大阪近代建築BLOG

消えていく近代建築に異議申し立て
-大オオサカまち基盤(大バン)-

海岸通建物物語4

2009-03-17 13:50:28 | Weblog
4回目を迎える「海岸通建物物語4」が今年も開催されます!

以下、会場のステムギャラリーさんのページより転載



■2009年4月1日(水)-5月15日(金)
 午前11時-午後7時 
 日曜・祝日休廊(4月25日、5月2日、4日、5日、 9日は休廊します)


[関連企画]
◇「針穴の赤レンガに会いに行こう」写真展
 商船三井築港ビル2階ぬきえもんにて開催(4月18日まで)

◇「まちかどの近代建築」写真展
 天満屋ビル2階お茶と雑貨のハaハaハaにて開催


[イベント]
◇4月4日(土)3時
酒井一光氏講演「煉瓦造の訴求力-建築・遺跡・破片-」(菓子お茶付き)

◇4月8日(水) 7時
HAZEL.A氏「ペーパークラフトを作ろう!」(材料費込み・あんパン飲み物付き)

◇4月11日(土)5時
「夕暮れの赤レンガを見に行こう! ツアー」(ワインおつまみ付き)

◇4月15日(水)7時 
円満字洋介氏「水上庭園天保山の江戸時代」(あんパン飲み物付き)

◇4月18日(土)6時
岡崎紀子&佐藤啓子トークショー「都市風景への旅」(ワインおつまみ付き)


イベントはすべて要予約。参加費はすべて1000円となります。
メール(info@jkgraphis.biz)または電話(06-6599-2877)でお申し込みください。

たくさんの方々の参加をお待ちしています!






第10回村野藤吾建築設計図展 ―アンビルト・ムラノ―

2008-12-05 23:50:37 | Weblog
第10回村野藤吾建築設計図展 ―アンビルト・ムラノ―

 村野藤吾は、200以上もの優れた建築作品を遺した、多作の建築家として知られています。しかしその多作の背後には、建物として実現することなく図面上の計画だけに終わった数多くのアンビルト作品がありました。第10回となる今回の村野藤吾建築設計図展は、アンビルト・プロジェクトに焦点を当てます。京都工芸繊維大学が所蔵する村野の図面資料の中から、ダンスホール(1933年)、中山製鋼所附属病院(1937年)、橿原丸(1940年)、宇部図書館(1949年)、東京都庁舎(1955年)、志摩グランドホテル(1973年)、文京学園仁愛講堂(1984年)など、戦前から晩年にかけて計画されたものの実現しなかった18作品を選び、図面やスケッチ、そして模型を新たに製作し展示します。村野藤吾は、生前から建築家として高い評価を受けていましたが、近年再評価が進んでいます。今回の展覧会で取り上げる作品は、これまでほとんど知られていないものばかりです。この展覧会を通じて、知られざる村野作品や、未だ建てられざる村野像を提示し、村野の新たな可能性を探りたいと思います。


開館期間 11月25日(火)~12月26日(金)
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 日曜、祝日
入館料 一般200円、大学生150円、高校生以下無料
問合先 京都工芸繊維大学美術工芸資料館
TEL 075-724-7924
主 催 京都工芸繊維大学美術工芸資料館・村野藤吾の設計研究会

そ の 他 平成20年12月6日(土)14時から、建築史家で九州大学名誉教授の福田晴虔 氏と建築家、大阪市立大学大学院教授の 宮本佳明氏をお招きし、本学大学院教授石田潤一郎の司会による「シンポジウム」を開催いたします。会場は昨年「登録有形文化財(建造物)」として登録された本学3号館1階0311講義室です。参加費および事前のお申込は不要ですが、定員は200名で当日先着順とさせていただきます。

11/8 Q2 Meet Up!~STUDIO Q2で知る神戸の近代化遺産(その4)

2008-10-24 13:28:24 | Weblog
神戸の中尾嘉孝さんよりお知らせいただきました。

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11/8 Q2 Meet Up!~STUDIO Q2で知る神戸の近代化遺産(その4)

