まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

年末

2008年12月28日 22時27分18秒 | Weblog
 とうとう今年も終盤。機械のオイルを変えて、地主さんに地代を持って行く。とても良い人でトラクターも貸してくれる。
 畑作業は周りの枯れた草を刈り綺麗にする。明日の最終の出荷を終えたら今年はほぼ終了。


 正月実家に持って行くお酒を買いに行く。まずは地元の油長酒造の“風の森”無濾過生原酒の新酒。ここは少し個性的。地酒と言われるものは米も地のものでなければおかしいと御所で出来た米を使う。品種も御所で昔から作られていた秋津穂という品種。食味で劣るので今では殆ど作られていない。酒米では無いのでどうだろうか?正月が楽しみである。
 そして前回紹介した吉野の花巴酒造へ。ここの人はホント親切に質問にあれこれと教えてくれる。今回は濁り酒の新酒。これも火入れをしていないので酵母が生きた状態。どんどん炭酸ガスが発生するのでこれは栓に空気抜きがある。その為横に出来ないので取り扱い注意である。
 これで正月の準備は整った。後は御節と・・・。

 今回ようやく“こばし”の饅頭が食える。事前に予約しておかないと決まって売り切れになる店。国道に面して前には歩道もない。とても店だとは思えないような感じ。でもここの饅頭はトビッキリ美味い。餡はこし餡、粒餡二種類。割りと塩気が効いている。でもこれが2個3個と口に運んでしまう原因か?甘ったるさを感じさせないのだ。車の中で二人で6個、その日に10個は私達の胃袋へ。美味しいものには弱い二人でした。

 このような店が理想かな。飾り気はないけど真面目に美味しいもの作る。そしてただ大量生産をするのではなく出きるだけ、売るだけ。無駄がない。特別な宣伝をする訳でもなく人が集まる店。
 自分達も過程の段階では難しくても最終的にはここへ行きたいなと思う。

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