関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

ついにFantomX6が・・・

2006年10月30日 03時12分48秒 | 音楽
金曜日の深夜、アルバム整理というノルマを何とか達成し、翌日秋葉原の楽器屋さんで「本体にメモリー、コンパクトフラッシュ、Xタイプのスタンドをつけてちょうど20万」の声にのりました。SRXなる拡張ボード(もちろんクラシック・エレピ!)はあまり値引きにはならなかったので、さらに2万ほどプラスですが、本体の定価が207,900円なので、おまけもついて少しお得かも。
以前は「STAGEAを買うためのSTAGEA貯金」だったものが「MOTIF貯金」になり、それがまた変わって「Fantom資金」となりました。

きのうの午前中に届きました。とりあえずきのうはボードの取り付けと音出しと、ごくごく基本的なことだけやってみました。音は・・・やっぱりいいです!とにかくいっぱい入っているので、どれがどうとは言えませんが、
「楽器そのものやん!」
と思えるものもありました。ブラス系なんかも、20年前のシンセとは比べものにならないほど。(そりゃそうか・・・)粒立ちがよくて音がシャキッとしてます。オーケストラヒットも普通に入っててびっくり。
そして何と言っても別売ボード。買ってよかった(涙)欲しかったRhodesの音そのもの!(あ、書いちゃった)

これからこれを使いこなしてなんぼなので、できることからこつこつと(?どっかで聞いたフレーズ)ちょっとずつやっていこうと思います。適当にさわってみたけどわかんないからいいや、となるのだけは避けたいので。何せ「Fantom=怪人」です、どれだけすごいものなのか、今はまだ想像がつきませんが、少しずつ使えるようがんばってみます。

Fantom購入大作戦

2006年10月26日 00時16分54秒 | 音楽
先日「使えた!」と喜んでいたエフェクターですが、換えたばかりの電池がもうなくなっているところをみると、やはりあまりいい状態ではないのかもしれません。専用のアダプターを使うほうがいいようなことも書いてあるので、どうにかして使いたいものです。それにしても四角い電池、470円もしたのに・・・。

新しいシンセ、Roland FantomX6を購入するにあたって「今週末までに子供2人分のアルバムをそれぞれ1年分、合わせて2年分整理することができたら買ってよし」との課題、着々とこなしております。ただ、きのう貼ろうとしてセレクトしてあった写真8枚を、いつの間にか娘にはさみでズタズタにされていてショ~ック!ネットプリントで焼き増しを頼んだら、出来上がりが3日後に。息子の方のアルバムが金曜までストップしてしまいましたが、その間に娘の方をがんばります。
息子に言われてしまいました。

「この家の人って、ごほうびがないとがんばれないんだね」と・・・。

正しくは私と息子が、です。ダンナさまには一切関係ございません・・・。


”Dimension”という名のエフェクター

2006年10月24日 00時10分28秒 | 音楽
正式名称をDimension Cといいます。学生時代バンドをやっていたときに、唯一買って持っていたエフェクターです。今から約20年前に買いました。

きのう、ベースが欲しいダンナさまと、Roland FantomX6が欲しい私とで、めずらしく1台のパソコンで楽器屋さんを検索しておりました。重さや機能の面でやっぱりFantomX6に気持ちが固まりつつある私。たまっているアルバム整理というノルマを課し、ノルマ達成でFantom購入という青写真を描いております。一方、DTXがあるものの、夜はうるさくてたたけない、休みの日にたたこうものなら、必ず「わたしがやる~」とジャマが入り、ダンナさまがドラムに向かうことはここ最近ほとんどなく、同じ音楽仲間の私としてはちょっと寂しい。同じリズム楽器だからか、どうもこのところベースが気になるダンナさまに、ここはひとつベースでも買ってもらって、聴く一方だった音楽への情熱を取り戻してもらおうではないか!
というのは表向き、実は私もベースがあれば、サンプリングして西脇さんがライブでやっておられたような「なんちゃって日野賢二」ができるかも!そんな浅はかな考えもあって、ベース購入にOKサインを出したわけです。

