鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

【乗り鉄日記】しんぺいといさぶろう

2008-02-09 | 日記その他雑記とか

マリーンズ応援ブログとはもはや名ばかりで、すっかり日常ブログになっておりますが今回も南九州の乗り鉄の続きです。


吉松駅で待つこと約20分。11時40分発のしんぺい2号はその20分前にはホームに入ってきました。駅の雰囲気をゆっくり味わいつつも、浮かれ気分でさっそく乗車することに。これもすべて指定席なので別に急ぐ必要は無いのですが・・・。



車両は基本的にここまで乗ってきたはやとの風と同じ。車体が黒光りしているはやとの風とは色違いのキハ140形気動車です。また、吉松駅から人吉駅へ向かう上りをしんぺいと呼び、人吉から吉松へ向かう下りをいさぶろうと呼ぶのだそうです。つまり自分は人吉駅までしんぺい2号で行き、それと同じ編成車両であるいさぶろう3号で吉松駅に再び戻ってきました。
この名前は肥薩線開業当時の鉄道の最高責任者であった後藤新平氏と山縣伊三郎氏から名づけられたそうで。特に肥薩線開通の最大の難所であった矢岳第一トンネルの開通にお力を尽くされた方なんだそうです。ちなみにこれは車内のアナウンスでも紹介されます。



車内の雰囲気も基本的にははやとの風とよく似ているのですが、展望席が立って乗車するスタイルになっていました。客室乗務員の女性ももちろん乗車しています。



矢岳駅前にあるSL展示館



これは大畑駅のスイッチバックです。
日本三大車窓の矢岳越えやこのスイッチバックが見える位置など、列車は途中ところどころで停車してそれを説明する車内アナウンスが流れます。



大畑駅はループ線の中にあります。



大畑駅の駅舎



駅舎の中は名刺でいっぱい。
その中には外国人のものもありました。ここへ名刺を貼ると出世するそうです。




大畑駅に停車中のいさぶろう



真幸駅のホームにある幸福の鐘



くま川鉄道



本当にお世話になりました。
この彼女は隼人駅を出発したはやとの風2号、しんぺい2号、いさぶろう3号とずっと一緒でした。JR九州のかっこいい制服が良く似合ってます。素晴らしいお仕事ぶりもさることながら、実はいさぶろうの車内ではちょっとしたトラブルを起こした団体客もいたのですが、彼女らの対応、或いは接客は本当に素晴らしいものでした。
とにかく肥薩線は本当に見所が満載なんです!鉄道にまったく興味の無い方でもきっと好きになると思います。またいつか必ず乗りに来ます! 

 


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2 コメント

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すっかり「鉄」に! (けいすけ)
2008-02-11 13:15:14
 さんしろーさんもすっかり「鉄」分満タンになりましたね?(笑)
 と、いきなり話は脱線しましたが、国鉄末期からJR発足当時は重いしパワーがないと嫌われた40系気動車もエンジン換装や改造を行っていまや特急列車で活躍するとは。。。
 原型を知っているだけに驚きです。
 とはいえ、この車の車齢も25年を超えたものばかり、内装はともかく車体などの老朽化が進んでいると思うので、今後どのようになるのか興味深く見て行きたいと思います。
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また乗りに行きますよ! (さんしろー)
2008-02-13 22:26:18
>けいすけさん
たしかにあの車両は非力で音がうるさいイメージはありました。
しかしそんなことはまったく打ち消してしまう内装の素晴らしさ、接客サービスの良さには感服致しました。
上手く言えませんが、JR九州さんて他に比べて鉄道に対する情熱、愛情みたいなものを感じますよね。

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