港まち神戸を愛する会の中尾嘉孝さんとこれまでお話を伺った近隣の近代建築を観る散策です。
STUDIO Q2ではなく、集合場所が決まっていますのでご注意ください。
*要予約ご予約は電子メールでお願いします。
(メンバーシップ割引があります。)

第4回 「港へ向かって歩こう」

5月から連続講座「STUDIO Q2で知る神戸の近代化遺産」を3回にわたって行い、その中で、新港地区やその周辺の税関や倉庫群、旧居留地のたてものの成り立ちを写真などで辿ってきましたが、今回は実際に町に出て、実物を目の当たりにし、時には手で触れて感じながら、STUDIO Q2まで歩きたいと思います。
いくつかの建物では、実際に内部もみていただく機会を設けたる予定です。


2008年11月8日13:00

集合場所
神戸市中央区加納町 神戸市役所花時計前
阪急阪神JR三ノ宮駅下車、フラワーロードを南へ徒歩5分
※25人限定(申し込み先着順)

コース
神戸市役所1号館展望ロビー(コース全体の概要説明)
38番館~神戸銀泉ビル(住友銀行神戸支店)
乙仲通~海岸ビルヂング(日濠館)
神戸郵船ビル
海岸ビル(三井物産神戸支店)・商船三井ビル
旧居留地十五番館~神戸市立博物館(旧横浜正金銀行神戸支店)
チャータードバンク・神港ビル
京橋~新港地区倉庫群~新港貿易会館・神戸税関・旧神戸生糸検査所
STUDIO Q2(ゴール)

※歩行距離約4キロ

参加費:1ドリンク付き¥1000(membership・港まち神戸を愛する会会員¥800)

栗原邸(旧鶴巻邸)一般公開

2008-10-23 12:16:37 | Weblog
※日程などに誤りがございました。申し訳ございません。
 以前にご覧になった方はご注意下さい。



『近代化遺産 全国一斉公開2008』
-栗原邸(旧鶴巻邸)本野精吾設計 1929年-

日時:2008年11月8日(土)・9日(日):2日間のみ13:00~16:30
ギャラリー・トーク:両日とも14:00~15:00
場所:京都市山科区御陵大岩17-2(地図はこちら
交通:京都市営地下鉄東西線御陵駅下車2番出入口から北へ徒歩約10分
料金:一般1,000円、学生500円(資料代込み)
備考:駐車場はありませんので、お車での来場はお断りします。
※各自スリッパ(上足)をご持参ください。

主催:京都工芸繊維大学大学院造形工学部門
後援:文化庁、DOCOMOMO Japan
協賛:ヤマギワ株式会社



この住宅は、1929年に京都高等工芸学校(現京都工芸繊維大学)校長、鶴巻鶴一の自邸として建てられました。設計者は、京都高等工芸学校教授で建築家の本野精吾(1882~1944)です。当時最先端の構法であった「中村鎮式コンクリートブロック造」で建てられており、合理性を追求したモダニズム建築だと言えます。しかし随所にウィーン分離派やアール・デコなどの影響を受けた装飾的で表現的なデザインも見られ、時代の変化の狭間に生み出されたものであることを感じさせます。室内には、染織の専門家であった鶴巻自らの手による襖絵や、本野のデザインによる複数の家具も残されています。この度、モダニズム建築の保存のための国際組織DOCOMOMO Japan)によって、栗原邸が日本を代表する優れたモダニズム建築の一つに選ばれました。そのことを記念し、またこの建物の文化的・歴史的価値をより多くの方々に知っていただくため、ご当主・栗原氏のご好意により、期間を限定して公開することになりました。



<予約・問い合わせ先>
下記問い合わせ先へe-mailかFAXで申し込み
(氏名、住所、電話番号、希望日、人数を明記のこと)
笠原一人(京都工芸繊維大学大学院造形工学部門助教授)
e-mail:kasahara@kit.ac.jp
FAX:(075)724-7250


同潤会記憶アパートメント展 vol.6 in大阪

2008-09-17 12:30:12 | Weblog

「ビルマニアカフェ2008」に引き続き、今秋「芝川ビル モダンテラス」で開催されるイベントをご紹介いたします!