「ベース買うならエフェクターもそのうちいるよな」
「そういえばうちに1個あるよ」

エフェクターについて詳しく書かれたサイトで探してみたのですが、どうもDimensionは載っていない。そこで「エフェクター Dimension」で検索してみると・・・。何と、すでに生産を中止している、レアものだったんです。確か買ったときは5000円くらいだったと思いますが、オークションで5倍くらいの値がついていました。
「唯一持ってる紫のアレが、実はお宝?」
出してまいりました。今日、ロフトでほこりをかぶっていたのを。電池を交換してS80につないでみました。すると・・・。まだ使えました!何と表現したらよいのか、音が揺らぐ感じで、きれいな透明感のある音になります。昔はKORG DW-8000につないで、エレピとかにかけていたと思います。ちょっとコーラスがかかったようになって、広がりも出て。ピアノ系にかけてもあまり面白くないので、オルガンにかけてみました。すると、すごくいいんです、これが!オルガン特有の揺れにちょうど合うようで、パーカッシヴな音がすごくかっこよくなりました。レズリースピーカーというのをオルガンには使うそうですが、それの効果に似てるのかも、とも思いました。
シールドの接触不良のせいか、使えるときと使えないときがありますが、ちょっとうれしかったので、これからまた使おうと思います。

折りしも今日、DIMENSIONのSTBライブのチケットが届きました。この名前には縁があるということで。ついでに私のパソコンもDimensionだったらよかったのに・・・。

KK JAM Live@BAJ Part2

2006年10月22日 08時56分55秒 | 音楽
この日の窪田さんは黒のタンクトップ?に透ける感じの白っぽい柄ものシャツ、黒のベロアのパンツ姿でした。靴は黒っぽい革靴で、ヒール(って言うのかな、男物でも)のあるタイプのものでした。勝田さんは白のシャツがまぶしかったです。石川さんは・・・。覚えていません、ごめんなさい。
最初に席に案内されたとき、
「あ、ピアノがセッティングされてる!!」
と、嬉々としてしまいました。ピアノの手前には上がもちろんD-DECK、下にMOTIF ES7が組まれていました。
1stステージの間は、ピアノの曲が出てこないことに気がつくひまもないほど、白熱した演奏で、こんなに熱いKK JAMは(まだ3回目ではありますが)見たことがない!という感じでした。
休憩が終わって登場された窪田さんが座ったのがピアノの前。ちょうど背中の真後ろで見る感じ。それはそれは繊細なタッチで始まったのがアルバム「KOOL JAMMING」の中の曲「Sat'is-fy」。ソロ・ピアノでした。
私は窪田さんのファンになって2年たらずとまだ日が浅く、昨年からBAJで拝見してきたライブでは、シンセかエレクトーンのみの演奏でした。ここ最近、自分の中でピアノへの愛着が増し、ぜひ一度窪田さんのピアノを生で聴いてみたいと思っていました。そんな中、KK JAMとしては初めての試みだったようで、その静かで美しく、かつダイナミックな演奏を聴いているうちに、ぽろぽろと涙がこぼれました。この場に居合わせたこと、願いがかなったことのうれしさと、素晴らしい演奏に感動する気持ちが一緒になりました。ここのところ、ライブへ行くたびに泣いてしまいます。元々涙腺が弱いのかもしれませんが、感動したりうれしかったりして流す涙は、心をきれいにしてくれるような気がします。

2曲目はピアノとサックスのデュオで「Smooth In Love」でした。この曲もとても優しくて、ゆったりとした気分で聴くことができました。デュオというのはどんな楽器の取り合わせもいいものです。曲の最後のほうで力強いドラムが入って、とてもいい感じの終わり方でした。デュオといえば次に期待したいのが、InterFMにご出演された際、石川さんがリクエストされていたスティーブ・ガッドとチック・コリアの曲。あの曲はエレピもいっぱい出てくるので、今後ぜひとも聴きたい1曲です。

勝田さんがひらめいたという新しいコード進行(2小節分とか)をモチーフに、窪田さんが作ったちょっとめずらしい16ビートの新曲、いつ聴いてもかっこいい「Obsession」と続き、またまた窪田さんの足鍵盤コーナー。「Walk'in」は定番のようです。相変わらず早い。かっこいい。
そしてこれまた怒涛の曲、「Duration」でお別れ。始まってすぐ、窪田さんの
「早ぇ~っ!!」
との叫び声が。石川さんの洗礼だったのでしょうか。最後の曲にふさわしく、大盛り上がりのうちに2ndステージ終了。

