日中友好を夢見て。

中国と日本と、上海と大阪と、中国ビジネス・中国生活奮闘記。

長沙で世界一の建築物の意味

2013年07月30日 | 上海生活
現在、世界で最も高い建築物は、ドバイのブルジュ・ハリーファーで、高さは828.94mです。

ブルジュ・ハリーファーの高さを10m超える超高層建築物の施工計画が中国の長沙でありまして、構造を中心とした申請関係でいろいろ手間取っており、政府の最終批准待ちです。

長沙といえば、人民中国を建国した毛沢東の故郷があります。
毛沢東の肖像画は中国の首都北京の紫禁城に、あいも変わらずかけられています。
当たり前のことかもしれませんが、毛沢東は中国にとってはやはり最も重要な人物のうちの一人です。

さて、とりわけ毛沢東に対する意識の強い長沙、しかしながら、必ずしも毛沢東の故郷として有名であるとも言えない長沙・・・今回の世界一の建築物でアピールをするか・・・という感じで、何らかの関連性があるとのうわさを耳にしました。

まあ、最大の理由ではないと思いますが・・・何となく興味深い話を長沙の人から聞きましたので、記事にしました。

余談ですが、世界一の建物の観光には行きたいですけど、建物内でオフィスを構えたくはないですね・・・。

灼熱の上海建材市場でした。

2013年07月24日 | 建築設計・内装設計
当然のことかもしれませんが、どこの建材市場でも目標とする材料を入手できるわけではなく、弊社ではお客様がお求めになられる材料により、ふさわしいと思われる建材市場を選定いたします。

今日は暑くなることがわかっていましたので、朝からお客様と建材市場へ行ってまいりました。

不思議と夏場に建材市場をご案内することが多くて、特に注意しているのは日射病の予防です。
水分補給を欠かさずに、そして、適宜お店のクーラーの風が吹き出す心地の良いところで休憩をするようにしております。

冒頭で建材市場を選定する旨をお伝えしたが、ピンポイントで目的物に達成できる確立が必ずしも高いわけではありません。
今日は、順調にお客様の目的物をお探しする事が出来ました。

結果、よくお世話になっている建材屋さん、李社長の座席を拝借し、涼みながら、お茶を楽しむ余裕もありました。

お客様もお買い物にご満足していただき、二重丸でございます。

iphoneの勢いが低下する。

2013年07月22日 | 上海生活
以前、明確な数値的根拠があって述べたわけでなく、単に小生の感覚で述べたのだが、実際に地下鉄に乗って周りが本物も偽者も含めてiphoneだらけで、みんながみんな携帯と向き合って、ネットをしたり、ゲームをしたり、メールを送信したりするものだから、あるとき、ふと、個性のない人間で世界があふれる『ボディスナッチャー』なんていう映画があって、何本もリメイクされてるんだけど・・・、まるで地下鉄内がそんな感じで、気持ち悪くなる事があった。

ところが、ここに至って、iphoneの売れ行きが順調でないらしい。

さて、少し前にも、中国の携帯電話市場で、Sumsungが幅を利かせつつあるという記事を書いた。

数日前のニュースで、いよいよiphoneが苦戦してるのが明確になってきて、今後、Sumsungがより強気になってくるのではないかという状況だ。

そして、その理由はというと、中国人がiphoneを疑い始めている節があってという話。

つまり、GPS機能、盗み聞きなどの機能が忍ばされていて・・・という話を小耳に挟んだ。

このiphoneのうわさは果たして、ほんまかいな?

まあ、何はさておき、最近は、地下鉄内でもいろんな機種を見る機会が増えてきて、それぞれの個性が出てきて、非常によろしい方向だと思うわけである。

大阪-虹橋空港線を願う。

2013年07月20日 | 上海生活
今朝、東京からのお客様を迎えに虹橋空港へ行ってまいりました。
虹橋へ向かう飛行機
東京は虹橋線が出来て既に随分と日にちが経ちました。

昨年は大阪と虹橋空港が結ばれる話が出て、いよいよやな・・・と思ったのですが、あいにく春秋さんの戦略変更か、あるいは日中情勢の状態の悪さも手伝ってか、今春開通の予定がすっかり頓挫して、しかも今年中には開通しそうにない気配ですね。

いつもながら、大阪は日本で第二の都市の割には、いろんな事情につけて東京との差が大きすぎると思っております。

まあ、とにもかくにも、どこかの航空会社、乗り入れお願いね。

いやはや。

中国と東南アジアの違い

2013年07月17日 | 上海生活
いろんな要因が混じり合わさって、中国で起業するか、東南アジアで起業するかお悩みのお客様からいろいろと質問を受けることが多くなってきました。

私は東南アジアはスキューバーダイビングの旅行ぐらいでしか行ったことがないので、あまり詳しくは分かりませんが、その数少ない経験に照らしあわせてお話をさせていただくならば、

東南アジアの人は中国人よりもおとなしい。

東南アジアの人は中国人よりも信仰熱心。

東南アジアの人は中国人よりもまじめっぽい。

東南アジアの人は中国人よりもヨーロッパ的な感じ。

という感じでしょうか。

上記はすべて私の主観的な感想ですが、どちらに進出するかは、やはりご本人で決定されるのが、悔いのない唯一の方法ではないでしょうか。

MacでWindows稼動は再強か?