■■『同潤会記憶アパートメント』展 Vol.6 in 大阪
    “オオサカ デ キオク トウキョウ ニ ツナグ”■■

1927年に建てられた東京の「同潤会青山アパートメント」と大阪の「芝川ビル」。
前者は取り壊され、後者はこれからも活かし続けられようとしています。

「『同潤会記憶アパートメント』展 Vol.6 in 大阪」は、
東京と大阪の人々による写真・映像・言葉・ダンス・音楽を通して、
これら2つの“失われた建物”と“現存する建物”を体感するアートイベントです。

2009年は東京での開催が予定されており、
2008年の大阪での“キオク”が2009年、東京へ繋がります。


■日程
2008年10月10日(金)~12日(日)

■時間
10日(金)15:00~21:00 パフォーマンス「オオサカ デ キオク」18:30~20:30
11日(土) 9:30~17:00 パフォーマンス「トウキョウ ニ ツナグ」13:00/15:00
12日(日) 9:30~17:00

■場所
芝川ビル モダンテラス 
大阪府大阪市中央区伏見町3-3-3芝川ビル4F(淀屋橋駅11番出口すぐ)


■入場料金
無料

■主催・問合せ
同潤会記憶アパートメント 
いしまるあきこ 

詳しくはこちらをご覧下さい。

美章園温泉のかけら(の)

2008-09-13 15:12:15 | Weblog
今年の2月に解体された美章園温泉。その美章園温泉の写真や遺物の展示会を行うことになりました。のりみも写真提供させていただいております。美章園温泉の廃材で作ったウクレレ(建築物ウクレレ化保存計画をされている伊達伸明さん作)も展示され、夕方には演奏もあるそうです♪以下、銭湯文化サポーター’Sのサイトより転載します。

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銭湯ファンなら一度は訪れたことのある「美章園温泉」 80年の歴史を抱えながら営業を終え、はや半年が過ぎました。
この度、美章園温泉の解体がきっかけで繋がった有志一同で「美章園温泉のかけら」と題し、美章園温泉の写真や遺物の展示及び昭和の香りが残る美章園界隈を紹介する展示会を企画しました。会場は美章園温泉と同世代の近代建築、北浜「伏見ビル」の一室です。いろいろな思いの詰まったかけら展へ、銭湯にはいるつもりで是非お越し下さい。
※26日は銭湯の廃材で作ったウクレレの展示と夕方からは音出しタイムもあります!!
とき:2008年9月26日(金)、27日(土) 
じかん:10:00~18:00
ばしょ:ふしみの芽/伏見ビル3階23号室
 (大阪市中央区伏見町2-2-3)
主催
ccnan 
ふしみの芽 
美章園福田屋 
スヌーズタイム 
銭湯文化サポーター’S
建築物ウクレレ化保存計画 

芝川ビルにチョコレートのお店がオープン☆

2008-07-08 18:16:10 | Weblog
最近、芝川ビル1階に様々な変化が起きておりますのでご紹介いたします☆

ショコラティア「TIKAL by Cacao en Masse」がオープン!


◆「THE STAGE KANEKO OPTICAL CO.,LTD.」がグランドオープン!
2008年4月の104号室でのオープンに引き続き、105~107号室にも新店舗、資料室、工房をオープンされました。)


*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

思えば2年近く前のこと。
芝川ビル1階の空室について、オーナーの千島土地さんから「これからの芝川ビルにはどのようなテナントがふさわしいだろうか?」とのご相談を受けて大バンで話し合いの機会を持ち、提案させていただいたのが、

「おしゃれな眼鏡屋さん」と「チョコレート屋さん」。


そして今!
芝川ビルに入居されているお店は、まさに「おしゃれな眼鏡屋さん」と「チョコレート屋さん」なのです!!


もちろん、これらテナントさんの入居は千島土地さんの尽力や素敵なテナントさんとの出会いがあったからこそ実現したのですが、なんだか芝川ビルをめぐる私たちの夢がどんどんと叶ってとても嬉しい気持ちになりました♪


2005年の「近代建築オーナーサミット」以来、数々の近代建築のオーナーさん達との知己を得、近代建築のいちファンである私達の声にオーナーさん達がお耳を傾けて下さるなんて、本当に夢のような素敵なお話だと思いませんか?


