ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

お勧め♪カジュアルイタリアワイン

2011-01-28 17:38:35 | ワイン&酒
横浜イタリアン「ラ・テンダロッサ」の料理に合わせたワインは・・・

“日本人の味覚に合う、日本人のためのワイン” として、イタリアの生産者と日本の輸入元が共同開発した 『ロゼット』

かつてのフレンチやイタリアンなどでは、ガツンと濃厚で重たいスタイルの料理が多く見られましたが、このところの食事はライト化傾向になっています。
それに合わせて、ワインもライトなものを好む人が多くなってきているようです

そこで、日本の輸入会社がイタリアはエミリア・ロマーニャ州のチェヴィコ社(CEVICO)共同開発で、“軽快で繊細、かつお手頃価格のワイン” を2010年に誕生させました。

軽快で繊細
ワインの“酸”や“タンニン”は、ワインをよく飲む人には気にならない要素ですが、一般消費者は苦手とすることが多いため、酸とタンニンのレベルが低く、フルーティーで飲みやすいもの。

お手頃価格
デイリーワインとして負担にならない価格で、しかも毎日飲んでも飲み飽きしない。

それが、“バラ園”という素敵な名を持つ 「ROSETO」 (ロゼット)。
スパークリングワイン、白ワイン、赤ワインの3アイテムあります。



ロゼット ブリュット  (参考上代 1,300円)

トレッビアーノとピノ・ブランからつくられたスパークリングワイン。
アロマも酸も穏かで、果実味もライトでやさしく、飲み心地がスッキリとしているので、アペリティフにはもちろん、日本の食卓の幅広い料理に合わせられそうです。アルコールは11%。
ちょっと高級感のある外観なので、乾杯の時にも場が華やぎます


ロゼット トレッビアーノ・シャルドネ (IGTルビコーネ)(参考上代 1,200円)

これは、恵比寿の「トラットリア・ピッツエリア・マッジ」でいただいたワインではないですか!

酸味がやさしく、口当たりがソフトな白ワインで、スーッと入ってきます。
魚介類の前菜にも合いますが、「ラ・テンダロッサ」のトスカーナ風ミネストローネにもよく合いましたし、イカ墨のリゾットと一緒にいただくと、果実のやさしい甘さを感じました。



ロゼット メルロー・サンジョヴェーゼ (IGTルビコーネ)(参考上代 1,200円)

やわらかな丸みを帯びたボディが魅力の赤ワインですが、クリーンな清潔感と、ほんのりスパイシーな風味も感じます。
これもミネストローネ、イカ墨のリゾットによく合いましたが、豚肉料理ならローストより軽い調理法の方がマッチするのではと思いました。



それにしても、このロゼットシリーズ、しっかりしたイタリアンのコースを相手になかなかの健闘ぶり。
スーパータスカンやバローロ、バルバレスコ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノといった顔ぶれがあればもちろん嬉しいですが、「ロゼット」のようにカジュアルダウンしたイタリアワインと本格的なコース料理を合わせるのも面白い楽しみ方だと思います。




アンブレット フリッツアンテ セッコNV カンティーネ・ロンコ  (参考上代 1,200円)

同じチェヴィコ社のグループの、トレッビアーノ・ロマニョーロ種を使った微発泡ワインで、こちらも人気が高くよく売れているとか。

泡が非常に軽快でエレガントなので、強すぎる泡はちょっと・・・という人にもオススメですし、泡大好きという人にも文句をいわせない品質だと思います。

爽やかでスッキリしているので、アペリティフはもちろん、アウトドアのお供に、ランチタイムにと、手軽に使えます。
初夏から夏は絶対にオススメ!の爽やかさですが、冬の時期のお鍋(水炊き、寄せ鍋など)にもいいと思いますよ。


お値段が手頃なカジュアルワインは、楽しんだ人の勝ち ですね


(輸入元:株式会社アグリ)



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 横浜イタリアンの名店「ラ・... | トップ | サロン・デュ・ショコラは体... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ワイン&酒」カテゴリの最新記事