トイレから戻ってきたときには、もうアンコール曲が始まるところでした。みなさん黒に大きなラガー缶のイラストの入ったTシャツを着てらっしゃいました。黒T&ノベルティの好きなダンナさまのお土産にちょうどいいかも、と思ったのですが、非売品とのこと。残念。売ったら売れるのに・・・。
1番前の席だったjunkoさんが席を替わってくださったので、ほんとにすぐそこ、という距離で見ることができました。アンコールは「Moment」。手拍子でもしたくなる感じでしたが、KK JAMって手拍子ないんですよね。いい感じで聴きながら窪田さんの足鍵盤を見ていて、一つ発見したことが、「Moment」のベースの音が途中でチョッパーみたいにうねるところがあって、それはどうやって出しているんだろう、と思っていたんですが、右側にあるペダルを踏んで出していたんですね。ようやく謎が解決しました。junkoさん、替わってくださってありがとう。すっきりしました。

MCで勝田さんが「CDも出ちゃったし、もうただのジャム・バンド、みたいな言い訳はできなくなりました」というようなことをおっしゃっていました。誰がやっても同じ、というのではなく、窪田さん、勝田さん、石川さんの3人にしか出せない音、だからかっこいい。今度は11月19日のセッション2006、楽しみにしています。

TRIX、DIMENSION、KK JAMと、それぞれ全く違うタイプのバンドの音楽を楽しめる私は、本当に幸せものだと思います。いつも書いていますが、日本のフュージョンやジャズが好きでほんとによかった。そしてこれは偶然なのでしょうが、沼澤尚さんや小野塚晃さん、そしてKK JAMと、私がファンのピーク時に、それぞれリーダーアルバムが出ているのです!(ちょっと自慢げ♪)沼澤さんにいたっては、ロゴ入りスティック欲しさにアルバム2枚持ってます。おバカでしょ~?

KK JAM Live@BAJ 2006.10.18

2006年10月20日 00時52分18秒 | 音楽
毎度のことながら窪田特等席をお願いしたところ、またまたお隣はjunkoさんでした。(よかった~)お向かいのお2人も3月のときと同じ方で、色々お話できて楽しかったです。
今回は「174th KIRIN LAGER CLUB」という冠つきのライブだったので、7時45分頃に登場されるなり、勝田さんからキリンの宣伝が。
「174回目らしいですよ、僕渡辺貞夫さんのやつ行きましたけど、ドラム石川さんだったんですか?!さすがミュージシャン歴40年!」とのくだりが笑えました。
1曲目からミドルテンポのかっこいい新曲でした。2曲目「Wind It Up」でさっそく3人のパワフルさが炸裂。勝田さん、窪田さんについては、いつもすごい演奏だという頭で観に行くのですが、ライブに行ってみていつも思うのが、

「やっぱり石川さんのドラムはすごい」。

最近は野球帽ではなく、ジョー・ザビヌルみたいなニット帽の石川さん、相変わらず淡々としつつ、ドラムは熱い。
3曲目「Groove Jam」へと続き、ちょっと意外だったのがアルバム最後の曲で静かめの「Tune Req」が、ライブで聴くとすごくよかったこと。窪田さんの言われる通り、確かに勝田さんは吹き通しでした。勝田さんのSAXが堪能できる1曲でした。
前回私が窪田さんを拝見したのは、ちょうど3ヶ月前のTRIXで、その時はMCはほとんどなく、覚えているのは「エロいよ、オレは!」の捨てゼリフだけ。久し振りに聞いた勝田さんとの掛け合いはやっぱり面白くて、結構笑わせてもらいました。そんな中、次の曲紹介を
「石川にやってもらいたいんだよな」
と窪田さんがふり、勝田さんがマイクを持って石川さんのところへ。するとそのマイクを手に取った石川さんが一言、