芝川ビルさんは、今後、地下金庫室にもとっても素敵なテナントさん入居のお話が進行中だとか・・・。

今後も“現在進行形の歴史的建造物”芝川ビルから目が離せませんね!

おかえりなさい、秋田道夫さん

2008-06-27 12:10:27 | Weblog
2006年5月、大阪の中央電気倶楽部での「のこるデザイン×きえるデザイン」という大バン主催のイベントで、講演をして下さったプロダクトデザイナーの秋田道夫さんが、2008年7月6日(日)に芝川ビルで「やさしいデザインのはなし」と題したレクチャーをされます。

            *  *  *  *  *

「やさしいデザインのはなし」

デザイン家電、デザインケータイ、デザインマンション…
デザイン~とつくものは世の中にたくさんありますが、
一般の方に、デザインはあまり理解されていないのが実情。

そこで、難しくなりがちなデザインのお話を、一般の方にわかりやすいカタチで提供しようというのが今回のテーマです。
わかりやすくデザインの本質をひもとくことで、新たな視点を感じる機会となれば幸いです。
今回は、東京より30年もの間、プロダクトデザイナーとして活躍して来られた秋田道夫氏を講師としてお招きしました。ご期待ください。

開催日:2008年7月6日(日)
時  間:13:30~15:00 やさしいデザインのはなし
     10:30~16:00 (同時開催) デザインフリーマーケット

お申し込み、お問い合わせはこちらから。
※現在、立ち見のみの受付となっています。

            *  *  *  *  *

秋田さんご自身のブログでも、今回のイベント会場である芝川ビルについて触れておられます。
「芝川ビル」、「芝川ビル2」

秋田さんが大阪の近代建築や、私たち大バンのことを覚えていて下さったご様子を拝見して、感激いたしました!

これも“建物が結んだご縁”。
こうやって“建物にまつわる物語”は編み上げられていくのでしょうね。


旧グッケンハイム邸と芝川又衛門邸の特集(の)

2008-04-16 22:22:10 | Weblog
過去情報になりますが、偶然見ていて気づきました。4月10日のMBSニュースVOICEの特集で神戸市塩屋の旧グッケンハイム邸を買い取った森本さん親子のインタビューが放映されました。須磨区の旧室谷邸のように壊されることのないように、と個人の方が私財を投げ打ち、地域の文化財として残すため買い取ったという話です。現在旧グッケンハイム邸は市民向けのコンサート会場などに開放されています。私も昨年行ってきました。(過去記事参照

その特集の中で、震災の被害にあい解体に至ったものの、明治村に甦った例として、甲東園の芝川又衛門邸のことも紹介されていました。もちろん場所を変えても残されることはすばらしいことです。でも建物は本来あるところで残るのがいちばんいい。使われる形で街のなかの歴史としてあり続けることが建物としてベストな形でしょう。

あるべき場所にあるべき姿で…

今も街の歴史の中で生き続けるグッケンハイム邸。

この特集がネットにあがってないかと探したらありました。
MBSニュース VOICEのページで読めますので是非ご覧下さい。

■「洋館買い取った一家の決断」

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【近代建築関連情報】
先日放映されたNHIK なにわの筋と通スペシャルが再放送されます。
4月21日(月)午前0:20~1:04

イベントご案内:浪花教会で8mmフィルム上映会

2007-12-26 10:35:50 | Weblog
船場の三休橋筋沿いに建つ浪花教会で素敵なイベントが開催されます。
教会の内部を体験できる貴重な機会でもありますので、参加してみてはいかがでしょうか。

8mmフィルム鑑賞会 船場特集
「伝統」と「新しさ」が交差する町
(「ビデオ・ランデブー ~映像の現在展~」関連イベント)

三休橋筋に面した日本基督教団浪花教会。モダンな雰囲気を残しつつ創立131年の歴史を持つそれは、オフィス街の中にひっそりと息づく祈りの場。その礼拝堂にて、かつての船場が記録された8mmフィルムを地元の方々からご提供いただき、鑑賞会を開催します。フィルムに残された昔の船場の映像を見ながら、老若男女問わずみんなで語らう。そんなひとときをあなたも過ごしてみませんか?

