まめぞうの噺華集*新天地版

猫と日本舞踊にお花見お散歩etc…旦那はんとのぬる~い日々を徒然に

供奴

2015年07月04日 01時41分42秒 | 日本舞踊:舞台自分史
 今週は、お稽古…もう無いし、
朝から晩まで…深夜まで(今は、日を跨いでの深夜です)
ジメジメ・シトシト…鬱陶しい程の空模様だし・・・
ここは、超お久し振りの、
 過去の舞台を振り返って・・・!
を、書いてみようと思います。

 前回の「振り返り舞台」は、
『長唄 越後獅子』/2005年 春…の舞台

でした。

今回の振り返りは・・・
↑ より、一年半前に成る

2003年 秋の舞台より
 『長唄 供奴』

 平成十五年 霜月三日

 花道からの「出」にて・・・
 『供奴』らしい姿!でしょうか。

その後、舞台へ…
 「江戸吉原」の華やかな背景です!

 後ろ足・・・見えませんが、
  ひっくり返しているのです(足の甲が床に…)
  こういった「型」は、日本舞踊には たま~に 有るのですが、
  結構大変な「型」です。

 「肌脱ぎ」して・・・!!
 
 「肌脱ぎ」した後は、
  片足上げたり、ギバきったり、足拍子があったり・・・
  と、超ハード!な「振り」が満載です。(しかも早間!だし…)
  でも、
  とても遣り甲斐のある(踊り応えのある)段です。

 ※ 写真の角度やポーズ(決まりの場!でなかったり…)が・・・
   ではありますが、あくまでも素人写真を添付。
   ですので・・・
   しかも、現在より画質が・・・↓
   これは、どうしようも有りませんね
 ・・・・・
  とは、いつも書いていますが、
   今回からは(これ以前の舞台写真は…)、デジカメではなく、
   プリントされた写真をスキャンして・・・と成るので、
   尚更、画質が落ちそうです
  それと…
   旦那はん も、今よりも踊りを知らない時なので、
   決まりの場!以前に、写す場所が・・・なので、足が入っていませんね

・・・・・
 等々…、先ずは写真の言い訳に成ってしまいますが、
↑ の様な訳で、
写真がパソコンに入っていなかったので、
中々「振り返りの舞台」を書く事が出来ませんでした
まぁ…
「プロの方」の写真を載せれば・・・とも思いましたが、
それは、余程の時に・・・と云うことで。

 では・・・

 『供奴』・・・
↑ の写真の如く、題名の如く「奴さん」です。
内容的には、
 旦那様のお供をしていたのが、見失ってしまい・・・
 「吉原」にお迎えに・・・
 旦那様の自慢をしたり・・・
と、とても華やかな踊りです。
また、
前回の「振り返り舞台」の『越後獅子』と同様に・・・
いや、同様でもありませんが、
「立役」をする方には、ポピュラーな外題で、
子供時分にお稽古をしてくる感じでしょうか。

まめぞう はと云うと、
この舞台の数年前に、『供奴』のお稽古を本格的に?!しておりました。
でも、その時には、
「舞台に立つ」等とは、一つも思っていなかったのですが、
どういう訳か、こういった機会があり、
「舞台に立つ」事が出来ました。

 この時を思い出しますと、
先ず外題を決めた時には、
先生も母も大賛成!
(特に母は、こういった外題が大好きなので…)
でも、
先生が「衣装」を気にして下さり・・・
 ~本衣裳に成るけど、良いのかな?!~
と・・・
何せ、↑ の如くです。
タイツの様な物?!を履いているとは云え、
 足丸出しです。しかも、赤ふんどし!(見えてるし…
です。
しかも、
 まめぞう…良いお年頃?!?!です
先生…
 ~まめぞう は、重いのは平気だと思うけど、
   足…出すんだよ。ふんどし…だよ。良いのかな?!~
まめぞう…
 ~えっ・・・大丈夫です!
   だって『大原女』やってますし・・・
先生…
 ~そうだっけね!
   じゃぁ、分かっているんだね。
   なら大丈夫だね!
・・・・・
って、事が有りました。
まぁ…確かに…初めてならば、少し考えちゃったかもしれなかったけれど、
一度やっている恰好(着物は色が違いますが…)なので、
まめぞう的には、恥ずかしいとか…なんて考えは無かったです。
でも『大原女』の時より、年齢が上がっているので、
 あの重い衣裳・・・特に帯!に耐えられるか。
 (『大原女』よりも重い!です)
 あの重い衣裳で、早間を踊りきれるか。
の心配は、多少はあったかな
舞台当日・・・と云うか、
踊っていて、
「早間」そして「足拍子」が終わった時には、
 ~やりきった感!~
を、覚えた事を、
今なお、覚えております。

 『供奴』・・・
多分に、男性の方が多く踊られる外題だと思います。
女性場合は「子供」時分とか「素踊り」とかが多いのかと・・・
でも、
この様な歳・・・かなりのお年頃!?(結婚後三度目の舞台!)で、
「本衣裳」にて踊りました事は、
 凄いお勉強!
 凄い経験!
と成ったと、
今…改めて感じる、まめぞう です。
(もう…「本衣裳」では踊れないかな
  今後は「素踊り」で踊れる様に、
  「芸」を磨いていきたいと思います

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