まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

なぜ日本に格差是正の「反新自由主義」運動が起らないのか!

2016-04-27 | 発言
フランスで「新自由主義からの脱却」を掲げた新しい社会運動が起きている。1%の富裕層に対する批判で広がった米国の「オキュパイ運動」やスペインの新しい左翼政党「ポデモス」の躍進に通じる動きで、SNSを使って若い世代が自発的に集まっているのが特徴。現行の銀行システムや富裕層と敵対し、オランド大統領の社会党政権にも批判的だという。

 運動は「Nuit Debout(ニュイ・ドゥブー)」と名付けられ、ツイッターなどの呼びかけでどんどん広がっている。「ニュイ・ドゥブー」は日本語に訳すと「(膝を)屈しない夜」という意味の造語。先月31日、パリの共和国広場に集まった人たちが、夜になっても立ち去らなかったことから、その名が付いた。労働基準を緩和しようとする政府法案への反発がきっかけだったという。

 その後、「ニュイ・ドゥブー運動」はパリからフランスの地方都市にも広がり、今月23日には海を越えて、カナダのモントリオールでも集会が開かれた。いずれも「反グローバル主義」「反新自由主義」を掲げ、「これに代わる経済システムを勝ち取ろう」と訴えている。

何度も言うように、日本でも、年収200万円の非正規労働者が2000万人に達し、6人に一人の子供が貧困で昼飯も食えない状況にある。日本に貧困層というものを定着させてしまった。

これはアメリカの押し進めるグローバリズムを盲信し、小泉・安倍が労働派遣法を改正してきた結果である。

貧困者をボトムアップし、労働者の全員を正社員化し、「中流階級」を増やすことこそが国内消費を上向かせることができる。

それらに逆行し、大企業を優先してきた結果、アベノミクスは大失敗に終わってしまった。

ところが、フランスのように、日本では、反新自由主義の声が上がらない。

野党トップの民進党は第二自民党化し、大企業ばかりの労働貴族の連合がバッグボーンにいるからだ。

貧富の差が激しくなり、1%の富裕層て゛28億人もの人間が食える世の中というのは、人類の目指す道ではない。

「反グローバル主義の新たな経済システム」を構築する時期にきている。

日本人はもっと声を上げるべきだ。


ドラマ「ラブソング」のどもりに胸がつまる。

2016-04-27 | 発言
今やっているテレビドラマ「ラブソング」。
40代独身の主人公神代広平(福山雅治)の前に、天賦の才を持つ歌うたいの女性が現れて、というストーリーだが、その女の子、藤原さくらが演じる佐野さくらは、児童養護施設育ちで、他者とコミュニケーションを取るのが苦手という女性。大型車の整備の仕事をしているが、職場でのある出来事がきっかけで企業カウンセラー神代広平の元を訪れることになる。

実は彼女は吃音症。

実は僕も小さいときからドモリで大変苦労した。

ドラマを観ていると、身につまされる。

彼女の演技は実に「どもり」のリアリティーがあって、「そうだよなー」と共鳴してしまう。

このブログ左下の「青春哲学の道」においらのどもり時代の苦労が書いてあるが、自分で言うのもなんだけど、どもりってのは、一途で純粋な性格になる。

それが彼女にもよく出ていて、思わず頷いてしまう。

「どもり」というのは今では差別用語になっていて「吃音」という言葉でテレビでは展開していたが、4話目で、初めて、歌う時は「どもらないから」、というセリフが出てきた。

おいらなんかからみると、「吃音」なんてチャンチャラおかしく、「どもり」が適切である。それほどみんなからバカにされてきた。
でも「どもり」は放送禁止用語じゃないのかな? テレビ局は大丈夫かな。

話はそれたけど、高校時代、教科書の朗読なんか、先生に当てられると、顔を真っ赤にして一行も読めないのである。教室内は隠れた笑い声で充満する。その屈辱たらありゃあしない。
そんなことをあらゆる場所で体験して、どもりたちは育っていく。

どもるのは自分が悪いからと、自分を責める。

そして、どもりたちは、どうしても一途で、純に研ぎ澄まされていく。

どもりとして生まれた以上、これも、ひとつの、人生、である。



三菱自動車、もう完全にアウトだね。

2016-04-22 | 発言
「2000年のリコール事件以来、コンプライアンス第一を社内で浸透させることをやってきたが、やはり社員一人ひとりすべてに浸透させることはできなかった」(三菱自動車工業・相川哲郎社長)

 三菱自が、燃費試験で不正行為を行っていたことが発覚した。2度の大規模なリコール事件を経た後、三菱グループが支えることで経営再建を図ってきた同社だが、3度目の不祥事を受け経営危機の影がちらついている。

三菱自動車は、会社全体が「隠ぺい体質」。

社員がクビを恐れて隠しまくる体質になっている。

自動車は消費者の安全・死と隣り合わせの商品。

こんな体質で造られた自動車なんてたまったものではない。

今日の同社の株はストップ安になっているが、消費者も離れて、こりゃあ、倒産だな。

三菱グループで過保護にしていた結果がこれだ。

なんか家庭の子育てと同じだな。



あさチャン夏目三久ちゃん、どうして黒メガネかけたの?

2016-04-22 | 発言
ありゃりゃ!
4月22日、夏目ちゃんを観ようと、「あさチャン」観たら、
なんと、美人の夏目三久ちゃんが、大きな黒メガネをかけている。
なんで? どうして?
おいらは、夏目さんの清純で美しい顔立ちにゾッコンなのだ。

その顔に黒メガネ!

それはないだろう!

悲しくなってしまったぜ!

追伸。

調べたら、夏目ちゃんは大学卒業して、日テレに入社。日テレが清純派の女子アナとして育成していたら、ベッドの上でコンドーム箱を持った夏目ちゃんの写真が投稿され、日テレを退社し、フリーになったとか。「あさチャン」のメインキャスターは二年前からって、最近ヒトメボレしたので、知らなかった。
今回のメガネ騒動もネットで話題になり、「彼氏に殴られた」とか、「整形手術をした」とか、まぶたの腫れが原因のようです。どこかにぶつけてケガをして、病院で手当てをしたらしく、まぶたに絆創膏を貼っていて、それをカバーするために、黒めがねをかけているということみたいですね。
はやくよくなるといいですね。

国連に指摘された日本の報道の「不自由」!

2016-04-22 | 発言
国連人権理事会が任命した特別報告者(表現の自由担当)のデビッド・ケイ米カリフォルニア大アーバイン校教授が19日、訪日調査を終え「日本の報道機関の独立性が深刻な脅威にさらされていることを憂慮する」として、放送法や特定秘密保護法の改正を求める声明を発表した。

表現の自由を担当する特別報告者の訪日調査は初めて。日本政府への正式な勧告を来年発表する予定という。

放送事業者に「政治的公平」を求めた放送法4条の規定を根拠に、高市早苗総務相が放送局の電波停止に繰り返し言及した問題について「大いに懸念を抱いている。4条を廃止すべきだ」と述べた。

日本は政府が放送免許を認可し、放送行政を監督していることに関し、政府ではなく独立行政機関が監督すべきだとの考えを示した。

まったく、その通りである。

日本のマスコミは完全に死んでいる。

国連にまで指摘されて、日本の報道機関は恥ずかしくないのか!