 
 日時: 2008年1月12日(土) 18:00-20:00(17:00開場)
 
 会場:日本基督教団 浪花教会 礼拝堂
 
 〒541-0043 大阪府大阪市中央区高麗橋2-6-2 
 
 ※あたたかい服装でお越し下さい。
 ※教会内は禁煙禁酒です。礼拝堂内での飲食もお控えください。 
 
 参加費:300円(配布資料+お茶代として)
 
 アクセス:
 地下鉄御堂筋線および京阪本線[淀屋橋]駅下車 三休橋筋沿い徒歩5分 
 
 問合わせ:
 remo / 特定非営利活動法人 記録と表現とメディアのための組織 080-1410-5883
        
主催:大阪市
企画運営:財団法人大阪城ホール、メディア・アートの現在実行委員会
 
みなさま、お気軽にご参加ください!


☆押し入れに眠るフィルム、大募集中! 
大阪・船場周辺にて記録された8mmフィルム(主に昭和20年代~50 年代にかけて撮影)を探しています。フィルムをお持ちの方、フィルムの持ち主をご存知の方は、上記の[問い合わせ]までご連絡ください。

☆「ビデオ・ランデブー ~映像の現在展~」同時開催中!
2008年1月10日(木)~1月20日(日)の間、大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室にて「ビデオ・ランデブー ~映像の現在展~」が開催されます。この鑑賞会は、その関連イベントです。

シンポジウム「大阪を中心とした郷土建築座談会」

2007-11-28 23:41:18 | Weblog
今週末、大阪歴史博物館で歴史的建造物に関するシンポジウムが行われます。
(以下、大阪歴史博物館HPより)

■シンポジウム「大阪を中心とした郷土建築座談会」

昭和5年(1930)、都市開発の進む大阪で、失われ行く「郷土建築」(明治建築や町家など)を惜しむ座談会が開かれました。今また、大阪のまちは再開発等により、大きく変貌しようとしています。本シンポジウムでは、最近失われた、あるいはぜひとも残して行きたい「郷土建築」(今日では町家、近代建築、映画館、劇場、デパート・・・等)について、建築界はじめ各界の第一線で活躍する方々をお招きし、「郷土建築」を通した大阪の魅力について語り合っていただきます。
出席者(敬称略):谷直樹、長山雅一、橋爪節也、肥田晧三

□日時 2007/12/01(土) 13:30~16:30(13:00~受付)

□会場 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内

□定員  250名(当日先着順)

□参加費 500円

※お問合せは、大阪歴史博物館 シンポジウム「郷土建築座談会」係
TEL 06-6946-5728 FAX 06-6946-2662

秋の大阪祭が終わりました。

2007-11-27 14:24:45 | Weblog
大阪市長選挙が終わりました。橋爪紳也先生の結果は4位。89,843票。

私たち、大バンメンバーもポスター貼りやビラ撒きに東奔西走し、奇跡を信じて走り続けましたが願いが叶うことはありませんでした。思いを伝えるって本当に難しい。そう簡単に数十万人の心に伝わるものではありません。

それでも、89843人の「頑張れ」メッセージは非常に重いものだと感じました。そして、そのうちの一票は私です。二十歳を過ぎて以来、選挙に行かなかったことはないけれど、この投票済み票がこんなにも貴重だと感じたのは初めてです。私も含めて今まで政治に関心が無かった人たちが選挙にかかわり、真剣大阪の未来について考えました。事実、投票率は43%にものぼり、一般市民の関心の高さを証明することとなりました。

18日の夜9時すぎ、平松候補当選確実の一報。
「敗因は何だったと思いますか?」との記者の質問に、橋爪先生はきっぱり答えられました。
「敗因はありません。我々はベストを尽くしました。ただ、他の陣営に勝因はあったと思います。」

支援者の前で深々とおじぎをされ、こう述べられました。
「今回多くの人に支援をうけたことは一生忘れません。マニフェストを市民とともに創ったことを誇りに思います。今後もまちづくりの専門家として、大阪のために、この身を捧げていくつもりです。」

