっと登場しているのは成田空港第一ターミナルのラウンジですが、国内ラウンジは&GPの方では紹介しないつもりです。
でも、せっかくなので、ほんの少し(ホント、紹介できる内容じゃないので…)、画像だけアップします。


フードは「柿の種」のみ (IASS Executive Lounge -Narita Terminal 1 )



アルコール類は「缶ビール1本」のみ(缶チューハイも選択可)-入り口カウンターで受け取ります

ガックリ…



なお、【世界の機内食案内】の連載は、この後も続きます。



記事リンク
https://www.goodspress.jp/howto/76386/

&GP
https://www.goodspress.jp/

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Global Wine Meetings in Taipei (2016.4.19-20)