ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

明治屋「おいしい缶詰」のラインナップに8アイテム新登場!

2015-02-23 10:00:00 | おいしい食べもん
グルメ缶詰として人気の 明治屋 「おいしい缶詰」 シリーズで、
人気の魚介系を中心とした 8アイテムが2015年2月23日(月)から全国で新発売されます。



株式会社明治屋(本社:東京都中央区)の「おいしい缶詰」は、素材や製法にこだわり、具材からソースまで一缶まるごと楽しめる、ちょっと贅沢なグルメ缶詰シリーズ。

2014年2月17日に16アイテムで発売を開始して以来、すぐに人気商品となり、同年8月には新6アイテムが追加投入され、2015年2月23日に、さらに新8アイテムを発売することになりました。

この新商品発表記者会見が2月4日に明治屋本社で行なわれ、“ワインに合うアイテムがある”ということで、取材に伺いました。



“発表会 兼 試食会”とあるように、しっかり試食もしてきました!



【人気の魚介系5アイテム】


左から)国産小いわしのオリーブ油漬け、国産さんま(甘辛煮/塩焼き)

『国産小いわしのオリーブ油漬(柑橘風味) 』 希望小売価格:550円(税込:594円)
国産の小いわしを柑橘の風味と酸味を効かせた オリーブ油に漬け込みました。
【相性の良いお酒】すっきりとした味わいのワイン/ビール

『国産さんまの甘辛煮(山椒風味) 』 希望小売価格:500円(税込:540円)
旬の時期に獲れたさんまを炙り、山椒の風味を効かせた甘辛だれで仕上げました。
【相性の良いお酒】優しい口当たりの日本酒/焼酎

『国産さんまの塩焼き(かぼす風味) 』 希望小売価格:500円(税込:540円)
旬の時期に獲れたさんまを塩焼きにし、かぼすの 風味を効かせました。
【相性の良いお酒】華やかな香りのワイン/焼酎



左より)国産さば(味付け煮/味噌煮)

『国産さばの味付煮』 希望小売価格:450円(税込:486円)
旬の時期に八戸港に水揚げされたさばを、魚介の旨みを効かせた出汁で煮付けにしました。
【相性の良いお酒】ふくよかな香りと旨みの日本酒/焼酎

『国産さばの味噌煮』 希望小売価格:450円(税込:486円)
旬の時期に八戸港に水揚げされたさばを、特製の 合わせ味噌で煮付けにしました。
【相性の良いお酒】コクのある奥深い味わいの焼酎/日本酒


【ごはんにもお酒にもよく合う3アイテム】

左より)国産炙りいか軟骨、牛肉すきやき、ムール貝のオリーブ油漬

『国産炙りいか軟骨』 希望小売価格:350円(税込:378円)
特製醤油だれに漬け込んだ国産いかの軟骨を炙り、やわらかく仕上げました。
【相性の良いお酒】芳醇な香りとすっきりとした味わいのビール/日本酒

『牛肉すきやき』 希望小売価格:500円(税込:540円)
牛肉、焼きねぎ、椎茸、しらたきを、昆布の旨みを効かせた割りしたで仕上げました。
【相性の良いお酒】程よいコクとまろやかさを持つワイン/ビール

『ムール貝のオリーブ油漬』 希望小売価格:500円(税込:540円)
ムール貝をにんにくと 白ワインの風味を効かせたオリーブ油に漬けました。
【相性の良いお酒】やわらかく口当たりのよいワイン/ビール



試食した感想としては、まず、どれもおいしい!
ちゃんと素材の味がわかり、調味料もいいものを使っているのがわかります。

味噌味や醤油味のサンマとサバは、ごはんのおかずや、日本酒や焼酎に向きますが、ワインに合わせるのは、ちょっと難しいかもしれません。

でも、青魚系は健康にいいですし、面倒な下処理と調理の下ごしらえが不要な缶詰は便利ですから、ぜひ積極的に取り入れたいアイテムですね。




魚介系の中で私のイチオシは、「国産小いわしのオリーブ油漬(柑橘風味)」
静岡産三ヶ日みかんのピューレを加えているため、さっぱりとした風味な上、イワシの身がキュッと引き締まって崩れにくいのが食べやすかったです。
思ったよりもたくさんのイワシが詰まっていたのも好印象でした。