惜しみない拍手がおくられ、敗北した陣営とは思えない、すがすがしい空気に包まれました。橋爪夫妻は共に戦った仲間と順に記念撮影をし、深夜まで打ち上げ会が続きました。

今回の出馬について、橋爪先生が親友の中谷ノボルさんに初めて相談したとき、中谷さんはこう言ったそうです。
「おもろいやん。」

「おもろいって大阪では最高の褒め言葉やと思うねん。」

実際私たちにとってこんなにおもしろい選挙ってかつてなかったと思います。まわりのほとんどの人が選挙にかかわるのは初めて。私も含めて誰も選挙にかかわるなんて思ってもみなかった人ばかりでした。でも、我らがリーダーのため、まちづくりやNPO団体や勝手連のメンバーが一丸となり、ここでたくさんの仲間が出来ました。本当に得がたい経験ができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

11月18日は私たちにとって終わりではない。またここから新たなスタートが始まる。マニフェストとともにバージョンアップした橋爪先生。今、晴れてフリーになった橋爪先生が今度はいったいどんなことを始めるのか楽しみでしかたがありません。

「大阪をなんとかせなあかん。もう黙ってられへん!」

2007-11-16 13:55:22 | Weblog
11月14日(水)、中之島公会堂でチーム大阪の決起集会が行われました。橋爪紳也先生の演説は最高でした!約900人の聴衆を前に堂々としていた。この2ヶ月見てきた中でも一番最高やった!鳴りやまない「はしづめコール」!感動しました!

この10分7秒にわたる演説を「橋爪紳也さんを応援する勝手連」の方がなんと一晩でテープ起こししてくださいました!すばらしい!
http://catalyst.blog.drecom.jp/archive/412
許可を得て転載させていただきます。なお、こちらのファイルと一緒にお聴きください。会場の空気がきっと伝わると思います。
http://homepage.mac.com/yamaguchihironori/20071114hashizumeshinya.mp3

明日は大阪市長選挙前日。夜7時より難波ビッグカメラ前で最後の街頭演説があります。皆様、万障繰り合わせの上、ぜひぜひお集まりください!

以下、勝手連の山口さんのブログより転載です。


 今日は皆さんと私、思いを一つにしていただきたい。私は、「大阪をなんとかせなあかん、もう黙ってられへん」、大阪人としての誇りを回復するために、今回、市長選挙、立候補いたしました。

 私の父親は戦後、三重県から大阪へ出てきました。ペンキ職人で、親方について修行いたしました。大阪に行けば仕事がある。なんとかがんばって働ける。働けば希望が希望がかなえることができる。そういう思いを持って、私の父親は大阪で働きました。

 昔大阪は日本中から憧れのまちだったはずです。大阪に行けばチャンスがある。がんばった人は報われる。そういうまちでした。

 私の父親は本当に正直な人で、口べたで、営業力なかったんですが、だけど多くの人から信頼をしていただき、商売を大きくできました。私は本当に職人のせがれとして誇りを持っております。

 私もこの身体の中に職人の血が流れております。正直で嘘をつかず、仕事をコツコツとやる。多くの人のためにがんばって仕事をする。これが私の信条であります。
 しかし、この数年間大阪は、どうもそういう昔のような憧れの対象になっていない。閉塞感があります。5年後10年後、本当に元気な大阪、私たち、希望の持てる大阪になっているでしょうか?

 ここ数年間、悪いニュースばっかり耳にいたします。経済では大企業の本社がどんどん東京に逃げてしまう。産業は名古屋の方が元気であり、大阪は元気がない。東京に行くたびに「大阪、元気がないなぁ」「そうですわ」、そんな話ばっかり続く数年間でした。大阪は今後、どう変わっていくのか?そんなビジョンをリーダーが示してくれていません。

 一方で大阪市役所、問題だらけ、不祥事だらけです。市職員の厚遇問題、様々な不祥事。大阪市の財政赤字、5兆円にも上ります。5兆円と言ってもピンと来ませんが、毎日500万円づつ支払ったとして、3000年もかかる。理解不能なんですね。この20年ぐらいのあいだに、大阪市、なんでそんな借金?すべて市民の税金ですよ。税金をもとに無駄遣い、いつしてきたんですか?誰も説明してくれません。

