出エジプト7章からは、モーセとアロンがファラオに神の言葉を告げて「イスラエルの民を去らせよ」と語るが、聞き入れない為に神の「しるし」を現して試すことになる。これは5章に既にファラオに告げたことだが、そこでは三日の道のりを荒野に行かせて犠牲を捧げさせてくださいという要求だったが、事態は一層厳しくなった事から「ヘブライ人の神は主である」(16節)ことを明らかにするファラオとの交渉となった(1~5節)。
この時モーセ80歳、アロン83歳だったとある(7節)。交渉相手が高齢の弱い老人と見るか、威風堂々、民を導く最長老として見るのか。
7章では杖を用いて起したしるしが二つ出てくる。25節以下も杖を用いるが口語訳のようにここで区切り、8章としたほうが判りやすい。
7章から11章にわたって、十度の「災い」を示すことになる。エジプトの側では次第に大変な災害となり、頑迷なファラオは遂に二人の要求に応えイスラエルの民を去らせることになる。
ここではファラオの頑迷さは変らなかった(22~23節)。これは二人に神から告げられていたことで(4章21節、3節、13節)、予想範囲だった。これは8章以降にも続く。
神は心頑な者を支配するお方である。そしてまた、頑な心を砕かれるお方であることを知る(詩34篇19、51篇10、19)。
この時モーセ80歳、アロン83歳だったとある(7節)。交渉相手が高齢の弱い老人と見るか、威風堂々、民を導く最長老として見るのか。
7章では杖を用いて起したしるしが二つ出てくる。25節以下も杖を用いるが口語訳のようにここで区切り、8章としたほうが判りやすい。
7章から11章にわたって、十度の「災い」を示すことになる。エジプトの側では次第に大変な災害となり、頑迷なファラオは遂に二人の要求に応えイスラエルの民を去らせることになる。
ここではファラオの頑迷さは変らなかった(22~23節)。これは二人に神から告げられていたことで(4章21節、3節、13節)、予想範囲だった。これは8章以降にも続く。
神は心頑な者を支配するお方である。そしてまた、頑な心を砕かれるお方であることを知る(詩34篇19、51篇10、19)。