「らっちもーど、です」

と曲紹介を!これはものすごくめずらしいことだそうです。「ミュージシャン生活40年のうちで初めてのMC」とか言われて恥ずかしそうにしている石川さんがかわいかったです。その「Latch Mode」もかっこよかったのですが、その次の1stステージ最後の曲がまたすごかった。前日は名古屋でD-DECKの製品発表会でのライブがあったそうで、夜、勝田さんの「缶ビールじゃなくて生ビールが飲みたい」というわがまま?に「オレ早く帰って曲作りたいんだけど」という窪田さんの申し出を、石川さんは「じゃあおまえだけ先に帰って曲作れば」と。ひどい!結局ライ○ンで生ビールを飲んで帰ったそうですが、帰宅後窪田さんは朝の4時まで作曲をし、また早起きをして朝の11時までに何と2曲も作られたそうです。連日連日違う場所でのライブをこなしつつ、寝る時間を割いて曲を作る。心から尊敬してしまいます。そしてできあがった曲を当日のリハーサルだけで演奏してしまうという・・・。

「とちったら「ああ、プロもとちるんだ」ということで」と最初におっしゃっていましたが、それはそれはゴージャスな感じのブラスがキメキメの、とんでもなくカッコイイ曲で、「これが数時間前にできた曲か?!」という感じでした。最後もバシッとキマッて、石川さんと笑顔を交わす窪田さん、素敵でした。
超人?天才?言葉が見つかりません。曲というのはたとえ頭に浮かんでもすぐ消えてしまうし、それを譜面に起こして形にしてなんぼなので、その作業が次々とできてしまう窪田さんは本当にすごい人だと思います。一体今までにどれほどの曲を、世に出してこられたのでしょう。あやかりたいです、ほんと・・・。

石川さんありがとう

2006年10月19日 01時05分24秒 | 音楽
日付が変わったのできのう、また一つ心に残る出来事がありました。
BAJでのKK JAMのライブで、私がずっと聴きたいと思っていた窪田さんの生ピアノを、初めて聴くことができたんです。
何でもライブの2日くらい前に石川さんが急に「窪田、おまえピアノ弾け」と。「2曲目は勝田とデュオやれ」と。
2ndステージの1曲目、「KOOL JAMMING」の中の「Sat'is -fy」を聴いていて、あまりに幸せで涙がこぼれました。窪田さんの背中と少しだけ見える右手をじっと見つめながら、「今日このライブに来れて本当によかった、留守番をしてくれたダンナさまに、今日初めて泣かずにバイバイしてくれた娘と、留守中妹の世話をしてくれたであろう息子に、KK JAM初の試みを決めてくれた石川さん、そして素敵なピアノを聴かせてくれた窪田さん、本当にありがとう」

詳しいことはまた後日ゆっくりと書きます。とにかく今は感謝の気持ち・・・です。

明日はKK JAM!

2006年10月17日 18時31分49秒 | 音楽
新曲もあるそうなので楽しみです。7月18日のTRIX以来、ちょうど3ヶ月ぶりの窪田さん。お元気だといいな~。
予習にKK JAMを聴かなければいけないところですが、昨日michiさんにいただいた「Yellow Spirits」を聴いてしまっています。シングルの「gala medley」が私にとってはとても新鮮で。昔はこんなに明るくてキャッチーな曲をたくさん作っておられたんだなーと。その中で耳を引く曲がありました。
メドレーでしかも私はほとんど曲のタイトルがわからないので、「THE ELECTRIC FUTURE」から始まって4曲目くらいかな、ゆったりした静かめのメジャーの曲が、昔よく聴いたある曲を思い起こさせたのでした。その曲の入ったアルバムは本当によく聴いたし、今でも大好きな1枚です。それが

”The Dude”(邦題:愛のコリーダ)/ クインシー・ジョーンズ

の中の7曲目、「One Hundred Ways」。ジェームス・イングラムのボーカルで、ギターはダンナさまの好きなスティーブ・ルカサーでした。(知らなかった!)エレピやシンセが効いた、優しくてきれいな曲なんですが、窪田さんのメドレーを聴いてすぐにこの曲を思い出しました。このアルバムは81年のものですが、今聴いても本当にかっこいいし、全く古さを感じさせないです。8曲目の「Velas」の、トゥーツ・シールマンスのハーモニカなんか、もう甘くてとろけそう。1曲目の「愛のコリーダ」は少し前に山田優ちゃんのジンジャーエールのCMに使われていました。ボーカルものがほとんどで、分類は「ブラック・コンテンポラリー」となっていますが、私はフュージョンと思って聴いています。それにしてもこれが25年前のもので、昨日書いたハービー・ハンコックが28年前。その辺のものに愛着を感じてしまう私は、やっぱり・・・?!

