大阪近代建築BLOG

消えていく近代建築に異議申し立て
-大オオサカまち基盤(大バン)-

旧グッケンハイム邸と芝川又衛門邸の特集(の)

2008-04-16 22:22:10 | Weblog
過去情報になりますが、偶然見ていて気づきました。4月10日のMBSニュースVOICEの特集で神戸市塩屋の旧グッケンハイム邸を買い取った森本さん親子のインタビューが放映されました。須磨区の旧室谷邸のように壊されることのないように、と個人の方が私財を投げ打ち、地域の文化財として残すため買い取ったという話です。現在旧グッケンハイム邸は市民向けのコンサート会場などに開放されています。私も昨年行ってきました。(過去記事参照

その特集の中で、震災の被害にあい解体に至ったものの、明治村に甦った例として、甲東園の芝川又衛門邸のことも紹介されていました。もちろん場所を変えても残されることはすばらしいことです。でも建物は本来あるところで残るのがいちばんいい。使われる形で街のなかの歴史としてあり続けることが建物としてベストな形でしょう。

あるべき場所にあるべき姿で…

今も街の歴史の中で生き続けるグッケンハイム邸。

この特集がネットにあがってないかと探したらありました。
MBSニュース VOICEのページで読めますので是非ご覧下さい。

■「洋館買い取った一家の決断」

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【近代建築関連情報】
先日放映されたNHIK なにわの筋と通スペシャルが再放送されます。
4月21日(月)午前0:20~1:04