小さな日記

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母の快調

2012年03月21日 | Weblog

きょうは、とても良いお天気で風もなかったので、母をダイソーに連れて行った。ダイソーは、嵐電の帷子ノ辻駅の上にある。引っ越したばかりの母は、渡月橋さえ渡れず、車椅子に乗せるしかないと思っていた。それが、1週間ほどで、渡月橋を歩いて渡り、そこから続く観光土産の並ぶ道を少し歩いた。へとへとになり、おなかもすかないのに蕎麦屋に入って休んだ。

2週間たつと、蕎麦屋を通り越して、嵐電の嵐山駅まで行けた。駅には足湯があって、しばらく漬かって休んだ。3週間目には、嵐電嵐山駅も通り越して、ちりめん細工の店や、まゆ玉細工の店ものぞいた。

そして、4週間目には、そのまた先の野々宮まで遠征、竹林に通じる屋台でたけのこご飯を食べた。驚いたことに、帰り道買ったコロッケを、川原で一人で食べた。食欲がわいてきたのだ。

きょうは、帷子の辻駅のダイソーを1時間半うろついて、駅近くの中華料理を食べ、タクシーで温泉に行き帰ってきた。1時半に家を出て7時に帰宅。それでも、9時にロールキャベツとバゲットを「おいしい、おいしい」と、平らげた。

東京にいた頃からは考えられない回復ぶりで、とてもうれしい。顔色もほほに赤みがさし、すっぴんでもお店のひとに「お綺麗な肌ですね」とお世辞を言われっぱなしだ。

2月7日ころだったか、地震のせいか、フクイチからの放射線量が増えたときなど、目のまわりが赤くなり、顔色は黄色味を帯び、5歩歩いては止まって休むような状態で、本当に、京都まで連れてくるのが不安で大変なことだった。わたしも、そのころ、去年の3月に出た発疹の跡がかゆくなって、再度同じ場所に発疹、胸骨が痛くなって、これは放射能のせいかなぁと思った。

東京から乗ってきた車椅子は、最初の1週間使ったけれど、今ではトランクルームにしまってしまった。

ありがたいことである。


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