CDラッシュ!でも新譜は1枚

2006年10月16日 18時22分02秒 | 音楽
昨日、ダンナさまが頼んでくれたCDが4枚、HMVから届きました。西脇辰弥さんのライブでいっぺんに好きになったハービー・ハンコックの「I Thought It Was You」が入ったアルバム「Sunlight」(78年)(やっぱりいいです、ヴォコーダーも曲の浮遊感も。シンセの音の古さがかえって落ち着きます)、カシオペアのレコードをCDに買いなおしの「Eyes Of The Mind」(81年)(久々に聴いてすごく懐かしかったのが「A Place In The Sun」、高校生のときこの曲で創作ダンスを踊ったのを思い出しました)、デイヴ・コズの「Silverlining」が入ったアルバム「Lucky Man」(93年)(やっぱりライブのほうがいい感じでした、オーケストラ・ヒットが入っているのが時代の象徴?)、唯一の新譜、塩谷哲「Hands of GUIDO」(トリオでのジャズテイストから、またいつもの塩谷さんらしい感じに)。

そして今聴いているのが、今日初めてお会いすることができた、いつもブログでお世話になっているmichiさん(世代は違えど音楽の話が何でも通じる方とお話できるのは、本当にうれしいことです)にダビングしていただいた、窪田宏「The Best of Hiroshi K. Yellow Spirits」(99年)。私が持っている逆輸入版「I'll Always Be」とジャケットは同じですが、聴いたことがない曲もたくさん入っていました。
何よりうれしいのが、ご本人の曲紹介コメント。「Gali De Party」のタイトルの由来を今頃知って驚いているのなんて、私くらいじゃないでしょうか。そっかー、あのピンクの・・・。あと、3曲目「Take It To The Limit」(曲は「FIRE」に似た感じでポップなノリのいい曲で好きです)のコメントが、

「女性ボーカルって、僕にとっては、架空の彼女が問いかけてくれる、みたいなイメージがありますね」

キャ~!!!そうなんだ~。そういえば窪田さんの曲には女性ボーカルのものが何曲かありますね。それぞれが違う架空の彼女のイメージで作られているのかな。

アルバム最後の曲「Can't Get Over You」はとてもきれいなメロディで素敵な曲です。曲作りにイメージはとても大切なので、私も大好きな人をイメージして曲を作りたいって思いました。それにしてもプロのミュージシャンの方々は、日常生活をしていてそういった素敵な曲ができるものなんでしょうか。それとも感性を高めるために、一人秋の海に行ったりするのだろうか・・・?

やればできる!

2006年10月13日 01時57分27秒 | Weblog
日付が変わってしまったのできのうですが、ダンナさまが「市原ひかりwith秀景満」に行ってきました。以前はモロJAZZのライブには行かず、どっちかというとロック系フュージョンが中心でしたが、人間歳をとると変わるもんです。初めてのジャズ・オンリーのお店は新鮮だったみたいです。
まあ観に行くのがひかりちゃんで、しかも演奏が秀景満だからこそ、未知の領域にチャレンジしたんだとは思いますが。
私達夫婦は同級生なんですがそれにしても、8歳年上の窪田さんに「大人の男の魅力」とかいってキャーキャー言ってる私と、16歳!年下のひかりちゃんにキャーキャー(は言ってないか)言ってるダンナさまと・・・。どう見ても変な夫婦です。

話変わって、きのう息子の学校の宿題で「なわとびの二重とび40回」という、とてつもない課題が出されました。私達夫婦に似てかわいそうなことに運動があまり得意でない息子、それでも去年あたりに二重とび1回ができるようになり、それだけでも快挙でしたが、人間やればできるもんです。
「3回以上できたらDSソフト」(物でつる事の賛否両論はあろうかと思いますが、私自身つられてきた人間なので、子供のうちはある程度有効かと)と、同じクラスの女の子が一緒にがんばってくれたお陰で、2回が3回、3回が4回と回を重ね、最終的に連続5回できるように。見ていたこっちも本人もびっくりでした。
結局ケロロ軍曹の雑誌で落ち着いてくれたので、ソフトは40回できたら、ということで、本人も納得済み。
彼のがんばりを見ていて、私も負けていられないと思いました。

