こんばんは。グリーンです。
今日は、洋野町海洋教育事業「植林体験『森は巡る』」に、
北奥羽自然史研究所長で、マリエント「ちきゅう」たんけんクラブ・シニア会長を勤めていただいている
高橋晃先生と共に参加してきました。
参加学校は、洋野町の中野小学校4年生と、向田小学校3・4年生の児童の皆さんです。
まず、(有)丸大県北農林の皆さんを講師に植林体験の手順を教えていただきました。
使用する道具は、植栽機と鍬です。
レクチャーを受けたあと、早速苗木を植えていきます。
植えるのは、カラマツと栗の苗木です。
それぞれ苗木を受け取って目印を探して植えていきます。
植栽機を使って力を込めて穴を掘ります。
穴を掘って苗木を埋め込んだら、隙間ができて空気が入らないよう
しっかり苗木を支えながら土をかけて足で踏んで周りを固めていきます。
しっかり鍬を握って力強く掘っています。
今日は1人10本以上、多い子だと30本頑張って植えた子もいました。
(有)丸大県北農林の皆さんは、1人1日で350本~400本植えていることを聞いて
みんなで驚きました。
体験後は、高橋先生による、「森と海との関係について」の講義を行いました。
今日苗木を植えた場所は土が柔らかかったが、それは自然が豊かな証拠であり、
今日は何のために木を植えたのか、「それは健康な山を作るため。山が豊かだと海も健康で豊かだから。」
ということ、また、山に降った雨は早くて4時間、長いところだと3,000年位土の中に溜まったりなどして
かかる所もあること、木が何故腐るのか、何故葉に刺をつけた植物がいるのか、生き物たちとの関わり、
そして「森と海とのつながり」についてしっかり学びました。
子供たちも真剣に講義を受けていました。
今日植林体験した場所には120種類近くの植物が生息しているそうです。
様々な動植物が生息していて、小さな生き物も大事にし、まずは日常生活の中でできる
「ゴミを捨てない」というルールを守ること、そして自然に感謝すること等、大切なことを
今回の体験を通して子供たちは学んだと思います。
私も今日は子供達と一緒に貴重な体験ができ、勉強させてもらいました。
今日参加された関係機関の皆様本当に有難うございました。
今日学んだことを今後のたんけんクラブの活動にしっかりと活かしていきたいと思います。
by グリーン