気がつけば、前に書いたときから3ヶ月も過ぎてしまっていた。
ほんとうは、何度か書きかけたのが、終りを見ることなく”下書き”のままいくつか溜まっている。
思考がぐるぐると蛇みたいにとぐろを巻き続けていて、
やっとしっぽかと思ったら、しっぽを噛んでるもんだからまた頭っからぐるぐるぐるぐる…
というかんじで。
この3ヶ月、繰り返す日常の中で、いろんなことが、しずかに地味に、
だけどとってもいろいろ、あったんだけど、
いちばん大きな出来事は、姉の赤ちゃん、母にとっては3人目の孫が産まれたこと。
2番目のちーくんが産まれたときも、思ったのだけど、
こんど産まれたさーちゃんも、母によく似ている。
姉にそう言うと、姉も、産まれたばかりの我が子を胸に抱いたときに、
「あ、お母さん!」と思ったらしい。
それは、遺伝云々で顔かたちが似ているという意味ではなく、
赤ちゃんが小さければ小さいほど、母に似ている。
もうすぐ3歳になるちーくんは、もうあんまり似てない。
表情?雰囲気?…どうことばで説明していいのかわからないんだけど、
母と赤ちゃんには共通する何かがあるのだ。
ひとことで言うならば、「無垢」、なのかな。
んー、たぶん、命がむきだし、なのだ。
わたしは、むきだしの命を、見ている。
母の容器…つまり、目鼻立ちだとか、骨格だとか、は病気をする前と何もかわらないかたちをしている。
(正確に言えば、生活の在り方が変わってしまったので、歯並びだとか筋肉のつき方の変化なんかはあるにはあるけど。)
だけど、見え方は、昔とはぜんぜん違う。
60代のおばちゃんよりも、0さいの赤ちゃんに似てるんだもの。
わたしたちが、”見た目”と思っているものは、実はいろんな情報や要素に由来しているのかもしれないなあ。
容姿端麗、が、”美人”とはかぎらないということだね。
”在り方”が美しい人でありたいものだ。
障害のある人たち、たとえば作業所の方達なんかと出会ったとき、
はじめは、恥ずかしながら、内心どぎまぎして少し警戒したりするんだけど、
ほんの短時間ときをともに過ごすと、なんとも言えない、
ふしぎな心地よさあたたかさを感じたことが何度か、ある。
もうちょっとここに一緒にいたいなあ、と感じたりした。
そんなことを、ちょっと思い出したりもする。
写真は、ちょっと前に庭でつんだバラたち。
過ぎた時間の中で咲いている。咲きながら過ぎて行く。
今は、もう咲いていない。
*****メグメモ 「経口補水液」
熱中症にご注意、なんて言われる時期になってきました。
効率よく水分をとるには、『経口補水液』をつくるといいよ!
さいきん市販されている「OS-1」なんかと同じで、すばやく身体に吸収される水。
おかねだして買わなくても自分でカンタンにできます。
水1Lに、砂糖大さじ4.5、食塩小さじ1/2を溶かすだけ。
母が、嘔吐や下痢のあるときや高熱のとき、汗をたくさんかいた後など、重宝しています。
わたしが作る時は、大きめのカップ1杯に、きび砂糖だいたい大さじ1杯くらいと、食塩だいたいひとつまみくらい、ってかんじで、だいたいで作って、母にあげたりしています。口から飲む人は、レモン汁を少し加えたりすると飲みやすいみたい。砂糖は、そのときの体調や栄養状況によって、はちみつにしたり、黒糖にしたり、水分はエキナセアティーやレモングラスティーだったり、勝手にアレンジしてます。
一度、ちょうどこれを母にあげた10分くらいあとにエコーでお腹を診てもらったことがあって、「あれ?さっき水分とってましたよね、もうほとんど残ってない…」とお医者さんがびっくりしたことがありました。
お試しあれ…