モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

2012年を振り返る

2012年12月31日 | 日々のできごと

「去年の今頃は何してただろう」ということを、今回ほどしみじみと考えた年末はありませんでした。
去年末は、翌年にまさかツレが難病であることが判明するなんて思わなかったですし、その7時間に及ぶ手術が完了するのを待つなんてゆー経験をするとも思わなかったですし、会社から契約を打ち切られるなんてことも思わなかった…あ、いやコレはなんとなく予感というか期待はありましたがそれが現実になるとは思いませんでしたし、それを契機とした求職活動の結果めちゃ好みな版元に転職が叶うだなんてこと、思いもしませんでした。

震災の時に「一寸先は闇」「油断ならない世の中なのだ」と思っていたはずなのに、分かったつもりになってただけでしたねぇ。
2012年は我が人生においてなんとも味わい深い年でございました。

「ツレ、死んじゃうかも!」と何度か本気で考えて自分の中のその存在感の大きさを思い知りましたし。
会社から「要らない」と言われたことで、社会や企業にとっての「私」という者の価値を真剣に考えましたし。
一方で、「友人を得ることが人生最良の喜びなのではないか」なんてことも考えて、友人皆に感謝して周りたい気持ちになったりもして。

人生のセレモニー(入学とか卒業とか結婚とか)があった年ではありませんが、後から思い出した時に「メモリアルな年だった」と振り返る年になるだろうと思います。

明日からは巳年。
私は36歳、年女になります。
12年一回りとしたら、その一括りの最後の一年だった今年。
明日からは産まれたての気持ちで、今年得た色んなことをココロの栄養にしてガンバッテイコー!と気合いを入れてみたりしている大晦日の夜です。

文末になりましたが、今年も一年、皆様には大変お世話になりました。
来年も何卒、当ブログ及びモルツーを宜しくお願い致します。



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35歳のスキル

2012年12月09日 | 日々のできごと

「年齢を重ねるごとに人生の選択肢が狭まっていく」ということは、特に子供をみてると考えさせられることが多いもので。
友人の子供をみて「このコは将来、何になるんだろう?」なんてことを考えるとその可能性はすごく多様で、翻ってわが身の可能性はどうしたって狭まっているわけで。

最近、就職活動とその事柄が切実に身に迫って感じられて切ないです。。。
ま、以下グチですけど。

書類を送って、または転職サイトでエントリーして、「引き」が良いのはやはり出版社。
これだけ書籍業界の経歴があるのだからそりゃそうダヨネとは思います。(その後の面接で芳しくないのですけどね)
一方、その他の業界の反応がすこぶる悪い。
事務職へのアツイ気持ちを書類に載せられていないという反省もありますが、他業界のコトってどうしても説得力が無いのですよね。
自分自身に向けても。
建築資材の会社に「御社に入りたいです!」と突然言ってみたところで、どんな商品があるのかも分からないし。
受付もできて面白そうな医療事務にしても、いくら未経験OKと書いてあったって経験者が優遇されるのは当然で、しかも20代前半の「未経験」と35歳の「未経験」は脳みその柔らかさの問題で差があるのも当然で。医療系の勉強もしたことないし資格も無いし無茶言うな、ってトコでしょう。
となると、もはや同業界にしか居られないのだろうかなどと考える今日この頃です。
居させてもらえるならそれがイチバンなのも正直な気持ちでもあり、しかしそれってラクな方に流されてるだけなんじゃという気持ちも沸き起こり、いやいや同じ業界に居続けることがフツウだろと思いなおしてみたり。(出版不況でさえなければ問題無いのにね。)

そしてより深刻なのは、こうして悶々としてるうちにどんどんブランクが空き、空けば空くほど働くのが面倒になって、ついに「どうぶつの森」を一日中やってる自分を発見しても「ま、いっかー」みたいな気分になってること。
ニート!
ニートっていいね!!
「働いたら負けかな」って思想に同調しそうな己を律するためにも、ちゃんと明日もハローワークに通いますです。




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