がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

小児がん後遺症深刻 低身長や不妊…厚労省、初の就労調査

2013年08月02日 | Weblog
2013年08月02日 15時26分39秒

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/657290/



産経新聞 2013/05/25 15:55



「小児がん経験者が骨髄移植や化学療法の影響で低身長や不妊、記憶力低下などの後遺症「晩期合併症」を抱え、自立や就労の障害になるケースが多いことが25日、厚生労働省 研究班の初めての調査で分かった。小児がんや晩期合併症の社会的な理解のなさが原因とみられ、専門家は「行政による就労支援が必要だ」と指摘。研究班はさらに詳細な実態把握に向け、6月から患者に対し個別のインタビュー形式で調査を行う。

 調査は昨年7~8月に実施。小児がん保険の問い合わせをして判明した小児がん経験者ら約600人(平均年齢24歳)にアンケート用紙を送付した。239人から回答があり、うち112 人が晩期合併症があると答えた。アンケートでは、学生以外の未就職者は33人おり、ほとんどが「就職したい」と答えていた。

 自由記述欄には「就職活動をしても合併症のために就労の場がなかった」「就職したが低身長のために辞めることになった」などと書き込まれ、晩期合併症が就労の障害になっている現状が浮かび上がった。「就職していても健常者の7割しか給料がもらえない」といった記述もあった。

 研究班メンバーで愛媛 県立中央病院小児医療センター長の石田也寸志さん(55)は「自立を目指す小児がん経験者が就労で困っている現状を把握するために調査した。小児がんは数が少ないため、社会の理解が不足していることを痛感した。晩期合併症を抱える経験者は健常者と障害者のはざまにいる」と指摘。「仕事をして社会に役立ちたいという経験者も多いので、訓練を実施するなどの支援が必要だ」と話した。」



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。