楽器フェスティバルに行って以来、新しいシンセを買ったものの、シーケンサーが使いこなせなかったらどうしよう、という迷いが出てしまい、どうも気持ちが落ち着かないのですが、とにかく何でもやればできる、やらなきゃできない。きっとああいうものは「慣れ」なんだと思います。慣れなきゃ先に進まない。
ピアノの練習も日によってできのいい日と悪い日がありますが、とにかく弾く!毎日毎日弾き続けていると、難しかった曲もだんだん整ってくるもので、やっとディズニーの「ホール・ニュー・ワールド」が弾けるようになってきました。案外難しいんですよね、ディズニーの曲って。

以前実家に帰った時、京都の清水寺近くの和風雑貨のお店で、かわいい猫のイラストが入ったメッセージカードを買いました。そこに書かれた力強い言葉、

「やればできる あきらめない がんばる」

いい言葉だと思いませんか?がんばるぞ~。

きのう公園で・・・

2006年10月11日 08時33分38秒 | 音楽
普段生活をしているうえで、フュージョン系の音楽の話ができる相手は、私の場合ダンナさまだけです。このブログを読んでくださるみなさんなら、あまりに少ない周囲のフュージョン人口を嘆く私の気持ちが、わかっていただけると思います。もっと気軽に趣味の話ができるといいのに・・・。常々そんな風に思ってきた私のもとに、きのう、一つの奇跡が・・・。

関東はきのう見事な秋晴れで、ここ最近娘を公園に連れて行ってあげなかったので、朝から行くつもりにしていました。上の子のときは男の子だったし、お友達もまだ少なかったので、毎日のように公園通いをしていましたが、2人目になるとついつい・・・。週1回児童館にも行ってるし、まあいいか、と。
久々に午前中の砂場に行くと、知っているお友達がたくさん来ていました。その中に赤ちゃんの頃に児童館で知り合った、若くてさばさばした感じの素敵なママがいて、その人の近くに砂場道具を広げて話しはじめました。
私は今、子育てに奮闘中のママさん達に、クリスマスにピアノを聴いてもらう会を開こうと思っているので、音楽が好きならいいな、と思い、いつもみんなにしている質問、
「何か音楽聴く?」
と聞いてみました。するとその人は
「TUBEが好き」
とのこと。最近も子供が生まれてから初めてライブに行ったそうで、ライブにも行くならもしかして知ってるかな~と思い、ダメもとで
「サックスの人って知ってる?」
と聞くと、その人は真顔であっさり、

「勝田さん?昔好きだったからDIMENSIONのCDも2枚くらい持ってるよ」

ええええ~~~~!?勝田さんを知っている?DIMENSIONという言葉を家の近くの公園の砂場で聞けるとは!その後その人の口からは小野塚さんの名前も飛び出し、もうびっくりするやらうれしいやら。ここの土地に引っ越してもうかなりの年数がたちますが、今まで子供関係で知り合った人の中でそこまで知っている人は初めてでした。お昼ごはんを食べに家に帰るというその人とお子さんを、その後家に呼んだのはいうまでもありません。もう、ほんとにうれしくて・・・(涙)
ジャケットを見せると、持っているのは1stと2ndのようでした。高校生くらいのときに勝田さんのファンだったというから、結構渋好みかも。
TUBEのライブも子育て中はなかなか行けずに、最近何年ぶりかで行ったそうです。子供を連れて来ている人は結構多いそう。でもあきちゃったりしてかわいそうだとか。
子供が小さいから、という理由でライブに行けない、連れて行っても気になって楽しめない。
子育てを仕事として考えるなら、何をやっても思い通りにはならない、本当に忍耐とストレスの連続の、大変な仕事だと思います。子供は放り出すわけにはいかないから、小さいうちはいつも一緒。でもちょっとの時間息抜きしたい、気分転換したい。
子供は近くで遊んだり走り回ったりできて、大人は少しの時間ゆっくりと音楽を聴いて。そんな環境が理想的です。託児付きのライブやコンサートが当たり前の世の中になってくれたらいいのに・・・。

子育てママにこそ、音楽は必要なんです。