1963年 アメリカ 120分 ヒッチコック
鳥。鳥鳥鳥。鳥が襲ってくる。鳥の視線で描かれることは無く(1シーン上空から地上を映したシーンがあったが)、なぜ人を襲うのか最後までわからない。そもそもパニック映画というのは何かしらの原因があるというのが道理ってモノでは?なんかやらかしてパニックになって、ああやっぱり自然破壊はいかんとか、そういうメッセージで終わる。そうして欲しかったぞ。無いと余計怖い。
主人公のティッピー・ヘドレンが小鳥屋であった男にこっそり鳥を届けに行く、ただそれだけなのに、彼女を鳥が襲う。はじめは一羽。そして家を襲ってきて・・。町の人々はあなたが来てからおかしくなったと彼女を責める。そりゃそうかもしれない。でも、理由は多分ない。
締め切った家のドアを鳥たちが襲い、穴が開くところはシャイニングのシーンを思い出す。電話ボックスへ鳥が体当たりしてガラスにヒビが入ったり、車のフロントガラスに集る鳥にクラクションを鳴らしてみる所はパニックの中にも主人公は死なない・・よね?と祈るような気持ちで見る。そして無造作に置かれた鳥に襲われた跡・・死体。
鳥の襲撃シーンは時間配分としてはそんなに長くないし、それよりも人間関係に重点が置かれ、しっかり描かれてるんだけど、やっぱり鳥しか覚えてない。
鳥。鳥鳥鳥。鳥が襲ってくる。鳥の視線で描かれることは無く(1シーン上空から地上を映したシーンがあったが)、なぜ人を襲うのか最後までわからない。そもそもパニック映画というのは何かしらの原因があるというのが道理ってモノでは?なんかやらかしてパニックになって、ああやっぱり自然破壊はいかんとか、そういうメッセージで終わる。そうして欲しかったぞ。無いと余計怖い。
主人公のティッピー・ヘドレンが小鳥屋であった男にこっそり鳥を届けに行く、ただそれだけなのに、彼女を鳥が襲う。はじめは一羽。そして家を襲ってきて・・。町の人々はあなたが来てからおかしくなったと彼女を責める。そりゃそうかもしれない。でも、理由は多分ない。
締め切った家のドアを鳥たちが襲い、穴が開くところはシャイニングのシーンを思い出す。電話ボックスへ鳥が体当たりしてガラスにヒビが入ったり、車のフロントガラスに集る鳥にクラクションを鳴らしてみる所はパニックの中にも主人公は死なない・・よね?と祈るような気持ちで見る。そして無造作に置かれた鳥に襲われた跡・・死体。
鳥の襲撃シーンは時間配分としてはそんなに長くないし、それよりも人間関係に重点が置かれ、しっかり描かれてるんだけど、やっぱり鳥しか覚えてない。
この作品ではやはり鳥が女性を襲うシーンは怖かったですねぇ、普通の動物と違って鳥というのはくちばしが尖がっていてこれで突かれるのは非常に怖いです。オーメン2でもカラスに襲われるシーンがあって痛い、痛い。
「その」後で目玉がえぐりとられた死体が転がっていましたが、そこで何が行われたか、を連想させて怖かったです。最後の女性の死体も顔は映さないけれど誰かは一目瞭然で写すところは写し、写さない所は写さない、というバランスが良かったです。では!
鳥が怖い私ですが、実は、この映画も大昔にチラリと観たことがあるのです。
ヒッチコック監督ですので。
さすがの監督でした・・・
これ以上は書けません!(笑)