Masaca's Blog 2

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Intel MacでWindows (28)

2006-10-17 17:30:20 | Windows on IntelMac
Intel MacでWindows Vistaを使おうと考えている皆様に、ちょっと問題が…

マイクロソフト、VistaでPC間の移管を制限--著作権侵害対策の一環として」ZDNet Japan
Windows Vistaのライセンス体系が変更、マニアに厳しいものに」ITpro

記事自体は、Windows VistaのPCから新しいPCへのOS移管が、一回に制限されるというのがメインなのですが、その中に仮想化技術に関する制限事項も記載されておりました。以下、まるっと引用
Microsoftは、仮想化技術に関連した変更をほかにも行っている。Vistaでは、どのエディションでもホストOSとして稼働できるが、ゲストOS としての利用が許されるのは「Business Edition」および「Ultimate Edition」の両エディションのみとなる。Windows XPでは、仮想インスタンスごとに別々のライセンスが必要だったが、どのエディションでもゲストOSとして使用することができた。
つまり、Parallels Desktop for Mac等の仮想化技術を使ってIntel Mac上でWindows Vistaを走らせようとする場合、「Business Editionn」か「Ultimate Edition」しか使えず、それ以外をインストールして使えば、ライセンス違反となってしまうようです

まだ日本語版の正式価格は発表されていませんが、米国価格でBusiness Editionが$299、Ultimate Editionが$399とのことで、日本円では35,000~50,000円となってしまいます。これは、何でもいいからちょっとWindowsアプリケーションを走らせるという目的だから一番安いHome Basic Editionでもいいや、と考えていた方にとっては大きな打撃かもしれません。しかも、Macを買い直して再度ゲストOSをインストールしようとしても、その一回だけで、次の買い換えの時には使えないということになります。ゲストOSの再構築やゲストOSの複数個立ち上げなどがこの制限の対象になるかどうかは不明。

なお、Apple Boot Campの場合には、パーティションを別にして再起動しないと切り替えられないため、ゲストOSではなくホストOSという扱いになりますので、この制限には当たりません。

せっかくここまで盛り上がってきた「Intel MacでWindows Vista」ですが、妙なところでMicrosoftの嫌がらせにあってしまったようです…



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