 責任を取る、情報公開する、そんなことが全然できてない。第三セクターも合わすと、市の負債、7兆円になります。市民一人あたり270万円を超える。これ、夕張市と変わらないんですね。大阪市、財政破綻寸前。大阪破産寸前。新聞にはそう書いてます。だけど、私たち市民は危機感、全然ないんです。まさかこの大きな大阪が夕張みたいにつぶれるわけがない。そう思ってきました。しかし関市長の改革路線、市役所職員の厚遇を叩き斬るのはいいんですが、市民サービスもどんどん悪くなってきている。これはまさに夕張と同じになるかもしれないんですね。

 ここでなんとか変えなければいけない。しかし変わらない。なぜかと言うと、今まで大阪市役所は44年間、市役所の中で、助役が市長になってきました。役人が次の市長を作る。この繰り返しの中で、誰も責任を取らない、市民にちゃんと説明をしない、そういう市長が順番に出てきたんです。ここを変えなければいけません。(そうだ!)

 私、橋爪紳也、全く組織や団体、政党とはしがらみがありません。しがらみがないからこそ、出来る仕事があります。全国をご覧ください。政党や組織、団体としがらみのない、市民派の市長が、市民派の知事が、地域を変えた、そんな事例がどんどん続いています。

 宮崎県、東国原知事が宮崎の観光・物産、全国にPRいたしました。滋賀県では私の先輩、環境学の専門家である女性知事が、嘉田さんが、新幹線の駅の工事を止め、ダムの工事を止め、税金の無駄づかいを止めました。

 市民派だから、市民派の知事、市民派の市長だから、出来る仕事があります。(そうだ!+拍手)次は大阪市の番です。大阪市からも市民派の市長を立てなければ、大阪は根本的に変わりません。(拍手)

 私が真の市民派として、大阪の将来、変えて参ります。子どもたちの世代に、ツケを遺しません。財政赤字、見事に切り抜けてみせます。大阪の元気のもう一度回復して、日本中、世界中に大阪をPR致します。(そうだ!)税金の無駄遣い、絶対にさせません。(拍手)

 市民の皆さんは、もっと怒りを持たなあかん。大阪市、何してるんや、思わなあかん。変えなあかんのです。大阪市を変えるのは市民一人ひとり、皆さんの力なんですね。
 選挙は一日で変わります。政治は一晩で変わることができる。滋賀県、宮崎県、一日で変わりました。(そうだ!)次は大阪市の番です。(拍手)

 11月18日は大阪、日本中から注目されます。市民派の私が市長になって、大阪を見事に変える。それが日本中に情報として伝わる。大阪が変わる日なんです。

 ぜひとも、皆さん、私の思い、多くの人に伝えてください。大阪を何とかせなあかん。「大阪をなんとかせなかん。もう黙ってられへん。」声を上げていただきたい。

 他の候補者、ご覧下さい。70歳の現職市長に10年後、20年後、大阪を語る力はありません。彼は全然夢を語っていない。(そうや!拍手)なおかつ、市長は、関さんはしがらみがありすぎる。しょっちゅう言うことが変わる。(そうだ!)地下鉄の民営化でも、何度変わったかわからへん。(そのとおり!)そんな市長に任せていっていいんですか?いいわけないでしょ。(そうだ!拍手)

 民主党の平松候補は、政党から頼まれて立候補したと、記者会見でのうのうと仰った。大阪市長は頼まれてなるようなもんですか?そんなはずはないです。(拍手)しかも自らシロウトやと仰った。シロウトを市長にしてどうするんですか?(拍手)大阪、全国から笑いもんですよ。記者会見でシロウトって言う市長を選んでいいんですか?

