残念無念!とうとう安保関連法案参議院で通っちゃった!
こんな非道なこと、久し振りに無力感、喪失感を味わった。国会を取り巻く大勢の同志が感じていることだろう。
しかしNHKの報道を見ていると、その偏狭性がよくわかる。
これについての国民の反応を紹介する時にまず「賛成の集会」を映し出す。そしてインタビューもー
その後、国会を取り巻く何万という民衆をそっと!映し出す。
これは平行性というものではないだろう。
ここで絶望してしまうのではなく、しっかり反省するべきだ。あの強行採決の暴挙を行って恥じない議員を選んだのは誰か?
東京オリンピック問題でもアスリートをそっちのけで変な方向へと走って行った責任者を見てみても、最高責任は首相が負っているし、太っとぼけた爺さんは元首相だよ。あんな人だって選ばれた国会議員なんだ。
国民が政治を他人事ではなく自分のこととして考える習性をもたない限り、日本は変わらない。
私の住んでいる村でも、村長が不正なことをしながら、とうとう責任を取らないで(減給措置だけは格好で決めている)続行を決めたらしい。議会も圧倒的多数でそれを支持したというから、この村の社会にも絶望する。自然は噴火しようが絶望も恨みも持たないけど、この人間たちには呆れてものも言えないーいやそれでも諦めてはいけないのだ。
民主主義は市民の一人一人の意識が高まり、権利や一方の義務にも十分学んで心から改革されて初めて一人の意志が糾合し多数となり社会を変革していくことになるのだ。