それほど数式の証明と言うのは大事なことなのか?
と、数学者が聞いたら怒りそうな事を考えながら観ていた。
自分のしたことが娘の為だと言いながら
ラストの娘の遺言
(死後に発表して欲しいとの遺言を聞いたとき
一瞬誰のことと考えたが、「そうかぁ」と納得)に動じながらも
協力者に指名された教授に電話を掛ける。
結局、名声を得る(名を残す)事が
大事だったんだねと言いたくなった。
こんな母親に任せたらメアリーの将来はどうなっていたか?
子供は大人の道具ではないと強く感じた映画でした。
それにしてもフランクが哲学の准教授だったとは意外、
でも何となく分かる気もした。
子供を使って集客を狙った映画かななどと思いながら
観に行ったのだが、大間違い。
大いに考えさせられた中々の作品でした。