 私はまちづくりの専門家としてやってきました。これまでの仕事、大学の職を投げ売って、人生全てかけて、大阪のために、この身、捧げるつもりで覚悟を決めました。(拍手)ありがとうございます。

 後ろ向きの改革ばかりしている70歳の市長に任すわけにはいかない。シロウトのアナウンサーに大阪を託すわけにはいかない。大阪のために「いのち」を捧げる男でないと、大阪市長が務まるはずがない!(拍手)

 政党から立った市長は、政党のために仕事をします。組織、団体、後ろに背負った市長は、組織、団体のために仕事をいたします。私は、一切のしがらみがございません。市民の中から見事に立ちました。市民に向かって、市民のために、人生かけて仕事をする、当たり前のことです。(拍手)

 ぜひとも皆さん、11月18日、大阪市長選挙の投票日、日本中に大阪市の人は変わった、意識は変わった。大阪市民は大阪をあきらめてない。これまでの組織、団体ばかりの選挙ではなくて、無党派層、浮動層が、大阪を変えた。そういうメッセージを日本中に示したい。ぜひとも皆さん、ここに、会場に集まっていただいた皆さん、知り合いの方、100人、200人、声をかけてください。500人の輪が5000人になり、50000人になり、そして20万になる、そうすれば大阪は変わるんです。

 ぜひとも11月18日。残り3日間、選挙戦がございます。私は市民派らしく、ここにいる愛する妻と、(拍手)ボランティアのみんなと、大阪市内、この広い大阪市内、端から端まで駆け抜けて、声を掛けて、市民の方と共に、声を出して、選挙戦、戦い抜いて参ります。皆さんもぜひとも大阪をあきらめないでください。(拍手)

「大阪をなんとかせなあかん。もう黙ってられへん!」

この言葉を、あと3日間、声が嗄れるまで、血を吐くまで、叫び続けて参ります。ぜひとも皆さまも、このメッセージ、大阪市民の全ての人にお届けください。よろしくお願いします。(拍手)

思ひよ届け!船場鶴

2007-11-13 23:20:29 | Weblog
大阪市長選挙の投票日まであと5日となりました。芝川ビルの橋爪紳也事務所に届けられた「船場鶴」です!橋爪紳也先生の必勝を祈願し、私たち大オオサカまち基盤のメンバーと集まっていただいた方々で心をこめて折りました

9月初旬に行われた橋爪先生の出馬会見より2ヶ月半。橋爪先生が大阪市長選に出馬することがなければ、こんなにも政治について真剣に考えることは無かったと思います。そして、橋爪先生と出会ったからこそ、わが町・大阪が大好きになった。橋爪先生に影響された人はいっぱいいると思うけど、もしかしたら、人生が一番変わったのは私かもしれません。人生の曲がり角は後にならないとわからないことですが、ふりかえってみると、昨年の船場建築祭は確実に私にとって転機でした。

誰よりも、大阪を愛してやまない橋爪先生が、大阪を中から変えるために立ち上がった。だからこそ、私は応援したい。橋爪先生の大阪にかける思いを、一人でも多くの方に知って欲しい。大阪を諦めないで欲しい。選挙戦、残りわずかですが、最後まで走りぬいてください!


「大阪まるごとリノベーション」

2007-10-12 23:27:38 | Weblog
アート&クラフト主催でこんな素敵なイベントが開催されます!

アート&クラフト創立13周年記念トークショウ
「大阪まるごとリノベーション」


リノベーションは住まいだけじゃない
ビルや工場など産業遺産から橋や川などの公共空間まで
リノベーションでまちが楽しく生まれ変わるかもしれない

そんなありそうでなさそうな「大阪の大改造計画」を
大人のオトコ達が真剣に語るトークショウを開催します

10月21日(日) 定員50名 予約制
18:00PM~ (開場17:30PM)
参加費:1,000円(トーク+ドリンク&軽食)

会場 大阪市中央区北浜4丁目4番12号 住友商事淀屋橋ビル1階
エルポニエンテ・カルボン
電話06-6220-4848

【ゲスト】
澤田充(商業プロデューサー)
マーキー(ラジオDJ)
橋爪紳也


【申し込み】
アート&クラフト

「大阪まるごとリノベーション」の件として、おば前・参加人数・連絡先メールアドレスor電話番号を添えて申し込みください。申し込み多数の場合は抽選になることがあります。ご了承ください。

チラシはこちら