ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

京都市東山区本町にある東福寺塔頭の光明院のお庭を見に行ってきました

2017年12月10日 | 旅行
 京都市東山区本町にある東福寺の20数あるといわれている塔頭の一つである光明院のお庭を見に行ってきました。

 塔頭(たっちゅう)とは、東福寺のような禅宗寺院で「祖師や門徒高僧の死後に、その弟子が師の徳を慕って建てた塔(多くは祖師や高僧の墓)や庵などの小院」を意味するそうです。どう発音するのか、なかなか想像できない言葉です。

 東福寺の境内の南側にある勅使門からさらに南に進むと、閑静な住宅街の中に4つの塔頭が並んでいます。

 その中の一つの光明院(こうみょういん)は、方丈の前に広がる枯山水庭園「波心庭」が有名です。





 白砂と苔の中にいくつもの石を配した枯山水庭園です。苔は秋の風情です。







 「波心庭」は、昭和時代の作庭家の重森三玲(しげもりみれい)さんが手掛けられた庭です。

 この枯山水庭園を拝見した感じでは、カエデ(モミジ)が青々とした夏場の時が、枯山水庭園を美しく見せるように感じました。



 また、実際にどうように剪定してあるのか想像もつきませんが、枯山水庭園の背景を形づくっているサツキなどの葉が茂り、花が咲くと、どう変化するのか想像できませんでした。





 また、この少し枯れた感じの苔が新緑のころは印象が違うと感じました。何回か訪れてみないと、この枯山水庭園の四季の変化は分かりません。

 光明院の入り口の脇にあった紅葉したカエデの木です。やはり、晩秋の紅葉です。



 この光明院の枯山水庭園「波心庭」は有名なようで、参拝客がポツポツとですが訪れて、参拝客が切れることはありませんでした。

 予想以上に有名なようですが、その一方で参拝客が押し寄せて静けさがなくなるという感じではありませんでした。

 お寺の中は静けさが保たれています。ここは明徳2年(1391年)に建てられたそうです。

 また、重森三玲さんの代表作の庭は、東福寺の方丈庭園です。

 この光明院の枯山水庭園「波心庭」のことは、愛知県豊田市周辺などで自然観察をなさっている観察名人の方のブログから学びました。今年11月下旬の紅葉の時期に京都探訪された時のブログを参考にさせていただきました。