ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

2013年11月23日から始まった「第43回東京モーターショー2013」の番外編です

2013年11月26日 | イノベーション
 2013年11月23日土曜日から始まった「第43回東京モーターショー2013」の番外編です。

 ヤマハ発動機は、四輪電気自動車事業に参入することを明らかにし、小型四輪電気自動車(EV)の試作車「MOTIV」(モティフ)」を展示しました。ヤマハ発動機の代表取締役社長の柳弘之さんは「MOTIV」の前で、報道陣に囲まれ、写真撮影に応じています(2枚目の画像で車両の向こうに、顔が見える方です)。





 2019年までの「“2010年代”に販売を始める計画」と語ります。「二輪車で培った技術を駆使し、人機一体感による楽しさと軽快感をもたらす電気自動車に仕立てる」と説明します。

 この試作車「MOTIV」は、ヤマハ発動機が英国ゴードンマレーデザイン社(Gordon Murray Design)と協力して開発した小型4輪電気自動車のプロトタイプです。今後は、このプロトタイプを用いて、小型4輪車の生産・販売について市場性、採算性を検討するそうです。

 プロトタイプは鋼管フレームに樹脂製モノコックを取り付けてボディを構成する小型車です。この構造は「i-stream」と呼ぶそうです。少量生産に適した構造です。



 展示したプロトタイプは出力20キロワットの電気モーターを積む予定です。排気量1リットルクラスのエンジンなども搭載できるそうです。

 トヨタ自動車は、最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2013」で展示した(弊ブログの2013年10月7日編)、2人乗りの3輪電気自動車のコンセプトカー「i-ROAD」の走行展示をしています。



 限られた狭い空間を、小気味よく、小回りよく走行します。

 ブリヂストンは、空気なしタイヤの第2世代を展示しました。スポーク部に、強さが大きく、柔らかい熱可塑性樹脂を採用したとのことです。「熱可塑性樹脂の中身は公開していない」そうです。



 耐荷重性、走行性能を上げ、転がり抵抗を減らしたそうです。この第2世代は車両質量410キログラム、最高速度60キロメートル/時の車両に使えるとのことです。超小型モビリティを想定した仕様です。

 いすゞ自動車の展示ブースでは、レトロなバスの前に立つ清楚な女性は、報道陣のカメラマンからの人気がかなり高く、ポーズの注文をつけて、撮影するカメラマンが相次ぎました。



 カメラマンのポーズの注文は切れることがありません。iPhoneで撮影しているのは、本物のカメラマンではないと思います。困ったものです。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
清楚な女性 (カオリ姫)
2013-11-26 07:46:27
いすゞ自動車のレトロなバスの前に立つ清楚な女性は、
某サイトでの東京モーターショー案内でも、紹介していました。
昔の女学生風の袴姿の素敵な女性です。
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ヤマハ (グラッパ)
2013-11-26 09:14:10
ヤマハ発動機は、念願の四輪自動車事業に電気自動車で参入するのですか。
だいぶ前に、スポーツカーのエンジンを開発して以来ですね!
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空気なしタイヤ (四国三郎)
2013-11-26 17:27:46
ブリヂストンが展示している、空気なしタイヤというものを初めて知りました。
とても面白い発想です。実用化されるといいと思います。
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若者は (てるてる坊主)
2013-11-26 22:56:40
最近の若者の多くは、昔と違って、車に興味があまりなく、自動車購入の潜在的可能性はあまりないそうです

こうした若者に、今回の東京モーターショーは何を感じさせたのでしょうか。この点に興味があります。
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