この漬け汁はドレッシングとして使え、料理にアレンジできるのもポイント高いです。


小いわしのさっぱりサラダ(人参、レモン汁と合わせて)


ワインとの相性では、「ムール貝のオリーブ油漬」 もオススメします。
茹でたムール貝をニンニクと唐辛子で味付け後、白ワインの風味をきかせたオリーブオイルに浸け込んでいるので、白ワインとの相性はバッチリです。
茹でたパスタに絡めてもよく、残ったオイルはパンにつけていただくのもいいですね。

「おいしい缶詰」は “READY TO EAT”の缶詰ですから、開けたらそのまますぐに食べられる のが嬉しいポイント



缶詰は 災害時の備蓄食品として、東日本大震災以降に注目されてきましたが、
何よりも “味”にポイントを置いた 近年の“グルメ缶詰”の登場 が、缶詰の世界を大きく変えました。

“グルメ缶詰”について語ってくれたのは、缶詰博士として知られる黒川勇人氏。


黒川 勇人氏  (日本缶詰協会公認 缶詰博士)

昔から、缶詰といえば、甘辛い濃い味漬けのものが多く、おかずが足りない時のごはんのお供として活躍していました。

黒川氏によると、「今は昔と違い、お取り寄せなどで舌の肥えた人が多くなり、子供でもそういう子が増えてきたくると、20年前の缶詰では勝負にならず、今までにないおいしさと、こだわりの食材を提供する必要が出てきた」と言います。

グルメ缶詰の火付け役となったのが、イナバの 「ツナのタイカレー」(2011年)。
ネットや口コミを中心に人気が高まり、2012年に大ブレイクすると、各社も次々とタイカレーを発売。

これが機となり、各社は缶詰へのテコ入れを始めました。
例えば、国分の「缶つま」シリーズ は、最初から“酒のつまみ”として開発されました。
従来の缶詰よりも高い価格設定ですが、こだわりのコンセプトを持つ“グルメ缶詰”の先がけです。



近年は、“家飲み”する人も多いため、そのまま手軽に食べられ、アルコールのお供になるグルメ缶詰が好評です。

明治屋「おいしい缶詰」シリーズ は、発売当初の目標の年間5万ケースを大きく上回り、1.5倍の約8万ケースの出荷実績となり、出荷金額も7億円を突破!

この好調を受け、新しい8アイテムが2月23日に新発売され、畜肉系(牛肉・鶏肉・豚肉)15アイテム、魚介系(青魚・貝類・いか)15アイテムの合計30アイテム のラインナップになりました。

これだけあると、選ぶのに悩みますね(笑)




試食し、既存のアイテムの中で ワインに合いそう!と思ったのは畜肉系

例えば、「牛肉の粗挽き黒胡椒味」、「牛肉のデミグラスソース煮」、「牛肉の「プレミアムほぐしコンビーフ」、ソーセージ系。
「国産鶏のゴマ油漬(和風アヒージョ)」、「国産鶏の燻製オリーブ油漬」、「国産鶏のオリーブ油漬(和風アヒージョ)も、ワインとの相性バッチリ!

魚介系では、スモークや炙りをかけたものが香ばしくて、ワイン向きです。


人気の高い「広島県産炙りかき」      「鶏の和風アヒージョ」をマッシュルームと炒めて

そのままでも美味しくいただけますが、手を加えてアレンジしてもいいですね。



「おいしい缶詰」シリーズは、明治屋ストアーおよび全国のスーパーマーケット・コンビニエンスストア等で販売していますが、店舗によって、販売されているアイテムが異なります。
30アイテムありますから、あれこれ試して、自分のお気に入りを見つけたいですね。

そういえば、先日紹介した アルコールが店内で飲めるコンビニ「cisca」にも、「おいしい缶詰」シリーズが棚に置かれているのを見ました。
「おいしい缶詰」は、イートインにも最強&最適
次回は、ぜひここでワインと一緒にいただいてみたいと思っています。


「おいしい缶詰」 ブランドサイト
http://www.meidi-ya.co.jp/delicious-canned/


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