2013年07月12日 | 海外

昨日、副総経理どのが大切にしてらっしゃるMacに強引に?Windowsをインストールした事について述べました。

記事を投稿したとたんに、友人から電話がかかってきて、メリット、デメリットを聞かれましたので、ここで、それぞれの特性の整理をしたいと思います。

Macの色調表現は昔から優れています。
一方、Windowsのそれは、XP以降、いやVista以降でしょうか、まっしになってきた程度です。
だから、デザイナーがMacを好む最大の理由の一つだといっても良いかと思います。

一方、オフィスをはじめとした事務処理ソフトは圧倒的にWindowsが強いと思います。
そして、実のところ、一般の会社で財務をはじめ、事務系の部署で使用されているのはWindowsです。

現在私の(いやいや、副総経理のものか・・・。)Macは、MacとWindows両方が存在しますので、設計する際にはMacを、事務作業にはWindowsという感じに使い分けできる点がメリットです。

デメリットは、半分をWindowsに分け与えたMacのパフォーマンス力が落ちてしまった事と言えましょうか。

しかし、今日日の容量の高いハードディスクであれば、まあ、そんな高度な作業をしない限りは問題ないのではないでしょうか。

そう考えると、Machintoshの企業戦略というのも、”妥協”でなく、いよいよ”世界制覇”に見えてきますなあ・・・。

いやはや。


MacにWindowsをインストールする。

2013年07月11日 | 建築設計・内装設計
長年使ってきたSonyのVaioが又もや故障してしまった。

前回故障した時と同じような壊れ方だったので、まあ素人判断であるが・・・修理費用を想定するに、おそらく修理費用のさらに2倍を払えば新品を充分に買えるだろうと、修理を保留している。

という事で、仕方なく副総経理の使っていたMacを仮使用し始めている。

まあ、仕方なく・・・なんていう表現はMachintoshにとって失礼かもしれないが、正直WindowsPCほど便利さを感じたことがあまりないので、ついついそんな表現になってしまう。
Mac Windows
そして、やっぱり不便に感じて、Windowsをインストールした。

仮想ソフトではなく、例の半分Mac、半分Windowsと、ハードを分割する方法である。

まあ考えてみると、MacがWindowsをインストール出来るように設計されていること自体が、Machintoshの妥協のような感じがする。

一方、WindowsにMacをインストールする人ってどれくらいいるのかな?と疑問に感じる。

しかしながら、MacBook Airの驚異的な携帯性には脱帽する。

とりわけ女性が持ち運ぶにぴったりという感じで、現在仮使用している私ににらみをきかしている副総経理を横目にして、やっぱりもう一台買わんとやばいかなと思っている次第である。

上海 中国建材の最近-2

2013年07月10日 | 海外

昨日お話しましたのは、あくまでも社内空間(事務ゾーン)に使用する照明器具でした。 お店の内部には、当然それにふさわしい照明器具、色も含めて、を選択する必要があります。

中国風提灯さて、中国の提灯(ちょうちん)と日本のそれは少し異なります。

中国で日本料理を経営されるお客様は日本風の提灯をお探しになられることが多いのですが、こんな中国風の提灯をあえて使用するのも、面白いかと思います。

視覚というのはおもしろいもので、対象物を特に意識してしっかり見なくても、目に映った画像は脳内に入っていき、各人の感覚でその画像が解析されます。

そして、最終的にその店、あるいは内装空間について各人それぞれのイメージが形成されていきます。

だから、その空間が快適に感じる人もいれば不快という結果が導き出される事もあるわけです。

逆に言いますと、不特定多数の方に気に入ってもらえれば、そのプロジェクトは設計者としてまあ成功出来たと言えるのです。

私が思うに、中国でビジネスを行うには、完全な日本風にするのはご自身の自宅ぐらいでいいかと思う事があります。

街中は中国人であふれています、だから、少し中国風にしてもいいのです。


上海 中国建材の最近-1

2013年07月09日 | 建築設計・内装設計
さてさて、一体何をお客様と見に行ったかといいますと、
豊富な電球色
電球を見に行ってきました。
夏になったら電球色の色合いが暑苦しく感じるので、涼しいめの色合いの電球がないかどうかという事で、お客様をご案内してきました。

目が今でも”チカチカ”するぐらい見てきました。

結局、ごく普通によくある昼光色の青白色ぎみの電球に決定となりましたが・・・。

しかし、侮ってはいけませんよ、電球の色って本当に違いますから、イケヤに売っているのも万人受けするという意味ではいいですけれど、建材市場に売っているものも、中にはなかなか手に入らないレアもの的なアイテムもあっておもしろいです。

けど、レアものを買ってきて、すぐ壊れたりする事も少なくありませんので、ご注意を・・・。

上海 建材市場の最近

2013年07月08日 | 建築設計・内装設計
立て続けに3日間お客様のアテンドで建材市場を回りました。

ここのところ、上海は灼熱地獄ですので、水をどれだけ飲んだかわからないぐらいです。
ひょっとしたら、馬よりもたくさん飲んだかもしれません・・・。

今回は新しい発見がいろいろとありました。

まず、建材市場がどんどん美しくなってきたこと。
そして、市場の人たちが親切になってきたこと。

まあ、これは、直接建材の進化とかいうわけではないですが、衛生的で、お店の人たちとの話もしやすくなったという意味で、先進的になったといえるのではないでしょうか。